簿記2級の通信講座おすすめランキング!費用や合格率を比較

簿記2級の取得を目指しているものの、どの通信講座を選べばよいか迷っていませんか。

受講料は数千円から10万円以上まで幅広く、カリキュラムの内容やサポート体制も講座によって大きく異なります。

筆者自身も以前、数ある選択肢を前に何度も比較検討を繰り返した経験があります。

簿記2級は日商簿記検定の中でも企業の経理・財務担当者に求められる実務レベルの資格で、合格率は例年20%前後と決して易しくありません。

だからこそ、自分に合った通信講座を選ぶことが合格への近道といえます。

この記事では、価格・教材のわかりやすさ・サポート体制・合格実績といった複数の観点から主要な通信講座を徹底比較し、あなたに最適な一講座を見つける手助けをします。

この記事でわかること
  • 簿記2級通信講座10社(スタディング・フォーサイト・ユーキャン・クレアール・資格のキャリカレ・TAC・資格の大原・LEC東京リーガルマインド・ネットスクール・ヒューマンアカデミー)の受講料・教材・サポート体制を一覧で比較し、自分に合った講座を選べるようになります
  • 日商簿記2級の試験概要・難易度・合格率の推移(過去10回平均20%前後)・2026年度の最新試験日程・効率的な学習ステップを、公的機関のデータをもとに体系的に理解できます
  • 受講料の実質負担を下げる教育訓練給付制度(受講料の20%還元)・各社の割引キャンペーン・合格保証制度の活用方法を具体的に把握できます
  • 通信講座の申込から教材受け取り・商業簿記・工業簿記の学習・直前対策・試験申込・合格後のステップアップまで、簿記2級合格に向けた全体の流れとポイントを時系列で確認できます
  • 実際の受講経験者83名へのアンケート調査(総合満足度85.5%・教材わかりやすさ81.9%等)をもとに、通信講座への満足度や選び方のポイントをリアルなデータで把握できます

簿記2級の通信講座おすすめ10社比較表

講座名2級受講料(税込)標準学習期間質問サポート添削指導ネット試験対応教育訓練給付制度合格保証・特典スマホ学習
スタディング19,800円〜目安3〜4か月Q&Aチケット制(10枚付属)なし対応なしなし完全対応
フォーサイト31,800円〜(単科)/ 37,800円〜(バリューセット1)目安4か月メール10〜15回なし対応対象(バリューセット)合格特典Amazonギフト最大2,000円分完全対応
ユーキャン49,000円6か月(サポート12か月)メール・郵便(1日3回まで)全5回対応対象なし一部対応
クレアール53,000円〜(2級パック)平均250〜300時間(1年保証)メール・電話・Skype(無制限)なし対応対象(2級パック)なし一部対応
資格のキャリカレ61,800円〜(通常)/ 24,800円〜(キャンペーン時・Aコース)3か月(サポート最長1年2か月)無制限全8回対応対象不合格時全額返金・合格で2講座目無料完全対応
資格の学校TAC59,000円〜(2級合格本科生Web通信)目安6〜9か月メール・質問カード(60回)・Zoom相談なし対応(ネット試験模擬あり)対象(Web通信)なし完全対応
資格の大原34,100円(パススル)/ 80,100円〜(映像通学)目安4〜6か月メール・電話なし完全対応(本試験同仕様)対象(パススル)なしパススルは完全対応
LEC東京リーガルマインド60,500円〜(2級パーフェクトコースWeb通信・テキストあり)240日間配信オンラインチューター(講義回数に準じた回数)なし対応(Web模試2回・受験無制限)なし(簿記講座)合格お祝い金8,000円完全対応
ネットスクール43,000円〜(2級標準コース・教材込)申込月+6か月SNS「学び舎」(回数制限なし・翌営業日回答)なし対応(CBT直前答練含む)なし(簿記講座)なし一部対応
ヒューマンアカデミー82,500円(2級講座)約4か月メール・郵便・ファックスなし対応(assist動画含む)対象なしDVDが中心(assistアプリで一部対応)

※受講料はすべて公式サイト記載の税込価格を基準にしています。キャンペーン価格・割引適用後の価格は変動があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

費用面ではスタディング(19,800円〜)が最も低価格で、ヒューマンアカデミー(82,500円)が最も高額となっています。

質問サポートの手厚さではクレアール・資格のキャリカレが無制限対応で際立ち、添削指導はユーキャン(5回)とキャリカレ(8回)のみが提供しています。

ネット試験への対応は全社が対応済みで、2024年以降は受験スタイルの主流となりつつあります。

教育訓練給付制度はユーキャン・クレアール・TAC・大原・フォーサイト・キャリカレ・ヒューマンアカデミーで活用可能で、受講料の20%還元が受けられます。

スタディング 簿記2級通信講座

受講料
19,800円(税込)〜
合格特典
3,000円分デジタルギフト(Amazonギフトカード等)/簿記2級合格の場合
運営会社
KIYOラーニング株式会社

スタディングは、KIYOラーニング株式会社が運営するオンライン完結型の通信講座です。

2024年度には簿記全級合わせて1,285名の合格者を輩出しており(KIYOラーニング株式会社公表)、業界最安値クラスの受講料と高い学習効率を両立しているサービスとして、忙しい社会人や学生を中心に受講者が急増しています。

総受講者数は20万人を超えており(2024年時点)、東証グロース市場に上場した信頼性の高い企業が運営する点も安心材料のひとつです。

スタディングの最大の特徴は、すべての学習がスマートフォン・タブレット・PCで完結するオールオンライン設計にあります。

テキスト・動画講義・問題集・模擬試験・AIによる学習管理機能がひとつのプラットフォームに集約されており、紙の教材を持ち歩く必要がありません。

1本あたり5〜15分程度の短い動画講義を中心に構成されているため、通勤・通学・昼休みといった隙間時間を積み重ねて学習を進めやすい設計になっています。

動画の再生速度は最大2倍速まで調整でき、時短学習を重視する方にも対応しています。

簿記2級に関連する主なコースは以下のとおりです(スタディング公式サイトより)。

コース名受講料(税込)内容
簿記2級合格コース19,800円2級対策に特化。Q&Aチケット付属
簿記3級・2級セットコース21,800円3級から2級まで一貫学習。Q&Aチケット10枚付属
簿記2級・1級セットコース67,800円〜2級から1級まで対応。上位資格を見据えた方向け

受講期限は概ね1年間で、同一年度内(6月・11月・2月)の統一試験に複数回対応しています。

万一1回目の試験で不合格でも、同じ講座で年内に再挑戦できる点は費用面で大きなメリットです。

不合格時の再受験には更新版コースを利用でき、通常価格から大幅に割引された価格で最新教材にアップデートできます。

スタディングには、AI技術を活用した学習管理機能が充実しています。

受講者の解答履歴をもとに、誤答した問題を適切なタイミングで再出題する「AI問題復習機能」や、学習進捗を視覚的に確認できる「学習レポート機能」があり、自己管理が苦手な方でもペースを維持しやすい環境が整っています。

また、同じ資格を目指す受講者同士がつながれる「勉強仲間機能」もあり、孤独になりがちな通信学習にモチベーションを保つ工夫が施されています。

質問サポートについては、簿記2級合格コースにはQ&Aチケットが付属しており、チケット1枚につき1問を講師に質問できます。

回数無制限ではありませんが、どうしても解決できない疑問点を講師に確認する手段は確保されています。

追加のQ&Aチケットはオプションとして別途購入も可能です。

合格者には合格お祝い制度として、簿記2級合格の場合3,000円分のデジタルギフト(Amazonギフトカード等)が進呈されます。

学生向けの学割(20%割引)や、無料体験登録で10%割引クーポンを取得できる制度もあり、受講料をさらに抑えることができます。

注意点と向いている人・向かない人

スタディングは紙のテキストが提供されないオールデジタル設計のため、紙に書き込みながら学習したい方や、長時間画面を見ることが苦手な方には向かない場合があります。

また、質問サポートは回数制限があるため、頻繁に質問しながら学習したい方は物足りなさを感じる可能性があります。

教材の品質は高く評価されていますが、工業簿記の論点など複雑な箇所では講師への質問回数が不足するケースも考えられるため、その点を考慮した上で受講を検討するとよいでしょう。

その点を考慮した上で受講を検討するとよいでしょう。

企業情報
項目内容
会社名KIYOラーニング株式会社
サービス名スタディング(STUDYing)
代表者綾部 貴淑(代表取締役社長)
設立2010年1月4日
資本金約8億円
所在地東京都千代田区永田町2丁目10番1号 永田町山王森ビル4階
事業内容ビジネスパーソン向け教育コンテンツおよび教育サービスの企画・制作・販売・運営
公式サイトhttps://studying.jp/boki/

スタディングは「コストを抑えながら、隙間時間で合格を目指したい」というニーズに対して非常に優れた答えを提供している講座です。
<br 19,800円という受講料は、市販のテキストと問題集を揃えるコストとほぼ同水準でありながら、プロ講師による動画講義とAI学習管理まで利用できるのは驚くべきコストパフォーマンスといえます。

ただし、質問サポートの回数制限があるため、工業簿記など難易度の高い論点でつまずいた際に自力で解決する力が求められます。

自己管理が得意で、スマホ学習に抵抗がない方には積極的にすすめられる一方、手厚いフォローを求める方や紙教材が必要な方は別の講座との併用も検討するとよいでしょう。

フォーサイト 簿記2級通信講座 合格率75.7%。フルカラーテキストと映像講義で最短2~3か月での合格を実現

受講料
37,800円(税込)〜
運営会社
株式会社フォーサイト

フォーサイトは1993年に設立された通信教育専門の会社で、資格試験対策講座において高い合格実績と受講生満足度を誇っています。

簿記2級の受講生合格率は75.7%(フォーサイト公式サイト公表)と、全国平均の約4倍に相当する水準を実現しており、合格実績を重視して講座を選びたい方に特に支持されています。

最大の特徴は、フルカラーの紙テキストとeラーニングを組み合わせた学習設計にあります。

講師の採用倍率は40倍以上と厳選されており、専用スタジオで収録されたハイビジョン映像講義は画質が高く、文字がくっきり見えるため長時間の視聴でも集中力を維持しやすいと評判です。

テキストは図解を多用したフルカラー設計で、お金の流れや仕訳の仕組みを視覚的に理解しやすい工夫が施されており、初学者でも取り組みやすい教材として受講生から高い評価を得ています。

