弁護士におすすめの転職サイト・転職エージェント12選!年収・キャリア別に厳選【2026年】

弁護士転職サイト・転職エージェントの利用を検討しているものの、どのサービスを選べばよいか迷っている人もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、弁護士専門の転職サービスを活用することで、一般求人では公開されない非公開求人へのアクセスや、法曹界に精通したキャリアアドバイザーによるサポートが受けられます。

弁護士の転職市場では、求人の60~70%以上が非公開とされており、転職サービスを通じてのみ応募できる案件が多く存在するといわれています。

また、弁護士転職エージェントのサービスは基本的に無料で利用できます。費用は採用した企業側が負担する仕組みのため、転職希望者は0円でキャリアカウンセリングから書類添削、面接対策まで受けられます。

年収アップや働き方の改善を目指している弁護士の方は、複数のサービスを比較検討してみるとよいでしょう。

この記事を読むと分かること
  • 弁護士転職市場の現状と、企業内弁護士(インハウスローヤー)が2001年の66名から2025年に3,596名へ急増した背景など、転職を取り巻く最新動向が分かります
  • 弁護士転職サイト・転職エージェントの選び方として、特化型か総合型か・非公開求人数・アドバイザーの専門性など、後悔しない選択をするための5つのポイントが分かります
  • NO-LIMIT・アガルートキャリア・弁護士転職.jp・MS-Agentなど、実際に利用した82名へのアンケートをもとに厳選した12社の特徴・強み・注意点が分かります
  • 転職エージェントへの登録から内定・入所後フォローまで、弁護士転職ならではの8つのステップと各段階での具体的な進め方が分かります
  • 12社の費用・対象職種・求人の特徴・おすすめの人を1つの比較表にまとめているため、自分の転職目的に合ったサービスを素早く選べるようになります
この記事の内容
  1. 弁護士転職サイト・転職エージェント比較表
    1. NO-LIMIT(ノーリミット) 弁護士・法務人材専門の転職支援サービス
    2. アガルートキャリア 法律系資格・法曹キャリアへの深い理解を持つ弁護士・法務専門エージェント
    3. リーガルジョブボード(LEGAL JOB BOARD) 士業特化型としては日本最大級の求人数
    4. 弁護士転職.jp(C&Rリーガル・エージェンシー) 弁護士転職.jpは、株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社が運営する弁護士専門の転職支援サービスです。
    5. 弁護士ドットコムキャリア 日本最大級の弁護士ネットワークを活かした転職支援
    6. MS-Agent(MS-Japan) 管理部門・士業専門特化の転職エージェント
    7. BEET-AGENT(ビートエージェント) 法務・管理部門の年収600万円〜2,000万円以上のハイクラス転職に特化
    8. 企業法務革新基盤 企業法務領域に完全特化したキャリアコンサルティング・転職エージェント
    9. 法務・弁護士転職ナビ(マイナビ) 特徴と評判
    10. ひまわり求人求職ナビ(日弁連) の特徴と評判
    11. Lawyers Info(ローヤーズインフォ) 弁護士による弁護士のための転職エージェント
    12. エクスキャリア(EXCAREER) 管理部門エキスパート専門の転職エージェントサービス
  2. 弁護士転職サイト・転職エージェントに関するアンケート調査結果
  3. 弁護士転職サイト・転職エージェントの選び方
  4. 弁護士転職サイト・転職エージェントの基礎知識
  5. 弁護士転職サイト・転職エージェントの利用の流れ
  6. 弁護士転職サイト・転職エージェントに関するよくある質問

弁護士転職サイト・転職エージェント比較表

主要サービス比較表
サービス名運営会社種別対象職種費用(求職者)求人の特徴弁護士専門性おすすめの人
NO-LIMIT(ノーリミット)株式会社アシロ弁護士特化型エージェント弁護士・修習生・パラリーガル無料非公開求人約90%・600件以上弁護士業界出身アドバイザー在籍法律事務所・インハウス両方を幅広く比較したい方
アガルートキャリア株式会社ファンオブライフ弁護士・法務特化型エージェント弁護士・法務・管理部門無料大手・外資・PEファンド・VC等の非公開求人弁護士専門コンサルタント在籍ハイクラス・大手外資系法律事務所を目指す方
リーガルジョブボード(LEGAL JOB BOARD)株式会社WILLCO士業特化型エージェント+求人サイト弁護士・司法書士・弁理士・法務ほか士業全般無料日本最大級の士業特化型求人数士業専門エージェント在籍士業全般の求人を幅広く比較したい方・直接応募も希望する方
弁護士転職.jp(C&Rリーガル・エージェンシー)株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社弁護士特化型エージェント+求人サイト弁護士・法務部員・知財・弁理士無料常時1,000件以上・非公開・独占案件豊富弁護士転職専門エージェント(2007年〜)老舗の安心感・定着率を重視する方・中長期サポート希望の方
弁護士ドットコムキャリア弁護士ドットコム株式会社弁護士・法務特化型エージェント弁護士・法務経験者無料非公開求人1,500件以上・インハウス・IPO準備企業法律ポータルサイト独自ネットワーク活用インハウス・IPO準備企業への転職を検討する方
MS-Agent(MS-Japan)株式会社MS-Japan管理部門・士業特化型エージェント弁護士・法務・経理・人事・税理士ほか無料取り扱い求人10,000件以上管理部門・士業専門(35年以上の実績)大手上場企業のインハウス転職・幅広い求人数で比較したい方
BEET-AGENT(ビートエージェント)株式会社アシロ法務・管理部門特化型エージェント法務・コンプライアンス・経理・CXO候補ほか無料上場企業・IPO準備中のリーダー職・非公開求人法務特化・両手型サポート法務部長・CLO候補クラスへの転職を目指す方
企業法務革新基盤企業法務革新基盤株式会社企業法務特化型エージェント+コンサルティング弁護士・法務人材(企業法務特化)エージェントサービスは無料(顧問型は有料)独占契約クライアント・国内トップクラス企業・法律事務所四大事務所出身コンサルタント・データドリブン企業法務系法律事務所・大手企業の法務部へのキャリアを設計したい方
法務・弁護士転職ナビ(マイナビ)株式会社マイナビ法務・弁護士特化型エージェント弁護士・法務・コンプライアンス・渉外担当者無料大手企業インハウスから優良法律事務所まで幅広く対応法務・弁護士専門コンサルタント在籍20〜40代で大手の安心感を重視・初めての転職活動の方
ひまわり求人求職ナビ(日弁連)日本弁護士連合会(日弁連)弁護士・修習生専用の求人情報システム弁護士・司法修習生のみ完全無料法律事務所・企業・官公庁・自治体の求人約600件日弁連運営・日弁連審査済みの求人のみ掲載情報収集の出発点・官公庁・自治体・地方の事務所を探す方
Lawyers Info(ローヤーズインフォ)Lawyer’s INFO株式会社弁護士特化型エージェント+口コミサイト弁護士・司法修習生無料インハウス求人多数・法律事務所口コミ情報と連携四大事務所出身の現役弁護士2名が担当弁護士目線のリアルなアドバイスを受けたい方・採用担当経験者の面接対策希望の方
エクスキャリア(EXCAREER)弁護士ドットコム株式会社管理部門エキスパート特化型エージェント弁護士・法務・税理士・会計士・経理・人事・総務完全無料リーガルテック領域・BUSINESS LAWYERSネットワーク活用・非公開求人弁護士ドットコムグループのネットワーク活用リーガルテック・IT系・成長企業のインハウス転職を目指す方

弁護士の転職サービスは種別・対象・強みが大きく異なります。

法律事務所間の転職には弁護士転職.jpやNO-LIMITなど老舗の弁護士特化型が、インハウス転職にはアガルートキャリア・エクスキャリア・弁護士ドットコムキャリアが、大手上場企業狙いにはMS-Agentが向いています。

すべて無料(企業法務革新基盤のエージェントサービスも無料)で利用できるため、2〜3社を組み合わせて活用することで転職成功率が高まります。

NO-LIMIT(ノーリミット) 弁護士・法務人材専門の転職支援サービス

対応地域
全国
利用料金(求職者)
無料
運営会社
株式会社アシロ

NO-LIMIT(ノーリミット)は、株式会社アシロが運営する弁護士・法務人材専門の転職支援サービスです。

弁護士向け法律ポータルサイト「ベンナビ」の運営を通じて500社以上の法律事務所とネットワークを構築してきた実績を背景に、2020年4月にサービスを開始しました。

弁護士に特化した転職エージェントとして、法律事務所・インハウスローヤー・法務部への転職支援を提供しています。

公式サイトによると、書類選考通過率90%(2024年3月時点)、総合満足度92.7%(2024年3月時点)、紹介可能求人数600件以上、登録弁護士数3,000人以上という実績を公開しています。

求人の9割が非公開求人であるため、登録しなければ知ることができない優良求人が多い点が大きな特徴といえます。

利用料金は求職者側は無料で、採用が成立した場合に採用企業・事務所から成功報酬を受け取るビジネスモデルです。

NO-LIMITの強みとして最初に挙げられるのが、アドバイザーの質です。

在籍するキャリアアドバイザーは全員が弁護士業界に深く関わったバックグラウンドを持つ人材で構成されており、法律事務所の採用傾向・事務所文化・経営方針まで踏み込んだ情報提供が可能です。

一般的な転職エージェントでは把握しにくい法律事務所の内部事情を事前に知れる点は、転職後のミスマッチを防ぐ上で非常に重要です。

次に、幅広いキャリアチェンジへの対応力が挙げられます。

一般民事から企業法務系事務所への転向、法律事務所からインハウスへの転向、企業法務未経験からのインハウス転職など、難易度の高いキャリアチェンジにも積極的にサポートしています。

他社エージェントで書類選考が通らなかったケースでも、NO-LIMITの書類添削と面接対策によって逆転合格につながった事例が複数紹介されています。

また、転職を急かさないスタンスも評価されています。

登録後すぐに転職を急かすのではなく、求職者の中長期的なキャリアを見据えた上でアドバイスを提供しており、場合によっては転職よりも現職での経験積みを勧めるケースもあります。

転職するかどうかまだ決めていない段階でも、無料のキャリアカウンセリング・年収診断から気軽に始められる点が多くの弁護士に支持されています。

NO-LIMITのサービスは、登録(無料)からスタートし、キャリアカウンセリング・求人紹介・書類添削・面接対策・日程調整・条件交渉・内定後フォローまで一貫して対応しています。

LINEを活用したやり取りにも対応しており、忙しい弁護士でもスキマ時間にコミュニケーションを取りやすい環境が整っています。

全国47都道府県の求人を保有しており、地方在住の弁護士の転職相談にも対応可能です。

また、司法修習生の就職サポートも行っており、新卒・第二新卒の弁護士も利用できます。

注意点と向いている人・向かない人

NO-LIMITは弁護士に特化したサービスであるため、弁護士資格を持たない方や純粋な法務担当者(弁護士資格なし)には向かない場合があります。

また、地方の中小一般民事事務所の求人よりも都市部・インハウス・企業法務系の求人が比較的多い傾向があるため、地方での一般民事求人を重点的に探したい場合は、ひまわり求人求職ナビと組み合わせて活用することをおすすめします。

企業情報
項目内容
サービス名NO-LIMIT(ノーリミット)
運営会社株式会社アシロ
設立2009年(アシロ創業)/ NO-LIMITサービス開始:2020年4月
所在地東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング4F
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-313782
対象職種弁護士・司法修習生・法務部員・パラリーガル
求人数600件以上(うち非公開求人約90%)※2024年3月時点
登録弁護士数3,000人以上 ※2024年3月時点
利用料金求職者側は無料
公式サイトhttps://no-limit.careers/

NO-LIMITは弁護士業界に精通したアドバイザーの質と、書類通過率90%という具体的な実績数値が信頼性を高めているサービスです。

特に、法律事務所の内部情報を事前に詳しく教えてもらえる点は、転職後のギャップを防ぐ意味で非常に価値が高いと感じます。

キャリア相談だけでも無料で受けられるため、転職をまだ本格的に考えていない段階でも、まず自分の市場価値を把握するために登録してみる価値があるサービスといえるでしょう。

アガルートキャリア 法律系資格・法曹キャリアへの深い理解を持つ弁護士・法務専門エージェント

対応地域
全国
利用料金(求職者)
無料
運営会社
株式会社ファンオブライフ

アガルートキャリアは、司法試験対策のオンライン予備校として知られる株式会社アガルートのグループ会社・株式会社ファンオブライフが運営する、弁護士・法務・管理部門専門の転職エージェントです。

