社労士の通信講座おすすめランキング!安い講座を徹底比較

社会保険労務士の資格取得を目指しているものの、通信講座が多すぎてどれを選べばよいか迷っていませんか。
受講費用は講座によって3万円台から30万円を超えるものまで幅広く、サポート体制や学習ツールの充実度もさまざまです。
せっかく時間とお金を投資するなら、自分の学習スタイルや目標に合った一社を選びたいところではないでしょうか。
この記事では、社会保険労務士通信講座の選び方から主要講座の特徴・費用・合格実績まで、実際に複数の講座を調査した情報をもとにわかりやすく解説します。
ランキング形式でまとめているので、比較検討の参考にしていただけますと幸いです。
- 社会保険労務士通信講座12社(アガルートアカデミー・スタディング・フォーサイト・ユーキャン・クレアール・LEC東京リーガルマインド・資格の学校TAC・資格の大原・資格のキャリカレ・ヒューマンアカデミー通信講座・山川靖樹の社労士予備校・オンスク.JP)の費用・合格実績・サポート体制・合格保証の違いを一覧表で比較できます。
- 社労士試験の難易度・合格率の推移・試験スケジュール・受験資格・10科目の出題構成など、受験前に押さえておくべき基礎知識が網羅的にわかります。
- 費用・合格実績・サポートの充実度・学習スタイル・受講期間の柔軟性という5つの選び方のポイントをもとに、自分の目的や予算に合った講座を見つけるための判断基準が身につきます。
- 実際の受講者91人へのアンケート調査をもとに、満足度・重視ポイント・合格までの学習期間など、受講前に知っておきたいリアルな実態データが確認できます。
- 通信講座の申し込みから受講開始・法改正対策・本試験受験・合格後の登録手続きまで、社労士資格取得のゴールまでの全ステップを流れで把握できます。
社会保険労務士通信講座 徹底比較表

| 講座名 | 費用(税込・初学者向け代表コース) | 2025年合格実績 | 学習スタイル | 質問サポート | 合格保証・特典 | 教育訓練給付制度 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アガルートアカデミー | 入門総合カリキュラム/フル 228,800円〜 | 合格率29.45%(全国平均の約5.38倍) | Web動画・テキスト(フルカラー) | メール・専用ツール | 全額返金またはお祝い金3万円 | 対象コースあり | 合格実績重視・サポート重視の方 |
| スタディング | 46,800円〜(ミニマムコース) | 合格率30.00%(全国平均の約5.45倍) | スマホ完結型・AI機能あり | メール・Q&A | 合格お祝い金1万円 | 対象コースあり | 低価格・スキマ時間学習重視の方 |
| フォーサイト | バリューセット3 115,800円〜(デジタルプラン72,800円〜) | 合格率27.7%(全国平均の約4倍) | eラーニング・フルカラーテキスト | メール・フォーラム | 全額返金保証(条件あり)・お祝い金 | 対象コースあり | 返金保証重視・フルカラーテキスト派の方 |
| ユーキャン | 79,000円(1コースのみ) | 非公表 | テキスト中心・添削11回 | メール(1日3回まで) | なし | 対象コースあり(実質63,200円〜) | 添削サポート重視・ブランド信頼派の方 |
| クレアール | セーフティコース定価248,000円→割引後148,800円〜 | 非公表 | Web動画・テキスト(2色刷り) | 回数無制限 | セーフティコース(翌年継続) | 一部対象 | 安心保証・質問無制限重視の方 |
| LEC東京リーガルマインド | スピードマスター合格コース152,000円〜 | 2024年度合格者268名 | 通学併用可・Zoom対応 | Zoom・メール | 受講料割引制度 | 対象コースあり | 通学との両立・大手予備校品質重視の方 |
| 資格の学校TAC | 総合本科生Web通信 230,000円前後(入会金10,000円別途) | 2011〜2024年本科生累計5,785名 | Web通信・教室・オンラインライブ | マイページ・窓口 | 全額返金制度あり | 対象コースあり | 大規模模試・累計実績重視の方 |
| 資格の大原 | 社労士合格コースinアドバンス16 Web通信235,000円・教室240,000円(入学金6,000円別途) | 2025年度合格者520名 | Web通信・教室・映像通学 | メール・電話・FAX | なし | 対象コースあり | 合格者数トップ級・オリコン満足度重視の方 |
| 資格のキャリカレ | 通常83,800円(Bコース)・キャンペーン時39,800円〜 | 非公表(累計受講者5,000名以上) | テキスト中心・動画補助 | メール(回数無制限) | 全額返金+2講座目無料 | 非対象 | 二重保証・低価格・複数資格挑戦の方 |
| ヒューマンアカデミー通信講座 | 250,800円(クレアールと提携) | 非公表 | eラーニング・テキスト9冊・動画192時間 | 学習アプリ内 | なし | 対象コースあり(条件確認要) | 豊富な教材ボリューム・クレアール品質重視の方 |
| 山川靖樹の社労士予備校 | 月額4,400円〜(10ヶ月で44,000円) | 非公表 | Web動画・月額サブスク | 公式Q&A掲示板 | 合格後返金制度あり | 非対象 | 超低価格・月謝制・自分のペース重視の方 |
| オンスク.JP | ウケホーダイ-ライト 月額1,078円〜・スタンダード月額1,628円〜 | 非公表 | スマホ・PC対応・入門編 | なし | なし | 非対象 | 入門・お試し・複数資格を低価格で学びたい方 |
※費用は公式サイト掲載の税込価格を掲載しています。キャンペーン・割引適用前の通常価格または記載があるもので掲載。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
今回比較した12社の社労士通信講座は、月額1,078円のオンスク.JPから250,800円のヒューマンアカデミー通信講座まで、費用面で大きな幅があります。
合格実績の透明性・サポートの手厚さ・保証制度の有無など、重視するポイントは人それぞれです。
費用を抑えたい方はスタディング・山川予備校、合格実績・返金保証を重視するならアガルート・フォーサイト、合格者数規模と安心感を求めるなら大原・TACがよいでしょう。
アガルートアカデミー 社会保険労務士講座
アガルートアカデミーは、2015年1月に開校したオンライン特化型の資格予備校です。
社労士講座は2017年4月に開講し、以来「インプットの網羅性×講座の多様性×アウトプット量」を徹底的に計算したカリキュラムで多くの合格者を輩出してきました。
最大の強みは合格実績の高さです。
2025年度(令和7年度)の社労士試験において、アガルートアカデミー受講生の合格率は29.45%を達成し、全国平均合格率5.5%の約5.38倍に達しています。
合格率の算出は有料講座受講生の合否アンケートをもとにしており、数字の透明性という点でも評価されています。
テキストの出題カバー率は驚異の約90%で、近年出題が増えている通達・判例も豊富に収録されています。
フルカラーで図表を多用した設計のため、難解な法律の概念でも視覚的に整理しながら学習を進められます。
アガルートアカデミーの社労士講座は、学習レベルや学習時間に応じて複数のコースから選ぶことができます。
初学者向けの入門総合カリキュラム(フル)は、インプットからアウトプットまでを完全網羅したコースです。
基礎講義・入門総合講義・肢別過去問集9年分・選択式集中特訓講座・実力確認答練(全8回)・模擬試験・科目横断整理講座・法改正対策講座・白書対策講座がすべて含まれており、社労士試験の知識ゼロから本試験まで一気通貫で対策できます。
受講時間の目安はフルカリキュラムで約172時間、ライトカリキュラムで約160時間です。
学習経験者向けの中上級カリキュラム(フル)は、基礎を固め直しながらアウトプット中心の演習で実力を引き上げるコースです。
過去問を選択肢ごとにバラした肢別形式と通常形式の両方で攻略できる構成が特徴的です。
| コース名 | 想定受講者 | 受講料(税込) |
|---|---|---|
| 入門総合カリキュラム(フル) | 初学者・基礎からやり直したい人 | 228,800円(定価) |
| 入門総合カリキュラム(ライト) | 初学者・インプット中心で進めたい人 | 公式サイトにて確認 |
| 中上級カリキュラム(フル) | 受験経験者・実力をさらに引き上げたい人 | 公式サイトにて確認 |
| 速習カリキュラム | 短期間で効率よく合格を目指したい人 | 公式サイトにて確認 |
| キックオフ社労士 | 試験範囲の全体像をまず把握したい人 | 公式サイトにて確認 |
料金はキャンペーンや割引制度の適用で変動します。最新料金は公式サイトでご確認ください。
アガルートアカデミーは多様な割引制度を設けており、条件を満たせば受講料を10〜20%削減できます。
他校乗換割引・再受講割引・受験経験者割引・家族割引などが用意されています。
また、2026年合格目標カリキュラムは2025年12月から期間限定10%OFFのセール対象となっており、早期申込でよりお得に受講できます。
合格特典は社労士通信講座の中でも特に手厚い内容です。
指定の条件(合否通知書の提出・合格体験記の提出)を満たすと合格お祝い金3万円が贈呈されます。
さらに合格者インタビューへの出演という条件を加えて満たすと、受講料が全額返金される制度も設けられています。
万一不合格だった場合のリスクを軽減しながら受講できる点が、コストパフォーマンス面での大きな訴求ポイントです。
オンライン質問サービスでは、テキストや講義についての疑問点をメッセージ形式で質問できます。
また、入門総合カリキュラム受講生限定(先着50名)でオプションの定期カウンセリング(別途有料)を利用でき、講師が月1回30分程度の電話カウンセリングを実施します。
学習の進捗確認や苦手論点の相談など、通信講座でありながら個別指導に近いサポートを受けられる点が特徴です。
さらに、バーチャル校舎への参加(先着希望制)やゼミ形式のグループ学習機会も提供しており、孤独になりがちな通信学習をサポートする仕組みが整っています。
入門総合カリキュラムは受講料が228,800円(税込)と、通信講座の相場より高めに設定されています。
ただし、合格特典の全額返金制度・割引制度・教育訓練給付金を組み合わせることで、実質的な負担を大きく抑えられる可能性があります。
また、テキストのボリュームが多く情報量が豊富なため、丁寧に学習を進めたい方には向いていますが、範囲を絞って効率重視で学習したい方は速習カリキュラムやキックオフ社労士との組み合わせを検討するとよいでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社アガルート |
| 設立 | 2013年12月 |
| 代表者 | 代表取締役 岩崎北斗 |
| 本社所在地 | 東京都新宿区新小川町5-5 サンケンビル4階 |
| 資本金 | 3,500万円 |
| 従業員数 | 約150名 |
| 開校 | 2015年1月 |
| 社労士講座開講 | 2017年4月 |
| 公式サイト | https://www.agaroot.jp/sharo/ |
アガルートアカデミーの社労士講座を調べてみて、最も印象に残ったのは合格実績の透明性と合格特典の思い切りの良さです。
受講生合格率29.45%という数値は、全国平均の5倍超という驚異的な水準であり、教材とカリキュラムの完成度の高さが数字に表れていると感じます。
受講料は他の通信講座と比べて高めの設定ですが、合格時の全額返金制度・割引制度・教育訓練給付金を上手に組み合わせれば費用対効果は十分高いといえるでしょう。
とにかく確実に一発合格を狙いたい方、コストをかけても実績重視で講座を選びたい方には、現時点でトップレベルの選択肢として自信をもっておすすめできる講座です。
スタディング 社会保険労務士講座
スタディングは、KIYOラーニング株式会社が運営するオンライン完結型の資格講座です。
2008年に「通勤講座」として開講し、その後スタディングへブランドを刷新。東証グロース市場にも上場している信頼性の高い教育企業が運営しています。
社労士講座は「1コマ5分の動画講義でスキマ時間に学ぶ」設計を徹底しており、スマートフォンひとつでテキスト・動画・問題演習・模試まですべてを完結させられる点が最大の特徴です。
合格実績も非常に高く、令和7年度(2025年度)の受講生合格率は30.00%で、全国平均合格率5.5%の約5.45倍を達成しています。
令和6年度(2024年度)も30.96%(全国平均の4.49倍)と2年連続で高い実績を維持しており、社労士通信講座の合格率ランキングでトップクラスに位置しています。
スタディングが他の通信講座と一線を画すのが、3種類のAI機能による学習サポートです。
AI学習プランは受講者が入力した学習開始日・確保できる学習時間をもとに、過去の膨大な受講者データを分析して試験日までの最適な学習スケジュールを個別に自動作成します。
今日何をどこまで学習すればよいかが明確になるため、計画倒れのリスクを大きく減らせます。
AI実力スコアは受講者の現在の実力を数値化し、合格までの距離感をリアルタイムで把握できる機能です。