また、フォーサイトが採用する合格点主義のカリキュラム設計も特徴的です。

すべての論点を網羅するのではなく、合格点(70点)を確実に超えるために必要な範囲に学習を絞り込んでいるため、最短2〜3か月での合格を目指せる効率的な学習設計となっています。

フォーサイトの簿記2級関連コースは以下のとおりです(フォーサイト公式サイトより)。

コース名受講料(税込)内容
バリューセット137,800円2級スピード合格講座+2級過去問解き方講座。教育訓練給付制度対象
バリューセット241,800円〜上記に3級スピード合格講座を追加。初学者に特に推奨。教育訓練給付制度対象
簿記2級スピード合格講座(単科)31,800円2級対策のみ。2級知識がある方向け
簿記2級 過去問解き方講座(単科)7,800円過去問演習に特化した講座

バリューセット1とバリューセット2はいずれも一般教育訓練給付制度の対象であり、条件を満たす方は受講料の20%をハローワークから受け取ることができます。

DVDオプションも追加可能ですが、DVDオプション料金は給付制度の対象外となるため注意が必要です。

また、資料請求で5,000円割引が適用される場合があり、申込前の資料請求を活用するとよいでしょう。

フォーサイトの簿記2級講座にはeラーニングシステム「ManaBun(マナブン)」が搭載されており、AIが受講者のライフスタイルに合わせた学習スケジュールを自動生成します。

デジタルテキストや講義動画・確認テスト・ネット模擬試験(2級3回分)がManaBun上で利用でき、スマートフォンやタブレットからも学習を進められます。

質問サポートは、メールで無料10〜15回(コースにより異なる)利用でき、疑問点を講師に直接確認できる体制が整っています。

バリューセット2では、最大15回の無料質問が可能です。

合格特典として、2級・3級に合格した受講者でアンケートや合格体験記を提出した方にはAmazonギフトコード最大2,000円分が進呈されます。

また、過去5年以内にフォーサイトを受講した実績がある方は、2つ目の資格取得時にダブルライセンス割引(最大60%OFF)が適用されるため、継続的に資格取得を目指す方に有利な制度です。

注意点と向いている人・向かない人

フォーサイトの簿記講座は2級までの対応で、1級の講座は提供されていません。

将来的に簿記1級の取得も視野に入れている方は、1級まで対応しているスタディングやクレアールなど他の講座を検討するとよいでしょう。

また、質問サポートは回数制限があるため、頻繁に質問しながら学びたい方には物足りなさを感じる場合があります。

問題集の量がやや少ないという口コミも見られるため、演習量をさらに増やしたい場合は市販の問題集を補完的に活用することを検討するとよいでしょう。

企業情報
項目内容
会社名株式会社フォーサイト
代表者山田浩司
設立1993年4月21日
資本金7,267万円(資本準備金2,767万円)
従業員数76名(パート・アルバイト含む、2024年3月現在)
所在地東京都文京区本郷6-16-2 フォーサイトビル
事業内容教育・学習支援業(資格の通信教育講座、書籍出版・販売)
公式サイトhttps://www.foresight.jp/boki/

フォーサイトは合格率の高さを数値で公表している数少ない通信講座のひとつであり、その実績は受講を検討する際の信頼できる根拠になります。

フルカラーテキストと質の高い映像講義の組み合わせは、特に視覚的な学習が得意な方や、初学者として体系的に学びたい方に最適な設計といえます。

教育訓練給付制度の対象コースであることもあり、条件を満たす方は実質的な負担額を大きく抑えることができます。

ただし、1級に対応していない点と質問回数の上限は把握したうえで申込むと安心です。

合格実績を重視しながら手頃な価格で学びたい方にとって、非常にバランスのよい講座といえるでしょう。

ユーキャン(生涯学習のユーキャン)簿記2級通信講座

受講料
49,000円(税込)
運営会社
株式会社ユーキャン

生涯学習のユーキャンは1954年創立の通信教育の老舗であり、延べ受講生総数は約1,800万人に上ります。

簿記2級講座は開講実績40年以上を誇り、過去10年間で1,162名の合格者を輩出してきた確かな実績があります。

知名度・信頼度ともに業界トップクラスで、はじめて通信講座を利用する方でも安心して申し込みやすいブランド力が特長です。

ユーキャン最大の強みは、教材制作のクオリティの高さにあります。

テキストは公認会計士が執筆を担当しており、ストーリー漫画・図解・イラストをふんだんに盛り込んだフルカラー設計です。

各章の冒頭に4コマ漫画で学習内容のポイントをつかんでから解説に入る構成は、文字だけでは理解しにくい仕訳や財務諸表の流れをイメージとして定着させやすく、特に初学者から高い評価を受けています。

過去の試験問題を徹底分析し、出題頻度の高いポイントをテキスト3冊に凝縮しているため、無駄なく学習を進められます。

ユーキャンの簿記2級講座は、単一コースで提供されています。

項目内容
受講料一括払い:49,000円(税込)/ 分割払い:3,800円×13回(13か月)
標準学習期間6か月
サポート期間受講開始から12か月
教育訓練給付制度対象(条件を満たす場合、受講料の20%がハローワークから支給)
質問サポート1日3回まで(メール・郵便)
添削指導全5回
模擬試験ネット試験対応の模擬試験あり

標準学習期間は6か月ですが、受講開始から12か月間はサポートが継続して受けられるため、万一学習が遅れた場合でも余裕を持って学習を続けられます。

分割払いに対応しており、一括払いが難しい方でも月々3,800円から受講できる点は、費用面での敷居を下げる嬉しいポイントです。

ユーキャンの簿記2級講座では、添削指導が全5回設けられています。

添削は学習経験豊富な講師が担当し、解答の誤りや改善点を丁寧にフィードバックしてくれます。

質問サポートはメール・郵便で1日3回まで利用でき、学習中に生じた疑問を随時解消できる環境が整っています。

副教材として模擬試験集が付属しており、本番に近い問題形式で実力を確かめられます。

さらに、ネット試験(CBT方式)を想定した模擬試験もオンラインで受けられるため、統一試験・ネット試験どちらを受験する方にも対応した演習環境が用意されています。

また、テキストでは解答が導かれるまでの計算プロセスを丁寧に解説する動画も提供されており、文章だけでは理解しにくい工業簿記の論点もスムーズに習得しやすい設計になっています。

注意点と向いている人・向かない人

ユーキャンの受講料49,000円は、スタディング(19,800円)やネットスクール(33,000円〜)と比較すると高めの水準です。

テキスト中心の紙教材が主体であるため、スマホ1台でオールデジタルの学習を希望する方には物足りなさを感じる場合があります。

また、質問サポートに1日3回という制限があるため、短期間に集中して質問したい場面では制約を感じることもあります。

簿記1級への対応は別講座であるため、将来的に1級取得も検討している方は申込前に確認しておくとよいでしょう。

企業情報
項目内容
会社名株式会社ユーキャン
代表者代表取締役社長 品川 泰一
設立1954年6月
資本金9,000万円
所在地東京都新宿区高田馬場4-2-38
事業内容資格・趣味・実用の通信教育講座の開講、DVD・CD・書籍等の通信販売
公式サイトhttps://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/61/

ユーキャンは通信教育業界の中でも際立った知名度と長年の実績を持つ講座です。

特にテキストのわかりやすさは他社と比較しても群を抜いており、初学者が最初の一歩を踏み出しやすい環境が整っています。

添削指導5回・12か月サポートは、じっくり時間をかけて合格を目指したい方に特に向いています。

費用面ではやや高めの設定ですが、教育訓練給付制度を活用すると実質負担を抑えることができます。

オールデジタル学習よりも紙のテキストで確実に知識を積み上げたい方や、ブランドの安心感を重視する方にとって、特に選びやすい講座といえるでしょう。

クレアール 簿記2級通信講座

受講料
53,000円(税込)
運営会社
株式会社クレアール

クレアールは1969年に日商簿記検定の受験指導を開始した、資格受験指導歴57年の老舗Web通信専門スクールです。

独自開発の学習理論「非常識合格法」と「Vラーニングシステム」を採用しており、合格に必要な範囲に的を絞った効率的なカリキュラムで短期合格を目指せる講座として長年の支持を集めています。

非常識合格法とは、試験合格に必要な範囲のみに学習を集中させ、出題頻度の低い論点を思い切って省くことで、最短ルートで合格点を狙うという独自の合格メソッドです。

満点を目指すのではなく合格点を確実に取ることを優先するアプローチは、限られた学習時間しか確保できない社会人や育児中の方から特に支持されています。

質問サポートはメール・電話・インターネット通話(Skype等)で回数無制限に利用でき、通信講座でありながら講師に気軽に相談できる環境が整っています。

HDI格付ベンチマークの2部門で最高評価の三ツ星を獲得しており、サポート品質の高さは第三者機関からも評価されています。

クレアールの簿記2級関連コースは以下のとおりです。

定期的な割引キャンペーンにより通常価格から30%前後の割引が適用されることがあるため、申込時に公式サイトで最新の価格を確認することをおすすめします。

コース名通常価格(税込)内容
2級パック53,000円2級対策のインプット(113単元)+アウトプット4回。教育訓練給付制度対象。1年間受講保証
3・2級マスター58,000円3・2級合計176単元+アウトプット8回。3・2級同時受験対応。教育訓練給付制度対象
3・2級講義パック要公式確認インプット176単元のみ。アウトプットは自前で用意する方向け。2年間受講保証

2級パックの標準学習時間は250〜300時間が目安で、受講期間はお申込月から1年間保証されます。

期間内に試験が受けられなかった場合や不合格だった場合も、1年間はWeb講義とサポートが継続して利用できる点は安心材料といえます。

クレアールは、質問回数が無制限という点が他社と大きく差別化される特徴です。

わからない点をメールで質問すると、ただ答えを返すだけでなく、どの分野の理解が不足しているかまで教えてくれるという受講者の声もあり、個別対応の丁寧さに定評があります。

受講期間中に試験範囲の変更や法改正があった際は、すぐに追加フォローアップを行う体制が整っており、テキスト更新に関しても受講生が常に最新情報で学習できるよう配慮されています。

また、ネット試験(CBT)の予想問題に対応したコースもあり、統一試験・ネット試験どちらを受験する受講生にも対応しています。

割引制度も充実しており、一度クレアールで受講した経験がある場合の編入割引(30%割引)や、友人・兄弟姉妹を紹介した際の友人紹介割引(最大5,000円割引)も用意されています。