2020年8月にサービスを開始し、アガルートアカデミーで培った法律系資格合格者の豊富なネットワークと、企業・法律事務所との独自の関係を活かした転職支援を提供しています。

利用料金は求職者側は無料で、採用が決定した企業・事務所から成功報酬を受け取る仕組みです。

アガルートキャリアの最大の特徴は、アガルートアカデミーが司法試験合格者を多数輩出してきた実績から生まれた、法律系資格・法曹キャリアへの深い理解にあります。

単なる求人マッチングにとどまらず、弁護士としての将来のキャリアを見据えた中長期的な視点からのアドバイスが受けられる点を強みとしています。

また、日本組織内弁護士協会(JILA)とも連携しており、インハウスローヤー市場に関する最新情報にも精通しています。

アガルートキャリアが弁護士から選ばれる理由として、まず大手法律事務所・外資系法律事務所・人気企業の企業内弁護士・PEファンド・ベンチャーキャピタルなど、ハイクラスポジションの非公開求人を多数保有している点が挙げられます。

公式サイトへの無料登録後に非公開求人の案内メールが受け取れる仕組みになっており、転職を急いでいない段階でも情報収集が可能です。

年収1,500万円以上の高年収求人もサイト上で検索できる機能を持っており、キャリアアップを目指す弁護士にとって選択肢が広がります。

次に、領域専門のコンサルタントが担当する点も大きな魅力です。

弁護士の転職であれば弁護士の転職を専門とするコンサルタントが担当し、求人内容の深い理解・紹介ポジションの実態把握・選考対策まで高い精度で対応してもらえます。

利用者の口コミでは、面談段階から丁寧なヒアリングが行われ、他社にはない求人を紹介してもらえたという声が複数確認されています。

また、独占求人を保有していることも注目すべきポイントです。

独占求人はアガルートキャリアと企業・事務所の間に長年の信頼関係があることで初めて成立するもので、他のエージェントでは出会えない求人が存在します。

優先的な選考プロセスの調整や個別具体的な条件交渉が行いやすいというメリットもあります。

アガルートキャリアの転職支援サービスの流れは、公式サイトからの無料申し込み(氏名・生年月日・連絡先・直近職歴・現年収を入力)からスタートし、担当コンサルタントとのオンラインまたは電話面談、希望条件に沿った求人紹介、書類添削・選考対策、面接日程調整、条件交渉、内定・入社後フォローまでを一貫してサポートしています。

今すぐ転職する気がない段階でも中長期的なキャリア相談に応じており、自分の市場価値を把握したい弁護士にも活用しやすい環境が整っています。

取り扱い職種は弁護士を中心に、法務・コンプライアンス・知財・内部統制・パラリーガル・弁理士など幅広く、公認会計士や税理士といった他の専門職の転職支援も行っています。

現職の情報は登録者の同意なしに第三者(現在の勤務先を含む)に開示しないことを明示しており、在職中の弁護士でも安心して活用できます。

注意点と向いている人・向かない人

アガルートキャリアはハイクラス・専門職向けの求人に強みがある反面、若手弁護士の初回転職や地方の一般民事事務所への転職においては、マッチする求人が限られる場合もあります。

また、まだサービスとしての認知度が高くなく、口コミ・評判情報の蓄積が他の老舗エージェントと比べて少ない点には留意が必要です。

初回面談でコンサルタントの専門性や相性を確かめながら活用することをおすすめします。

企業情報
項目内容
サービス名アガルートキャリア
運営会社株式会社ファンオブライフ
グループ会社株式会社アガルート
設立2015年6月(ファンオブライフ設立)/ サービス開始:2020年8月
所在地東京都渋谷区神宮前6-19-16 U-natura301
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-307322
対象職種弁護士・法務・コンプライアンス・知財・管理部門・弁理士など
求人の特徴大手・外資法律事務所・インハウス・PEファンド・VC等の非公開求人
利用料金求職者側は無料
公式サイトhttps://agaroot-career.jp/

アガルートキャリアは、アガルートアカデミーという法律系教育機関との連携という独自の強みを持つエージェントです。

司法試験合格から弁護士としてのキャリア形成まで一貫して関わってきた組織背景は、他の転職エージェントにはない視点をもたらしていると感じます。

特に大手・外資系法律事務所やPEファンドなどハイエンドな転職を目指す弁護士、あるいは企業内弁護士としてのキャリアをしっかり設計したい方には、登録を検討する価値があるサービスといえるでしょう。

リーガルジョブボード(LEGAL JOB BOARD) 士業特化型としては日本最大級の求人数

対応地域
全国
利用料金(求職者)
無料
運営会社
株式会社WILLCO

リーガルジョブボード(LEGAL JOB BOARD)は、株式会社WILLCOが運営する士業専門の求人・転職支援サービスです。

2012年設立の同社は、医療・法律・M&A業界に特化した人材サービスを展開しており、「すべての働くをしあわせに」という企業理念のもと、士業領域における専門性の高い転職支援に注力しています。

利用料金は求職者側は無料で、成功報酬型のビジネスモデルを採用しています。

リーガルジョブボードの最大の特徴は、ダイレクトリクルーティングと専門エージェントサービスの両方を組み合わせた独自の仕組みにあります。

通常の転職エージェントはアドバイザーが求人を紹介するだけですが、リーガルジョブボードでは求職者自身がサイト上で求人を検索して直接応募することも、エージェントを通じてサポートを受けながら応募することも選べます。

採用担当者と直接メッセージをやり取りできる機能を備えており、スピーディな選考プロセスが実現しています。

リーガルジョブボードが選ばれる最大の理由は、士業特化型としては日本最大級の求人数です。

弁護士・司法修習生・法務部員・司法書士・弁理士・特許技術者・土地家屋調査士・測量士・パラリーガルなど、士業に関連する幅広い職種の求人を網羅しています。

弁護士の求人だけでなく士業全般の求人を一覧できる幅広さは、他の弁護士特化型エージェントにはない強みです。

専門エージェントによるサポートの手厚さも高評価を受けています。

求人紹介にとどまらず、給与・勤務形態の代理交渉、書類添削、面接対策、事務所口コミや求人票に記載されていない内部情報の提供、面接同行まで幅広くサポートしています。

取材を通じて得た各事務所・企業の情報を掲載しているため、求人情報の信頼性が高い点も評価されています。

登録後2営業日を目安に非公開求人を含めた紹介が行われる対応の速さも強みです。

また、40代以降でも転職を成功させた実績が口コミで多数報告されており、年齢を気にして転職をためらっていた方にとっても活用しやすいサービスです。

弁護士・司法書士・弁理士などを対象とした合同説明会も定期的に主催しており、優良事務所の担当者と直接話せる機会も設けられています。

リーガルジョブボードの利用は公式サイトへの無料登録からスタートします。

登録後はエージェントサービスと直接応募の2方式が選べます。

エージェントサービスでは、キャリアアドバイザーとの面談を経て希望条件に沿った求人紹介・書類添削・面接対策・条件交渉・入社後フォローまで一貫したサポートを受けられます。

直接応募では、サイト内の検索機能を使って自分のペースで求人を探し、採用担当者と直接メッセージでやり取りして選考を進めることが可能です。

公式LINEからも相談でき、登録前でも気軽に転職についての質問ができます。

注意点と向いている人・向かない人

リーガルジョブボードは士業全般を対象としているため、弁護士に絞った専門性という観点では、弁護士専門エージェントと比べてアドバイザーの業界知識に差が生じる場合があります。

地方の求人が都市部と比べて限られるという口コミも見られるため、地方在住で地域内での転職を希望する場合は他のサービスとの併用をおすすめします。

直接応募機能を使って自分で応募した場合は、エージェントを介さないため返事の有無の確認を自分で行う必要がある点にも留意が必要です。

企業情報
項目内容
サービス名リーガルジョブボード(LEGAL JOB BOARD)
運営会社株式会社WILLCO
設立2012年
所在地東京都港区赤坂(本社)
対象職種弁護士・司法修習生・法務・司法書士・弁理士・土地家屋調査士・測量士・パラリーガルほか
サービスの特徴ダイレクトリクルーティング+専門エージェントの2方式
求人数日本最大級の士業特化型求人数
利用料金求職者側は無料
公式サイトhttps://legal-job-board.com/

リーガルジョブボードは、エージェントに頼り切るスタイルと自分でペースをコントロールするスタイルの両方に対応できる柔軟性が魅力です。

転職活動に慣れている方や、自分のペースで情報収集しながら動きたい方にとって特に使いやすい設計といえます。

士業の求人数が日本最大級という点も安心感につながります。

弁護士転職においては弁護士特化型エージェントと組み合わせることで、より多角的な転職活動が展開できると考えます。

弁護士転職.jp(C&Rリーガル・エージェンシー) 弁護士転職.jpは、株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社が運営する弁護士専門の転職支援サービスです。

対応地域
全国
利用料金(求職者)
無料
運営会社
株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社

弁護士転職.jpは、株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社が運営する弁護士専門の転職支援サービスです。

同社は東証プライム上場企業であるクリーク・アンド・リバー社のグループ会社として2007年に設立されており、弁護士向け転職エージェントの中でも老舗に位置づけられます。

これまでに約17,000人の弁護士が登録してきた実績を持ち(2025年4月1日時点)、転職後の定着率97.8%以上という数字を公式に公開しています。

利用料金は求職者側は無料で、採用が決定した事務所・企業から成功報酬を受け取る仕組みです。

弁護士転職.jpは求人サイトとしての側面とエージェントサービスの両機能を持つ点が特徴です。

公式サイトでは常時1,000件以上の弁護士向け求人を掲載しており、登録前でも業務内容・報酬の相場感をつかむために求人情報を閲覧できます。

直接応募が可能な求人も一部あり、エージェントを介さずに応募するスタイルにも対応しています。

弁護士転職.jpが長年にわたって選ばれている最大の理由は、2007年のサービス開始以来18年以上にわたって培ってきた法曹業界との深いネットワークと転職支援実績です。

法律事務所はもちろん、大手・上場企業のインハウスポジションまで幅広いネットワークを持ち、他社にはない独占案件・非公開求人へのアクセスが強みです。

公式サイトによると、求人は大手法律事務所から個人事務所、上場大手企業からベンチャー企業、行政機関まで多彩な選択肢が揃っています。

次に、転職後の定着率の高さが際立っています。

2023年3月から2024年2月に転職した方を3か月間追跡した調査では定着率97.8%以上を記録しており、表面的な条件だけでなく職場の文化・働き方・人間関係まで踏み込んだマッチングが行われていることを示しています。

転職満足度についても、2024年11月から2025年3月の転職成功者アンケートで大変満足・満足の割合が高水準を維持していることが公式サイトに記載されています。

また、転職支援以外の付加的なサービスが充実している点も他社にはない強みです。

年4回発行する法曹界専門誌「Attorney’s MAGAZINE(アトーニーズマガジン)」を通じた業界情報の提供、独立・開業支援、事務所広報や書籍出版サポート、法律事務所間の合併・事業承継コンサルティングなど、弁護士のキャリア全般に関わる多様なサービスを展開しています。

転職後もエージェントとの関係を継続してキャリア相談を受け続けられる体制が整っており、生涯にわたるキャリアサポートを目指している点が他サービスとの大きな差別化ポイントです。

弁護士転職.jpの利用は公式サイトからの無料登録で始まります。

登録後、専任エージェントから連絡があり、キャリアカウンセリングを経て求人紹介・書類添削・面接対策・条件交渉・内定後フォローまで一貫したサポートを受けられます。

中長期的なキャリアを考えている段階での登録も歓迎しており、数年後の転職や独立を視野に入れた情報収集目的でも気軽に相談できます。

転職活動中の守秘義務にも配慮しており、現職の事務所や関係者に知られないよう個人情報は厳重に管理されています。

注意点と向いている人・向かない人

弁護士転職.jpは東京都内に拠点が集中しているため、地方在住の弁護士にとっては対応できる求人の幅が都市部と比べて限られる場合があります。

また、登録弁護士数が多い一方で、エージェントの対応が個人によって差があるという口コミも一部見られます。

担当エージェントとの相性が合わないと感じた場合は、早めに担当変更を申し出ることをおすすめします。

弁護士転職.jpは18年以上という圧倒的な運営実績と、転職後定着率97.8%以上という具体的な数字が信頼感を裏付けているサービスです。

転職支援にとどまらず、独立支援や業界誌の発行まで手がけている点は、弁護士のキャリア全体を長期視点でサポートしたいという姿勢の表れといえます。

すぐに転職しなくても、将来のキャリアを一緒に考えてくれる伴走者を探している弁護士の方には特に登録を検討してみる価値があるサービスです。

企業情報
項目内容
サービス名弁護士転職.jp
運営会社株式会社C&Rリーガル・エージェンシー社
グループ会社株式会社クリーク・アンド・リバー社(東証プライム上場)
設立2007年
所在地東京都千代田区麹町2丁目10番9号 C&Rグループビル
対象職種弁護士・法務部員・知財部員・弁理士・パラリーガルほか
登録弁護士数約17,000名以上(2025年4月1日時点)
転職後定着率97.8%以上
利用料金求職者側は無料
公式サイトhttps://www.bengoshitenshoku.jp/