AI問題復習は解答結果をもとに苦手論点を自動抽出し、最適なタイミングで復習問題を出題するエビングハウスの忘却曲線に基づく仕組みで、効率的な記憶の定着を実現します。
動画講義は1本あたり5分前後の短尺設計で、通勤・通学・休憩・家事のスキマ時間を学習時間に変換しやすい工夫が施されています。
テキストはWEB版とオプションの冊子版から選択でき、図表・吹き出しによるワンポイント解説・重要度の明示など視認性の高い構成が受講生から高く評価されています。
スタディングの社労士講座は3つのコースから選べます。
最もボリュームが充実した合格コースフルは74,800円(税込)で、基本講座・スマート問題集・セレクト過去問・総まとめ講座・直前対策答練・合格模試に加え、学習Q&Aチケット30枚が付属します。
テキストのスタンダードコースとミニマムコースは収録コンテンツを絞った低価格帯の選択肢です。
なお、2026年+2027年合格目標を兼ねたロングランコースも設けられており、2年越しで合格を目指す受験生にも対応しています。
| コース名 | 主な内容 | 受講料(税込) |
|---|---|---|
| 社労士合格コース フル(2026年目標) | 基本講座・過去問・総まとめ・答練・模試・Q&Aチケット30枚 | 74,800円 |
| 社労士合格コース フル 速習版(2026年目標) | フルの速習版(3/31まで11,000円OFF) | 53,900円〜 |
| 社労士合格コース スタンダード | 基本講座・過去問・総まとめ | 公式サイトにて確認 |
| 社労士合格コース ミニマム | 基本講座・過去問 | 46,800円〜 |
| 2026年更新版(再受講) | 既受講者向けお得な再受講 | 公式サイトにて確認 |
※料金はキャンペーン・割引クーポン適用により変動します。
無料会員登録後に10%OFFクーポンが取得できます。最新の料金は公式サイトでご確認ください。
スタディングは無料会員登録後に10%OFFクーポンを配布しており、申し込み前に必ず取得しておくとよいでしょう。
また、スタディングの他講座を過去に受講した経歴がある場合はスキルアップ割引が適用されます。
社労士試験に合格した受講生にはデジタルギフト10,000円分が贈呈される合格お祝い制度も用意されています。
教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象講座にも指定されており、条件を満たす受講生は受講費用の20%(上限10万円)の給付を受けることができます。
スタディングは紙テキストを中心に学習したい方や、添削サポートを重視する方にはやや不向きな面があります。
質問サポートは学習Q&Aチケット制(合格コースフルに30枚付属)のため、回数制限なく質問できる講座と比較すると制約があります。
また、テキストはWEB版が基本であるため、紙で勉強したい場合はオプションの冊子版テキストを追加購入する必要があります。
スキマ時間を最大限活用したいオンライン学習重視の方には最適ですが、紙とペンでじっくり学習したい方は教材形式を事前に確認しておくとよいでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | KIYOラーニング株式会社 |
| 設立 | 2010年1月 |
| 代表者 | 代表取締役 綾部貴淑 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区永田町2丁目10番1号 永田町山王森ビル4階 |
| 資本金 | 約8億371万円 |
| 従業員数 | 約150名(2025年10月末時点) |
| 上場市場 | 東証グロース市場 |
| サービス開始 | 2008年(通勤講座として) |
| 公式サイト | https://studying.jp/sharoushi/ |
スタディングの社労士講座を調査して特に注目したのは、46,800円〜という業界最安値水準の受講料でありながら、令和7年度合格率30.00%という驚異的な実績を両立している点です。
費用を抑えながら合格実績の高い講座を選びたいという方にとって、現時点でこれほど費用対効果の高い選択肢はなかなかないと感じます。
3種のAI機能による学習サポートも実用性が高く、仕事や育児と学習を並立させる忙しい社会人にとって非常に心強い設計です。
教材の紙の少なさをデメリットに感じる方がいる点は正直なところですが、スキマ時間学習を徹底したい方であれば間違いなく最有力候補に挙げられる講座です。
フォーサイト 社会保険労務士講座
フォーサイトは、1990年設立の通信教育専門企業・株式会社フォーサイトが運営する資格講座です。
累計受講者数42万人超(2024年時点)を誇り、社労士・行政書士・宅建士など難関国家資格の通信教育に特化しています。
社労士講座のコンセプトは「合格点主義」です。満点を狙うのではなく、試験に合格するために本当に必要な知識だけを徹底的に絞り込んだカリキュラムで、最短6ヶ月での合格を目指せる設計になっています。
合格実績においても高い数字を継続して記録しており、2024年度(令和6年度)の受講生合格率は27.7%で全国平均の約4倍に達しています。
全額返金保証の条件を満たした受講生に限定した集計では、2025年度63.0%という数字も公表されており、目標を持って計画的に学習を進めた受講生の合格率の高さが際立ちます。
フォーサイト社労士講座の最大の特徴は、フルカラーテキストとeラーニングシステム「ManaBun(マナブン)」の組み合わせです。
基礎講座のテキストは全10冊・合計3,840ページのフルカラー仕様で、色と図を駆使した視覚的に記憶しやすい構成が受講生から一貫して高評価を得ています。
ManaBunはスマートフォン・タブレット・PCのいずれのデバイスでも利用でき、デジタルテキスト・動画講義・確認テスト・学習スケジュール管理などをひとつのアプリで完結できます。
1コマ最大15分の動画講義は1.5〜2倍速での視聴が可能で、スキマ時間を効率的な学習時間に変えやすい設計です。
過去問演習では一問一答形式でセレクト問題を解けるほか、時間と問題数を自分で設定するオリジナル模試作成機能も搭載しています。
さらに、仲間と一緒にライブで参加できる双方向型ライブ講義「eライブスタディ」も特徴的なコンテンツです。
通信講座でありながらリアルタイムで講師に質問したり、他の受講生と切磋琢磨できる環境が整っており、一人での学習が続かないという不安を解消するうえで有効な仕組みとなっています。
フォーサイト社労士講座は単科講座と3つのバリューセットから構成されています。
最もシンプルなデジタルプランは49,800円から受講でき、充実したフルセットのバリューセット3は115,800円〜(DVDオプション別途)となっています。
| コース名 | 主な内容 | 受講料(税込) |
|---|---|---|
| デジタルプラン | 基礎講座(eラーニング版) | 49,800円 |
| バリューセット1 | 基礎講座・過去問講座・直前対策講座 | 72,800円 |
| バリューセット2 | バリューセット1+過去問講習システム | 104,800円 |
| バリューセット3 | バリューセット2の充実版(全額返金保証対象) | 115,800円〜 |
※料金はキャンペーン・割引適用前の価格。最新料金は公式サイトでご確認ください。分割払いは月々6,567円から利用可能(手数料無料)。
フォーサイトの社労士講座には手厚い保証制度が複数用意されています。
バリューセット3の受講生を対象に、規定の確認テスト・学力テストの条件を達成したうえで本試験に合格した場合は全額返金、達成したうえで不合格だった場合は翌年のデジタルプラン無料受講という不合格安心保証が設けられています。
また、合格時にはAmazonギフトコード最大2,000円分のプレゼントと、受講料の50%相当の報奨金(バリューセット3対象・条件あり)も受け取れます。
割引制度として、資料請求で5,000円OFFクーポンが取得でき、教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象講座であるため受講費用の20%(上限10万円)の給付も受けられます。
また、フォーサイトの他講座を修了した経歴がある方向けのダブルライセンス割引(最大60%引き)も設けられています。
全額返金保証を受けるためには、確認テストと学力テストで規定の基準を達成する必要があり、条件のハードルは高めに設定されています。
ただし、この条件をクリアできる水準に達していれば本試験での合格にも相当近づいていることを意味するため、逆の見方をすれば合格のための学習指標として活用できます。
また、バリューセット1・2は教育訓練給付の対象ですが、デジタルプランとDVDオプションは対象外となるため、申込前に条件を確認することをおすすめします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社フォーサイト |
| 設立 | 1990年8月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 山田浩司 |
| 本社所在地 | 東京都文京区本郷6丁目16番2号 |
| 累計受講者数 | 42万人超(2024年時点) |
| 事業内容 | 資格試験対策通信講座の提供 |
| 公式サイト | https://www.foresight.jp/sharoushi/ |
フォーサイト社労士講座を調査して印象的だったのは、合格点主義という一貫した哲学のもとでテキスト・動画・eラーニングのすべてが高い水準で作りこまれている点です。
フルカラーテキストの見やすさと情報の密度は業界トップクラスといえ、バリューセット1(72,800円)でも基礎から直前対策まで揃っている点はコストパフォーマンス面で非常に魅力的です。
全額返金保証の条件が厳しいという声もありますが、逆にその条件を達成できる力があれば合格にかなり近い水準に達しているともいえます。
紙テキストとデジタル学習の両方をバランスよく活用したい初学者の社会人に、特に向いている講座です。
ユーキャン 社会保険労務士講座
ユーキャンは1954年創立の通信教育のパイオニア的存在で、現在約140講座・年間約30万人が受講する国内最大規模の通信教育企業です。
社会保険労務士講座は開講から30年以上の歴史を持ち、2013年〜2022年の10年間で1,944名の合格者を輩出した実績を誇ります。
長年にわたる出題傾向の蓄積と、わかりやすいテキスト設計が初学者から高く評価されており、社労士通信講座の定番として広く認知されています。
受講料は79,000円(税込)で1コースに統一されており、プラン選びで迷う必要がないシンプルな価格体系も魅力のひとつです。
教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象講座に指定されており、条件を満たす受講生は受講費用の20%にあたる15,800円の給付を受けられ、実質63,200円での受講が可能です。
ユーキャン社労士講座の中核はフルカラーのメインテキスト10冊と問題集4冊です。
テキストは紙版とデジタル版の両方が提供されており、自宅での紙学習と外出先でのスマートフォン学習を使い分けられます。
各科目のテキストは労働科目・社会保険科目・一般常識科目の3分冊に分離できる仕様で、持ち運びやすさへの配慮がなされています。
レッスンごとに重要度がランク分けされており、頻出度が星の数で表示されているため、優先して学ぶべき箇所が一目でわかります。
法律用語や複雑な制度も図表・イラストを多用してわかりやすく解説しており、法律の知識がゼロの初学者でも抵抗なく学習を進めやすい構成です。
講義動画は1本5〜6分のコンパクト設計で、全体の総講義時間は約30時間とまとめられており、繰り返し視聴して理解を深めやすい設計になっています。
学習管理システム「学びオンラインプラス」では、スマートフォン・PCから講義動画の視聴やWEBテストができ、添削課題の提出・管理も一元化されています。
ユーキャン社労士講座の大きな強みは添削と質問対応の手厚さです。
科目別添削10回・総合課題添削1回の計11回にわたる添削サービスが提供され、講師が個別のメッセージを添えて丁寧に対応します。
一人で学習を進める通信講座でありながら、講師と定期的にやり取りを続けられる仕組みがモチベーション維持にも効果的です。
質問サポートは1日3回まで(メールまたは郵送)利用でき、学習中の疑問点をその都度解消しながら前に進めます。
また、法改正や試験情報に変更があった際は追補教材が送付されるため、常に最新情報で学習を続けられる安心感があります。
ユーキャン社労士講座は79,000円(税込)の1プランのみで、分割払いも月々4,980円×16回(合計79,680円)から選択できます。
教育訓練給付金(15,800円給付)を活用すれば実質63,200円での受講が可能です。
また、教材到着後8日以内であれば開封後でも返品・キャンセルが可能(送料のみ自己負担)で、実際に教材を手にしてから判断できる柔軟な対応も安心感があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受講料(税込) | 79,000円 |
| 分割払い | 月々4,980円×16回 |
| 教育訓練給付金 | 対象(受講料の20%・最大15,800円給付) |
| 実質受講料 | 63,200円(給付金利用時) |