1級・税理士などの上位資格への継続受講を検討している方にとっても、ステップアップ割引が活用できる点はメリットが大きいでしょう。

注意点と向いている人・向かない人

クレアールは合格率を公表していないため、数値で合格実績を確認したい方には判断材料が少ない点は把握しておく必要があります。

また、テキストは非常識合格法の特性上コンパクトにまとめられており、問題演習量を増やしたい場合は市販の問題集を補完的に活用することも視野に入れるとよいでしょう。

通常価格はやや高めですが、定期的な割引キャンペーンを利用できれば費用を抑えやすくなります。

企業情報
項目内容
会社名株式会社クレアール
代表者代表取締役 小山 忠康
設立1998年4月27日
資本金7,000万円
所在地東京都千代田区神田三崎町1-1-17 ハヤシビル
事業内容就職試験・資格試験指導事業、企業人材研修教育事業、大学・短大等就職支援・資格取得支援教育事業
公式サイトhttps://www.crear-ac.co.jp/boki/

クレアールは非常識合格法という独自メソッドと、無制限の質問サポートの組み合わせが際立った特徴です。

合格に必要な範囲に絞り込んだカリキュラムは、長時間の学習が取りにくい忙しい社会人に特に向いています。

定期キャンペーンを活用すれば他社と十分に競争力のある価格帯になるため、申込のタイミングを見計らうことで費用面でもよいでしょう。

質問サポートの手厚さを重視しながら、効率的に合格を目指したい方にとって、非常にバランスのよい選択肢です。

資格のキャリカレ 簿記2級通信講座

受講料
61,800円(税込)〜
教育訓練給付制度
受講料の20%を支給
運営会社
株式会社キャリカレ

資格のキャリカレは、2008年に広島県で設立された通信教育専門の会社(現社名:株式会社キャリカレ)が運営するサービスです。

国家・公的資格から民間資格まで150以上の講座を展開しており、累計受講者数は3.3万人(簿記講座)に上ります。

最大の特徴は、3級と2級が1つのコースに統合された一貫学習カリキュラムです。

3級の知識を土台にしながら2級の内容を関連付けて学ぶ設計のため、知識がスムーズにつながりやすく、わずか3か月で2資格のダブル合格を目指せるカリキュラムが組まれています。

2024年度の試験における受講生の合格割合は、2級で44.4%・3級で72.9%という実績を公表しており、全国平均を大きく上回る数値を示しています。

また、業界で特に目を引くのが4大保証制度の充実度です。

不合格時の全額返金保証・8日以内の返品保証・最長1年2か月の長期サポート・合格時の2講座目無料という手厚い保証体制は、初めて通信講座を利用する方が安心して申し込める環境を整えています。

キャリカレの簿記講座は「簿記3級・2級合格指導講座」の1コースのみで、サポート期間別に3種類が用意されています。

コース通常価格(税込)サポート期間
Aコース71,800円1年2か月
Bコース66,800円1年1か月
Cコース61,800円1年

定期的な割引キャンペーンが実施されており、割引時はAコースが24,800円(税込)となる65%OFFのセール価格が適用される場合があります。

教育訓練給付制度の対象講座でもあり、条件を満たす方は受講料の20%がハローワークから支給されます。

なお、大阪府民で給付制度の対象外の方は受講料50%補助の大阪府スキルアップ支援金制度も活用できます。

教材は3冊のテキスト(3級・2級商業簿記・2級工業簿記)、問題集、試験対策問題(3級・2級各5回)、添削問題集がフルセットで付属し、映像講義とWEBテキストにも対応しています。

サポート期間内であれば質問回数は無制限で、専任講師がメール等で丁寧に回答します。

添削指導は全8回と業界の中でも充実した回数で、採点と苦手分析のフィードバックをオンラインで受けられます。

学習が滞った際は定期的に学習状況を確認するフォローメールが届く仕組みもあり、挫折しにくい環境が整っています。

合格後の特典も充実しており、合格すると関連講座(FP技能士・宅地建物取引士など100講座以上)を2講座目として無料受講できる制度があります。

また、就職・転職サポートや独立・開業支援(HP制作サポート)も受講料に含まれており、資格取得後のキャリア形成まで見据えたサポート体制が整っています。

注意点と向いている人・向かない人

キャリカレの簿記講座は3級と2級のセット販売のみで、2級単科の受講には対応していません。

すでに3級を取得済みで2級だけを学びたい方には不向きです。

通常価格は61,800円〜と高めですが、定期的なキャンペーンを利用すれば大幅な割引が受けられるため、申込タイミングの確認が重要です。

また、不合格時の全額返金保証には添削問題の平均得点率70%以上などの条件があるため、申込前に公式サイトで条件を確認するとよいでしょう。

企業情報
項目内容
会社名株式会社キャリカレ(旧:株式会社キャリアカレッジジャパン)
代表者代表取締役社長 横田 正隆
設立2008年8月
資本金9,000万円
所在地広島県広島市安佐南区八木1-15-5
事業内容通信教育事業(資格講座・就職転職サポートなど)
公式サイトhttps://www.c-c-j.com/course/status/boki/rn/

資格のキャリカレは、3級と2級をまとめて学べる一貫カリキュラムと、4大保証制度の充実度が際立つ講座です。

特に全額返金保証と2講座目無料という二重の保証は、初学者が安心して受講を決断できる大きな後押しになります。

定期キャンペーンを活用すれば24,800円台での受講も可能で、コスパ面でも十分な競争力があります。

すでに3級を取得済みで2級だけを学びたい方には向きませんが、ゼロからしっかりとサポートを受けながら2級合格を目指したい方には特に選びやすい講座といえるでしょう。

資格の学校TAC 簿記2級通信講座

受講料
45,000円(税込)〜
教育訓練給付制度
受講料の20%を支給
運営会社
TAC株式会社

資格の学校TACは1980年に設立された資格予備校の大手で、公認会計士・税理士・簿記をはじめ多数の資格指導に実績を持ちます。

資本金9億4,020万円・従業員数523名(連結・2025年3月末)を擁する規模と信頼性が際立っており、延べ51万人以上が受講してきた簿記検定講座(TAC公式サイトより)は、業界でも屈指の合格実績を誇ります。

TACの最大の強みは、講師の質の高さとカリキュラムの網羅性にあります。

TACの講師は試験合格者が中心で、受講生が理解しにくい論点を的確にわかりやすく解説することに定評があります。

2022年の受講生アンケートでは、有効回答1,574名中1,456名が講師の総合評価で「大変満足」または「満足」と回答しています(TAC公式サイトより)。

通信・通学の両形式に対応しており、Web通信講座でも通学クラスと同等の講師による講義動画が配信されます。

また、TAC出版の教材(合格テキスト・合格トレーニングシリーズ)は全国書店での定番教材として広く認知されており、教材の完成度の高さは独学者からも高い評価を受けています。

TACの簿記2級関連の主要コースは以下のとおりです(TAC公式サイトより)。

コース名受講形式受講料(税込)特徴
2級合格本科生Web通信59,000円〜2級一発合格を目指すメインコース。教育訓練給付制度対象
2級合格本科生DVD通信80,000円〜DVD形式。Web環境不要
2級講義パックWeb通信45,000円講義動画のみのシンプルなコース
3・2級ステップ合格本科生Web通信70,000円〜3級から2級まで一貫。教育訓練給付制度対象

教育訓練給付制度の対象コースは「2級合格本科生」と「3・2級ステップ合格本科生」のWeb通信講座で、条件を満たす方は受講料の20%がハローワークから支給されます。

また、TACでは日商簿記ステップアップ割引・再受講割引・U-18優待割引(18歳以下30%OFF)など多彩な割引制度を設けており、条件に該当する方は実質負担を抑えることができます。

Web通信講座では質問サポートとしてメール・質問カードを通じた質問対応(合計60回まで)に加え、Zoomによるオンライン学習相談も利用できます。

通学メディアで申し込んだ場合は講師への直接質問が可能で、講義前後に対応してもらえます。

また、TACが提供する独自のネット試験模擬プログラムと仕訳トレーニングはWeb上で利用でき、統一試験・ネット試験のどちらを受験する方にも対応した演習環境が整っています。

講義はスマートフォン・タブレット・PCでのマルチデバイス視聴に対応しており、外出先での隙間時間学習にも活用できます。

TACの各校舎にある自習室はWeb通信受講者でも無料で利用でき、集中して学習したい場面で役立ちます。

注意点と向いている人・向かない人

TACの受講料は、スタディング(19,800円)やフォーサイト(37,800円〜)などの通信専門講座と比較すると高めの水準です。

質問サポートの回数が60回までという上限があり、無制限ではない点は把握しておく必要があります。

また、コースやオプションの種類が多く、どのコースを選べばよいか判断しにくいと感じる方もいます。

初めてTACを検討する方は、まず名前とメールアドレスだけで利用できる無料体験受講で講義の雰囲気を確認してから申し込むとよいでしょう。

企業情報
項目内容
会社名TAC株式会社
代表者代表取締役社長 多田 敏男
設立1980年12月
資本金9億4,020万円(2025年3月末現在)
従業員数523名(連結・2025年3月末)
所在地東京都千代田区(本社)
事業内容個人教育事業・法人研修事業・出版事業・人材事業
公式サイトhttps://www.tac-school.co.jp/kouza_boki/

資格の学校TACは、講師陣の質と教材の完成度という点で業界トップクラスの評価を長年維持してきた予備校です。

簿記1・2・3級と段階的にステップアップできる体制が整っており、将来的に1級や公認会計士・税理士を目指す方にとって、TACで学び続けるというルートは非常に理にかなっています。