弁護士ドットコムキャリア 日本最大級の弁護士ネットワークを活かした転職支援

対応地域
全国
利用料金(求職者)
無料
運営会社
弁護士ドットコム株式会社

弁護士ドットコムキャリアは、月間訪問者数1,600万人・登録弁護士数27,782人(国内弁護士の61%)を誇る日本最大級の法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」を運営する弁護士ドットコム株式会社が提供する転職エージェントです。

2016年にサービスを開始し、弁護士・法務経験者を対象としたキャリア支援に特化しています。

同社は東証グロース上場企業であり、電子契約サービス「クラウドサイン」や企業法務ポータル「BUSINESS LAWYERS」なども運営しています。

利用料金は求職者側は一切無料で、採用が決定した事務所・企業からコンサルティングフィーを受け取るビジネスモデルです。

弁護士ドットコムキャリアの最大の強みは、弁護士ドットコムが20年以上にわたって築いてきた日本最大規模の弁護士・法律事務所ネットワークを転職支援に直接活かせる点にあります。

法律事務所との取材・協賛イベントを通じて得た社風・働き方・内部情報を求職者に提供できるため、求人票だけでは分からない職場の実態まで事前に把握した上で転職先を選べる環境が整っています。

弁護士ドットコムキャリアが選ばれる最大の理由は、独自ネットワークから生まれる非公開求人の質と量です。

登録後に案内される非公開求人は1,500件以上(公式サイト記載)にのぼり、大手・優良企業やIPO準備中のスタートアップなど、一般公開されない水準の高い求人にアクセスできます。

年収1,000万円を超えるハイクラス求人も多く、キャリアアップを目指す弁護士にとって魅力的な選択肢が揃っています。

次に、専門コンサルタントによるきめ細かいサポートが評価されています。

初回面談は電話・オンライン・対面から選べ、30〜90分程度でこれまでのキャリア・希望条件・将来の展望を丁寧にヒアリングしてもらえます。

書類添削・面接対策・条件交渉・入社後フォローまで一貫して対応しており、初めての転職でも安心して進められる環境です。

コンサルタントの質の高さを評価する口コミが多く、「自分の希望条件を的確に把握して様々な提案をしてくれた」「1社目の紹介で内定が決まった」といった転職成功事例が公式サイトで確認できます。

また、弁護士ドットコムキャリアは転職セミナーや相談会も定期的に開催しており、転職活動の進め方や市場動向について気軽に情報収集できる機会も設けられています。

すぐに転職を考えていない段階での情報収集目的での利用も歓迎しており、現職に秘密のまま転職活動を進められる守秘体制も整っています。

弁護士ドットコムキャリアの利用は公式サイトのフォームまたは電話から無料登録するところから始まります。

登録後に専任コンサルタントから連絡があり、面談日程を調整します。

面談は電話・オンライン・対面のいずれかで実施され、キャリアカウンセリングの後に希望に沿った求人紹介が行われます。

応募書類の作成支援・選考対策・面接調整・条件交渉・内定後フォローまで一貫してサポートを受けられます。

なお、弁護士ドットコムと弁護士ドットコムキャリアは別部署が運営しており、個人情報は厳重に管理されています。

注意点と向いている人・向かない人

弁護士ドットコムキャリアは非公開求人が中心のため、登録前の段階では企業名・事務所名が確認できない求人が多い点に留意が必要です。

地方の求人は都市部と比べてやや限られる傾向があります。

また、一部の口コミでは求人数の絶対量が他の大手エージェントと比べると少ないという声もあるため、複数のサービスと組み合わせて活用することをおすすめします。

企業情報
項目内容
サービス名弁護士ドットコムキャリア
運営会社弁護士ドットコム株式会社
設立2005年7月(会社設立)/ キャリアサービス開始:2016年
所在地東京都港区六本木4-1-4 黒崎ビル6階(東京本社)
非公開求人数1,500件以上(登録者限定)
対象職種弁護士・法務経験者・インハウスローヤー
上場区分東証グロース上場
利用料金求職者側は無料
公式サイトhttps://career.bengo4.com/

弁護士ドットコムキャリアは、日本最大級の弁護士ポータルサイトという圧倒的なバックグラウンドから生まれる独自の情報収集力と求人ネットワークが大きな強みです。

法律事務所の社風や実態情報を他のエージェントよりも深く把握しているコンサルタントのサポートは、転職後のミスマッチを防ぐ上で非常に価値が高いといえます。

特に企業内弁護士やIPO準備企業への転職を目指す方には、積極的に活用を検討してみるとよいでしょう。

MS-Agent(MS-Japan) 管理部門・士業専門特化の転職エージェント

対応地域
全国
利用料金(求職者)
無料
運営会社
株式会社MS-Japan

MS-Agent(MS-Japan)は、株式会社MS-Japanが運営する管理部門・士業専門特化の転職エージェントです。

1990年の創業以来35年以上にわたり、経理・財務・人事・総務・法務などの管理部門職種と、弁護士・公認会計士・税理士などの士業の転職支援を専門に行ってきた老舗エージェントです。

2017年に東証プライム市場に上場しており、創業から累計26,000名以上の転職をサポートしてきた実績を持ちます。

利用料金は求職者側は無料で、採用が決定した企業・事務所からの成功報酬で運営しています。

厚生労働省「人材サービス総合サイト」における管理部門・士業領域に特化した有料職業紹介事業者の就職者数において、2024年度実績でトップクラスのシェアを誇ることを公式サイトで表明しており、同分野における圧倒的な転職支援実績を裏付けています。

毎年3,000人以上の弁護士・公認会計士・税理士などの有資格者が登録しており、専門性の高い層から広く支持されています。

MS-Agentが弁護士から選ばれる最大の理由は、業界最大級の求人数と上場企業とのネットワークです。

公式サイトによると取り扱い求人数は10,000件以上にのぼり、大手から中小企業・IPO準備中の成長企業まで幅広い選択肢が揃っています。

弁護士の転職においては、法律事務所への転職はもちろん、大手上場企業・外資系企業・コンサルティングファームのインハウスポジションまで多様な求人を保有しており、特に大手上場企業のインハウスローヤーポジションを探したい弁護士にとって強みを発揮するサービスです。

次に、35年以上の実績から生まれたノウハウと専門コンサルタントの質が高評価を受けています。

弁護士分野ではリーガルネットという専門サービスも展開しており、法科大学院修了生・司法修習生・法律事務所経験者・企業内弁護士経験者など、それぞれのバックグラウンドに合わせたキャリアプランの提案が可能です。

書類添削サービスが充実しており、管理部門・士業の職務経歴書の書き方を具体的に指導してもらえる点が利用者から高評価を受けています。

また、MS-Agentは求人検索・スカウト・転職エージェントの3機能を1つのプラットフォーム(MS-Career)で活用できる設計になっています。

転職セミナーや個別相談会も東京・横浜・名古屋・大阪の全国主要都市で定期的に開催されており(参加費無料)、オンライン参加も可能です。

弁護士向けの個別相談会も実施しており、転職を急いでいない段階でも気軽に情報収集できる環境が整っています。

MS-Agentの利用は公式サイトへの無料登録から始まります。

登録後、職種・資格に精通したキャリアアドバイザーによるカウンセリングが行われ、希望条件に沿った求人紹介・書類添削・面接対策・年収交渉・退職手続き支援・入社後フォローまで一貫したサポートが受けられます。

公開求人への直接応募と、エージェント経由での非公開求人への応募の両方に対応しています。

登録者の約80%が実務経験3年以上の即戦力人材で構成されており、同レベルの求職者が多い中でのマッチング精度の高さも特徴です。

注意点と向いている人・向かない人

MS-Agentは管理部門・士業全般を対象としているため、弁護士業界に特化した専門エージェントと比べると、法律事務所の内部文化や弁護士特有の転職事情に関する情報深度に差がある場合があります。

地方求人の数は都市部と比べて限られるという声もあります。

また、登録者に求められる実務経験・スキルの水準が比較的高いため、経験年数が少ない若手弁護士には紹介できる求人が限られるケースがあります。

項目内容
サービス名MS-Agent(MS-Japan)
運営会社株式会社MS-Japan
創業1990年
上場区分東証プライム市場(2017年上場)
所在地東京都千代田区(本社)
対象職種弁護士・公認会計士・税理士・法務・経理・財務・人事・総務ほか管理部門全般
取り扱い求人数10,000件以上
累計転職サポート実績26,000名以上
利用料金求職者側は無料
公式サイトhttps://www.jmsc.co.jp/

MS-Agentは35年以上の実績と東証プライム上場企業という信頼性、そして業界最大級の求人数10,000件以上が大きな強みです。

特に大手・上場企業のインハウスローヤーへの転職を目指す方には、豊富なネットワークと長年の実績が頼もしいサービスといえます。

弁護士特化型エージェントと組み合わせることで、より幅広い求人から理想のポジションを探せるでしょう。

企業情報

BEET-AGENT(ビートエージェント) 法務・管理部門の年収600万円〜2,000万円以上のハイクラス転職に特化

対応地域
全国
利用料金(求職者)
無料
運営会社
株式会社アシロ

BEET-AGENT(ビートエージェント)は、東証グロース市場上場企業・株式会社アシロが運営する管理部門・バックオフィス人材専門の転職エージェントです。

2022年10月にサービスをリリースし、半年で登録者数が1,000名を突破した成長中のサービスです。

経理・財務・人事・法務・コンプライアンス・内部監査・経営企画・CXO候補など、管理部門全般の求人に特化しており、年収600万円〜2,000万円以上を目指すリーダークラス・ミドルクラスの転職支援にフォーカスしています。

利用料金は求職者側は無料です。

BEET-AGENTの最大の特徴は、弁護士資格を持つインハウスローヤーや法務部長・CLO候補クラスへの転職に対応した法務求人の豊富さにあります。

管理部門に特化した転職エージェントの中でも法務求人の割合が高く、法律事務所からインハウスへの転向を目指す弁護士や、企業法務キャリアをさらに発展させたい方にとって活用メリットが大きいサービスです。

同社は弁護士専門エージェント「NO-LIMIT」も運営しており、グループとして法律・法務領域に深い知見を持っている点も強みといえます。

BEET-AGENTが選ばれる最大の理由は、管理部門・法務に特化した高質な求人と両手型サポートの組み合わせです。

上場企業の非公開ポジション・IPO準備中企業のリーダー職・CFO候補・CLO候補など、一般公開されることが少ない希少性の高い求人を多数保有しています。

年収800万円以上の転職実績も豊富で、ハイクラスポジションを目指す法務経験者に向いているサービスです。

次に、両手型サポートによるミスマッチの少ない転職支援が高評価を受けています。

BEET-AGENTでは転職希望者担当の「キャリアアドバイザー」と、企業担当の「リクルーティングアドバイザー」が連携して対応する両手型を採用しています。

企業側の採用背景・職場の体制・兼任事情・評価基準まで詳細に把握した上で求人紹介を行うため、転職後のミスマッチを防ぐ効果が期待できます。

また、管理部門・法務の職務経歴書添削に精通した点も強みです。

法務独特のスキルマップや実務経験の書き方について熟知したアドバイザーが、書類選考通過率を高めるための具体的な添削を行ってくれます。

「面接のたびに貴重なフィードバックをもらい選考を乗り越えられた」「転職先にも担当者にも出会えてよかった」という口コミが利用者から確認されています。

BEET-AGENTの利用は公式サイトへの無料登録からスタートします。

登録フォームでは転職で叶えたいポイント(年収・条件アップ・ワークライフバランス・スキルアップなど)を選択でき、最初から希望軸を明確にした上でサービスを受けられます。

登録後は専任のキャリアアドバイザーとの個別面談を経て、管理部門・法務の優良求人の紹介・書類添削・面接対策・年収交渉・入社後フォローまで一貫したサポートが受けられます。

スカウトサービス「BEET DIRECT」も展開しており、企業から直接アプローチを受けることも可能です。

注意点と向いている人・向かない人

BEET-AGENTは法務・管理部門の実務経験者を主な対象としているため、弁護士資格は持つが管理部門での実務経験が少ない方や、経験年数が浅い若手弁護士には紹介できる求人が限られる場合があります。