| 標準学習期間 | 7ヶ月 |
| 添削回数 | 計11回 |
| 質問サポート | 1日3回まで(メール・郵送) |
| 返品保証 | 教材到着後8日以内 |
ユーキャン社労士講座は初学者向けの丁寧な解説が強みである分、テキストの情報量を合格に必要な範囲に絞っています。
そのため、上位得点での確実な合格を狙う方や、より高密度な演習量を求める方には、アガルートやクレアールなど網羅性の高い講座との比較検討をおすすめします。
質問は1日3回までの制限があるため、疑問が多く発生する初学者にとっては制約を感じる場面もあるかもしれません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ユーキャン |
| 創立 | 1954年6月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 品川泰一 |
| 本社所在地 | 東京都新宿区高田馬場4-2-38 |
| 資本金 | 9,000万円 |
| 従業員数 | 約690名 |
| 年間受講者数 | 約30万人 |
| 公式サイト | https://www.u-can.co.jp/ |
ユーキャン社労士講座を調査して最も感じたのは、70年以上の歴史に裏打ちされた教材の完成度と、添削11回という業界でも際立つサポートの充実ぶりです。
79,000円という料金は他の主要講座と比べて中間帯に位置しており、教育訓練給付金を活用すれば実質6万円台で受講できる点はコスパ面でも評価できます。
テキストのわかりやすさは初学者に特に向いており、社労士試験を初めて受ける方が全体像をつかみながら丁寧に学習を進めたい場合には、安心して選べる講座といえるでしょう。
長年の合格実績と手厚い添削サポートに価値を感じる方に自信をもっておすすめできます。
クレアール 社会保険労務士講座
クレアールは、資格受験指導歴50年以上を誇るWEB通信専門スクールです。
1962年に「経営指導協会」として設立され、1998年に現在の株式会社クレアールとして法人化。
公認会計士・司法書士・社労士など難関国家資格の指導で長年の実績を積んできました。
社労士講座においては、2024年度に合格者200名以上を輩出しており(合格体験記ベース)、その指導力は業界内で高く評価されています。
クレアール社労士講座の最大の特徴は、独自の合格理論「非常識合格法」です。
非常識合格法とは、試験に合格するために本当に必要な「合格必要得点範囲」だけを科学的に絞り込み、最短・最効率での合格を実現するクレアール独自の学習アプローチです。
この手法は20年以上の試験問題分析に基づいており、広大な社労士の試験範囲を闇雲に学ぶことなく、出題頻度の高い論点に集中して合格点を確実に取りにいく戦略的な学習を可能にします。
クレアール社労士講座の学習システムの中心は「Vラーニングシステム」です。
スマートフォン・PC・タブレットに対応したWeb通信講座形式で、1講義あたり約5〜60分に単元ごとに細かく分割された動画講義はスキマ時間の活用に適しており、1.5〜2倍速での視聴にも対応しています。
従来の教室講義では1回180分かかっていた内容を、要点を絞ることで約60分に凝縮しているため、働きながら学習を続ける社会人でも無理なく受講できます。
テキストは講義動画・オリジナル問題集と完全にリンクした構成で、各単元ページにはQRコードが付いており、対象単元の講義動画に直接アクセスできます。
テキストは2色刷りのシンプルな設計で、合格に必要なポイントと不要なポイントを明確に区別した情報整理がされています。
フルカラーのテキストと比べて視覚的な派手さは控えめですが、情報量の密度と効率学習への一貫した設計が特徴です。
また、HDI-Japan主催「HDI格付けベンチマーク」において2021年・2023年の2年で【通信教育業界】の最高評価「三ツ星」を獲得しており、問い合わせ対応・サポート品質の高さが第三者機関から認定されています。
クレアール社労士講座が他社と大きく差別化されるのが、質問回数無制限のメール質問サポートです。
スタディングの30枚チケット制やユーキャンの1日3回制限と比べると、疑問が生じるたびに制限なく質問できる環境は受講生の安心感に直結します。
また、担当講師への直接質問が可能で、返答の速さも高く評価されています。
さらに、万一の不合格に備えた保証制度「セーフティコース」も大きな魅力のひとつです。
セーフティコースは、万一1年目の試験に不合格だった場合でも追加費用なしで翌年も最新カリキュラムを継続受講できる制度です。
1年目に合格した場合は未受講分の翌年受講料が全額返金されるため、合格してもしなくても金銭的なロスが最小化されます。
初年度の試験受験料15,000円もクレアール負担という特典も設けられています(初年度のみ)。
クレアール社労士講座は期間限定の割引価格が頻繁に設定されており、申込時期が早いほど割引率が高く設定されています。
最大で51%OFFになるキャンペーンが実施されることもあり、公式サイトで最新の割引情報を確認してから申し込むとよいでしょう。
| コース名 | 対象者 | 一般価格(税込) | 割引後価格目安 |
|---|---|---|---|
| 一発ストレート合格セーフティコース(2026・27年目標) | 初学者・長期プラン志向 | 248,000円 | 148,800円〜 |
| 一発ストレート合格パーフェクトコース(2026年目標) | 初学者・短期集中型 | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 |
※料金はキャンペーン等により変動します。教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象コースあり。最新情報は公式サイトでご確認ください。
テキストが2色刷りのシンプルな設計であるため、フルカラーのテキストに慣れている方や、視覚的に整理された教材を好む方には物足りなさを感じる場合があります。
また、セーフティコースの定価は248,000円と他の通信講座に比べて高額ですが、割引適用後は148,800円程度になることが多く、2年分の受講料が含まれていると考えると費用対効果は決して低くありません。
講義のテンポが速めという声もあるため、じっくり理解しながら進めたい方は、まず資料請求で教材サンプルを確認したうえで判断するとよいでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社クレアール |
| 設立 | 1998年4月27日(前身の「経営指導協会」は1962年設立) |
| 代表者 | 代表取締役社長 竹内陽一 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区神田三崎町1-1-17 ハヤシビル |
| 資本金 | 7,000万円 |
| 資格指導歴 | 50年以上 |
| 公式サイト | https://www.crear-ac.co.jp/sharoushi/ |
クレアール社労士講座を調査して特に注目したのは、質問回数無制限のサポートとセーフティコースの組み合わせです。
疑問をためずに前に進めるサポート体制と、不合格時のリスクを最小化する保証制度が両立している点は、長期戦になりやすい社労士試験において非常に実用的な設計といえます。
割引適用後の費用は他の主要講座と比べて高めに感じる場合もありますが、2年分のサポートが含まれると考えれば十分な価値があります。
非常識合格法による効率重視のアプローチで、合格への最短ルートを着実に進みたい方に向いている講座です。
LEC東京リーガルマインド 社会保険労務士講座
LEC東京リーガルマインドは、1979年に弁護士の反町勝夫氏が創立した国内屈指の資格取得支援予備校です。
通称「LEC(レック)」として広く知られており、全国の本校・提携校ネットワークと充実した通信講座を展開しています。
法律・会計・不動産・公務員など120を超える講座を擁し、資格の総合スクールとして長年にわたり多くの合格者を輩出してきた実績があります。
社労士講座においては、2024年度試験で268名もの合格者を輩出しており、大手資格予備校としての指導力を数字で示しています。
LECの社労士講座の大きな特徴は、通学と通信の垣根を取り払った「通学⇔通信オールフリー」制度と、Zoomによるライブ配信受講への対応です。
通信講座で申し込んでも近くの本校の通学クラスへの乗り入れが可能で、通学生もZoomでリアルタイム受講できるなど、学習形態の自由度が他の通信専門講座と比べて際立っています。
LECの社労士講座は初学者向けと学習経験者向けに分かれており、代表的な2コースを中心に構成されています。
スピードマスター合格コースは初学者・再挑戦者向けのスタンダードなコースです。
2026年合格目標の受講料は一般価格で152,000円(税込)となっています。
各種割引を活用すれば最大35%引きとなる場合もあり、再受講割引(30%引き)・社労士受験生割引(25%引き)・他校乗換割引(25%引き)など豊富な割引制度が用意されています。
通学クラスへの乗り入れ自由・Zoom対応・音声ダウンロード・スマートフォン視聴にも対応しており、ライフスタイルに合わせた柔軟な学習環境が整っています。
学習経験者向けの社労士合格コース(中上級コース)は205,000円〜(税込)で、より高度な演習と分析に特化したカリキュラムが組まれており、受験経験者が本試験突破に向けて実力を引き上げるための講座です。
| コース名 | 対象者 | 受講料(税込) | 最大割引 |
|---|---|---|---|
| スピードマスター合格コース(2026年目標) | 初学者・再挑戦者 | 152,000円〜 | 最大35%引き |
| 社労士合格コース(中上級・2026年目標) | 学習経験者 | 205,000円〜 | 各種割引あり |
※料金はキャンペーン・割引適用前の価格。最新情報は公式サイトでご確認ください。
LECは申し込み前に実際の講義を体験できる「おためしWeb受講制度」を設けています。
2026年合格目標社労士の基礎編・本論編の一部を無料で試聴でき、講師との相性や教材のスタイルを事前に確認してから申し込めます。
また、全国各地の本校で無料の資格説明会・ガイダンスを定期的に実施しており、当日の説明会に参加して申し込むと5,000円割引が適用されるのも実用的な制度です。
Zoom対応の講義説明会も随時開催されており、地方在住でも遠隔から参加できる点はLECならではの強みといえるでしょう。
LECの社労士講座では多様な割引制度が用意されており、条件が重なる方は複数の割引を組み合わせることで受講料を大きく抑えられる場合があります。
主な割引は再受講割引(30%引き)・社労士受験生割引(25%引き)・他校社労士受講生割引(25%引き)・LEC他資格受講生割引(25%引き)・早期申込割引(最大25,000円引き・時期限定)などです。
合格者向けの返還制度も設けられており、対象コースの受講生が試験に合格した場合、受領済み受講料の100%が返還される制度(条件あり)があります。
また、教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象コースも設けられており、条件を満たす場合は受講費用の20%が給付されます。
LECの社労士講座は通学・通信のハイブリッドな受講環境が強みですが、そのぶん受講料は他の通信専門講座と比べて高めに設定されています。
初学者向けスピードマスターコースの152,000円は、スタディング(46,800円〜)やフォーサイト(72,800円〜)などと比べると倍以上の価格帯です。
ただし、通学クラスへの乗り入れ自由やZoomライブ対応といった付加価値が含まれていることを考慮すると、単純な価格比較だけで判断するのは難しいといえます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社東京リーガルマインド |
| 創立 | 1979年1月 |
| 代表者 | 代表取締役 反町勝夫 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区神田三崎町2-2-12 |
| 資本金 | 9,000万円 |
| 従業員数 | 約950名 |
| 事業内容 | 各種国家資格・公務員試験受験指導・社会人向けキャリアアップ支援 |
| 公式サイト | https://www.lec-jp.com/sharoushi/ |
LEC東京リーガルマインドの社労士講座を調査して最も印象に残ったのは、通学⇔通信オールフリーとZoomライブ配信の組み合わせが生み出す学習環境の柔軟さです。
2024年度に268名の合格者を輩出しているという実績も、大手予備校としての確かな指導力を示しています。
受講料は他の通信専門講座よりも高めですが、豊富な割引制度をうまく活用すれば実質的な負担を相当抑えられます。
通信だけでなく、必要に応じて対面やZoomでも学びたい方、講師に直接質問できる環境を重視する方には、特に向いている講座といえるでしょう。
資格の学校TAC 社会保険労務士講座
TAC株式会社は、1980年に創業した大手資格取得専門予備校です。
公認会計士・税理士・社会保険労務士・行政書士・宅建士など幅広い資格指導を展開し、国内に直営校23校・提携校15校を有するネットワークを誇ります。