受講料はやや高めですが、教育訓練給付制度や各種割引制度を組み合わせることで実質負担を抑えられます。

合格実績や講師の質を最優先に考える方、または1級以上を見据えて長期的に学びたい方に特におすすめの講座といえるでしょう。

資格の大原 簿記2級通信講座

受講料
34,100円(税込)〜
教育訓練給付制度
受講料の20%を支給
運営会社
学校法人大原学園

資格の大原は、1957年に東京水道橋に大原簿記学校として開校した、簿記指導の歴史において最も長い実績を誇る教育機関です。

現在は学校法人大原学園として全国46都市116校を展開しており、社会人向け通信講座として「資格の大原」を運営しています。

2024年度の簿記検定における合格者数は2,723名(第167〜169回統一試験およびネット試験の合計)に上り、業界トップクラスの合格実績を誇ります。

最大の特徴は、簿記指導歴60年以上のノウハウが詰まったオリジナル教材とカリキュラムの質の高さにあります。

全国の講師の板書や教え方を分析・厳選することで、どの校舎・通信形式でも均一に高品質な講義が受けられる体制を構築しています。

また、通学・通信を問わず柔軟な学習スタイルを選択できる点も魅力で、同じ講座内でWeb通信・Webライブ・DVDフォローなどを組み合わせて利用できます。

資格の大原の簿記2級関連コースは以下のとおりです。

コース名受講形式受講料(税込)特徴
パススル 簿記(2級)Web通信34,100円スマホ完結型の新感覚講座。教育訓練給付制度対象
2級合格コースWeb通信+DVDフォロー要公式確認通信でも充実のカリキュラム
2級合格コース映像通学80,100円〜校内視聴ブース利用。通学の自由度が高い
2級合格コース教室通学86,700円〜対面授業。直接質問対応可

新設の「パススル簿記(2級)」はスマートフォン・タブレットで全学習が完結する新形式の通信講座で、コンパクトにまとめた講義動画とデジタル教材でタイムパフォーマンス重視の学習が可能です。

一般教育訓練給付制度の対象コースでもあり、条件を満たす方は受講料の20%をハローワークから受け取れます。

通学コースは受講料が高めですが、直接講師に質問できる環境や全国統一公開模擬試験への参加など、手厚いサポートを受けられます。

資格の大原の通信講座では、ネット試験(CBT方式)に完全対応した模擬試験プログラムが用意されています。

本試験と全く同じ操作環境でのトレーニングが可能で、統一試験とネット試験の両方に対応した問題演習ができます。

講義動画は専用アプリ(合格Webアプリ)でダウンロードしておけば、オフライン環境でも視聴できるため、通信費やデータ量を気にせず学習を進められます。

Webライブ(一部コース対象)では東京校の人気講師によるリアルタイム講義を自宅から受講でき、通学せずとも臨場感のある指導を受けられます。

講義は一定の日程に沿って進むため、学習ペースを保ちやすい設計になっています。

また、簿記1級・税理士・公認会計士まで段階的に上位資格を目指せる講座体系が整っており、簿記2級合格後のキャリアパスを大原一本で描きやすい環境があります。

注意点と向いている人・向かない人

資格の大原の通信講座は、パススル(34,100円)を除くと映像通学・教室通学の受講料が80,000円以上と、他の通信専門講座と比べて高めです。

コスト面を最優先に考える方にはスタディングやフォーサイトなどの通信専門講座の方が適しているでしょう。

また、合格率の数値は公表されていないため、合格率を数値で確認したい方には比較しにくい面があります。

通信講座を希望しながら高品質な教材・サポートを求める方は、まずパススル簿記から検討するとよいでしょう。

企業情報
項目内容
運営法人学校法人大原学園
理事長中本 毎彦
設立1979年4月(学校法人化)/1957年開校
基本金1,537億円(2025年4月1日現在)
教職員数1,622名(2025年4月1日現在)
所在地東京都千代田区西神田1-1-3(本部)
事業内容専門学校・社会人講座・大学院大学の運営、資格取得支援教育
公式サイトhttps://www.o-hara.jp/course/boki_0102

資格の大原は、業界最多クラスの合格者数実績と、60年以上の簿記指導ノウハウが凝縮された教材の質において他の追随を許さない存在感があります。

特に合格実績の絶対数を重視する方や、将来的に税理士・公認会計士まで視野に入れているという方にとって、大原一本で資格取得のキャリアを積み上げられる体制は非常に魅力的です。

新設のパススル簿記(34,100円)はスマホ完結・給付制度対象というコスパのよい選択肢として注目されており、まずは低コストで大原の教材を試したい方にも向いています。
質と実績を最優先にする方に強くおすすめできる講座です。

LEC東京リーガルマインド 簿記2級通信講座

受講料
60,500円(税込)〜
運営会社
株式会社東京リーガルマインド

LEC東京リーガルマインドは、1979年に弁護士の反町勝夫氏が司法試験受験指導を目的として設立した、資格取得支援の総合スクールです。

「資格の総合スクール」として40年以上の指導実績を誇り、簿記3級から1級まで一貫して対応した講座体系が整っています。

2024年受講生アンケートでは「大変満足」「満足」を合わせた講義満足度が96.7%(2025年2月集計・LEC公式サイトより)と、受講者からの評価の高さが数字に表れています。

最大の特徴は、LECオリジナルの「選べる講義(どっちも受講制度)」にあります。

2級完全マスター講座では、初学者向けの「しっかり講義(全25回・各3時間)」と学習経験者向けの「さっくり講義(全17回・各3時間)」の2種類が用意されており、Web通信講座であれば追加料金なしで両方受講できます。

1回目に理解しきれなかった論点を別の講師・別の切り口から再学習できるため、理解の定着度が高まりやすい設計となっています。

また、ネット試験(CBT方式)と統一試験(ペーパー試験)の両方に対応したWeb模試を全2回標準装備しており、受験回数に制限なく繰り返し活用できます。

本試験と同じ仕様のシステムを使用したネット試験対策模試は、試験当日の操作戸惑いを最小限に抑えるための実践的なトレーニングとして機能します。

LEC東京リーガルマインドの主要な簿記2級コースは以下のとおりです。

コース名受講形式受講料(税込)テキストあり
2級パーフェクトコースWeb通信60,500円〜
2級パーフェクトコースDVD通信73,700円〜
2級パーフェクトコース(通学)Web通学フォロー63,800円〜
2級初学者コースWeb通信63,800円〜

Web通信講座は、申込日から240日間配信されます。

合格お祝い金として2級合格者に8,000円が進呈される制度もあり(LEC公式サイト・合格お祝い制度より)、合格後の費用還元も受けられます。

また、再受講割引・受験経験者割引(最大50%OFF)・早期申込割引などの割引制度が豊富に用意されており、タイミングと条件次第で大幅な割引を受けられることがあります。

Web通信講座ではオンラインチューターサービスが利用でき、講義や教材に関する質問に講師・スタッフが回答します。

利用可能回数はコースの講義回数に準じて設けられており、24時間いつでも質問を送ることができます。

ただし、電話やビデオ通話での個別質問には対応していません。

学習はPCとスマートフォン双方に対応しており、ダウンロード機能・倍速再生(0.6〜2.0倍速)・しおり機能なども搭載されています。

アプリを使ったオフライン視聴にも対応しているため、通信環境がない場所でも動画講義を視聴できます。

また、通学形式での受講も可能で、渋谷駅前本校をはじめ全国の校舎で直接講師に質問できる環境も選択肢のひとつです。

注意点と向いている人・向かない人

LECの簿記2級コースは、Web通信・DVD通信・通学とさまざまな受講形式を選べますが、受講料の相場は60,000円以上とやや高めの設定です。

また、添削指導のサービスが用意されておらず、客観的な答案評価を求める方には対応しにくい面があります。

質問サポートはオンラインチューターのみで電話・ビデオ通話には非対応のため、リアルタイムで講師とやり取りしたい方は通学形式の受講を検討するとよいでしょう。

企業情報
項目内容
会社名株式会社東京リーガルマインド
代表者代表取締役 反町 勝夫
設立1979年1月20日
資本金9,000万円
所在地東京都千代田区神田三崎町2-2-12
事業内容各種国家資格・公務員試験受験指導、キャリアアップ支援事業、人材派遣紹介事業 ほか
公式サイトhttps://www.lec-jp.com/boki/class2/

LEC東京リーガルマインドの簿記2級講座は、2人の講師の講義を追加料金なしで受講できる「選べる講義」という独自の設計が際立っています。

同じ論点を異なる視点と言い回しで2度学べるため、理解の定着という点で他社にない強みがあります。

ネット試験・統一試験の両方に対応したWeb模試が受け放題な点も受験準備に実践的です。

受講料は高めですが、豊富な割引制度を活用できるタイミングで申し込めば費用を抑えられます。

複数の講義スタイルで深く理解したい方や、簿記1級・公認会計士まで見据えて体系的に学びたい方にとって、頼りになる選択肢といえるでしょう。

ネットスクール 簿記2級通信講座 テキスト著者による一体感のある講義が特徴

受講料
33,000円〜
運営会社
ネットスクール株式会社

ネットスクール株式会社は、2000年に大手資格学校のカリスマ講師として活躍していた桑原知之氏が他の人気講師を率いて独立・創業したインターネット特化型の資格スクールです(ネットスクール公式サイトより)。

創業当初から「全国で平等に勉強できる環境をつくる」という理念を掲げており、WEB講座と出版事業を両輪に事業を展開してきました。

ネットスクールの大きな特徴のひとつは、自社で出版している定番テキスト「とおる簿記シリーズ」の著者自らが講義を担当する点です。

独学者からも「わかりやすい」と高評価を得てきた教材を使いながら、著者が直接メリハリのある講義を行うため、テキストと講義の内容が一体となって理解しやすい環境が整っています。

社員全員が簿記1級を取得しているという品質へのこだわりも、ネットスクールならではの強みです(ネットスクール公式サイトより)。

また、受講生専用SNS「学び舎」を通じた質問・情報共有の仕組みは、他の通信講座と一線を画す特徴です。

講師によるライブ講義ではリアルタイムのチャット機能や理解度確認アンケートも活用できるため、通信講座でありながら通学に近い双方向の学習体験ができます。

ネットスクールの簿記2級関連コースは以下のとおりです(ネットスクール公式サイトより)。

コース名受講料(税込・教材込)受講期間特徴
2級標準コース43,000円〜申込月+6か月初学者向け。統一試験・ネット試験両対応。直前対策含む
ネット試験速修コース33,000円〜3か月学習経験者向け。ネット試験特化の効率学習
直前対策コース要公式確認2か月過去問解き方から直前対策まで。経験者向け

標準コースは受講期間が申込月から6か月で、直前対策(解き方講義・直前答練)も含まれているため、別途直前対策コースを申し込む必要はありません。

受講生割引(過去受講生対象)や紹介割引(紹介された方は10%OFF)といった割引制度も用意されています。

また、ネットスクールでは簿記2・3級のネット試験(CBT方式)に対応した無料模擬試験プログラムを一般公開しており、受講前のお試しとして本試験と同様の環境で解答の練習が無料でできます。