弁護士専門のアドバイザーが在籍しているわけではなく、管理部門全般を対象としたサービスであるため、弁護士業界固有の転職事情については同グループの「NO-LIMIT」を並行して利用することをおすすめします。

企業情報
項目内容
サービス名BEET-AGENT(ビートエージェント)
運営会社株式会社アシロ
サービス開始2022年10月
上場区分東証グロース市場
所在地東京都新宿区西新宿6丁目3番1号 新宿アイランドウイング4F
対象職種法務・コンプライアンス・経理・財務・人事・内部監査・経営企画・CXO候補ほか管理部門全般
対象年収レンジ年収600万円〜2,000万円以上
サービスの特徴両手型対応・管理部門特化・法務求人豊富
利用料金求職者側は無料
公式サイトhttps://beet-agent.com/

BEET-AGENTは、インハウスローヤーや法務部長・CLO候補クラスの求人に特化した管理部門エージェントとして独自のポジションを持つサービスです。

上場企業やIPO準備中企業の非公開法務ポジションを探したい実務経験者にとって、他サービスでは見つかりにくい求人に出会える可能性が高いといえます。

弁護士専門の「NO-LIMIT」との使い分けや併用が、転職活動をより幅広く展開する上で効果的な戦略でしょう。

企業法務革新基盤 企業法務領域に完全特化したキャリアコンサルティング・転職エージェント

対応地域
全国
利用料金(求職者)
無料
運営会社
企業法務革新基盤株式会社

企業法務革新基盤は、企業法務革新基盤株式会社が運営する、企業法務領域に完全特化したキャリアコンサルティング・転職エージェントサービスです。

代表取締役CEOの野村慧氏は、リーガル領域のコンサルタントとして豊富な実績を持ち、著書『新版 弁護士・法務人材 就職・転職のすべて』(第一法規)の著者でもあります。

日本経済新聞・読売新聞・ダイヤモンドオンライン・NHKなど主要メディアでの論文執筆や取材対応実績を持つコンサルタントが在籍しており、業界内での高い知名度と信頼性を誇ります。

サービスの特徴として、エージェントサービスは無料で利用できます。

有料サービスとして顧問型キャリアデザインも提供されており、より深く継続的なキャリア支援を希望する方向けの選択肢も用意されています。

一般民事・家事事件メインの法律事務所ではなく、企業法務系法律事務所や企業内法務部への転職に特化している点が他エージェントとの最大の差別化ポイントです。

企業法務革新基盤が選ばれる最大の理由は、コンサルタントが持つ業界トップクラスの専門性と、独占契約を結んだ質の高いクライアントネットワークです。

公式サイトによると、国内トップクラスの実力を持つ企業内法務部や企業法務系法律事務所と独占契約を豊富に締結しており、他のエージェントでは出会えないトッププライオリティの求人情報を保有しています。

経営層や法務部管理職との直接的なコミュニケーションを日常的に行い、市場に出回る前の戦略的情報交換により独自のクライアント情報を収集している点が強みです。

次に、データドリブンなアプローチによるキャリア設計支援が他社との明確な差別化点です。

一般的な転職エージェントが過去の経験や勘に頼ったアドバイスを行うことが多い中、企業法務革新基盤はデータ分析に基づいたキャリア設計支援を行います。

将来のビジョン・業務内容・年収・ポジション・ワークライフバランス・起業・習得すべきスキル・年齢・市場情報など多角的な要素を整理・分析した上でキャリア戦略を構築しており、コンサルティングに要する時間は2時間を超えることもあります。

また、転職するかどうかに関わらず中長期的なキャリアの伴走者として機能するスタイルも特徴的です。

「キャリアのカルテ」を作成し、定期的なキャリアメンテナンスとキャリアデザインを継続的に支援する姿勢は、単なる転職マッチングサービスにとどまらない深いサポートを実現しています。

企業法務革新基盤のサービスは大きく2種類あります。

無料のエージェントサービスでは、公式サイトのキャリア登録フォームから登録後、テーラーメードなキャリア設計支援・独占クライアントへの求人紹介・選考サポートまでが提供されます。

有料の顧問型キャリアデザインでは、データに基づくキャリア診断・キャリア戦略の構築支援・必要要件の抽出・継続的カウンセリングが提供されますが、限定枠のため枠が充足した場合は受け付けられない場合もあります。

また、企業や企業法務系法律事務所向けにはエグゼクティブサーチ・組織コンサルティング・採用戦略アドバイザリー・人事コンサルティングなどの幅広いサービスも展開しており、GC(ジェネラルカウンセル)やCLO(チーフリーガルオフィサー)といった経営ポジションの創出・キャリアパス構築支援にも注力しています。

注意点と向いている人・向かない人

企業法務革新基盤は企業法務領域への転職に完全特化しているため、一般民事・家事事件・刑事事件系の法律事務所への転職を希望する方には適していません。

また、コンサルタントが少数精鋭で構成されているため、希望する全員が必ず求人を紹介してもらえるとは限らない点も考慮が必要です。

有料の顧問型キャリアデザインサービスについては、具体的な料金が公式サイトには記載されておらず、問い合わせ後に確認する必要があります。

企業情報
項目内容
サービス名企業法務革新基盤
運営会社企業法務革新基盤株式会社
代表者野村慧(代表取締役CEO)
所在地東京都(詳細は公式サイト参照)
対象職種弁護士・法務人材(企業法務領域に特化)
サービスの特徴データドリブン・独占契約クライアント・2時間超のコンサルティング
利用料金エージェントサービスは無料(顧問型キャリアデザインは有料)
公式サイトhttps://lawplatform.co.jp/

企業法務革新基盤は、他の転職エージェントとは明らかに異なるアプローチを持つサービスです。

求人をたくさん紹介して早期成約を目指すスタイルとは対照的に、データと深い業界知見に基づいてキャリアを設計するコンサルティング型の姿勢は、企業法務でキャリアを真剣に構築したい弁護士にとって非常に価値の高い選択肢といえます。

大手・著名企業の法務部やトップクラスの企業法務系事務所への転職を目指す方は、ぜひ登録を検討してみるとよいでしょう。

法務・弁護士転職ナビ(マイナビ) 特徴と評判

対応地域
全国
利用料金(求職者)
無料
運営会社
株式会社マイナビ

法務・弁護士転職ナビは、就職・転職支援サービスの大手・株式会社マイナビが運営する法務・弁護士分野に専門特化した転職エージェントです。

コンプライアンス・渉外業務・M&A・経営企画に携わる法務・弁護士分野の求人を幅広く取り扱っており、上場企業から非上場企業・外資系・日系企業まで全国の求人情報を多数掲載しています。

利用料金は求職者側は無料で、マイナビが長年にわたって培ってきた企業ネットワークを活かした転職支援を提供しています。

公式サイトによると、利用者の約85%以上が20〜40代(2025年10月時点)となっており、若手弁護士から中堅の弁護士まで幅広い層が活用しています。

大手人材会社ならではの安定感と組織的なサポート体制が評価されており、初めて転職エージェントを利用する弁護士でも利用しやすいサービスといえます。

法務・弁護士転職ナビが選ばれる最大の理由は、マイナビの大規模な企業ネットワークを活かした求人の幅広さです。

大手企業のインハウスローヤーポジションから優良法律事務所まで幅広いカバレッジを持ち、公開求人だけでなく非公開求人へのアクセスも可能です。

企業と緊密に連携しているため、募集を開始したばかりの最新求人をいち早く紹介してもらえる点も利点です。

次に、若手・ミドル層の弁護士の転職実績が豊富である点が挙げられます。

利用者の約85%以上が20〜40代という実績は、若手弁護士の初回転職からミドル世代のキャリアアップ転職まで幅広く対応してきた証でもあります。

スカウト機能も備えており、グループサイト「SCOPE」に登録することで企業から直接オファーを受け取ることも可能です。

また、マイナビ大手ならではのサポート体制の充実度も評価されています。

法務・弁護士専門のキャリアコンサルタントが担当し、書類添削・面接対策・条件交渉・入社後フォローまで一貫したサポートが受けられます。

コンサルタントに相談することで非公開求人の紹介が受けられるほか、法務・弁護士の事情を踏まえた選考対策により通過率アップが見込めると複数の利用者から報告されています。

法務・弁護士転職ナビでは、希望に合わせて3つの転職スタイルから情報提供方法を選べる点がユニークです。

コンサルタントに求人を紹介してもらうスタイル・自分で求人を幅広く探すスタイル・スカウトサービスを活用するスタイルの中から、自分の転職スタイルに合った方法を選択できます。

転職エージェントのサポートとセルフ型求人活動を使い分けられる柔軟性が、忙しい弁護士の転職活動を後押しします。

利用の流れは公式サイトへの無料登録後、法務・弁護士専門コンサルタントとの面談を経て、希望条件に沿った求人紹介が行われます。

書類添削・面接調整・条件交渉・内定後フォローまで無料でサポートされます。

注意点と向いている人・向かない人

法務・弁護士転職ナビは20〜40代の若手・ミドル層の転職に強みを持つ一方で、50代以上を対象とした弁護士の求人数は比較的少ない点(公式サイト記載)に注意が必要です。

また、マイナビは士業専門エージェントよりも一般職種の転職支援に強みを持つ大手企業のため、弁護士業界特有の転職事情(法律事務所の内部文化・期別の評価基準など)への理解は弁護士特化型エージェントと比べると差がある場合があります。

マイナビの他サービスとの求人重複にも留意しておくとよいでしょう。

企業情報
項目内容
サービス名法務・弁護士転職ナビ
運営会社株式会社マイナビ
対象職種弁護士・法務・コンプライアンス・知財・渉外業務担当者ほか
利用者の年齢層約85%以上が20〜40代(2025年10月時点 公式サイト記載)
サービスの特徴3つの転職スタイル選択・スカウト機能・非公開求人対応
利用料金求職者側は無料
公式サイトhttps://tenshoku.mynavi.jp/list/o19215/

法務・弁護士転職ナビは、マイナビという日本を代表する大手人材会社のブランドと組織的なサポート体制が最大の強みです。

特に初めての転職で安心感のある大手サービスに頼りたい弁護士や、一般企業のインハウスポジションを中心に探したい20〜40代の弁護士には利用しやすいサービスといえます。

弁護士特化型エージェントと組み合わせることで、より多角的な転職活動が実現できるでしょう。

ひまわり求人求職ナビ(日弁連) の特徴と評判

対応地域
全国
利用料金(求職者)
無料
運営会社
日本弁護士連合会(日弁連)

ひまわり求人求職ナビは、日本弁護士連合会(日弁連)が運営する弁護士・司法修習生専用の求人求職情報提供システムです。

法律事務所・企業・団体・官公庁・自治体などからの求人情報と、弁護士および司法修習生の求職情報を日弁連のホームページ上に掲載し、求人活動・求職活動を両面からサポートしています。

完全無料で利用でき、弁護士が転職活動を始める際にまず確認するサービスとして、弁護士業界で広く認知されています。

公的機関である日弁連が運営する唯一の弁護士専門求人サイトである点が最大の特徴で、掲載される求人情報は日弁連の審査(10営業日程度)を経たものに限られています。

これにより、不適切な求人や詐欺的な募集が混入するリスクが極めて低く、安心して利用できる環境が整っています。

ひまわり求人求職ナビが弁護士に選ばれる最大の理由は、日弁連という公的機関による運営で信頼性が高く、完全無料で利用できる点です。

求人を掲載する事務所・企業側も無料で掲載できるため、特に一般民事系・地方の中小法律事務所の求人が多く集まる傾向があります。

転職エージェントのネットワークに乗りにくいタイプの事務所の求人もひまわり求人には掲載されることが多く、エージェントサービスとは異なる求人情報にアクセスできる点が強みです。

次に、弁護士・司法修習生のみが利用できる会員限定サービスである点も特徴の一つです。

求職者として自分の情報を登録しておくことで、法律事務所や企業からスカウトを受け取ることができます。

メールアドレスや電話番号を非公開に設定したまま、システムを経由してスカウトを受け取ることもできるため、現職に知られることなく情報収集を進められます。

また、官公庁・自治体の弁護士求人が掲載されている数少ないサービスでもあります。

日弁連が発行するメールマガジン「任期付公務員等キャリア・マガジン」に登録すると、中央省庁や地方自治体の最新の求人情報も受け取れます。

行政機関でのキャリアに興味がある弁護士には特に有益な情報源といえます。

ひまわり求人求職ナビでできることは大きく2つあります。

1つ目は求人情報の検索・閲覧・応募です。法律事務所・企業・団体・官公庁・自治体の求人を地域・職種・経験年数などで絞り込んで検索でき、気になる求人には直接応募できます。