社労士講座においては、2011年〜2024年の本科生合格者累計が5,785名という圧倒的な合格実績を持ち、業界有数の合格者輩出校として広く認知されています。
TACの社労士講座の最大の特徴は、通学・通信・オンラインライブの3形態に対応した多彩なコース設計と、全国の模試シリーズを活用した本番に近い実戦演習環境です。
2024年度の全国模試シリーズ延べ受験者数は11,318名に達しており、規模の大きさが他の通信講座と一線を画しています。
TACの社労士講座は開講時期・学習レベルに応じて多数のコースが用意されており、自分の状況に合わせた選択が可能です。
主要な初学者向けコースとして「総合本科生」(全68回・基本講義⇒実力テスト⇒答練の流れ)、「総合本科生Basic」(全76回・年金科目2回転)、「総合本科生Wide」(主要科目を基礎マスター講義と基本講義で2回転)、「1.5年本科生」(年金科目3回転・1.5年かけてじっくり学ぶロングコース)があります。
通信形態は、録画したWeb講義を自分のペースで視聴するWeb通信講座に加え、双方向コミュニケーションができる「オンラインライブ通信講座」も用意されています。
オンラインライブ講座はリアルタイムで講師に質問できるため、通信講座でありながら通学に近い学習体験が得られます。
スマートフォン・タブレット・PCすべてに対応したデジタル教材(テキスト閲覧・問題演習)も標準装備で、スキマ時間の活用も十分可能です。
また、通学生・通信生どちらも無料で利用できる「オンライン自習室」を新設しており、自宅での集中環境を整えやすくなっています。
全国校舎の自習室も本科生・パック生は無料・予約不要で利用できます。
TACの社労士本科生の累計合格者数は2011〜2024年で5,785名に達しており、これは業界トップ水準の合格者数といえます。
なお、TACが公表しているカリキュラム修了者(答練・模試提出率90%以上、直前期答練平均正答率60%以上、模試成績C判定以上)という厳しい条件を満たした受講生に限定した集計では、2024年度合格率は41.1%という高水準を達成しています。
全国模試シリーズの規模も大きな強みです。
全国中間模試・全国公開模試の延べ受験者数が11,318名(2024年度)にのぼり、受験生全体の中での自分の位置を正確に把握できる環境は、TACならではの優位性です。
TACの社労士講座は受講料が他の通信専門講座より高めに設定されており、総合本科生(Web通信)は230,000円前後(税込)となっています。
ただし、早期申込割引(最大44,000円OFF)・受験経験者割引・再受講割引・U35割引・他資格合格者割引など多彩な割引制度が設けられており、条件に当てはまる場合は大幅に費用を抑えられます。
教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象コースも設けられており、受講費用の20%(上限10万円)が給付されます。
また、前年の試験に合格した方向けに受講料全額返金制度も用意されています。
入会金10,000円(税込)が別途必要ですが、窓口での受講相談後に申し込む場合は免除になるケースもあります。
| コース名 | 対象者 | 受講形態 | 受講料目安(税込) |
|---|---|---|---|
| 総合本科生 | 初学者・学習経験者 | 教室・ビデオ・Web・DVD | 230,000円前後 |
| 総合本科生Basic | 初学者 | 教室・ビデオ・Web | 公式サイト参照 |
| 総合本科生Wide | 初学者 | 教室・ビデオ・Web | 公式サイト参照 |
| 1.5年本科生 | 初学者(時間を確保できる方) | 教室・ビデオ・Web | 公式サイト参照 |
| スマートWeb本科生 | 効率よく学びたい方 | Web通信 | 公式サイト参照 |
※料金は入会金(10,000円)別途・税込。最新情報は公式サイトでご確認ください。
TACの社労士講座は受講料が230,000円前後と、スタディング(46,800円〜)やフォーサイト(72,800円〜)などの通信専門講座の3〜5倍の価格帯となっています。
ただし、大規模な全国模試・通学の自習室・講師動画レター・個人別成績表など、通信専門講座では提供が難しい充実したサポートが含まれている点を踏まえると、単純な価格比較は難しいといえます。
費用を最大限抑えたい方には割引制度の活用が不可欠ですので、申込前に公式サイトで最新の割引情報を確認したうえで検討するとよいでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | TAC株式会社 |
| 設立 | 1980年12月(創業) |
| 代表者 | 代表取締役社長 多田敏男 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区三崎町3-2-18 |
| 社労士本科生累計合格者数 | 5,785名(2011〜2024年) |
| 全国直営校 | 23校(提携校15校) |
| 公式サイト | https://www.tac-school.co.jp/kouza_sharosi/ |
資格の学校TACの社労士講座を調査して最も印象に残ったのは、2011〜2024年の本科生累計合格者5,785名という圧倒的な実績の重みと、全国模試11,318名という規模が生み出す受験生全体での位置把握の精度の高さです。
受講料は高めですが、これだけの合格者実績と学習環境の充実度を考えると、確実に一発合格を目指したい方には十分に投資価値があると感じます。
早期申込割引や各種割引を組み合わせることで費用負担を軽減できる点も重要で、費用と実績のバランスを重視する方には強くおすすめできる講座です。
資格の大原 社会保険労務士講座
資格の大原は、1957年に大原簿記学校として東京水道橋に創設された学校法人大原学園グループが運営する資格取得専門校です。
全国46都市116校を展開する日本最大級の専門学校グループとして、社会保険労務士をはじめとする幅広い資格指導で長年の実績を積んできました。
社労士講座においては、2025年度(令和7年度)試験の合格者数が520名に達しており、業界トップ水準の合格実績を誇ります。
さらに、通信講座の顧客満足度においてもオリコン顧客満足度アワード「通信講座・社会保険労務士部門」で2022年・2023年と2年連続1位を獲得しており、合格実績と受講生満足度の両面で高い評価を受けています。
資格の大原の社労士講座の中で特に注目されるのが、専任講師・金沢博憲氏が開発した独自の学習コンテンツ「社労士24(時間の達人シリーズ)」です。
社労士24のコンセプトは「時間の長さではなく、時間当たりの情報密度」を重視した圧縮型学習で、3時間分の内容を1時間で理解できる凝縮された講義・教材の提供を目指しています。
1テーマあたり3〜15分の動画に分割されており、スマートフォン1台あればテキストなしでもスキマ時間に学習を積み重ねられる設計になっています。
語呂合わせを活用した暗記支援や、テキストPDFのダウンロード対応など、忙しい社会人が継続しやすい工夫が随所に施されています。
合格者からは「社労士24だけで効率的にインプットを終わらせられた」「スキマ時間を最大限活用できた」という声が多く寄せられており、特に仕事・育児と学習を並立させたい方から高い支持を得ています。
通常の社労士合格コースにおいても、1テーマ約3〜15分に分割されたWeb通信講義・最大2倍速再生対応・「Mobile-O-hara」による学習支援プラットフォームなどの機能が整備されており、スキマ学習のしやすさは業界内でも際立っています。
大原の社労士講座は初学者向けに複数のコース設計が用意されており、学習開始時期やじっくり型・集中型の志向に応じて選べます。
最もボリュームのある「社労士合格コースinアドバンス16」は主要科目を2回転学習できる初学者向けロングコースです。
| コース名 | 対象者 | Web通信受講料(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 社労士合格コースinアドバンス16 | 初学者 | 235,000円 | 主要科目2回転・最充実コース |
| 社労士合格コースinアドバンス16(教室通学) | 初学者 | 240,000円 | 通学型 |
| 社労士合格コース | 初学者・受験経験者 | 公式サイト参照 | スタンダードコース |
| 社労士経験者合格コース | 受験経験者 | 公式サイト参照 | 受験経験者専用 |
| 社労士24 Web通信 | 時間が少ない方 | 公式サイト参照 | 24時間凝縮インプット |
入学金6,000円(税込・初回申込時のみ)が別途必要です。最新料金は公式サイトでご確認ください。
大原の社労士講座は多様な割引制度が整っており、再受講割引(30%OFF)・本試験経験者割引(20%OFF)・50歳以上応援割引(10%OFF)・大原受講生割引(3%OFF)などが設けられています。
教育訓練給付制度(一般教育訓練・特定一般教育訓練)の対象コースもあり、条件を満たす受講生は受講費用の最大20%(上限10万円)の給付を受けられます。
社労士合格コースinアドバンス16(Web通信235,000円)の受講料はTACと同等の高めの価格帯となっており、スタディングやフォーサイトとは大きな価格差があります。
ただし2025年度合格者520名・オリコン2年連続1位という実績、および社労士24という独自コンテンツの価値を考えると、費用対効果は十分に高いといえます。
入学金6,000円(税込)が別途必要な点も申込前に確認しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営法人 | 学校法人大原学園 |
| 設立 | 1957年(大原簿記学校として)・1979年学校法人化 |
| 理事長 | 中本毎彦 |
| 本部所在地 | 東京都千代田区西神田1-1-3 |
| 基本金 | 1,537億円(2025年4月1日現在) |
| 教職員数 | 1,622名(2025年4月1日現在) |
| 展開校舎数 | 全国46都市116校 |
| 公式サイト | https://www.o-hara.jp/course/sharoshi/ |
資格の大原の社労士講座を調査して最も印象に残ったのは、2025年度合格者520名という業界最高水準の合格実績と、独自コンテンツ「社労士24」の完成度の高さです。
特に社労士24は、忙しい社会人が確保できる細切れのスキマ時間を学習時間に変換する発想が非常に実用的で、多くの合格者が高く評価しているのも納得できます。
受講料はやや高めですが、オリコン顧客満足度2年連続1位という第三者評価と520名超の合格者数が示す信頼性は、初学者が安心して選べる根拠として十分に説得力があります。
資格のキャリカレ 社会保険労務士講座
資格のキャリカレは、株式会社キャリカレ(旧・株式会社キャリアカレッジジャパン)が2008年に設立・運営する通信教育専門の講座ブランドです。
心理・カウンセラー・医療・福祉・食・ビジネスなど全150種類以上の講座を展開しており、累計受講者数は社労士講座単体で5,000名以上(2024年7月時点)に達しています。
キャリカレ社労士講座の最大の特徴は、業界有数の充実したサポート体制と、万一不合格だった場合の全額返金保証制度の組み合わせです。
受講料が比較的リーズナブルでありながら、質問回数無制限・専任講師の直接添削・資格取得後のキャリア支援まで含めた手厚いフォローが受講料に含まれている点が、受講生からの支持の理由となっています。
キャリカレ社労士講座のカリキュラムは「選択・集中・集約」の3つのコンセプトに基づいています。
過去20年分の本試験問題を徹底分析したうえで学習範囲を絞り込み、合格に必要な7割以上の得点が効率的に取れる力を養うことを目標としています。
一般的に800〜1,000時間といわれる学習時間を、キャリカレでは最短6ヶ月・約600時間程度に圧縮する設計になっています。
過去問は20年分を分野別・論点別に整理した構成で、出題パターンを体系的に把握しながら演習を積み重ねられます。
テキストはプロ講師が監修した自社制作で、重要ポイントが視覚的にわかりやすくまとめられています。
単元別映像講義はポイントに絞ったコンパクトな設計で、好きなタイミングで繰り返し視聴できます。
サポート面では質問回数無制限のメール質問対応が標準装備されており、学習中の疑問をためずにすぐ解消できる環境が整っています。
専任講師による添削指導も受講料に含まれており、自分の弱点を客観的に把握しながら学習を進めやすい点が評価されています。
キャリカレ社労士講座は2コース制で、2026年試験対応のAコースと2027年9月まで長期サポートが続くBコースが用意されています。
キャンペーン価格(時期により変動)では大幅割引が適用されており、インターネット申込で10,000円の追加割引も受けられます。
| コース名 | サポート期間 | 通常価格(税込) | キャンペーン価格目安 |
|---|---|---|---|
| Aコース(2026年受験対応) | 〜2026年試験まで | 公式サイト参照 | 公式サイト参照 |
| Bコース(長期サポート) | 〜2027年9月まで | 83,800円 | 39,800円〜(時期により変動) |
※キャンペーン価格は時期によって変動します。最新の料金・割引情報は必ず公式サイトでご確認ください。
キャリカレ社労士講座が他社と大きく差別化されるのが、2段階の合否対応保証制度です。