インプット講義を受けてからアウトプット講義で解法を確認する「反転学習法」を採用しており、知識の定着効率を高める設計となっています。

1本約30分のインプット講義が4本1セットになっており、通勤中や隙間時間を活用した学習に適したコンパクトな単位で構成されています。

倍速再生にも対応しており、学習ペースを自分でコントロールできます。

受講生専用SNS「学び舎」では質問の回数制限がなく(ネットスクール公式サイトより)、翌営業日を目安に回答が届きます。

また、過去に投稿された質問と回答のアーカイブも閲覧できるため、類似の疑問を素早く解消しやすい環境が整っています。

ライブ講義終了後はアーカイブ動画でいつでも視聴でき、受講スケジュールを守れなかった場合も安心です。

注意点と向いている人・向かない人

ネットスクールは受講にeducastというシステムを使用しており、推奨スペックを満たすネットワーク環境が必要です。

環境によっては接続に支障が生じる場合があるため、申込前に公式サイトの動作環境を確認するとよいでしょう。

また、ライブ講義は設定された日程があるため、その日程に合わせた受講が難しい場合はオンデマンド視聴で補う必要があります。

通学形式は提供していないため、対面で学びたい方には他の講座を検討するとよいでしょう。

企業情報
項目内容
会社名ネットスクール株式会社
代表者代表取締役 桑原 知之
設立2000年2月21日
資本金6,008万円
所在地東京都千代田区神田錦町3-23 神田錦町安田ビル3階
事業内容教育出版事業(とおる簿記シリーズほか)、WEB講座事業、学校・企業向け教育事業
公式サイトhttps://www.net-school.co.jp/web_school_course/nissyou/

ネットスクールは、テキストの著者が直接講義を担当するという他にない一体感が際立つ講座です。

定番教材「とおる簿記シリーズ」で独学経験のある方にとっては、同じ講師の解説をそのまま動画で受け取れる点が特に魅力的でしょう。

受講生専用SNS「学び舎」での質問サポートや、ライブ講義でのリアルタイムコミュニケーションは、通信講座でありながら孤独感を感じさせない工夫として好評です。

コスト面では速修コース33,000円〜と比較的リーズナブルな選択肢もあり、学習経験者が効率的にステップアップするための講座として特におすすめです。

ヒューマンアカデミー通信講座(旧たのまな) 簿記2級通信講座

受講料
34,100円(税込)〜
教育訓練給付制度
受講料の20%を支給
運営会社
ヒューマンアカデミー株式会社

ヒューマンアカデミー通信講座は、1985年に創業した教育大手・ヒューマングループのヒューマンアカデミー株式会社が運営する通信教育サービスです(旧称:たのまな)。

全国19都道府県に48校舎を展開し、修了生・卒業生の数は142万名以上(ヒューマングループ公式サイトより)に上る規模を誇り、約150の講座を展開しています。

簿記2級講座は、クレアールと提携した本格的なカリキュラムが採用されています。

最大の特徴はDVDを中心とした学習スタイルで、2級講座には全28枚(1枚あたり約3時間)という業界でも際立つ大容量のDVDが付属します。

テキストは商業・工業各2冊、板書・補助資料は7冊、直前答練・公開模試が4回とフルセットの教材が一式揃うため、講義の聞き漏らしをゼロにしたい方や、一度見た箇所を繰り返し確認しながら確実に理解を深めたい方に向いています。

Wi-Fi環境やスマートフォンの操作に不慣れな方でも、DVDプレーヤーがあれば自宅で予備校クオリティの講義を受けられる点は、オンライン完結型の講座が増える中での数少ない選択肢として評価されています。

ヒューマンアカデミー通信講座の簿記関連コースは以下のとおりです。

コース名受講料(税込)標準学習期間主な内容
簿記2級講座82,500円約4か月DVD28枚・テキスト2冊・問題集2冊・板書資料7冊・直前答練4回
簿記3級講座34,100円約3か月DVD11枚・テキスト1冊・問題集1冊・板書資料1冊・直前答練4回
簿記2・3級セット99,000円約6か月3・2級を一貫学習。3級合格後シームレスに2級学習へ移行

2級講座の82,500円は今回比較した講座の中では高めの水準ですが、定期的な割引キャンペーン(LINE友だち追加クーポンによる5%OFF、退職者・離職者応援割引による20%OFF等)があるため、申込前に公式サイトで最新のキャンペーン情報を確認するとよいでしょう。

また、教育訓練給付制度の対象講座として登録されており、条件を満たす方は受講料の20%をハローワークから支給してもらえます。

ヒューマンアカデミーでは学習サポートアプリ「assist」を提供しており、スケジュール管理・動画講義の視聴・練習問題での理解度確認をスマートフォン上で行えます。

サポート期間内であれば、質問はメール・郵便・ファックスで受け付けており、各分野の専門家がわかりやすく回答します。

インターネット環境がない場合でも郵送・ファックスで質問できる点は、デジタルに不慣れな方への配慮といえます。

参加費が基本無料のオンラインセミナーがほぼ毎月開催されており、受講中の講座以外のテーマについても参加できるため、スキルアップや学習モチベーションの維持に役立てられます。

受講期間を過ぎてもDVDは手元に残るため、合格後の復習・実務活用にも使い続けられる点も嬉しいポイントです。

注意点と向いている人・向かない人

受講料82,500円は他の通信講座と比較して高い水準で、コスパを最優先に考える方には向きません。

オンライン完結型ではなく、DVDプレーヤーの使用が前提となるため、スマホ・PCだけで完結したい方には他の講座の方が合うでしょう。

また、合格率や合格者数は公表されていないため、合格実績を数値で比較したい方には情報が少ない点に注意が必要です。

企業情報
項目内容
会社名ヒューマンアカデミー株式会社
代表者代表取締役 今堀 健治
設立2010年4月(グループ創業1985年)
資本金1,000万円
所在地東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿プライムスクエアビル1F
事業内容全日制教育事業・社会人教育事業・国際人教育事業・児童教育事業 ほか
公式サイトhttps://haec.athuman.com/shop/pages/boki.aspx

ヒューマンアカデミーの簿記2級講座は、DVD28枚・84時間分という圧倒的な教材ボリュームが際立ちます。

通信講座でありながら通学に近いじっくりとした学習体験を求める方、Wi-Fi環境に依存せずDVDで確実に学びたい方にとって、選択肢のひとつとして検討する価値があります。

費用面では高めですが、割引制度や教育訓練給付制度を組み合わせることで実質負担を抑えられます。

短期集中よりも時間をかけて着実に合格を目指したい方、あるいはDVD教材でしっかり理解を積み上げたいというこだわりのある方に特におすすめの講座といえるでしょう。

簿記2級通信講座に関するアンケート調査結果

今回は簿記2級通信講座を受講した経験のある方を対象にアンケートを実施し、83名から有効回答を得ました。

受講満足度や教材の質、サポート体制など、講座選びに役立つリアルな声をまとめています。

受講した通信講座の総合満足度を教えてください
満足度回答数割合
非常に満足29名34.9%
満足42名50.6%
どちらともいえない8名9.6%
不満3名3.6%
非常に不満1名1.2%

今回の調査では、総合満足度で「非常に満足」「満足」と回答した方が合計85.5%にのぼりました。

簿記2級通信講座は、独学と比較して体系的なカリキュラムと講師による解説動画が学習効率を高める点が高く評価されています。

不満を感じた方の主な理由はサポート対応の速度でした。講座を選ぶ際はサポート体制の充実度も確認するとよいでしょう。

教材・テキストのわかりやすさについてどう感じましたか
評価回答数割合
非常にわかりやすい24名28.9%
わかりやすい44名53.0%
普通11名13.3%
わかりにくい3名3.6%
非常にわかりにくい1名1.2%

教材・テキストのわかりやすさについては、81.9%の受講者が肯定的な評価をしています。

簿記2級では工業簿記が新たに加わるため、初学者にとって図解や仕訳例が豊富なテキストかどうかが重要なポイントです。

普通・わかりにくいと感じた方は、動画講義を併用することで理解が深まったというコメントも複数寄せられました。

受講料に対してコストパフォーマンスは満足できましたか
評価回答数割合
非常に満足21名25.3%
満足47名56.6%
どちらともいえない10名12.0%
不満4名4.8%
非常に不満1名1.2%

コストパフォーマンスに満足と回答した方は合計81.9%でした。

簿記2級通信講座の受講料は一般的に2万円台から10万円超まで幅があります。

合格時の受講料返金制度や不合格時の全額返金保証を設けている講座を選ぶと、費用面での安心感が高まります。無料体験受講を活用して教材の質を確認してから申し込む方法もおすすめです。

講師や質問サポートの対応に満足しましたか
評価回答数割合
非常に満足18名21.7%
満足51名61.4%
どちらともいえない9名10.8%
不満4名4.8%
非常に不満1名1.2%

講師・サポート対応への満足度は83.1%と高い水準でした。

通信講座では疑問点が生じた際の質問対応が合否を左右することもあります。

メールや専用アプリでの質問対応に加え、回答までの時間が短い講座を選ぶと学習の流れを止めずに進められます。無制限で質問できる講座かどうかも事前に確認しておくと安心です。

この通信講座を他の人に勧めたいと思いますか
評価回答数割合
ぜひ勧めたい26名31.3%
勧めたい43名51.8%
どちらともいえない10名12.0%
勧めたくない3名3.6%
絶対に勧めない1名1.2%

他者への推奨意向は83.1%と非常に高く、実際に受講した方の満足度の高さが数字に表れています。

簿記2級は転職・就職活動でも評価される資格であるため、合格実績や受講生の口コミが充実している講座を選ぶことが重要です。

受講前に公式サイトや信頼性の高いレビューサイトで合格率・合格者数を確認するとよいでしょう。

簿記2級の通信講座の選び方

簿記2級の通信講座は10社以上が展開しており、受講料や教材の質、サポート体制は講座によって大きく異なります。

どれを選べばよいか迷っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、後悔しない講座選びのために押さえておきたいポイントを5つに絞って解説します。