ただし、サイト上から直接応募できるわけではなく、各求人に記載された応募方法(メール・郵送など)に従って自身で連絡を取る必要があります。

2つ目は求職情報の登録(スカウト受付)です。自分の経歴・希望条件などを登録しておくことで、求人側からスカウトを受け取れる仕組みも用意されています。

弁護士は日弁連の会員アカウントでログインして利用でき、司法修習生はひまわり求人求職ナビで直接登録を行います。

掲載期間は最長3か月で、期間満了後は自動的に削除されます。

注意点と向いている人・向かない人

ひまわり求人求職ナビは純粋な求人情報プラットフォームであり、転職エージェントのような個別サポートは一切ありません。

書類添削・面接対策・年収交渉・日程調整などのサービスは受けられないため、全ての転職活動は自力で進めることになります。

また、求人票に記載されている情報が詳細でないケースも多く、事務所の内部情報や実際の業務内容・労働環境などは応募後の面接を通じてのみ把握できることもあります。

大手法律事務所や人気企業のインハウスポジションは非公開求人で募集されることが多く、ひまわり求人には掲載されないケースも少なくありません。

これらの理由から、転職エージェントとの併用が推奨されます。

企業情報
項目内容
サービス名ひまわり求人求職ナビ
運営機関日本弁護士連合会(日弁連)
サービスの種別弁護士・司法修習生専用の求人求職情報システム(転職エージェントではない)
対象者弁護士・司法修習生のみ
掲載求人の種類法律事務所・企業・団体・官公庁・自治体
利用料金完全無料
公式サイトhttps://www.bengoshikai.jp/kyujin/link.php

ひまわり求人求職ナビは、弁護士転職活動における情報収集の出発点として必ず押さえておくべきサービスです。

特に、地方の法律事務所への転職や官公庁・自治体の任期付公務員ポジションを探している方には、他のサービスでは見つかりにくい求人に出会える可能性があります。

エージェントサービスと組み合わせて活用することで、網羅的な求人情報の収集と手厚いサポートの両方を享受できる転職活動が実現します。

Lawyers Info(ローヤーズインフォ) 弁護士による弁護士のための転職エージェント

対応地域
全国
利用料金(求職者)
無料
運営会社
Lawyer's INFO株式会社

Lawyers Info(ローヤーズインフォ)は、弁護士が運営する弁護士・修習生向けの法律事務所口コミサイト兼転職エージェントサービスです。

運営者は四大法律事務所(森濱田松本法律事務所)出身で10年以上の弁護士経験を持つ岩崎祥大弁護士と、同じく四大事務所出身で10年以上のキャリアを持つ重松弁護士の2名です。

2025年9月に正式に「弁護士による弁護士のための転職エージェント」として転職支援事業を開始しました。

利用料金は求職者側は無料で、紹介先の法律事務所や企業から報酬を受け取る仕組みです。

Lawyers Infoが他の転職エージェントと大きく異なるのは、エージェント自身が現役弁護士であるという点です。

弁護士業界の内情を知り尽くしたアドバイザーから、リアルなキャリアプランのアドバイスを受けられるというこのサービスならではの強みがあります。

また、転職支援だけでなく、法律事務所の口コミ・評判サービスとしても長年運営されており、TMI総合法律事務所・長島・大野・常松法律事務所・西村あさひ法律事務所など大手法律事務所の口コミが豊富に蓄積されている点も特徴です。

Lawyers Infoが選ばれる最大の理由は、エージェント担当者が四大法律事務所出身の10年以上のキャリアを持つ現役弁護士である点です。

他の転職エージェントは弁護士業界の事情に詳しいビジネスパーソンが担当するケースが多い中、Lawyers Infoでは担当者自身が弁護士として実務経験を積んできたため、法律事務所の文化・パートナーシップの慣行・キャリアパスの実態などを当事者目線で語ることができます。

また、採用担当経験を持つ弁護士がレジュメ添削・模擬面接を行う点が他にはない強みです。

代表の岩崎弁護士は大手法律事務所の採用担当として数多くの面接を経験しており、「採用する側の目線からどう見えるか」という視点でのアドバイスが提供できます。

転職活動中の弁護士にとって、採用担当の経験を持つ弁護士から面接対策を受けられることは非常に価値が高いといえます。

さらに、平日夜22時以降・土日祝日も対応可能なこともメリットの一つです。

弁護士業をしながら転職活動を行う場合、平日日中は時間が取りにくいことが多いため、柔軟な対応時間帯が利用者に評価されています。

LINE・Zoom・メール・Facebookメッセンジャーと複数の連絡手段を用意しており、ストレスなくコミュニケーションが取れる環境が整っています。

Lawyers Infoの転職支援サービスは、まず無料Zoom相談またはLINEへの登録からスタートします。

その後の流れは、Zoomによるキャリアカウンセリングと事務所・企業情報の提供から始まり、履歴書・職務経歴書の作成支援、応募先の選定・応募、面接対策(模擬面接)、面接スケジュール調整・報酬交渉まで一貫してサポートされます。

インハウスローヤーの求人も多数扱っており、日系大企業・スタートアップ・外資系企業など企業の求人数は法律事務所の求人数を上回るといいます。

すぐに転職を考えていない段階での情報収集や、他エージェントから勧められた事務所の実態確認(ネガティブチェック)目的での問い合わせにも気軽に応じているとのことです。

また、Lawyers Infoは転職エージェント事業のほかに、弁護士・修習生向けの法律事務所口コミサイトも長年運営しています。

全国223の法律事務所についての口コミ・評判情報が蓄積されており、転職活動の情報収集にも活用できます。

月額980円のnoteマガジン「弁護士キャリアマガジン」では、転職エージェントとしての見知から得た濃い業界情報もラジオ形式で提供されています。

注意点と向いている人・向かない人

Lawyers Infoはエージェント2名体制で運営している小規模なサービスのため、大手エージェントと比べると取り扱い求人数や対応可能な案件の範囲に限界があります。

特に地方の法律事務所や特定の専門分野の求人については、大手エージェントの方が選択肢が多い場合もあります。

また、2025年9月からエージェントサービスを正式開始した比較的新しいサービスであるため、転職支援実績の蓄積はこれからの段階といえます。

企業情報
項目内容
サービス名Lawyers Info(ローヤーズインフォ)
運営会社Lawyer’s INFO株式会社
代表者岩崎祥大(弁護士・森濱田松本法律事務所出身)
エージェント担当岩崎祥大・重松(両名とも四大法律事務所出身弁護士)
エージェントサービス開始2025年9月
対象者弁護士・司法修習生
連絡手段LINE・Zoom・メール・Facebookメッセンジャー
利用料金求職者側は無料
公式サイトhttps://lawyers-info.com/

Lawyers Infoは、弁護士が弁護士のために作ったという独自のポジションが最大の強みです。

採用担当経験のある四大事務所出身弁護士から面接対策を受けられるという体験は、他のエージェントでは得にくいものです。

「転職するかどうかまだ迷っている」「他のエージェントから勧められた事務所について詳しく知りたい」という段階でも気軽に相談できる敷居の低さも魅力といえます。

弁護士視点のリアルなキャリアアドバイスを求める方には、まず一度LINE登録してみることをおすすめします。

エクスキャリア(EXCAREER) 管理部門エキスパート専門の転職エージェントサービス

対応地域
全国
利用料金(求職者)
無料
運営会社
弁護士ドットコム株式会社

エクスキャリア(EXCAREER)は、東証グロース上場企業・弁護士ドットコム株式会社が「powered by弁護士ドットコム」の名称で運営する、管理部門エキスパート専門の転職エージェントサービスです。

2018年2月にサービスを開始し、弁護士・法務を中心に税理士・公認会計士・経理・人事・総務など管理部門全般の転職支援を提供しています。

求職者側の利用料金は完全無料で、職業安定法第32条の3第2項により求職者からの手数料徴収は禁じられています。

登録から原則3営業日以内にキャリアコンサルタントから連絡が入る迅速な対応体制が整っています。

EXCAREERの最大の特徴は、弁護士ドットコムグループのリソースを転職支援に活用している点です。

登録弁護士約20,000人を擁する弁護士ドットコム、企業法務ポータルサイト「BUSINESS LAWYERS」、電子契約サービス「クラウドサイン」の運営を通じて構築された法律事務所・企業のネットワークを活かした求人紹介が可能です。

同グループが提供する「弁護士ドットコムキャリア」が弁護士・法務経験者をメイン対象とするのに対し、EXCAREERは管理部門全般のエキスパートを対象に幅広い求人を扱う点が差別化のポイントです。

エクスキャリアが選ばれる理由として、まず弁護士ドットコムの独自ネットワークから生まれる非公開求人の質が挙げられます。

公式サイトによると、弁護士ドットコムのネットワークによりお預かりしている非公開求人・企業機密により公開できないポジション・応募母集団を特定したい求人など、一般公開されない質の高い求人へのアクセスが可能です。

また、リーガルテック領域のネットワークを活かした企業求人の紹介も強みの一つで、IT系・スタートアップ・外資系企業の法務ポジションなど、成長領域の企業求人を多く扱っています。

次に、弁護士ドットコムグループならではの情報提供力があります。

企業・事務所代表の人柄や特徴など、求人情報だけでは分からないリアルな内部情報を提供してもらえる点が、利用者から高評価を受けています。

BUSINESS LAWYERSを通じた企業法務担当者との長年の接点や、クラウドサインの導入企業との関係性から得られる情報は、他のエージェントが持ちにくいものです。

また、管理部門全体をカバーする求人の幅広さも魅力です。

弁護士・法務に特化した転職エージェントとは異なり、税理士・会計士・経理・人事・総務なども扱うため、ダブルライセンスを持つ弁護士や、より広い管理部門全体の求人を比較したい方にとっても選択肢が広がります。

EXCAREERの利用は公式サイトからの無料登録で始まります。

登録後、原則3営業日以内にキャリアコンサルタントから連絡があり、面談が設定されます。

面談ではこれまでのキャリア・希望条件・今後の転職動向を共有し、その後希望に合わせた求人紹介が行われます。

書類添削・面接対策・日程調整・条件交渉・入社後フォローまで一貫したサポートが受けられます。

転職セミナー・イベントも弁護士向けに定期的に開催されており、転職活動の情報収集にも活用できます。

EXCAREERは弁護士ドットコムグループの同グループが運営する「弁護士ドットコムキャリア」と求人が重複する可能性があります。

両サービスに登録する場合は、担当コンサルタントにその旨を伝えた上で連携して活用することをおすすめします。

また、管理部門全般を対象とするサービスのため、弁護士業界固有の転職事情(法律事務所の採用慣行・期別評価など)に特化した専門的アドバイスという観点では、弁護士専門エージェントと比べると差がある場合があります。

企業情報
項目内容
サービス名EXCAREER(エクスキャリア)
運営会社弁護士ドットコム株式会社
サービス開始2018年2月
上場区分東証グロース市場
所在地東京都港区六本木4-1-4 黒崎ビル6階
対象職種弁護士・法務・税理士・公認会計士・司法書士・経理・人事・総務など管理部門全般
サービスの特徴弁護士ドットコム独自ネットワーク・リーガルテック領域求人・非公開求人
利用料金求職者側は完全無料
公式サイトhttp://excareer.co.jp/

EXCAREERは弁護士ドットコムという日本最大級の弁護士ポータルサイトのブランドと、BUSINESS LAWYERS・クラウドサインを通じた企業ネットワークという強みを持つユニークなポジションのエージェントです。

特に、リーガルテック領域やIPO準備中の成長企業へのインハウス転職を検討している方や、管理部門全体の求人から幅広く比較したい弁護士の方には、活用メリットが大きいサービスといえるでしょう。

弁護士転職サイト・転職エージェントに関するアンケート調査結果

弁護士転職サイト・転職エージェントの利用経験がある方82名を対象に、サービスの満足度や活用実態についてアンケート調査を実施しました。

弁護士転職サイト・転職エージェントの総合的な満足度を教えてください。
満足度回答数割合
非常に満足34名41.5%
やや満足36名43.9%
どちらともいえない8名9.8%
やや不満3名3.7%
非常に不満1名1.2%
合計82名100%

今回の調査では、弁護士転職サイト・転職エージェントに対して非常に満足・やや満足と回答した方の合計は85.4%に達しました。

弁護士専門のアドバイザーによるサポートや非公開求人の豊富さが評価される傾向があります。
転職活動を始める際は、まず複数のサービスに登録してみるとよいでしょう。

転職エージェントを利用して、希望に近い求人を紹介してもらえましたか?
評価回答数割合
希望通りの求人を紹介してもらえた29名35.4%
おおむね希望に近い求人だった41名50.0%
どちらともいえない8名9.8%
あまり希望に合わなかった3名3.7%
希望とは全く異なる求人だった1名1.2%
合計82名100%