教材到着後、対象となる試験で不合格だった場合は受講料が全額返金されます。
これだけでも十分な安心感がありますが、見事合格した場合はさらに100種類を超えるキャリカレの人気講座の中から好きな講座を1つ無料で受講できる「2講座目無料制度」が用意されています。
行政書士・ファイナンシャルプランナー・宅建士など関連する法律系資格を無料で追加取得できるチャンスは、スキルアップを考える社労士受験生にとって非常に魅力的な制度です。
なお、全額返金および2講座目無料を利用するにはそれぞれ条件があるため、申込前に公式サイトで詳細を確認することをおすすめします。
キャリカレ社労士講座は映像講義よりもテキスト中心の学習設計となっているため、動画を中心に学習を進めたい方や、通勤のスキマ時間に映像講義だけで学習を完結させたい方には不向きな場合があります。
合格率の具体的な数値は公表されておらず、アガルート・スタディング・フォーサイトなどと比べると実績の透明性の面で比較しにくいという声もあります。
また、キャンペーン価格は時期によって大きく変動するため、申込前に最新の価格情報を確認することが重要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社キャリカレ(旧・株式会社キャリアカレッジジャパン) |
| 設立 | 2008年8月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 横田正隆 |
| 本社所在地 | 広島県広島市安佐南区八木1-15-5 |
| 資本金 | 9,000万円 |
| 従業員数 | 約132名 |
| 展開講座数 | 150種類以上 |
| 公式サイト | https://www.c-c-j.com/course/status/sharoushi/ |
資格のキャリカレ社労士講座を調査して最も注目したのは、全額返金保証と2講座目無料制度を組み合わせた二重の安心設計です。
不合格でも返金・合格なら別講座が無料という構造は、受験に対する金銭的なプレッシャーを大幅に軽減してくれます。
受講料もキャンペーン適用時は業界最安水準になる場合もあり、コスト面での敷居の低さは際立っています。
テキスト中心の学習スタイルが自分に合うかどうかを事前に確認したうえで検討するのがよく、まずは無料資料請求でサンプル教材の雰囲気をつかんでみることをおすすめします。
ヒューマンアカデミー通信講座 社会保険労務士講座
ヒューマンアカデミー通信講座(旧・たのまな)は、資格取得・就転職の総合校ヒューマンアカデミーが運営する通信教育ブランドです。
社会人向けに150種類以上の多彩な通信講座を展開しており、社会保険労務士講座はその中でも人気のビジネス系資格講座として位置づけられています。
ヒューマンアカデミー通信講座の社労士講座は「社労士安心合格講座」の名称で提供されており、株式会社クレアールとの提携によって運営されている通信講座です。
クレアールが長年にわたって培ってきた非常識合格法・Vラーニングシステムのノウハウをベースにしながら、ヒューマンアカデミーの教育支援プラットフォームと組み合わせた学習環境が提供されています。
ヒューマンアカデミー通信講座の社労士安心合格講座は「合格必要得点範囲を短期間で確実に習得する」ことをコンセプトとしています。
過去20年間の本試験問題を徹底的に分析したうえで学習範囲を絞り込み、知識ゼロから合格ラインへの到達を目指す設計です。
教材は充実した内容で、ベーシックテキスト全9冊・分野別完全過去問題集全5冊・横断整理講義レジュメ・法改正対策講義レジュメ・コンプリーションノート全3冊・白書対策講義レジュメ・公開模試がセットになっています。
動画講義は約192時間の映像コンテンツが用意されており、最大2倍速での再生が可能です。
スキマ時間の活用に適した設計で、講義資料・音声のダウンロードにも対応しています。
学習の進め方は、インプット(講義動画・テキスト)→アウトプット(過去問題集・横断整理答練)→オリジナル問題演習(答練マスター・ハイレベル答練)という段階的な構成になっており、学んだ知識を実践的な解答力に変換していく仕組みです。
科目を横断した共通点・相違点の理解を深める多角的反復学習が、複雑な社労士試験の記憶定着に活用されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 講座名 | 社労士(安心合格)講座 |
| 受講料(税込) | 250,800円 |
| 標準学習期間 | 12ヶ月 |
| 動画講義時間 | 約192時間 |
| 教材 | テキスト・過去問・レジュメ・模試など |
| 学習形式 | eラーニング(マイページassist) |
| 提携機関 | 株式会社クレアール |
受講料は250,800円(税込)と、今回紹介している講座の中でも高めの価格帯に位置しています。
教育訓練給付制度(一般教育訓練)の対象講座に指定されている場合は受講費用の20%が給付されるため、条件を満たす方は申込前に確認することをおすすめします。
なお、不定期でキャンペーン割引を実施しており、公式サイトで最新情報を確認すると割引価格で申し込める場合があります。
ヒューマンアカデミー通信講座の社労士講座は通信専業のため、通学クラスへの乗り入れや対面での質問対応はありません。
また、合格実績(合格率・合格者数)は公式サイト上で公表されておらず、他の主要講座との合格実績の比較がしにくい点があります。
合格お祝い金制度も設けられておらず、合格後の特典面ではフォーサイト・アガルート・スタディングなどと比べると物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
高めの受講料に見合った品質を確認するためにも、申込前に公式サイトでカリキュラム詳細や無料資料請求を活用して教材の内容を確認することをおすすめします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | ヒューマンアカデミー株式会社 |
| 事業内容 | 資格取得・就転職支援の総合教育事業 |
| 本社所在地 | 東京都新宿区西新宿(ヒューマングループ) |
| 展開講座数 | 150種類以上 |
| 提携機関 | 株式会社クレアールと提携 |
| 公式サイト | https://haec.athuman.com/shop/g/g1162T071/ |
ヒューマンアカデミー通信講座の社労士安心合格講座を調査して特に注目したのは、ベーシックテキスト9冊・動画約192時間という教材のボリュームの充実度です。
クレアールとの提携により、非常識合格法をベースにした合格必要得点範囲への集中学習と、多角的反復学習の組み合わせが採用されており、教材の設計思想はしっかりしています。
250,800円という受講料は他の通信専門講座と比べると高めで、同様の内容がクレアール本体でも受講できることを踏まえると、ヒューマンアカデミーのプラットフォームや総合的な教育環境への親和性を感じる方向けの選択肢といえるでしょう。
山川靖樹の社労士予備校(ヤマ予備)
山川靖樹の社労士予備校(通称・ヤマ予備)は、元LEC東京リーガルマインド社労士講座の全国通信担当として10年以上にわたり看板講師として活躍した山川靖樹氏が、2008年に設立したWEBスクールです。
運営は株式会社E-prost(イープロスト)が担っており、山川氏が代表を務めています。
ヤマ予備最大の特徴は、業界の常識を覆す「月額4,400円(税込)で全講座を受け放題」というサブスクリプション型の料金体系です。
基本講義・答練・直前対策・白書対策など、社労士試験合格に必要な講座すべてを、月ごとに払う月謝制で利用できます。
2019年の月額制開始以前は、すべての有料講座を受講すると10万円を超える費用が必要でしたが、月額化によってその負担を半分以下に抑えることに成功しました。
山川氏の講義は関西弁の語り口と噛み砕いた説明が受験生に好評で、法律を「覚える」のではなく「理解する」ことを徹底して重視したスタイルが特徴です。
かつてLECでビデオ講師として全国規模の受講生を指導していたことで培ったノウハウを活かし、解説の質・わかりやすさは通信専門の小規模スクールとは思えない高水準を維持しています。
ヤマ予備の月額制で受け放題になる主要コンテンツは以下のとおりです。
基本インプット講座(新・合格講座INPUT編)・アウトプット演習(厳選1,500問のOUTPUT編)・山川答練(全16回・ライバルと得点を競うランキング制)・ピンクマーク答練(山川靖樹の出題予想論点講座)・改正法マスター講座・白書完全マスター講座・穴埋め式対策講座・ひっかけ問題対策300選・ヤマゼミzoom!(週1回のライブオンラインゼミ)・三宅流過去問解き方講義・過去問10年網羅PDFダウンロードなど、実に豊富なラインナップが一律の月額料金で利用できます。
合計講義時間は225時間以上に達しており、社労士試験合格に必要なインプットからアウトプット・直前対策まで、ヤマ予備1社だけで完結する学習環境が整っています。
模擬試験(ヤマ予備WEB模試)はヤマ予備会員なら完全無料で受験でき、他スクールの受講生でも無料で参加できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金(税込) | 4,400円(月額4,000円+消費税) |
| 支払い方法 | 月次自動引き落とし(サブスクリプション) |
| 最低利用期間 | 10ヶ月以上の継続が推奨(早期解約時は割引対象外での計算) |
| 10ヶ月利用時の合計 | 44,000円(税込) |
| 無料体験 | 基本講座の体験視聴が無料・登録不要 |
| テキスト | PDFダウンロード対応(月額制会員) |
月額制の利用にあたっては「10ヶ月以上の受講」が推奨されており、10ヶ月未満で解約した場合は割引対象外として計算されるため、トータルで負担が増える可能性があります。
10ヶ月継続した場合の総費用は44,000円(税込)となり、他の主要通信講座と比較しても圧倒的な低価格で社労士の全範囲を学習できます。
テキストは紙ではなくPDF形式での提供(月額制会員はダウンロード可能)となっており、紙のテキストを使いたい場合は別途製本テキストを購入する必要があります。
また、個別の質問サポート制度は設けられておらず、不明点は公式サイトのQ&Aやヤマゼミzoom!でのやり取りを活用する形になります。
ヤマ予備では合格した受講生に対する返金制度も設けられています。
また、YouTube「山川社労士チャンネル」では社労士受験生に向けて基礎インプット講座・法改正情報・過去問分析・最新試験情報などを無料配信しており、月額制に登録する前に講義のスタイルや内容を無料でたっぷり確認できるのも、他の通信講座にはない利点です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社E-prost(イープロスト) |
| 代表者 | 山川靖樹(社会保険労務士) |
| 本社所在地 | 京都府 |
| 事業内容 | WEBスクール運営・資格講座配信・出版事業 |
| 開校 | 2008年(ヤマ予備として)・月額制移行2019年 |
| YouTube | 山川社労士チャンネル(無料配信) |
| 公式サイト | https://yamakawa-sr.net/ |
山川靖樹の社労士予備校を調査して最も驚いたのは、月額4,400円で225時間以上の講座が全部受け放題というコストパフォーマンスの高さです。
10ヶ月継続しても総額44,000円という価格は、スタディングの最安値に匹敵し、大手予備校の5〜10分の1という衝撃的な水準です。
元LEC全国通信担当というキャリアに裏付けられた講義の質の高さと、ヤマゼミzoom!のようなライブ交流の場を組み合わせたユニークな設計は、費用を徹底的に抑えながらも高品質な学習環境を求める方にとって非常に魅力的な選択肢です。
テキストが紙でないことや質問サポートの制約については事前に承知したうえで検討するとよいでしょう。
オンスク.JP 社会保険労務士講座 月額1,078円で60講座以上が学び放題
オンスク.JPは、TAC株式会社の100%出資子会社である株式会社オンラインスクール(東京都千代田区)が2015年7月に提供を開始したオンライン学習サービスです。
資格の学校TACが資格試験対策で培った長年のノウハウと教材をベースに、月額制で60種類以上の講座が学び放題になる「ウケホーダイ」という仕組みを業界に先駆けて導入したサービスです。
社労士講座においては、入門編講座として位置づけられており、講義動画(約15時間)・問題演習402問(多肢選択式問題含む)・PDFテキストがセットで利用できます。
TACのプロ講師による分かりやすい解説と、一問一答形式のコンパクトな問題演習が特徴で、スマホ・PC・タブレットのすべてに対応しています。
オンスク.JPの料金体系は月額制(サブスクリプション型)で、プランは2種類から選べます。
| プラン名 | 月額料金(税込) | 主な機能 |
|---|---|---|
| ウケホーダイ-ライト | 1,078円 | 講義視聴・基本問題演習 |
| ウケホーダイ-スタンダード | 1,628円 | ライトの全機能+音声DL・特別問題・復習機能など |
社労士・行政書士講座のみ、スタンダードプランで多肢選択式問題・音声ダウンロード・講義スライドダウンロードなどの上位機能が追加されます。