受講料とコストパフォーマンスで選ぶ

簿記2級通信講座の受講料は、最安値のスタディング(19,800円)から最高値のヒューマンアカデミー(82,500円)まで、4倍以上の差があります。

ただし、受講料の高低だけで講座の質を判断するのは早計です。重要なのは、支払った金額に見合った合格実績・教材・サポートが揃っているかどうかです。

受講料を比較する際は、以下の追加コストも合わせて確認しましょう。

  • 教材費(テキスト・問題集)が別途必要かどうか
  • 模擬試験・答練の受験費用が含まれているか
  • 質問サポートに追加料金が発生しないか
  • 受講期間延長に費用がかかるか

また、雇用保険の被保険者(一定条件あり)であれば、一般教育訓練給付制度を利用することで受講料の20%がハローワークから支給されます。

TAC・ユーキャン・LEC・クレアールなど対象講座は複数あるため、給付対象かどうかを申込前に確認するとよいでしょう。

講座名簿記2級受講料(税込)給付制度対象
スタディング19,800円非対象
ネットスクール33,000円〜非対象
フォーサイト41,800円〜非対象
資格の大原44,000円〜対象
ユーキャン49,000円対象
クレアール53,000円〜(割引あり)対象
資格のキャリカレ61,800円〜対象
LEC東京リーガルマインド要公式確認対象
資格の学校TAC70,000円〜対象
ヒューマンアカデミー82,500円非対象

給付制度を活用すると実質的な負担額を抑えられるため、対象講座の中から選ぶことで費用を大幅に削減できます。

合格率・合格実績で選ぶ

日商簿記2級の全国平均合格率は例年20%前後と決して高くありません(日本商工会議所公表データより)。

そのため、通信講座を選ぶ際は受講生の合格率・合格者数を公表しているかどうかが重要な判断材料になります。

合格実績を積極的に公表している主な講座は、以下のとおりです。

講座名簿記2級合格率・実績
フォーサイト合格率75.7%(全国平均の約4倍)
スタディング年間合格者数1,285名(2024年度・全級合計)
ユーキャン過去10年で2級合格者1,200名以上
資格の大原年間合格者3,000名以上(全級合計)

合格率を公表していない講座については、受講者の口コミや合格体験記の数・内容を参考にするとよいでしょう。

数字が公開されていない場合でも、講師の質や教材の評判を確認することで、講座全体の信頼性をある程度把握できます。

教材・講義のわかりやすさで選ぶ

簿記2級では商業簿記に加えて工業簿記が新たに加わります。特に工業簿記は初学者が躓きやすい分野であるため、図解やイラストが豊富なテキストと、丁寧な講義動画があるかどうかが合否を左右することもあります。

学習形式別の主な特徴は以下のとおりです。

学習形式主な講座特徴
eラーニング完結型スタディングスマホ1台で完結。1本5〜15分の短い動画で隙間時間に学習可能
フルカラーテキスト+動画フォーサイト・ユーキャン視覚的に理解しやすく、初学者でも取り組みやすい
ライブ講義型ネットスクールリアルタイムで講師に質問できる。独学の孤独感を解消しやすい
DVD+テキスト型ヒューマンアカデミーWeb環境が不要。ボリューム重視で網羅的に学べる
独自メソッド型クレアール合格に必要な範囲に絞る非常識合格法。短期合格を目指す方向き

無料体験受講や資料請求を活用して、実際の講義の雰囲気やテキストのレイアウトを事前に確認するのがおすすめです。

自分の学習スタイルと教材の相性が合っているかどうかは、継続学習の上で非常に重要な要素です。

質問・サポート体制で選ぶ

通信講座では疑問点が生じてもすぐに解決できないことがあります。

そのため、質問サポートの内容と回数制限の有無は、講座選びの重要なチェックポイントです。

特に簿記2級は工業簿記という新たな分野が加わるため、途中でつまずくリスクが高まります。

手厚いサポートがある講座を選ぶことで、挫折を防ぎやすくなります。

講座名質問サポート内容
スタディングAIによる問題分析・学習管理。講師への直接質問は非対応
フォーサイトメールで質問可能(回数制限あり)
ユーキャン1日3回まで質問可能、添削指導5回あり
クレアールメール・電話・インターネット通話で質問可能
資格のキャリカレメールで回数無制限の質問対応
ネットスクールライブ講義でリアルタイム質問・受講生専用SNSあり
ヒューマンアカデミー質問無制限・無料期間延長制度あり
資格の学校TACメール・カード・電話あわせて60回まで質問可能

費用を抑えたい方にはスタディングが魅力的ですが、質問サポートを重視するなら資格のキャリカレやヒューマンアカデミーが適しています。

自分の学習スタイルや不安の度合いに応じて、サポート内容を比較するとよいでしょう。

保証制度・不合格時の対応で選ぶ

簿記2級は合格率が低い試験であるため、万一不合格だった場合の保証制度があるかどうかも重要な確認事項です。

不合格時の返金制度や、受講期間の延長制度が充実している講座を選ぶと、安心して学習に集中できます。

講座名保証・特典内容
フォーサイト不合格時に受講料返金制度あり(条件あり)
資格のキャリカレ不合格時全額返金制度あり(添削平均得点率70%以上などの条件あり)
ヒューマンアカデミー無料期間延長制度あり
ユーキャン合格お祝い制度あり
LEC東京リーガルマインド合格お祝い金5,000円あり
スタディング合格お祝いポイントあり

返金制度は条件が細かく設定されていることが多いため、申込前に公式サイトで詳細な条件を必ず確認してください。

条件を満たせれば大きなメリットになりますが、条件をクリアできない可能性も念頭に置いたうえで判断するのが賢明です。

日商簿記2級の基礎知識

日商簿記2級とはどのような資格か

日商簿記2級は、日本商工会議所と各地商工会議所が主催する簿記検定の中級資格です。

日本商工会議所は2級のレベルを「経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。

高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル」と定義しています。

簿記検定には大きく3種類があり、日本商工会議所が実施する日商簿記のほか、全国商業高等学校協会の全商簿記、全国経理教育協会の全経簿記があります。

中でも日商簿記は転職市場での評価が最も高く、社会的認知度も際立っています。

簿記2級を取得すると、企業の財務諸表を読み解く力が身につき、事業会社の経理・財務部門や会計事務所・税理士法人への転職・就職において大きなアドバンテージになります。

経理職の求人票で簿記2級以上を応募要件に掲げている企業は非常に多く、資格の汎用性と市場価値は高い水準を維持しています。

3級との違い・2級で加わる出題範囲

簿記3級は個人商店や中小企業の基礎的な会計処理を扱う入門レベルで、試験科目は商業簿記のみ、試験時間は60分です。

これに対して2級では試験時間が90分に延び、商業簿記に加えて工業簿記が新たな科目として追加されます。

商業簿記では、3級の基礎知識をベースに株式会社の会計処理・連結会計・税効果会計・本支店会計・外貨建取引・リース取引・有価証券など、実務に直結した高度な内容が問われます。

配点は100点満点中60点と全体の6割を占めるため、商業簿記の習熟度が合否に直結します。

工業簿記は製造業における原価計算を中心とした科目で、材料費・労務費・製造間接費の計算から、直接原価計算・標準原価計算・CVP分析など、製品の製造コストを適切に把握するための知識が求められます。

配点は40点で、試験ごとの出題傾向が比較的安定しているため、しっかり対策すれば得点源にしやすい科目です。

受験資格・受験料・合格基準

日商簿記2級には受験資格の制限が一切なく、年齢・学歴・職歴・国籍を問わず誰でも受験できます。

3級を取得していなくても直、接2級を受験することが可能です。

また、2級と3級、あるいは連続する級の併願受験も認められています。

受験料は5,500円(税込)で、ネット試験でインターネット申込する場合は別途事務手数料550円(税込)が加算されます。

合格基準は100点満点中70点以上で、絶対評価の試験です。

合格率は回によって大きく変動しますが、70点を超えた受験者は全員合格になる仕組みのため、難易度の高い回では合格者が大幅に減少することがあります。

試験形式:統一試験とネット試験の違い

日商簿記2級の試験形式は2種類あります。従来から実施されている統一試験(ペーパー形式)と、2020年12月に新たに導入されたネット試験(CBT方式)です。

どちらの方式で合格しても取得できる資格の価値は同等で、履歴書への記載も可能です。

統一試験は全国の商工会議所指定会場で年3回(6月・11月・2月)実施されます。試験時間は90分で、開始時刻は原則全国共通の13:30からです。

申込期間を逃すと次の試験まで待つ必要があるため、スケジュール管理が重要です。

ネット試験は、全国のテストセンターでほぼ毎日受験できる随時試験です。

統一試験の前後に施行休止期間が設けられている点に注意が必要ですが、それ以外の時期であればテストセンターの空きさえあれば自分の都合に合わせて受験日・時間帯を選択できます。

また、試験終了後すぐに合否が判明するため、早期に資格を取得したい方に適しています。

ネット試験の合格率は統一試験と比較すると10ポイント前後高い傾向があります。

これは随時実施されているため不合格時にすぐ再挑戦できること、モチベーションを保ちやすいことなどが要因と考えられます。

2026年度の試験日程・スケジュール
統一試験(ペーパー形式)の日程

2026年度の統一試験は以下の3回実施されます。

試験回試験日
第173回2026年6月14日(日)
第174回2026年11月15日(日)
第175回2027年2月28日(日)

申込受付期間や会場は各地の商工会議所によって異なります。

受験予定地域の商工会議所へ、試験日の2か月前を目安に確認するとよいでしょう。統一試験の申込期限を過ぎると次回試験まで受験ができなくなるため、早めの確認を心がけてください。

ネット試験(CBT方式)の施行休止期間

2026年度のネット試験施行休止期間は以下のとおりです。

休止期間
2026年4月1日(水)〜4月13日(月)
2026年6月8日(月)〜6月17日(水)
2026年11月9日(月)〜11月18日(水)
2027年2月22日(月)〜3月3日(水)

上記の休止期間以外であれば、全国のテストセンターでほぼ毎日受験が可能です。受験予約はCBT-Solutionsの受験者専用サイトから行います。

過去の合格率の推移

日商簿記2級の統一試験における合格率は、実施回ごとに大きく変動しているのが特徴です。

日本商工会議所が公表しているデータによると、第130回以降の合格率は最高47.6%(第133回)から最低8.6%(第157回)まで幅があり、直近10回の平均は20%前後で推移しています。

2025年6月実施の第167回の合格率は16.8%と例年よりやや低い水準でした。同年11月実施の第171回では35%前後の合格率を記録しており、試験ごとの難易度差が大きいことがわかります。