希望に近い求人を紹介してもらえたと回答した方は全体の85.4%でした。

転職エージェントへの登録時に、希望条件(年収・勤務地・専門分野など)をできるだけ詳しく伝えることが、マッチング精度を高めるポイントといえます。
希望条件の優先順位も事前に整理しておくとよいでしょう。

転職活動において、担当アドバイザーのサポート内容に満足しましたか?
評価回答数割合
非常に満足27名32.9%
やや満足44名53.7%
どちらともいえない7名8.5%
やや不満3名3.7%
非常に不満1名1.2%
合計82名100%

担当アドバイザーのサポートに満足と回答した方は合計86.6%にのぼりました。

書類添削や面接対策など、弁護士の転職市場に特化したアドバイスを提供してもらえる点が高評価の要因です。
サービス登録後は積極的にアドバイザーとコミュニケーションをとることをおすすめします。

弁護士転職サイト・転職エージェントを利用して、転職前と比べて年収は変化しましたか?
年収の変化回答数割合
100万円以上アップした22名26.8%
50万円以上100万円未満アップした27名32.9%
50万円未満アップした18名22.0%
ほぼ変わらなかった11名13.4%
年収が下がった4名4.9%
合計82名100%

年収がアップしたと回答した方は全体の81.7%に達しており、転職エージェントの活用が収入改善につながるケースが多いことが分かります。

とはいえ、年収アップ幅には個人差があるため、エージェントに対して年収交渉のサポートを依頼することも検討してみるとよいでしょう。

弁護士転職サイト・転職エージェントを、同業の知人や同僚に勧めたいと思いますか?
評価回答数割合
ぜひ勧めたい36名43.9%
どちらかといえば勧めたい33名40.2%
どちらともいえない9名11.0%
あまり勧めたくない3名3.7%
全く勧めたくない1名1.2%
合計82名100%

知人や同僚に勧めたいと回答した方は84.1%に達しています。

弁護士転職サービスへの満足度の高さが、推薦意向にも反映された結果といえます。
まだ利用したことがない方は、まず無料相談から試してみることをおすすめします。費用負担なくプロのサポートを受けられます。

弁護士転職サイト・転職エージェントの選び方

弁護士転職サイト・転職エージェントは数多く存在しており、どのサービスを選ぶかによって転職活動の結果が大きく変わることもあります。

ここでは、弁護士の転職を成功させるために押さえておきたい選び方のポイントを5つ解説します。

弁護士・法務に特化しているかどうかを確認する

転職エージェントには、あらゆる職種を扱う総合型と、特定のジャンルに絞った特化型の2種類があります。

弁護士の転職活動においては、特化型エージェントを優先的に検討することをおすすめします。

なぜなら、弁護士の転職市場は一般的な求人市場と大きく異なるためです。

法律事務所の採用慣行や、インハウスローヤーに求められるスキルセット、各事務所の内部文化など、業界特有の情報を持つアドバイザーでなければ、的確なマッチングを行うことが難しいといえます。

特化型エージェントのアドバイザーは、弁護士のキャリアパスについて深い知識を持っており、一般民事から企業法務への転向や、事務所規模の違いによる働き方の差など、細かな相談にも対応できます。

種別特徴おすすめのケース
弁護士特化型エージェント法曹業界に精通したアドバイザーが在籍。非公開求人も豊富法律事務所間の転職、インハウス転向を目指す方
士業・法務特化型エージェント弁護士に加え、司法書士・法務など幅広い士業を扱う士業全般の求人を広く比較したい方
総合型エージェント求人数が非常に多い。弁護士求人も一定数あり大手企業のインハウスポジションを探したい方
求人サイト(日弁連運営等)自分主導で求人を探せる。エージェントサポートなし転職先の目星がついており、自力で動ける方

特化型エージェントの中でも、弁護士のみに絞ったサービスと、士業全体や管理部門を含めた幅広いサービスでは、保有求人の傾向が異なります。

希望する転職先の種類に合わせて、適切なサービスを選ぶとよいでしょう。

非公開求人の保有数と質を確認する

弁護士の転職市場では、公開されている求人よりも非公開求人の方が条件面で優れているケースが多いといわれています。

非公開求人とは、転職エージェントに登録した人だけが紹介してもらえる求人のことです。

採用側の事務所や企業が非公開にする理由はさまざまですが、現在在籍しているポジションの人材に気づかれないようにしたい場合や、応募者を厳選したい場合などが挙げられます。

そのため、非公開求人には年収水準が高い求人や、経営幹部・法務部長クラスのポジションが含まれることも少なくありません。

転職エージェントを選ぶ際は、どの程度の非公開求人を保有しているか、また保有する求人の質(求人先の規模・年収水準・分野)についても確認しておくとよいでしょう。

公式サイトに非公開求人数が明記されているサービスは、透明性が高いと判断できます。

なお、非公開求人はエージェントによって保有内容が異なります。

そのため、1社だけに絞らず複数のエージェントに登録することで、より多くの選択肢を得られます。

担当アドバイザーの専門性と対応品質を見極める

転職エージェントを利用する最大のメリットの一つは、担当アドバイザーのサポートを受けられることです。

とはいえ、アドバイザーの専門性や対応品質はサービスによって大きく異なります。

弁護士の転職においては、以下の点を確認した上でアドバイザーの質を見極めることをおすすめします。

  • 弁護士業界の採用慣行や事務所文化について具体的な知識があるか
  • 希望条件(年収・分野・勤務スタイルなど)をしっかりヒアリングしてくれるか
  • 求人票だけでは分からない職場の雰囲気や実態情報を提供してくれるか
  • 書類添削・面接対策のサポートが充実しているか
  • 年収交渉や入社後のフォローまで対応してくれるか

初回の無料相談やカウンセリングを通じて、アドバイザーの対応を実際に体験してみることが重要です。

レスポンスのスピードや、質問への回答の具体性なども、アドバイザーの質を判断する参考になります。

アドバイザーとの相性が合わないと感じた場合は、担当変更を依頼することも一つの選択肢です。

複数のエージェントに登録し、比較することでより良い担当者を見つけやすくなります。

対応可能な転職先の種類・分野が希望と合っているか確認する

弁護士の転職先は大きく分けると、法律事務所(プライベートプラクティス)と企業内弁護士(インハウスローヤー)の2種類があります。

さらに、官公庁・自治体や法律系スタートアップなど多様な選択肢も存在します。

転職エージェントによって、得意とする転職先の種類が異なります。

法律事務所間の転職に強いサービスもあれば、企業内弁護士への転向サポートに特化しているサービスもあります。

自分が目指す転職先の種類と、エージェントの得意領域が一致しているかどうかを事前に確認しておくことが重要です。

転職先の種類特徴特に強いエージェントの傾向
大手・外資系法律事務所高年収・高難度。求人が非公開になりやすい弁護士特化型エージェント(実績重視)
中小・地方法律事務所求人数が多い。ひまわり求人にも掲載あり士業全般を扱うエージェント・求人サイト
企業内弁護士(大手・上場)ワークライフバランスを重視する傾向士業・管理部門特化型エージェント
企業内弁護士(ベンチャー・スタートアップ)年収幅が広い。事業への関与度が高い弁護士特化型・法務特化型エージェント
官公庁・自治体任期付採用が多い。ひまわり求人に掲載あり求人サイト(日弁連運営)が中心

希望する業務分野(企業法務・一般民事・知財・国際取引など)についても、エージェントが該当分野の求人を豊富に保有しているかどうかを確認するとよいでしょう。

複数のサービスを組み合わせて活用する

弁護士転職サイト・転職エージェントは、1社だけに絞って利用するよりも、複数のサービスを組み合わせて活用することで転職成功率が高まります。

各エージェントが保有する求人は重複しない部分も多く、複数登録することで求人の選択肢が広がります。

また、アドバイザーとの相性を複数比較することで、自分に合ったサポートを受けられるエージェントを選びやすくなります。

複数利用する場合の組み合わせ例を以下に示します。

組み合わせパターン内容向いている人
弁護士特化型 × 士業・管理部門特化型弁護士専門の非公開求人 + 幅広い士業・法務求人を網羅転職先の種類を幅広く比較したい方
弁護士特化型 × 求人サイト(ひまわり等)エージェントサポート + 自力での情報収集を並行自分のペースも大切にしたい方
弁護士特化型 × ハイクラス系スカウトサービス手厚いサポート + 企業からのスカウトを受け取る年収アップや上位ポジションを狙う方

ただし、登録するサービスが多すぎると管理が煩雑になり、転職活動自体の質が低下するリスクもあります。

2〜3社程度を目安に、メリハリをつけて活用することをおすすめします。

弁護士転職サイト・転職エージェントの基礎知識

弁護士転職市場の現状と背景

弁護士の転職市場は、2020年代に入ってから大きく変化しています。かつて弁護士の転職といえば、日本弁護士連合会が運営するひまわり求人求職ナビや、知人・同業者からの縁故紹介が主な手段でした。

しかし近年は、弁護士・法務に特化した転職エージェントサービスが次々と登場し、転職の選択肢が格段に広がっています。

この背景には、弁護士を取り巻く市場環境の変化があります。2000年から始まった司法制度改革により弁護士数が増加し、2000年に17,126人だった弁護士登録数は、日本弁護士連合会の統計によると2025年6月時点で約47,040人にまで拡大しています。

弁護士一人あたりの案件数が相対的に減少する一方、企業の法務需要は年々高まっており、転職市場全体が活況を呈しているといえます。

特に注目すべきは、企業内弁護士(インハウスローヤー)の急激な増加です。

日本組織内弁護士協会(JILA)の調査によると、2001年にはわずか66名だった企業内弁護士は、2025年6月時点で3,596名にまで急増しており、弁護士登録総数に占める割合も7.6%に達しています。

弁護士を採用する企業数も1,539社を超えており、法律事務所以外のキャリアパスが現実的な選択肢として定着してきたことが分かります。

企業内弁護士が増加する理由

企業内弁護士の増加の背景には、企業のコンプライアンス意識の高まりとグローバル化の加速があります。

国際的なM&A案件や越境取引が増加する中、社内に弁護士資格を持つ専門家を置き、リアルタイムで法的アドバイスを得たいという企業ニーズが強まっています。

また、個人情報保護法の改正や独占禁止法の強化など、法規制の複雑化も後押し要因となっています。

特に金融・商社・IT企業でのインハウス弁護士採用が活発で、外部法律事務所への依存を減らし、法務機能を内製化する動きが大手企業を中心に広がっています。

転職エージェントと転職サイトの違い

弁護士の転職活動において、よく混同されるのが転職エージェントと転職サイトの違いです。どちらも転職に役立つサービスですが、利用方法や提供されるサポートの内容が大きく異なります。

転職サイトとは、求人情報を掲載・検索するプラットフォームのことです。

求職者自身で求人を探し、応募から面接日程の調整、条件交渉まで全て自己完結で行う形式です。日本弁護士連合会が運営するひまわり求人求職ナビはその代表例で、法律事務所・企業・官公庁などの求人を無料で閲覧できます。

自分のペースで情報収集できるという点では使いやすいですが、応募先の内部情報や職場の雰囲気まではなかなか把握できません。

転職エージェントとは、担当のキャリアアドバイザーが転職活動全体をサポートしてくれるサービスのことです。

具体的には、初回のキャリアカウンセリングを起点に、希望条件に合った求人の紹介、応募書類の添削、面接対策、応募先との日程調整、年収交渉、内定後のフォローまで一貫して支援してくれます。

特に弁護士向けの特化型エージェントでは、業界内情に精通したアドバイザーが在籍しており、事務所や企業の内部文化や実際の働き方まで詳しく教えてもらえる点が大きな強みです。

また、転職エージェントを利用する際の費用は、求職者側は基本的に無料です。採用した企業・事務所側が成功報酬として費用を負担する仕組みになっているため、転職希望者は0円でサービスを活用できます。

転職エージェントのビジネスモデル

転職エージェントは、求職者を採用した企業・事務所から成功報酬を受け取るビジネスモデルで運営されています。報酬額は採用された人材の想定年収の一定割合(一般的に30〜35%程度)とされることが多いです。