一括払いプランも用意されており、スタンダードの12ヶ月パックは18,557円(税込)です。
無料プランも用意されており、登録なしで一部の講義を無料体験できます。
いつでもキャンセル・プラン変更が可能で、縛りのない手軽さが大きな魅力です。
オンスク.JPの社労士講座は「入門編」と位置づけられており、社労士試験の全体像を掴み基礎知識を定着させることに特化した設計です。
講義動画は1テーマあたり数分程度のコンパクトな構成で、通勤・昼休みなどのスキマ時間での視聴に最適です。
倍速再生・しおり機能・キーワード検索機能も備わっており、効率的なインプット学習を後押しします。
社労士講座に限らず、同一の月額料金で宅建・行政書士・FP・日商簿記・ITパスポートなど60種類以上の講座がすべて使い放題になる点も大きな利点です。
複数の資格に同時に挑戦したい方や、勉強を始める前にまず社労士試験の全体像をつかみたい方、コストをできる限り抑えたい方にとって、非常に入り口として使いやすいサービスです。
オンスク.JPの社労士講座は入門編であるため、単独での合格を目指すには内容的に不十分な面があります。
講義時間が約15時間と他の本格的な通信講座(アガルート191時間・資格の大原192時間など)と比べると大幅に少なく、実際に合格した受講生の多くが市販の参考書や過去問集を別途併用しています。
個別の質問サポートや添削指導は設けられておらず、完全に自己完結型の学習環境になります。
また、紙のテキストは提供されておらず、PDFのダウンロード形式のみです。
本格的な一発合格を目指す方には、他の専門的な通信講座と組み合わせた活用、またはより充実した講座への切り替えを検討するとよいでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社オンラインスクール |
| 親会社 | TAC株式会社(100%出資子会社) |
| サービス開始 | 2015年7月21日 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区三崎町 |
| 展開講座数 | 60種類以上 |
| アプリ | iOS・Android対応 |
| 公式サイト | https://onsuku.jp/training/syaroushi |
オンスク.JPの社労士講座を調査して最も際立ったのは、月額1,078円〜1,628円という圧倒的な低価格で60種類以上の講座がすべて使い放題になる点です。
これは試験勉強を始める前の導入段階や、合格後に別の資格を目指す際のスタートダッシュとして非常に優れた使い方ができます。
ただし社労士試験は合格率5%台の難関資格であり、オンスク.JPの内容だけでの合格は容易ではありません。
あくまで学習の入口・補助ツールとして位置づけ、本格的な合格対策には他の専門講座と組み合わせて活用するのが賢明な選択といえるでしょう。
社会保険労務士通信講座に関するユーザーアンケート調査

社会保険労務士の通信講座を実際に受講・修了した方91名を対象に、講座の満足度や学習実態についてアンケートを実施しました。
以下では設問ごとに結果をまとめています。
| 評価 | 回答数 | 割合 |
|---|---|---|
| 非常に満足 | 32人 | 35.2% |
| 満足 | 45人 | 49.5% |
| どちらともいえない | 9人 | 9.9% |
| 不満 | 4人 | 4.4% |
| 非常に不満 | 1人 | 1.1% |
今回の調査では、受講した社会保険労務士通信講座に対して満足または非常に満足と回答した人が全体の84.6%を占めました。
通信講座という学習形式でありながら、非常に高い水準の満足度が確認されています。
テキストの見やすさや講師解説の質を評価する声が多く、独学では得にくい体系的な学習環境が支持されていることがわかります。
| 重視したポイント | 回答数 | 割合 |
|---|---|---|
| 受講費用の安さ | 24人 | 26.4% |
| 合格実績・合格率 | 20人 | 22.0% |
| テキスト・教材の質 | 18人 | 19.8% |
| 学習サポートの充実度 | 15人 | 16.5% |
| 動画講義の見やすさ | 9人 | 9.9% |
| 受講期間の長さ | 5人 | 5.5% |
調査の結果、受講費用を最重視する人が26.4%と最も多く、次いで合格実績・合格率が22.0%でした。
社会保険労務士は難易度の高い国家資格であるため、費用対効果を意識しながら合格実績もしっかり確認したうえで講座を選ぶ傾向が見られます。
まず予算の上限を決めてから、合格実績や教材の充実度を順に比較して検討するとよいでしょう。
| 学習期間 | 回答数 | 割合 |
|---|---|---|
| 6ヶ月未満 | 6人 | 6.6% |
| 6ヶ月以上1年未満 | 34人 | 37.4% |
| 1年以上1年半未満 | 31人 | 34.1% |
| 1年半以上2年未満 | 13人 | 14.3% |
| 2年以上 | 7人 | 7.7% |
調査では、6ヶ月以上1年未満で合格した人が37.4%と最多で、1年以上1年半未満の34.1%と合わせると、受講開始から1年半以内に合格した人が全体の71.4%を占めました。
社会保険労務士試験は一般的に800〜1000時間の学習が必要とされる難関資格ですが、通信講座を活用することで効率よく合格を目指せることが確認されています。
| 評価 | 回答数 | 割合 |
|---|---|---|
| 非常に満足 | 27人 | 29.7% |
| 満足 | 46人 | 50.5% |
| どちらともいえない | 12人 | 13.2% |
| 不満 | 5人 | 5.5% |
| 非常に不満 | 1人 | 1.1% |
サポート体制への満足度は合計80.2%と高く、通信学習において質問対応や情報提供が果たす役割の大きさがあらためて確認されました。
特に法改正への対応や出題傾向の案内など、タイムリーな情報を評価する声が目立ちます。
サポートが充実した講座を選ぶことで、疑問点をためずに学習を前に進めやすくなるでしょう。
| 評価 | 回答数 | 割合 |
|---|---|---|
| ぜひすすめたい | 30人 | 33.0% |
| すすめたい | 47人 | 51.6% |
| どちらともいえない | 11人 | 12.1% |
| あまりすすめたくない | 2人 | 2.2% |
| すすめたくない | 1人 | 1.1% |
受講した社会保険労務士通信講座を他者にすすめたいと回答した人は合計84.6%に達し、高い推薦意向が確認されました。
通信講座を通じて合格を果たせた経験や、費用対効果の高さを評価する声が多く寄せられています。
受講者の総合満足度と推薦意向がともに84%台で一致している点は、通信講座という学習手段の信頼性を裏づける結果といえるでしょう。
社会保険労務士通信講座の選び方|失敗しないための5つのポイント

社会保険労務士の試験対策に通信講座を活用しようと考えているものの、数多くの選択肢の前でどれを選べばよいか迷ってしまう人は多いのではないでしょうか。
受講費用の差は数万円から数十万円にまで及び、サポート体制や教材の質も講座によって大きく異なります。後悔しない選択をするために、事前に押さえておきたい5つのポイントを解説します。
社会保険労務士通信講座の受講費用は、安いものでは月額制で数千円から、高いものでは入学金を含めて30万円を超えるものまで幅があります。
費用の安さだけで選ぶと、サポートが薄かったり教材の質が不十分だったりするケースもあるため、価格と内容のバランスを丁寧に見極めることが大切です。
また、受講費用を抑える方法として、教育訓練給付制度の活用が挙げられます。厚生労働省が指定する講座であれば、受講費用の20%(上限10万円)が雇用保険から支給される一般教育訓練給付金の対象となり、専門実践教育訓練として指定された講座では最大で受講費用の70%が支給される場合があります。
ユーキャンやフォーサイト、LEC、資格の大原など複数の講座が対象となっているため、ハローワークで事前に確認しておくとよいでしょう。
合格した際のお祝い金制度や全額返金保証も費用対効果に直結します。不合格時に次年度の受講料が免除されるセーフティコースを設けているクレアール、合格者に全額返金または3万円のお祝い金を提供するアガルートアカデミー、不合格時全額返金保証付きのキャリカレなど、各社が独自の保証制度を用意しています。万一の場合のリスクヘッジも踏まえて受講費用を比較するとよいでしょう。
| 講座名 | 最低受講料(税込) | 教育訓練給付 | 合格特典・保証 |
|---|---|---|---|
| アガルートアカデミー | 43,780円〜 | 対象あり | 全額返金または3万円お祝い金(条件あり) |
| スタディング | 46,800円〜 | 対象あり | 合格お祝い金あり |
| フォーサイト | 49,800円〜 | 対象あり | 全額返金保証(バリューセット3・条件あり) |
| ユーキャン | 79,000円 | 対象あり | – |
| キャリカレ | 78,800円〜 | – | 不合格時全額返金 |
| クレアール | 158,000円〜 | – | セーフティコース(次年度受講料免除) |
| LEC東京リーガルマインド | 184,000円〜 | 対象あり | – |
| 資格の学校TAC | 13,200円〜 | 対象あり | – |
| 資格の大原 | 20,000円〜 | 対象あり | – |
| ヒューマンアカデミー | 250,800円 | – | 無料延長制度あり |
| 大栄(リンクアカデミー) | 要確認(入学金22,000円別) | – | – |
| 山川靖樹の社労士予備校 | 月額4,400円〜 | – | – |
| ゼミネット | 5,000円〜 | – | – |
| オンスク.JP | 月額制 | – | – |
社会保険労務士試験の全国合格率は例年6〜7%前後と非常に低く、2024年度(令和6年度)の合格率は6.9%でした。そのため、受講する講座の合格実績は非常に重要な判断材料となります。
ただし、各社が公表する合格率の算出方法は統一されていないため、単純な数字の比較には注意が必要です。受講生全員を分母にしているのか、修了者のみを対象にしているのか、特定コースのみの数値なのかによって、大きく異なります。数字の根拠や条件を公式サイトで必ず確認したうえで、参考指標として使うのが賢明です。
2025年度(令和7年度)試験において、アガルートアカデミーは受講生合格率29.45%(全国平均の約5.38倍)を公表しています。2023年度実績では、資格の大原が547名、TACが339名、フォーサイトが228名の合格者を輩出しており、合格者数という観点では大手予備校系の実力が際立ちます。
合格実績の公表数値は目安として活用しつつ、自分の学習環境やスタイルに合った講座を選ぶことが長期的な合格への近道といえるでしょう。
社会保険労務士試験の合格には一般的に800〜1,000時間の学習が必要とされており、長期にわたる学習を継続できるかどうかが合否を大きく左右します。そのため、自分の生活スタイルや学習習慣に合った講義形式・教材を選ぶことが非常に重要です。
通信講座の学習形式は大きく以下の3タイプに分けられます。
スタディングは1コマ5分の動画講義でスマートフォンのみで完結する設計が特徴です。テキスト・問題演習・模試までオンラインで一元管理できるため、通勤時間や休憩時間を最大限に活用したい社会人に適しています。オンスク.JPも月額制のサブスクリプションで手軽に始めやすいサービスです。
ユーキャンはフルカラーのテキストと豊富なイラストが特徴で、法律初学者でも視覚的に理解しやすい設計です。11回の課題添削と1日3問までの質問サポートも備わっており、紙ベースでじっくり学習を進めたい人に向いています。
アガルートアカデミー、フォーサイト、クレアール、LEC、資格の大原、TACなどは、動画講義と冊子テキストを組み合わせた形式が中心です。重要ポイントを動画でわかりやすく解説しながら、テキストで体系的に整理するスタイルは、網羅的な学習に向いています。
無料体験講座や資料請求を活用して、実際の教材や講義の雰囲気を事前に確認してから判断するとよいでしょう。
| 学習スタイル | 向いている講座 | 特徴 |
|---|---|---|
| スキマ時間を活用したい | スタディング、オンスク.JP | スマホ完結・短時間動画 |
| 紙テキストでじっくり学びたい | ユーキャン、資格の大原 | フルカラーテキスト・添削充実 |
| 動画と紙の組み合わせで網羅したい | アガルート、フォーサイト、クレアール、LEC、TAC | 動画+テキストのハイブリッド |
| 月額制で気軽に始めたい | 山川靖樹の社労士予備校、オンスク.JP | サブスク型・低コストスタート |
| コーチングサポートが欲しい | 大栄(リンクアカデミー) | 進捗管理・個別サポート充実 |
社会保険労務士試験の学習範囲は広く、労働基準法・雇用保険法・健康保険法・厚生年金保険法など多岐にわたる法律を学ぶ必要があります。学習を進める中で疑問点が出てきた際に、迅速かつ的確に回答してもらえる質問サポートが整っているかどうかは、学習の継続に直結する重要な要素です。