また、第165回の合格率は11.9%、第168回は28.8%と、同じ年度内でも3倍近い差が生じることもあります。

ネット試験の合格率は統一試験より高く、2020年12月〜2021年12月の累計合格率は41.0%という数値が報告されています。

直近のCBT試験でも合格率は概ね30〜40%台で推移しており、随時受験できるという利便性と合わせて、ネット試験を選択する受験者が増加しています。

合格率の変動が大きい背景には、問題の難易度差があります。

出題される論点によっては「簿記1級より難しい」と受験者から言われるほど難易度が高い回もあり、合格を目指す際は特定の試験回の合格率だけで難易度を判断しないことが重要です。

勉強に必要な時間と期間の目安

日商簿記2級の合格に必要な勉強時間は、簿記3級の知識がある状態から200〜350時間程度が目安とされています。

独学の場合は250〜350時間、通信講座や予備校を利用する場合は150〜250時間程度が一般的な目安です。

簿記の知識がまったくない状態から学ぶ場合は、3級の範囲(50〜100時間程度)から学習を始める必要があるため、合計で300〜400時間以上を見込んでおくとよいでしょう。

1日に確保できる学習時間によって必要期間は異なりますが、1日1〜2時間の学習を継続した場合の目安は以下のとおりです。

1日の学習時間必要期間の目安(3級知識あり)
1時間約8〜12か月
2時間約4〜6か月
3時間約3〜4か月

社会人や主婦の方など、まとまった学習時間を確保しにくい場合は、4〜6か月を目安に計画を立てるのが現実的です。

週2〜3日しか勉強できない状況でも、半年程度継続すれば十分に合格を狙えます。

勉強の方法と学習の流れ
STEP1:学習計画を立てる(受験日決定〜学習開始)

まず受験する試験日(統一試験またはネット試験)を決め、逆算して学習スケジュールを組みます。

試験日が確定することで学習のゴールが明確になり、モチベーションを維持しやすくなります。学習教材(テキスト・問題集・通信講座など)もこの段階で選定しましょう。

独学の場合は市販の教材を揃え、通信講座を利用する場合はコース申込を行います。

STEP2:商業簿記の基礎をインプットする(1〜2か月目)

最初の1〜2か月は商業簿記の知識習得に集中します。3級の復習から始め、2級の新出論点(株式会社の会計処理・有価証券・固定資産・引当金・税効果会計・リース会計・外貨建取引・連結会計など)を順番に学習します。

通信講座では講義動画を活用し、1本5〜30分程度の動画を繰り返し視聴することで理解を定着させましょう。テキストを読み進めながら基本的な仕訳を繰り返し練習することが、商業簿記攻略の基本です。

STEP3:工業簿記の基礎をインプットする(2〜3か月目)

商業簿記の基礎が固まったら、工業簿記の学習に移ります。工業簿記は商業簿記とは体系が異なるため、最初は取っつきにくいと感じる方も多いです。

材料費・労務費・製造間接費の計算から始め、個別原価計算・総合原価計算・標準原価計算・直接原価計算・CVP分析へと順を追って学習します。工業簿記は出題傾向が比較的安定しているため、基本的な計算パターンを繰り返し練習することで得点力が高まります。

STEP4:アウトプット中心の演習(3〜4か月目)

商業簿記・工業簿記のインプットが一通り終わったら、問題演習に重点を移します。この段階では過去問題集や模擬試験を活用し、本番形式での解答力を鍛えます。

時間を計りながら解くことで、90分という試験時間内に全問題を解き切る感覚を身につけることが重要です。誤答した問題は必ず解説を確認し、理解が不十分な論点を洗い出して集中的に復習します。

STEP5:直前対策・弱点補強(試験1〜2週間前)

試験の1〜2週間前は、苦手論点の最終確認と本番シミュレーションに集中します。模擬試験や予想問題を繰り返し解き、時間配分や解答の順番を最適化します。

商業簿記と工業簿記それぞれの配点(60点・40点)を意識しながら、どの大問から解き始めると効率的かを確認しておきましょう。また、電卓操作のスピードと正確性も最終確認するとよいでしょう。

効果的な勉強方法のポイント

日商簿記2級の学習で特に重要なのは、仕訳の正確な理解と反復練習です。

仕訳を誤ると連鎖的に誤答が広がるリスクがあるため、基本的な仕訳パターンを完璧に身につけることが先決です。

工業簿記については、過去問の出題傾向が安定しているため、頻出論点(標準原価計算・直接原価計算・CVP分析)を重点的に演習することが効率的な学習法といえます。

苦手意識を持ちやすい科目ですが、逆に言えばしっかり対策すれば得点源にできる科目でもあります。

また、学習の継続性も合否を左右する重要な要素です。

まとめて学習するよりも、毎日少しずつコツコツと継続する方が知識の定着率は高くなります。

通信講座のeラーニングシステムを活用すれば、通勤・通学の隙間時間を有効に使えるため、忙しい社会人や主婦の方にも取り組みやすい環境が整っています。

参照サイト・公的機関情報

簿記2級通信講座 利用の流れ

簿記2級の合格を通信講座で目指す場合、申込から合格・活用まで複数のフェーズがあります。

それぞれのフェーズで何を意識すべきかを知っておくと、学習の効率が大きく変わります。

以下では、簿記2級通信講座を最大限に活かすための流れをSTEP形式で解説します。

STEP1
自分に合う講座を選ぶ
まず取り組むべきは、講座の比較・選定です。受講料・教材の形式(DVD・動画・テキスト)・サポート体制・質問回数の上限・保証制度の有無など、選ぶポイントは複数あります。各社の公式サイトでサンプル講義や無料体験を活用すると、実際の講師の説明スタイルや講義の進め方を事前に確認できるため、申込前に必ず試しておくことをおすすめします。
また、簿記2級は3級の知識が前提となります。3級を取得済みか否か、また学習経験の有無によって、標準コース・速修コース・3・2級セットコースのどれが適しているかが変わります。これまで独学で挑戦して壁を感じていた方は、質問サポートが手厚い講座(クレアールの無制限質問、ヒューマンアカデミーのメール・郵便質問等)を優先的に検討するとよいでしょう。
STEP2
受講申込・教材受け取り
講座を決めたら、公式サイトからオンライン申込を行います。多くの講座では申込直後からWeb上で講義動画の視聴が始められるため、教材の到着を待たずにインプット学習をスタートできます。
申込時に確認しておきたい点は3つあります。1点目は教育訓練給付制度の対象かどうか。フォーサイト・クレアール・TAC・パススル(大原)など給付制度対象の講座では、条件を満たすことで受講料の20%がハローワークから支給されます。申込前にハローワークで支給要件照会を行っておくと手続きがスムーズです。2点目は分割払いの利用可否。ユーキャン(3,800円×13回)のように分割払いに対応した講座では、一括払いの負担が重い場合に活用するとよいでしょう。3点目は受講期間と延長保証の内容の確認です。クレアールの1年保証・資格のキャリカレの最長1年2か月サポートなど、講座によってサポート期間が大きく異なります。
STEP3
商業簿記から学習スタート・3級知識の復習
教材が手元に揃ったら、カリキュラムの順番に沿って学習を開始します。簿記2級の試験範囲は商業簿記(配点60点)と工業簿記(配点40点)の2科目で構成されており、合格基準は70点以上です。
まず着手するのは商業簿記です。3級の知識を土台に、株式会社の会計処理・有価証券・固定資産・税効果会計・連結会計などを順に学んでいきます。特に連結会計は多くの受講者が躓くポイントとして挙げる難所であるため、インプット講義を受けた直後にアウトプット問題を解く習慣をつけることが重要です。学習が1単元進むごとに問題を解いて定着度を確認するサイクルが合格への近道です。
この段階では、過去の試験で使われていた3級の論点(仕訳・試算表・精算表の作成など)に自信がない場合、受講特典で付属している3級講義の視聴や、別途市販テキストで復習してから2級の学習に進む方法をとるとよいでしょう。
STEP4
工業簿記の学習・アウトプット強化
商業簿記の学習が一段落したら、工業簿記に移ります。工業簿記は製造業特有の原価計算が中心で、商業簿記とは考え方が大きく異なります。材料費・労務費・製造間接費の集計から、製品原価の計算・差異分析・直接原価計算まで、コストの流れを勘定の動きで追う訓練が求められます。
インプット講義の視聴が完了したら、問題演習量を意識的に増やすフェーズに入ります。資格の大原のパススル・TACのネット試験模擬プログラム・LECのWeb模試など、各社が用意しているアウトプットツールをフル活用してください。特に2020年12月から導入されたネット試験(CBT方式)を受験予定の場合、PCやタブレット上での操作に慣れるためにも模擬試験環境での練習が必須です。ネットスクールが一般公開している無料CBT模擬試験(全3回・解説動画付き)も手軽に利用できます。
STEP5
直前対策・模擬試験の活用
試験日の2〜3か月前からは、直前対策フェーズに入ります。過去問演習と模擬試験を反復することで時間配分のコツをつかみます。
本試験の試験時間は90分で、5問構成(商業簿記3問・工業簿記2問)です。第1問の仕訳問題(20点)と第4・5問の工業簿記(計40点)は得点源になりやすく、合格のカギは第2・3問の商業簿記応用問題(連結・本支店・標準原価計算等)をどれだけ得点できるかにかかっています。模擬試験では時間内に全問解き終えることよりも、確実に得点できる問題を落とさないことを意識して取り組みましょう。
質問サポートはこの直前期に最も活用価値が高まります。模擬試験で繰り返し間違える論点や理解が曖昧なまま放置している箇所を、各社の質問サービス(メール・Zoom・チャット等)で積極的に講師に確認してください。
STEP6
試験申込・受験
統一試験(ペーパー試験)は年3回(6月・11月・2月)、ネット試験は全国の指定会場で随時実施されています。統一試験の願書提出期間は各商工会議所によって異なるため、受験予定の商工会議所公式サイトで締め切りを必ず事前に確認してください。ネット試験はCBT-Solutionsのサイトから随時申込が可能で、受験料は5,500円(税込・別途事務手数料550円)です。
STEP7
合格・上位資格へのステップアップ
無事に2級に合格したら、資格証書・合格証書を受け取り、履歴書や職務経歴書への記載を始めましょう。TAC・資格の大原・LEC・クレアール等では2級合格後に1級・税理士・公認会計士への上位ステップアップ割引が用意されているため、キャリアアップの方向性が固まっている方は継続受講の検討を早めに始めるとよいでしょう。
資格のキャリカレ(合格で2講座目無料)やLEC(合格お祝い金8,000円)のように、合格特典を受け取れる講座もあります。申込時に特典の条件と申請期限を把握しておくと、合格後にスムーズに手続きを進められます。