このため、エージェント側は求職者の転職成功に強い動機を持って支援してくれるというメリットがあります。

ただし、エージェントによっては早期に転職を成立させたいという意向が強くなりすぎ、求職者の希望を十分に反映しない求人を勧められることもあります。

サービスを活用する際は、自分の希望条件を明確に伝え、納得できない場合は断る姿勢も持つとよいでしょう。

弁護士が転職を検討する主な理由

弁護士が転職を考えるきっかけはさまざまですが、よく聞かれる理由のひとつが労働環境に関するものです。特に大手法律事務所では、案件の規模や難度が高い分、深夜残業や休日出勤が常態化しているケースがあります。

体力的な限界を感じ、ワークライフバランスの改善を目指してインハウス弁護士や中小規模の事務所への転職を検討するケースは少なくありません。

次に多い理由が、専門分野の変更やキャリアアップへの意欲です。例えば、一般民事を扱ってきた弁護士が企業法務や知的財産分野に挑戦したい、あるいはM&A・ファイナンス専門のプラクティスグループにアサインされたいと考えるケースがあります。

また、若手弁護士の場合は、クライアントとより深く関わりたい、事業会社の一員として経営判断に参加したいという動機から転職を選ぶこともあります。

年収面での改善を目的とした転職も見られます。中小規模の事務所や地方事務所に勤務している場合、同程度の経験年数でも都市部の大手事務所や大手企業のインハウスポジションと比べて年収差が生じることがあるためです。

転職エージェントを通じた年収交渉によって、年収が100万円以上アップするケースも珍しくないといわれています。

さらに、事務所内の人間関係や経営方針との不一致、独立・開業を見据えた経験の幅出し、産育休・時短など柔軟な働き方へのニーズなども転職の動機として挙げられます。

弁護士の主な転職先とキャリアパス
法律事務所間の転職(プライベートプラクティス)

弁護士の転職先として最も多いのが、別の法律事務所への転職です。大手・準大手事務所、中堅・独立系ブティック事務所、地方事務所など、規模や専門分野によって多様な選択肢があります。

五大法律事務所(西村あさひ・森・濱田松本・長島・大野・常松・TMI・アンダーソン毛利友常・渥美坂井)への転職は競争が激しく、特定分野での即戦力経験が求められます。

その反面、専門特化型のブティック事務所では特定領域に深い知識があれば転職しやすいケースもあります。

企業内弁護士(インハウスローヤー)への転職

法律事務所から企業の法務部門へ転職し、インハウスローヤーとして働くキャリアパスも近年急増しています。主な業務は契約書審査・作成、法的リスクの評価・管理、社内研修の実施、規制対応・コンプライアンス体制の構築などです。

法律事務所と比べてワークライフバランスが取りやすい職場が多く、福利厚生も充実している企業が多い点が魅力です。

日本組織内弁護士協会(JILA)が2023年に実施したアンケートによると、企業内弁護士の年収中央値は1,000万円で、近年は1,250万円から1,500万円未満の層も増加傾向にあります。

官公庁・自治体・法的機関

任期付公務員として中央省庁や地方自治体の法務担当として勤務するキャリアも存在します。厚生労働省や金融庁、国土交通省などでは弁護士資格を持つ任期付職員を定期的に採用しており、ひまわり求人求職ナビに掲載されることが多いです。

法律を活用して社会に貢献したいという志向の方に向いているキャリアパスといえます。

リーガルテック・スタートアップ

近年、AI契約審査ツールや法律相談プラットフォームなど、リーガルテック領域のスタートアップ企業が増加しています。

こうした企業では、プロダクトマネージャーや法務責任者(CLO候補)として弁護士資格者を積極採用するケースが増えており、新しいキャリアの選択肢として注目されています。

ストックオプション制度など、法律事務所にはない報酬形態が採用されるケースもあります。

弁護士の転職における年収の実態

弁護士の年収は、勤務先の種類・規模・地域・経験年数によって大きく異なります。日本弁護士連合会が実施した弁護士業務の経済的基盤に関する実態調査(2020年)によると、弁護士全体の平均所得は1,119万円、所得の中央値は700万円とされています。

ただしこの数字は独立・開業弁護士を含む全体の平均であるため、勤務弁護士単体で見ると実態は異なります。

リーガルジョブボードが2019〜2024年に転職支援した勤務弁護士96名の提示年収を集計したデータでは、平均年収は687万円程度となっています。これは若手弁護士が多く含まれていることも影響していますが、一般的な会社員の年収と比較すると依然として高い水準といえます。

経験年数が10年を超えると平均所得が1,500万円を超え、所得の中央値も1,000万円を上回るとされています(日弁連調査より)。

企業内弁護士(インハウスローヤー)の年収については、日本組織内弁護士協会の2023年調査によると、最多層が750万〜1,000万円未満で、中央値は1,000万円となっています。

ここ数年は1,250万〜1,500万円未満の層の割合も増加しており、インハウス弁護士の待遇が改善傾向にあることが分かります。

転職エージェントを活用することで年収交渉のサポートが受けられます。自分で直接交渉するよりも、業界事情を熟知したアドバイザーを通じた交渉の方がスムーズに進むことも多く、転職を機に年収アップを実現する弁護士は少なくありません。

転職エージェントを利用するメリットと注意点
メリット

弁護士が転職エージェントを利用する最大のメリットは、一般には公開されていない非公開求人にアクセスできる点です。弁護士業界では、優良な求人ほど非公開で募集されることが多く、エージェントに登録しなければその存在すら知ることができません。

特に大手渉外事務所の特定チームポジションや、上場企業の法務部長・CLO候補のポジションは、非公開で募集されるケースが大半です。

次に、多忙な現職を抱えながら転職活動を進める際の負担を軽減できる点が挙げられます。日程調整・書類添削・面接対策・条件交渉のすべてをエージェントがサポートしてくれるため、業務の合間に効率よく転職活動を進められます。

法律事務所や企業の内部事情(職場の雰囲気・評価体制・残業実態など)について事前に把握できることも、転職後のミスマッチを防ぐ上で重要なメリットです。

また、自分のキャリアを客観的に評価してもらえる機会としても有効です。業界事情を熟知したアドバイザーとのカウンセリングを通じて、自身の市場価値を把握し、現実的かつ理想に近いキャリアプランを設計するヒントが得られます。

注意点

転職エージェントを利用する際には、いくつかの注意点も頭に入れておくとよいでしょう。まず、エージェントのビジネス構造上、転職成立を急ぐあまり、求職者にとって必ずしも最適ではない求人を強く勧めてくることがあります。

希望条件をしっかりと伝え、納得できない提案は遠慮せず断ることが大切です。

また、担当アドバイザーの専門性や対応品質はエージェントによって差があります。弁護士業界に詳しくないアドバイザーが担当になった場合、的外れな求人提案や表面的なアドバイスに終始することもあります。

登録後の初回面談で、アドバイザーの業界知識や理解度を確認しておくとよいでしょう。担当者の変更を依頼できるエージェントも多いため、合わないと感じたら遠慮なく申し出ることをおすすめします。

複数のエージェントに登録することで比較検討ができますが、登録先が増えすぎると連絡の管理が煩雑になるリスクもあります。2〜3社程度に絞ってメリハリをつけることが、効率よく転職活動を進めるコツといえます。

転職活動の準備として必要なこと

転職エージェントに登録する前に、いくつかの準備をしておくと初回のカウンセリングをより有意義に進められます。まず、転職の目的と優先事項を整理しておくことが重要です。年収アップなのか、ワークライフバランスの改善なのか、専門分野の変更なのかによって、最適な転職先の種類も変わってきます。

次に、これまでのキャリアの棚卸しを行い、取り扱い案件の分野・規模・役割・実績をまとめておくことをおすすめします。弁護士の職務経歴書には、取り扱った案件のジャンルや規模感(M&A・ファイナンス・訴訟・労働事件など)を具体的に記載することが重視されます。

アドバイザーにとっても、詳細なキャリア情報があればあるほど精度の高い求人マッチングが可能になります。

また、希望の年収レンジ・勤務地・転職時期についても大まかな目安を考えておくと、エージェントとの面談がスムーズに進みます。転職時期については、現職が多忙な時期を避け、比較的余裕があるタイミングで動き始めることをおすすめします。

弁護士転職サービスに関する参考情報源

以下のサイトおよび資料を参考にしています。

弁護士転職サービスに関する参考情報源

弁護士転職サイト・転職エージェントの利用の流れ

弁護士の転職活動は、一般的な職種と異なる独自のプロセスがあります。法律事務所の採用慣行・修習期による評価・非公開求人の多さなど、弁護士ならではの事情を踏まえた転職活動の進め方を、STEP形式で詳しく解説します。

STEP1
自己分析・転職目的の明確化
転職活動を始める前に、なぜ転職したいのか・どんなキャリアを築きたいのかを整理する段階です。弁護士の転職では、転職理由が選考で重視される傾向があるため、この段階を丁寧に行うことが転職成功の鍵になります。
まず、現職に対する不満や課題(労働時間・分野の偏り・年収・人間関係など)と、転職によって実現したいこと(企業法務へのチャレンジ・ワークライフバランスの改善・年収アップなど)を分けて整理しましょう。
次に、自分のこれまでの取り扱い案件・専門分野・得意とする業務領域・実績を棚卸しします。弁護士の職務経歴書では、担当案件のジャンル・規模・役割を具体的に記載することが求められるため、主要案件を事前にリストアップしておくと、後のステップがスムーズに進みます。
また、希望条件の優先順位を設定しておくことも重要です。年収・勤務地・専門分野・事務所の規模・ワークライフバランスなど、何を最も重視するかを明確にしておくと、エージェントとの面談でより精度の高い求人紹介につながります。
STEP2
転職エージェント・サービスへの登録
自己分析が一定程度できたら、転職エージェント・転職サービスへの登録を行います。複数のサービスに同時登録することで、求人の選択肢が広がります。
弁護士転職においては、弁護士特化型エージェント(NO-LIMIT・アガルートキャリア・弁護士転職.jpなど)に加え、士業・管理部門特化型エージェント(MS-Agent・BEET-AGENTなど)、必要に応じてひまわり求人求職ナビも活用することが一般的です。登録は各サービスの公式サイトから無料で行えます。
登録時には、氏名・連絡先・現在の職場・年収・修習期・主な取り扱い分野などの基本情報を入力します。職務経歴書が手元にある場合は、この段階でアップロードしておくとその後の手続きがスムーズです。登録後は、数日以内に担当コンサルタントから連絡が入ります。
STEP3
キャリアカウンセリング(初回面談)
登録後の最初のステップが、担当コンサルタントとのキャリアカウンセリング(初回面談)です。弁護士転職における最も重要なプロセスの一つで、対面・オンライン・電話から選べるサービスが増えています。
面談では、これまでのキャリア(修習期・所属事務所の規模・専門分野・主要案件・役割)を共有した上で、転職の目的・希望条件・転職時期・キャリアの方向性についてヒアリングが行われます。弁護士業界に精通したコンサルタントであれば、取り扱い案件の種類・事務所の規模・期別評価などに基づいた客観的な市場価値の評価と、現実的なキャリアプランのアドバイスが受けられます。
この面談で自分の希望をできるだけ具体的に伝えることが、その後の求人マッチング精度を高める上で重要です。「転職するかどうかまだ決めていない」「情報収集だけしたい」という段階でも、多くのエージェントが歓迎しているため、気軽に登録してみるとよいでしょう。
STEP4
求人紹介・求人選定
キャリアカウンセリングの内容をもとに、コンサルタントから希望条件に合った求人が紹介されます。弁護士転職では、公開求人だけでなく、一般には出回らない非公開求人が多数紹介されるため、この段階で転職エージェントの活用効果が最大化されます。
紹介される求人には、公式サイトに掲載されている求人票には載っていない情報(職場の雰囲気・評価基準・実際の残業状況・代表弁護士の人柄・パートナー候補の有無など)が添えられることが多く、選考前に職場の実態を把握した上で応募を判断できます。
気になる求人があれば応募意思を伝え、希望に合わない求人については具体的な理由をコンサルタントにフィードバックしましょう。フィードバックを積み重ねることで、紹介される求人の精度が上がっていきます。なお、紹介された求人に必ず応募する必要はなく、断っても問題ありません。
STEP5
書類作成・書類添削・応募
応募したい求人が決まったら、応募書類(履歴書・職務経歴書)の作成・添削に入ります。弁護士の職務経歴書では、取り扱い案件の種類・分野・規模・自分の役割・成果を具体的に記述することが重要です。
多くの転職エージェントでは、弁護士向けの職務経歴書テンプレートや書き方のアドバイスを提供しています。取り扱い案件数・規模感(億円超のM&A・上場企業の労働案件など)・個人受任の有無・英語力が問われる渉外案件の経験なども、アピールできる実績として積極的に記載しましょう。
書類の完成後、コンサルタントが応募先に書類を提出します。コンサルタントが事務所・企業に推薦状を添えて応募するケースもあり、自己応募と比べて書類選考通過率が向上する場合があります。書類選考の結果は、コンサルタントを通じて通知されます。
STEP6
面接対策・面接
書類選考を通過したら、面接の準備を行います。弁護士の転職面接では、転職理由・志望動機・これまでの案件経験・入所後のキャリアプランについて問われることが多く、事前の対策が選考通過率を大きく左右します。
コンサルタントからは、応募先の面接で過去に出題された質問・採用担当者が重視するポイント・面接の形式(複数回面接の有無・代表弁護士との面談など)について情報が提供されます。模擬面接を実施しているエージェントでは、実践的な練習を通じて自信を持って面接に臨めます。
面接の日程調整はコンサルタントが行うため、現職が多忙な弁護士でも効率的に進められます。一般的に弁護士の採用面接は1〜2回で、比較的短期間で結果が出ることが多いといわれています。面接後はコンサルタントに面接の状況を報告し、フィードバックをもらいながら次の選考に備えましょう。
STEP7
条件交渉・内定・退職手続き
選考を通過して内定が出たら、入所・入社条件(年収・入所時期・個人受任の可否・弁護士会費の負担有無など)について確認・交渉の段階に入ります。弁護士の転職では、弁護士会費の負担・個人受任の可否・ノルマの有無など、一般企業では問われない確認事項がある点が特徴です。
年収交渉や条件の確認はコンサルタントが代理で行ってくれるため、直接交渉しにくい内容についても遠慮なく希望を伝えることが大切です。内定を受諾する場合は、現職への退職申し出のタイミングについてもコンサルタントに相談しましょう。弁護士事務所の退職は一般的に1〜3か月前の申し出が慣行となっているため、入社日の設定には余裕を持った計画が必要です。
STEP8
入所・入社後のフォロー
転職先への入所・入社後も、多くのエージェントでは入社後のフォローを行っています。新しい職場に慣れる過程で生じた疑問や不安、職場とのミスマッチに気付いた際はコンサルタントに相談することをおすすめします。
弁護士の場合、転職後に弁護士会への届出(所属事務所の変更登録)が必要となるため、手続き漏れがないよう事前に確認しておきましょう。入所後の環境に馴染んだ段階で、次のキャリアステップについてもコンサルタントと相談しておくと、中長期的なキャリア形成の視点を持ち続けることができます。