質問対応の形式は講座によって大きく異なります。回数無制限でメール質問に対応しているクレアールは、疑問をためずに学習を前に進めやすい点で高く評価されています。ユーキャンは1日3問までと回数制限があるものの、11回の添削サポートが充実しており、弱点の洗い出しと克服に力を入れています。アガルートアカデミーはFacebookグループや個別チューター相談を提供しており、受講生同士の情報共有も活発です。
また、法改正への対応も見逃せないポイントです。社会保険労務士試験は毎年出題範囲に法改正が影響するため、試験直前に最新情報を提供してくれる講座かどうかを確認しておくとよいでしょう。
さらに、不合格時のフォローアップ体制も確認しておくと安心です。翌年度の受講料が免除されるコースや、受講期間の無料延長制度を設けている講座を選んでおくことで、万一の際にも継続して学習を続けやすくなります。
社会保険労務士試験は毎年8月の第4日曜日に実施されます。現在の時期から試験日までの残り期間と、自分が確保できる1日あたりの学習時間を掛け合わせて、無理なく完走できる受講期間の講座を選ぶことが大切です。
通信講座の受講期間は、単年度完結のものから複数年のサポートがつくものまで様々です。クレアールのセーフティコースや、ヒューマンアカデミーの無料1年延長制度のように、万一試験年度に合格できなかった場合でも次年度の試験対策を継続できる仕組みが整っている講座は、特に初学者や社会人受験生にとって心強い選択肢となります。
一方、山川靖樹の社労士予備校のように月額制を採用しているサービスは、自分のペースで受講期間を柔軟に設定できるため、学習の進度に合わせてコストをコントロールしたい人に向いています。
学習開始時期については、本試験から逆算して12〜18ヶ月前を目安にカリキュラムが開始できる講座を探すと、余裕をもったスケジュールで学習を進めやすくなります。特にゼロから始める初学者の場合は、1年以上のサポート期間が確保されている講座を選ぶと安心です。
| 受講期間タイプ | 向いている人 | 代表的な講座 |
|---|---|---|
| 単年度集中型(〜1年) | 試験まで時間があり集中して学べる人 | スタディング、フォーサイト、アガルート |
| 複数年サポート型 | 仕事と両立しながら無理なく進めたい人 | クレアール(セーフティコース)、ヒューマンアカデミー |
| 月額サブスク型 | 自分のペースで期間を決めたい人 | 山川靖樹の社労士予備校、オンスク.JP |
| 通学との併用型 | サポートを受けながら学びたい人 | TAC、資格の大原、大栄 |
社会保険労務士(社労士)の基礎知識|資格概要から試験・勉強方法まで徹底解説
社会保険労務士とは、社会保険労務士法(昭和43年法律第89号)に基づいて定められた国家資格です。
労働・社会保険に関する法律の専門家として、企業の「ヒト」に関わるあらゆる問題を解決する役割を担います。企業経営における三大資源であるヒト・モノ・カネのうち、ヒトに特化した唯一の国家資格として、近年その社会的需要はますます高まっています。
働き方改革の推進、同一労働同一賃金の義務化、ハラスメント防止措置の強化など、労働関係法令は年々複雑さを増しています。
こうした変化の中で、社会保険労務士は企業と労働者の間に立ち、適切な労務管理と社会保険制度の運用をサポートする専門家として、今後も安定した需要が見込まれる資格です。
厚生労働省の令和6年賃金構造基本統計調査によると、社会保険労務士の平均年収は903.2万円であり、全給与所得者の平均年収460万円(国税庁・令和5年分民間給与実態統計調査)の約2倍に達しています。
また、社会保険労務士の約7割近くが自営業やフリーランスとして働いており、独立開業を実現しやすい資格としても注目されています。
社会保険労務士の業務は、法律上「1号業務」「2号業務」「3号業務」の3つに大きく分類されます。
1号業務は、社会保険・労働保険に関する書類の作成および行政機関への提出代行です。雇用保険の加入手続き、健康保険・厚生年金保険の資格取得届の提出、労働保険料の申告など、企業が法律に基づいて行わなければならない手続きを代行します。これらは社会保険労務士のみが有償で行える独占業務です。
2号業務は、就業規則・給与規程・労働契約書などの労務に関する書類の作成です。
会社のルールブックともいえる就業規則の整備は、労働トラブルを未然に防ぐうえで非常に重要であり、専門知識を持つ社会保険労務士のサポートが求められます。
3号業務は、労務管理や社会保険に関する相談・指導業務です。採用から退職まで、人事労務全般にわたるコンサルティングを行います。近年は年金相談や、紛争解決手続きの代理業務(特定社会保険労務士)も3号業務の一環として位置づけられています。
社会保険労務士試験は誰でも受験できるわけではなく、以下のいずれかの受験資格を満たす必要があります。
学歴による受験資格としては、大学・短期大学・高等専門学校(5年制)の卒業、4年制大学での62単位以上の修得、修業年限2年以上かつ総授業時間数1,700時間(62単位)以上の専修学校専門課程の修了などが該当します。
実務経験による受験資格としては、労働社会保険法令に基づく法人の役員または従業員として通算3年以上同法令の実施事務に従事した経験、国または地方公共団体の公務員として行政事務に3年以上従事した経験などが認められます。
また、行政書士試験合格者や厚生労働大臣が認めた国家試験の合格者も受験資格を有します。直近3回のいずれかの社労士試験の受験票または成績通知書を所持している方も継続して受験できます。受験資格の確認が難しい場合は、全国社会保険労務士会連合会試験センターへの事前確認が利用できます。
社会保険労務士試験は、厚生労働大臣が年1回実施する国家試験です。試験は「選択式試験」と「択一式試験」の2つの出題形式で構成されており、1日かけて実施されます。選択式試験は午前中に80分、択一式試験は午後に210分(3時間30分)行われます。特に択一式は長丁場となるため、体調管理と集中力の維持が重要です。
試験科目は全10科目からなります。大きく労働関係科目と社会保険関係科目の2本柱で構成されています。
労働関係科目は、労働基準法、労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、雇用保険法、労働保険の保険料の徴収等に関する法律、労務管理その他の労働に関する一般常識の6科目です。社会保険関係科目は、健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法、社会保険に関する一般常識の4科目です。
社会保険労務士試験の合格基準は、総得点の基準点と各科目ごとの基準点の両方をクリアする必要があります。総得点が高くても、1科目でも基準点を下回ると不合格となる厳しい制度です。令和7年度(2025年度)の合格基準は、選択式試験で総得点40点中22点以上かつ各科目5点中3点以上(一部科目は2点以上)、択一式試験で総得点70点中42点以上かつ各科目10点中4点以上(一部科目は3点以上)でした。この合格基準点は試験の難易度に応じて毎年変動し、正式な数値は合格発表日に公表されます。
試験会場は、北海道・宮城県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・石川県・静岡県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・岡山県・広島県・香川県・福岡県・熊本県・沖縄県の全国19都道府県に設置されます。受験手数料は15,000円です。
社会保険労務士試験は毎年8月の第4日曜日に実施されます。2025年度(令和7年度・第57回)の試験は8月24日(日)に実施され、合格発表は同年10月1日(水)でした。2026年度(令和8年度・第58回)の詳細は令和8年4月中旬に公示予定です。例年のスケジュールに基づくと、2026年度の試験日は8月23日(日)になる見込みです。
年間のスケジュールは概ね以下の流れで進みます。4月中旬に官報公示と受験案内の公開が行われ、4月中旬から5月末頃まで受験申込の受付が行われます。8月の第4日曜日に試験が実施され、10月上旬に合格発表という流れです。申込の際にはインターネット申込と郵送申込の2種類が選べますが、手続きの簡便さからインターネット申込の利用が一般的です。
| 時期 | 内容 |
| 4月中旬 | 官報公示・受験案内公開 |
| 4月中旬〜5月末頃 | 受験申込受付期間 |
| 8月第4日曜日 | 試験実施日 |
| 10月上旬 | 合格発表 |
| 10月以降 | 登録手続き |
※第58回(令和8年度)の詳細は令和8年4月中旬公示予定。最新情報は社会保険労務士試験オフィシャルサイトでご確認ください。
社会保険労務士試験の合格率は例年5〜7%台で推移しており、100人受験した中で合格できるのは6〜7人という計算になります。厚生労働省が発表した合格者数等の推移によると、過去10年(2016〜2025年)の合格率は最低4.4%(2016年・平成28年度)から最高7.9%(2021年・令和3年度)の範囲で変動し、10年平均は6.3%となっています。
2025年度(令和7年度・第57回)の試験結果は、受験者数43,421人のうち合格者は2,376人で、合格率は5.5%でした。これは前年度(令和6年度・合格率6.9%)から1.4ポイント低下した数値であり、2017年度(令和元年度ベース)以降では令和4年度(5.3%)に次ぐ低い水準です。
過去10年間の主な合格率の推移は以下のとおりです。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
| 令和7年(2025年)第57回 | 43,421人 | 2,376人 | 5.5% |
| 令和6年(2024年)第56回 | 43,174人 | 2,974人 | 6.9% |
| 令和5年(2023年)第55回 | 42,741人 | 2,720人 | 6.4% |
| 令和4年(2022年)第54回 | 40,633人 | 2,134人 | 5.3% |
| 令和3年(2021年)第53回 | 37,306人 | 2,937人 | 7.9% |
| 令和2年(2020年)第52回 | 34,845人 | 2,237人 | 6.4% |
| 令和元年(2019年)第51回 | 38,428人 | 2,525人 | 6.6% |
| 平成30年(2018年)第50回 | 38,427人 | 2,413人 | 6.3% |
| 平成29年(2017年)第49回 | 38,685人 | 2,613人 | 6.8% |
| 平成28年(2016年)第48回 | 39,972人 | 1,770人 | 4.4% |
出典:厚生労働省「社会保険労務士試験の結果について」
他の国家資格と比較すると、宅建士の合格率が例年15〜17%、行政書士が10〜15%程度で推移していることを踏まえると、社会保険労務士の難易度は明らかに高水準であることがわかります。予備校や資格情報サイトでは偏差値68前後と紹介されることが多く、国家資格の中でも上位に位置づけられる難関試験です。
合格率が低い背景には、試験範囲の膨大さ、科目ごとの合格基準点制度の存在、毎年の法改正への対応が必要な点などが挙げられます。特に科目ごとの基準点制度は、総得点が高くても1科目でも足切りに引っかかると不合格となるため、苦手科目を作らない全方位的な学習戦略が求められます。
社会保険労務士試験に合格した後、すぐに社会保険労務士を名乗れるわけではありません。全国社会保険労務士会連合会が管理する社会保険労務士名簿への登録が必要です。登録要件として、労働社会保険諸法令に関する事務に2年以上従事した実務経験か、厚生労働大臣が指定した事務指定講習の修了が求められます。
登録後の働き方は主に3つあります。開業社会保険労務士として独立開業し、複数の企業を顧問先として労務管理・手続き代行を行うパターン、勤務社会保険労務士として一般企業の人事・総務部門で活躍するパターン、そして社会保険労務士法人に所属して業務を行うパターンです。
勤務社会保険労務士として一般企業の人事担当者として働く場合の平均年収は622万円程度、社労士事務所勤務のスタッフは440万円程度というデータがあります。独立開業型では年収400〜500万円台からスタートし、顧問先の増加により年収1,000万円超も実現可能です。
社会保険労務士試験の学習方法は、独学・通信講座・通学(予備校)の3つが主な選択肢となります。独学は教材費を最小限に抑えられるメリットがあるものの、膨大な試験範囲を体系的に整理するには相当な自己管理能力が必要です。実際、社労士試験合格者の約9割が通信講座または通学予備校を利用していたというデータもあります。
通信講座は費用と学習効率のバランスが取れた選択肢です。自分のペースで動画講義やテキストを活用しながら学習でき、法改正への対応や質問サポートを受けながら学習を進められます。
社会保険労務士試験の科目別学習では、出題数と試験全体に占めるウェイトを意識して優先順位を設けることが重要です。択一式で10問ずつ出題される労働基準法・健康保険法・厚生年金保険法・国民年金法は出題数が多く、得点源として優先的に仕上げるべき科目です。
最も苦手とする受験生が多い科目は、労務管理その他の労働に関する一般常識(統計分野)です。出題範囲が膨大で予測が立てにくいため、過去問の傾向分析と白書・統計対策の直前特訓が効果的とされています。
選択式試験では、各科目で1点でも基準点を下回ると不合格となるリスクがあるため、どの科目も最低限の得点を確保できるよう、苦手科目を放置しない学習が求められます。