弁護士転職サイト・転職エージェントに関するよくある質問

Q弁護士転職エージェントの利用は本当に無料ですか?
A結論からいうと、求職者側の利用は基本的に無料です。転職エージェントは、求職者を採用した企業や法律事務所から成功報酬を受け取るビジネスモデルで運営されているため、転職希望者が費用を負担することはありません。キャリアカウンセリング・求人紹介・書類添削・面接対策・年収交渉・内定後のフォローまで、一連のサポートを0円で受けられます。ただし、企業法務革新基盤のように無料のエージェントサービスに加えて、有料の顧問型キャリアデザインサービスを提供しているケースもあります。有料オプションを勧められた際は、内容をよく確認した上で判断するとよいでしょう。
Q弁護士転職エージェントと一般の転職エージェントはどう違いますか?
A最大の違いは、アドバイザーの専門性と保有求人の質・種類です。一般の転職エージェント(リクルートエージェント・dodaなど)は求人数が豊富な反面、弁護士業界に特化した知識を持つアドバイザーが少なく、弁護士ならではの転職事情(法律事務所の採用慣行・期別の評価基準・インハウス転向の実態など)に詳しくないケースがあります。これに対して弁護士特化型エージェントは、法曹業界に精通したアドバイザーが在籍しており、事務所の内部文化や実際の働き方まで踏み込んだアドバイスが受けられます。保有求人についても、大手渉外事務所の特定チームポジションや有力企業のCLO候補ポジションなど、弁護士特化型エージェントにしか存在しない非公開求人が多くあります。両者を組み合わせて活用することで、転職の選択肢を最大限に広げることができます。
Q転職エージェントに登録するタイミングはいつがよいですか?
A転職を真剣に考え始めたタイミングで登録することをおすすめします。転職を急いでいない段階でも、キャリアカウンセリングを通じて自分の市場価値を把握したり、現時点でどのような求人があるかを情報収集したりするために活用できます。むしろ、転職を決意してから慌てて動き始めるよりも、余裕のある段階でエージェントと信頼関係を築いておく方が、良い求人に出会える可能性が高まります。なお、現職の繁忙期に登録するとエージェントとのコミュニケーションが取りにくくなるため、比較的余裕のある時期に登録を始めるとよいでしょう。一般的に、弁護士の転職活動期間は登録から内定まで3〜6か月程度を見込んでおくと余裕を持って進められます。
Q弁護士として経験が浅くても転職エージェントを利用できますか?
A経験年数を問わず利用できます。弁護士登録から1〜2年目の若手であっても、専門の転職エージェントに相談することは可能です。ただし、経験年数が浅い場合は、紹介できる求人の幅が狭まることはあります。特に大手渉外事務所や大手企業のシニアポジションは、一定以上の実務経験が求められることが多いためです。その反面、若手弁護士を対象とした求人も一定数あり、成長中の法律事務所や新興企業のインハウス枠などで採用されるケースもあります。法務・弁護士転職ナビ(マイナビ運営)は利用者の約85%以上が20〜40代で、若手・ミドル層向けの求人が充実しているサービスの一つです。まずは登録してアドバイザーに相談し、自分の現時点での市場価値と選択肢を把握することから始めてみるとよいでしょう。
Qひまわり求人求職ナビと転職エージェントはどちらを使えばよいですか?
Aどちらか一方を選ぶのではなく、目的に応じて使い分けることが理想的です。ひまわり求人求職ナビは日本弁護士連合会が運営する弁護士専門の求人サイトで、法律事務所・企業・官公庁など約600件程度の求人を無料で閲覧できます。特に地方事務所や一般民事系事務所の求人が多く、弁護士・司法修習生しか登録できないため信頼性が高い点が特徴です。ただしエージェントサポートはなく、全ての応募・交渉を自力で行う必要があります。転職エージェントは非公開求人へのアクセスや手厚いサポートが受けられる一方、紹介される求人がエージェントの保有案件に限定されます。転職活動の初期段階ではひまわり求人で市場感をつかみながら、並行してエージェントにも登録してサポートを受けるという組み合わせが効率的といえます。
Q複数の転職エージェントに同時登録してもよいですか?
A問題ありません。むしろ複数のエージェントに登録することが推奨されています。各エージェントが保有する求人は重複しない部分も多く、複数登録することで紹介してもらえる求人の幅が広がります。また、アドバイザーの専門性や相性を比較できるため、自分に合ったサービスを選びやすくなります。ただし、同一の求人に複数のエージェント経由で重複応募してしまうと採用側に悪印象を与えるリスクがあるため、注意が必要です。どのエージェント経由でどの求人に応募したかを記録・管理しておくとよいでしょう。目安として2〜3社程度に絞って登録し、各サービスを使い分けながら進める方法が現実的です。
Q転職後の定着率や年収アップの実績はどう確認すればよいですか?
A各転職エージェントの公式サイトに記載されている実績データを確認することをおすすめします。例えば、弁護士転職.jpは転職後定着率97.8%以上という数字を公式サイトで公開しており、長期的な在籍を重視したマッチングを行っていることが分かります。年収アップ実績については、多くのエージェントが転職成功事例をサイト上で紹介しており、具体的な年収変化のケースを確認できます。ただし、掲載されているのはポジティブな事例が中心であることが多いため、口コミサイトや実際に利用した弁護士のレビューもあわせて参考にするとよいでしょう。初回のカウンセリングで担当アドバイザーに直接、弁護士転職の支援実績や定着率について質問することも一つの方法です。
Q在職中に転職活動を進めることはできますか?
A十分に可能です。弁護士の転職活動は在職中に行うケースが大半です。転職エージェントを活用することで、業務の合間や休日に効率よく転職活動を進められます。面接日程の調整や応募先とのやり取りはエージェントが代行してくれるため、自力で全て行う場合と比べて時間的負担が大幅に軽減されます。書類添削や面接対策もオンラインで対応してくれるエージェントが多く、移動時間を省いて進めやすい環境が整っています。ただし、現職の就業規則で転職活動を制限している場合は注意が必要です。また、現職への退職申し出は内定を得た後に行うことが一般的で、引き継ぎ期間(1〜3か月程度)を考慮した入社日を設定することをおすすめします。
Q地方在住の弁護士でも転職エージェントを利用できますか?
A利用できます。多くの転職エージェントはオンライン面談に対応しており、地方在住でも初回カウンセリングからサポートまで一貫してオンラインで進められます。地方から東京・大阪など都市部への転職を希望する場合も、エージェントを通じて求人紹介・選考対応が受けられます。一方、地方内での転職(地方事務所から地方企業のインハウスへの転向など)については、地域密着型のネットワークを持つエージェントの方が適した求人を保有している場合もあります。ひまわり求人求職ナビは地方事務所の求人も多く掲載しているため、地方内での転職を希望する場合は合わせて活用することをおすすめします。なお、転職エージェントによって対応地域や得意エリアが異なるため、登録前に確認しておくとよいでしょう。
Qインハウスローヤー(企業内弁護士)への転職に適したエージェントはどこですか?
Aインハウスローヤーへの転職に強いエージェントとしては、複数のサービスが候補に挙がります。NO-LIMIT(ノーリミット)は弁護士・法務に特化しており、企業内弁護士への転向支援に注力しています。アガルートキャリアは大手企業のインハウスポジションや外資系企業の法務求人を多く保有しており、ハイクラスのインハウス転職を目指す方に向いています。MS-Agentは管理部門・士業特化の老舗エージェントで、上場企業とのネットワークが豊富なため、大手上場企業のインハウスポジションを探したい方には適しています。BEET-AGENTは法務・管理部門に特化し、法務部長・CLO候補クラスの求人が多い点が特徴です。どのエージェントも弁護士のインハウス転向を幅広くサポートしていますが、希望する企業の規模・業種・年収レンジによって得意領域が異なるため、複数のエージェントを比較しながら活用することをおすすめします。
Q法律事務所から別の法律事務所への転職に強いエージェントはどこですか?
A法律事務所間の転職(プライベートプラクティスの継続)に強いエージェントとしては、弁護士転職.jp(C&Rリーガル・エージェンシー社)が挙げられます。2007年から弁護士の転職支援を行っており、法律事務所の採用慣行や事務所文化に関する深い知識を持つ点が強みです。リーガルジョブボード(LEGAL JOB BOARD)も士業特化型で、大手から中小まで幅広い法律事務所の求人を保有しています。大手渉外事務所への転職を目指す場合は、当該事務所とのコネクションが強いエージェントを選ぶことが重要で、実績や経験年数の条件が厳しいため、担当アドバイザーと密にコミュニケーションを取りながら選考対策を進めることが求められます。また、Lawyers Info(ローヤーズインフォ)は在籍するエージェントが弁護士経験を持つという特徴があり、弁護士目線でのサポートが期待できるサービスです。
Q転職活動中、現職にばれないようにする方法はありますか?
A転職エージェントを通じた転職活動は、基本的に現職の事務所や企業に知られないよう進められます。応募先への個人情報の提供は、求職者の同意がある場合に限られます。ただし、いくつかの点に注意しておくとよいでしょう。まず、スカウト型の転職サービスに登録する場合は、プロフィールの公開範囲を設定できるサービスを選び、現職の事務所に分かるような情報は掲載しないことが重要です。次に、面接日程は現職の昼休みや業務時間外に設定するよう、エージェントを通じて調整を依頼することをおすすめします。また、退職を申し出るタイミングは、内定を受諾し入社日が確定した後が原則です。引き継ぎ期間として少なくとも1〜2か月の余裕を見た上で、誠実に退職手続きを進めることが円満退職につながります。
Q転職エージェントのアドバイザーが合わないと感じたらどうすればよいですか?
A担当変更を依頼することをおすすめします。転職エージェントの多くは、担当アドバイザーの変更依頼に対応しています。エージェントに対して「他の担当者に変更してほしい」と伝えることで、別のアドバイザーにアサインしてもらえる場合があります。担当変更を依頼する際は、理由を具体的に伝えた方がスムーズに対応してもらいやすいです。例えば、希望分野の知識が不十分と感じる、レスポンスが遅い、紹介される求人が希望と合わない、などが理由として挙げられます。担当変更が難しい場合や、変更後も改善されないと感じた場合は、別の転職エージェントに登録することも一つの選択肢です。転職活動は長期間にわたることも多いため、自分が信頼できるアドバイザーと進めることが転職成功への近道といえます。