社会保険労務士試験の合格に向けて、過去問演習は非常に重要な学習方法です。試験問題は条文の内容や制度の数値が問われる形式が多く、同じテーマが形を変えて繰り返し出題される傾向があります。過去10年分の問題を科目別・論点別に整理して繰り返し解くことで、本番で得点に直結する実践力を養えます。
過去問演習の際は、正解・不正解だけでなく、なぜその選択肢が正しいのか・誤りなのかを条文レベルで確認する習慣をつけることが大切です。これにより、類似問題や見慣れない出題形式にも対応できる理解力が身につきます。
社会保険労務士試験では毎年のように法改正が出題に反映されます。試験実施年の4月1日時点での法令が出題対象となるため、前年秋〜翌年春にかけて施行される法改正の内容を確認しておくことが不可欠です。
通信講座や予備校を利用している場合は法改正情報の案内が提供されますが、独学の場合は厚生労働省の公式サイトや社会保険労務士試験オフィシャルサイトで最新情報を自ら確認する必要があります。
社会保険労務士試験の合格に必要な学習時間は、一般的に800〜1,000時間とされています。通信講座や予備校を利用することで効率的な学習が可能になり、600〜700時間程度で合格を目指せる場合もあります。ただし、人事労務の実務経験がある方や法律の基礎知識を持っている方は、学習時間を短縮できる可能性があります。
1日の学習時間ごとに合格を目指せる期間の目安を算出すると、1日2時間の学習であれば約1年4〜5ヶ月、1日3時間であれば約11ヶ月〜1年、1日4時間確保できれば約8〜9ヶ月が目安となります。社会人が仕事をしながら学習する場合、試験日から逆算して12〜18ヶ月前から学習を開始するスケジュールが一般的で現実的といえるでしょう。
- 厚生労働省「社会保険労務士試験の結果について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35258.html - 社会保険労務士試験オフィシャルサイト
https://www.sharosi-siken.or.jp/ - 社会保険労務士試験オフィシャルサイト「受験資格について」
https://www.sharosi-siken.or.jp/exam/ - 厚生労働省「合格者数等の推移(過去10年)・第57回社会保険労務士試験合格者の年齢別・職業別・男女別構成」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35258.html - 厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2024/index.html - 厚生労働省「職業情報提供サイト(日本版O-NET)job tag 社会保険労務士」
https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/83 - 一般財団法人 安全衛生普及センター「社会保険労務士 合格基準について」
https://www.lejlc.co.jp/license/sharoushi_kijun.html
社会保険労務士通信講座の利用の流れ
社会保険労務士(社労士)の通信講座は、申し込んでから試験当日まで、そして合格後の登録手続きまで、一定のステップを踏みながら進めていきます。各ステップの内容をしっかり把握しておくと、迷いなく学習を進めやすくなります。
受験資格を確認できたら、複数の通信講座の公式サイトで料金・合格実績・教材の内容・サポート体制を比較します。無料の資料請求や無料体験講義を活用して、テキストの見やすさや講師の説明スタイルが自分に合うかを確かめることが重要です。価格だけに注目するのではなく、質問回数・受講期間延長の有無・法改正対応の頻度なども確認したうえで選ぶとよいでしょう。
申し込み完了後、教材が届いたら(またはオンラインで視聴可能になったら)受講を開始します。多くの講座では申し込み直後から動画視聴をスタートできるため、早めに手をつけることをおすすめします。まずはテキスト全体の構成を確認し、10科目(労働基準法・労働安全衛生法・労働者災害補償保険法・雇用保険法・労働保険料徴収法・健康保険法・国民年金法・厚生年金保険法・労務管理その他の労働に関する一般常識・社会保険に関する一般常識)の全体像をつかむことが、その後の学習効率を大きく左右します。
ここで多くの受講生が苦戦するのが、年金科目(国民年金法・厚生年金保険法)です。複雑な給付計算や被保険者の種別が絡み合うため、得意・不得意に関わらず繰り返し学習する時間を多めに確保することをおすすめします。大手予備校の講座では年金科目を2〜3回転学習させるカリキュラムを採用しているものが多く、理由はそこにあります。
この期間の目安は、初学者であれば6〜8ヶ月程度です。仕事と両立する場合は平日1〜2時間・休日3〜4時間のペースで進めると、試験日までに必要な学習時間800〜1,000時間を確保しやすくなります。
社労士試験は択一式・選択式のそれぞれで科目ごとに基準点が設定されており、総合点が合格ラインを超えていても1科目でも基準点を下回れば不合格となります。アウトプット演習では苦手科目を放置しないよう、常に科目バランスを意識することが重要です。通信講座が提供する答案練習講座(答練)を活用すると、自分の弱点科目が客観的に把握でき、効率よく補強できます。
この時期に全国模擬試験(模試)を受験することもおすすめです。本番と同じ形式・時間で実施する模試は、時間配分の感覚をつかみ、現時点の実力を客観的に測る重要な機会です。スタンダードな通信講座には模試が含まれているものが多いため、積極的に活用しましょう。
直前期は新しい知識を詰め込もうとするよりも、これまでの学習内容の総復習と弱点の最終補強に集中することが合格への近道です。白書・統計対策は社会保険に関する一般常識科目に直結するため、直前期に専用の対策講座・資料で短期集中的に学ぶことをおすすめします。
試験は午前の選択式試験(80分)と午後の択一式試験(210分)の2部構成で行われます。択一式は7科目10グループで合計70問、選択式は8科目で合計8問の空欄補充形式です。合格発表は例年10月上旬に行われます。
社会保険労務士通信講座に関するよくある質問
通信講座の多くは初学者を想定してカリキュラムが組まれており、労働基準法の基本的な概念から丁寧に解説する設計になっています。フォーサイトやユーキャンのように、フルカラーテキストと豊富なイラストを使って視覚的に理解しやすい教材を用意している講座も多く、法律の知識がゼロの状態からでも安心して学習を開始できます。受講前に無料体験講座や資料請求を活用して、自分に合った教材かどうかを確認してから申し込むとよいでしょう。
受験資格の確認が難しい場合は、全国社会保険労務士会連合会試験センターが事前確認を受け付けています。社会保険労務士試験オフィシャルサイトに問い合わせ窓口と手順が記載されており、申込期間前でも随時受け付けているため、早めに確認しておくことをおすすめします。特に「実務経験による受験資格」は判断が難しいケースも多く、自己判断せずに公式窓口での確認を行っておくと安心です。
費用を抑える方法としては、教育訓練給付制度の活用が有効です。厚生労働省の指定を受けた講座であれば、受講費用の20%(上限10万円)が雇用保険から給付される一般教育訓練給付金の対象となります。ユーキャン・フォーサイト・LEC・TAC・大原などが対象講座として指定されています。また、各社が定期的に開催している早期申込割引や再受講割引キャンペーンの活用、合格時の全額返金制度や翌年度受講料免除制度(セーフティコース)の活用も費用負担を抑える有効な手段です。
アガルートアカデミーの2025年度(令和7年度)の受講生合格率は29.45%と、全国平均の約5.38倍を達成しています。これは通信講座であっても戦略的なカリキュラムと手厚いサポートがあれば、高い合格実績を実現できることを示す数値といえます。重要なのは学習形式よりも、自分の学習スタイルに合った教材とサポート体制を選ぶことです。
必要な学習時間は800〜1,000時間が目安とされています。1日2時間を確保できれば約1年4〜5ヶ月、1日3時間であれば約11ヶ月〜1年で学習を完了できる計算です。通勤時間や休憩時間をスキマ学習に活用できるスタディングのようなスマートフォン完結型の講座を選ぶと、忙しい社会人でも継続しやすい環境を整えやすいでしょう。試験日から逆算して12〜18ヶ月前から学習を開始するのが、余裕を持ったスケジュールといえます。
独学が難しい主な理由は、試験範囲が膨大であること、毎年の法改正への対応が必要であること、科目別の合格基準点制度に対応した均一な学習計画の立案が難しいことが挙げられます。通信講座を利用することで、体系的に整理されたカリキュラムに沿って学習でき、法改正情報のタイムリーな提供、質問サポートによる疑問の即時解消、模擬試験による実力把握など、独学では得られないメリットを享受できます。費用対効果を考えると、通信講座の活用は合格への近道として非常に有効な選択肢です。
令和7年度(2025年度)の合格基準は、選択式試験で総得点40点中22点以上かつ各科目5点中3点以上(一部2点以上)、択一式試験で総得点70点中42点以上かつ各科目10点中4点以上(一部3点以上)でした。この基準は試験の難易度に応じて毎年変動します。
対策としては、特定の得意科目だけに偏らず、全10科目を均等に仕上げる学習計画を立てることが最も重要です。苦手な科目を後回しにせず、早い段階から取り組むことで、足切りリスクを下げることができます。また、各通信講座が提供する模擬試験を活用して、科目ごとの得点を把握し、基準点割れのリスクが高い科目を重点的に補強することをおすすめします。
申請手順としては、まずハローワークで受給資格の確認(雇用保険の被保険者期間が1年以上あることが必要)を行います。その後、指定された講座に申し込み、修了後1ヶ月以内にハローワークへ支給申請を行うことで給付を受けられます。受講開始前にハローワークで事前手続きが必要な場合もあるため、受講開始の1ヶ月前を目安に窓口へ相談するとよいでしょう。対象講座かどうかは、厚生労働省の教育訓練給付制度検索システムで確認できます。
具体的な学習上のポイントとしては、全10科目を均等に仕上げて科目別基準点割れを防ぐこと、過去問を繰り返し解いて頻出論点を確実に得点源にすること、法改正情報を試験直前に確実に把握すること、選択式の演習を択一式と並行して行うこと、そして一般常識(統計)の白書対策を直前期に集中的に行うことが挙げられます。通信講座の模擬試験を複数回受けて、本番に近い環境での実力測定と弱点の洗い出しを繰り返すことも非常に効果的です。
登録費用については、登録免許税30,000円と入会金(都道府県社労士会により異なる)が必要です。登録後は年会費として勤務社会保険労務士の場合は年間約60,000円、開業社会保険労務士・社会保険労務士法人の場合は年間約84,000円の会費がかかります(都道府県により差異あり)。登録手続きの詳細は、各都道府県の社会保険労務士会または全国社会保険労務士会連合会に確認するとよいでしょう。
一般企業に勤務社会保険労務士として転職する場合、資格手当として月1〜5万円程度が支給される企業も多く、キャリアアップに直結します。また、働き方改革の推進や同一労働同一賃金対応など、労働関連法令の整備が企業に求められる中で、社会保険労務士有資格者の需要は高まり続けています。転職市場においても、社会保険労務士の資格保有は人事・労務職の求人応募における競争力を大幅に高める要素として機能しています。
山川靖樹の社労士予備校やオンスク.JPのように月額制を採用しているサービスでは、自分の進度に合わせて受講期間を柔軟に設定できます。受講前に標準受講期間と延長制度の有無を確認し、万一の場合に対応できるコースを選んでおくことが重要です。特に仕事や家庭の事情で学習時間が不規則になりやすい方は、サポート期間が長めの講座を選ぶと安心です。
ダブルライセンスのメリットは、扱える業務の幅が大幅に広がる点にあります。社会保険労務士と行政書士の資格を併せ持つことで、会社設立から従業員採用時の社会保険手続き、就業規則の整備まで一貫してサポートできるようになります。中小企業の顧問としての価値が高まり、独立開業後の競争力強化に大きく貢献します。スタディング・アガルートアカデミーなどは両資格の通信講座を提供しており、セット申込で割引が適用されることもあるため、ダブルライセンスを検討している方はまとめて確認することをおすすめします。
資料請求は複数の講座に対して同時に行うことが可能で、各社のテキストの見やすさ・講師の解説スタイル・カリキュラム内容を実際に比較してから申し込む講座を選ぶことができます。無料体験を経ずに高額な講座に申し込んで教材が合わなかったというケースも見られるため、必ず無料体験や資料請求を利用してから判断することをおすすめします。各講座の公式サイトや比較サイトを活用すると、複数講座の資料を一括で取り寄せることもできます。
開業社会保険労務士の収入は顧問先の数と規模によって大きく異なります。開業当初の平均年収は400〜500万円台が目安とされていますが、顧問先の獲得と実績の積み上げにより年収1,000万円超も十分に現実的です。中小企業への顧問契約(労働保険・社会保険の手続き代行・就業規則整備・助成金申請など)を中心に業務を展開する社会保険労務士が多く、地域に密着した継続的な顧問料収入を基盤にすることで安定した経営を実現しているケースが目立ちます。