簿記2級通信講座に関するよくある質問

Q簿記2級の通信講座は独学と比べてどれくらい効率が違いますか?
A独学と通信講座では、学習効率に明確な差があります。独学の場合、合格に必要な勉強時間は250〜350時間程度とされていますが、通信講座を活用すると150〜250時間程度に短縮できるとされています。その差は100時間前後で、これは毎日1時間学習した場合に3か月以上の差に相当します。
差が生まれる理由は複数あります。まず、通信講座では試験に出る論点を絞り込んだカリキュラムが組まれているため、重要でない部分に時間を費やすリスクが減ります。次に、わかりにくい箇所を動画で繰り返し確認できるため、テキストだけでは理解しにくい概念も解消しやすくなります。特に工業簿記は独学で挫折しやすい科目であり、講師の解説動画があるかどうかで習熟スピードが大きく変わります。加えて、質問サポートが充実している講座であれば、疑問が生じた際にすぐ解決できるため、詰まったまま先に進めないという状況を防げます。
Q簿記の知識がゼロでも2級から始めることはできますか?
A受験資格の面では、日商簿記2級は学歴・年齢・職歴を問わず誰でも受験でき、3級を取得していなくても2級から直接受験できます。ただし、2級の商業簿記は3級レベルの知識が前提となっているため、実質的には3級相当の基礎知識がなければ2級の学習を進めることが困難です。
初学者が2級合格を目指す場合は、3級の範囲からカバーする2・3級セットコースの受講を検討するとよいでしょう。スタディングやフォーサイト、ユーキャンなど多くの通信講座で2・3級セットコースが用意されており、3級の基礎から2級まで一貫して学べるカリキュラムが組まれています。3級から始めた場合の合計勉強時間は300〜400時間以上が必要ですが、段階的に学ぶことで理解がスムーズに進みます。
Q通信講座のネット試験対策とペーパー試験対策、どちらが重要ですか?
Aどちらを受験するかによって対策が異なりますが、学習する内容自体は統一試験とネット試験で共通です。試験範囲・配点・合格基準(70点以上)はまったく同じであるため、知識面での対策は共通で構いません。
違いが生じるのは解答形式への慣れという点です。ネット試験はパソコン画面上で解答を入力する形式のため、紙に書く感覚とは異なります。電卓は持ち込み可能ですが、問題用紙に直接書き込むことができないため、計算メモの使い方に工夫が必要です。対応している通信講座の多くはネット試験模擬プログラムを提供しており、本番に近い環境で練習できます。早期合格を目指すならネット試験が柔軟で有利ですが、本番の緊張感を持って取り組みたい方や紙で解きたい方は統一試験が向いています。
Q教育訓練給付制度を使うとどのくらい安くなりますか?対象講座はどこですか?
A一般教育訓練給付制度を利用すると、受講料の20%がハローワークから支給されます。例えば、受講料が49,000円のユーキャン簿記2級講座であれば9,800円、70,000円のTAC3・2級ステップ合格本科生(Web通信)であれば14,000円が給付される計算になります。給付上限は10万円です。
利用条件としては、雇用保険の被保険者であること(または離職後1年以内であること)、かつ支給要件期間が1年以上(初回の場合)であることなどが求められます。詳細な条件はハローワーク(公共職業安定所)で確認できます。
簿記2級通信講座で給付対象となっている主な講座は、ユーキャン・クレアール・資格のキャリカレ・資格の学校TAC・LEC東京リーガルマインド・資格の大原などです。スタディングやフォーサイト・ヒューマンアカデミーは対象外となっている場合があるため、申込前に必ず各公式サイトおよびハローワークで確認してください。
Q通信講座の質問サポートは本当に使えますか?回答までどのくらいかかりますか?
A質問サポートの有用性は講座によって大きく差があります。回数無制限で質問できる講座(資格のキャリカレ・ヒューマンアカデミーなど)であれば、学習中に疑問が生じるたびに質問でき、躓きを素早く解消できます。その反面、回数制限がある講座(フォーサイトなど)や、AIによる自動対応のみで講師への質問ができない講座(スタディングなど)もあります。
回答までの所要時間も講座によって異なり、早ければ当日〜翌営業日以内、遅いと数日かかる場合があります。ネットスクールのライブ講義であればリアルタイムで質問できるため即時解決が可能です。工業簿記など躓きやすい論点が多い2級においては、質問対応の速度と回数は学習継続に直結するため、サポート体制の充実度を重視した講座選びをおすすめします。
Q合格率が毎回大きく変動するのはなぜですか?対策はありますか?
A日商簿記2級の合格率が変動する最大の理由は、試験ごとに問題の難易度が異なるためです。合格基準は100点中70点以上という絶対評価であるため、難問が多い回には合格者が激減し、易しい回には合格率が跳ね上がります。直近では合格率が11.9%という回もあれば28.8%という回もあり、同じ年度内で3倍近い差が生じることもあります(日本商工会議所公表データより)。
この変動への最善の対策は、特定の論点だけに偏らず幅広い出題範囲に対応できる実力を身につけることです。頻出論点を重点的に学習しつつ、連結会計・本支店会計・CVP分析など難易度が高い応用論点も一通り学んでおくことで、どのような出題パターンにも対応できる底力が養われます。ネット試験を利用すれば受験回数を増やしやすいため、仮に不合格でもすぐに再挑戦できる点も強みです。
Qスタディングは安いですが、本当に合格できますか?サポートは十分ですか?
Aスタディングは2024年度に1,285名の合格者を輩出しており(KIYOラーニング株式会社公表)、受講料19,800円という業界最安値クラスながら一定の合格実績が確認できる講座です。スマホ1台で講義動画・テキスト・問題集・模擬試験が完結するオールインワン設計で、隙間時間を活用して学習を進めたい社会人や学生に高く評価されています。
注意点として、スタディングは講師への直接質問には対応しておらず、サポートの中心はAIによる学習管理と問題分析機能です。わからない箇所を誰かに教えてもらいたい方や、質問しながら学習を進めたい方には物足りなさを感じる可能性があります。自己管理が得意で、動画とテキストを中心に自力で理解を深められる方に特に向いている講座といえます。
Q不合格になった場合の返金制度はどの講座にありますか?条件は厳しいですか?
A不合格時の返金制度を設けている主な講座はフォーサイトと資格のキャリカレです。フォーサイトでは不合格の場合に受講料を返金する制度がありますが、全額返金の条件として学習の進捗や受験の証明書の提出などが求められます。資格のキャリカレでは添削問題の平均得点率70%以上など、一定の条件を満たした受講者が不合格だった場合に全額返金を受けられます。
いずれも条件が細かく設定されており、すべての受験者が自動的に返金を受けられるわけではありません。条件を確認せずに申し込むと、返金を受けられないケースも出てきます。制度の詳細な条件は各公式サイトに記載されているため、申込前に必ず確認することをおすすめします。返金制度の有無だけで講座を選ぶのではなく、あくまで合格可能性の高いカリキュラムと自分の学習スタイルへの適合度を優先して選ぶことが大切です。
Q通信講座と市販テキストの独学はどちらがおすすめですか?
Aどちらが適しているかは、学習にかけられる時間・費用・自己管理の得意不得意によって異なります。独学(市販テキスト)の最大のメリットはコストを最小限に抑えられる点です。市販のテキスト・問題集を揃えても数千円〜1万円程度で済みます。その反面、学習の方向性が正しいかどうかの判断が難しく、わからない箇所が生じても自力で解決しなければならないため、挫折するリスクが高まります。
通信講座は費用が2万円〜7万円程度かかりますが、体系化されたカリキュラムと講師による解説動画、質問サポートが揃っているため、学習効率と継続しやすさの面で独学より有利といえます。特に工業簿記は初学者が理解に躓きやすく、講義動画の有無が学習のスムーズさに大きく影響します。費用対効果を考えると、特にスタディングのような低価格帯の通信講座であれば、独学に近いコストで講座のメリットを享受できるため、通信講座の利用を検討する価値は十分あります。
Q簿記2級を取得すると就職・転職にどのくらい役立ちますか?
A簿記2級は経理・財務職の求人において非常に高い評価を受けています。企業の経理スタッフ・財務担当・会計事務所・税理士法人のスタッフを目指す際に、簿記2級は事実上の必須資格として位置づけられているケースが多くあります。
特に中途採用の求人では、簿記2級以上を応募要件または歓迎条件として掲げている企業が多く、資格を持っていることで書類選考を通過しやすくなります。また、2級では工業簿記・原価計算の知識が身につくため、製造業や管理会計を重視する企業での評価も高い傾向があります。経理職への未経験転職を目指す方にとって、簿記2級は実務経験がなくても専門知識を証明できる有力な武器になります。近年は出題範囲の改定により連結会計なども加わり、資格の内容がより実務に近づいていることから、市場価値はさらに高まっていると考えられます。
Q簿記2級の通信講座はスマホだけで完結できますか?
Aスタディングはスマホ1台ですべての学習が完結する設計であり、テキスト・動画講義・問題集・模擬試験がすべてオンライン上で提供されています。フォーサイトも独自のeラーニングシステム「ManaBun(マナブン)」でスマホやタブレットからの学習に対応しており、デジタル教材を活用すれば紙のテキストなしでも学習できます。
その反面、ユーキャンやヒューマンアカデミーなどのテキスト重視型の講座では、紙の教材が中心となるため、スマホだけでの完全完結は難しい場合があります。通勤や外出先でもスマホで学習を進めたい方は、eラーニング対応の度合いを申込前に確認することをおすすめします。TAC・ネットスクールなど多くの講座でもWeb講義はスマホ視聴に対応しており、講義動画のみであればスマホで視聴できる環境が整っています。
Q簿記2級の合格に向けた学習で特につまずきやすいポイントはどこですか?
A簿記2級で多くの受験者が躓くポイントは大きく3つあります。
1つ目は工業簿記全般です。商業簿記とは体系がまったく異なるため、初めて触れる方はとっつきにくさを感じます。特に標準原価計算の差異分析や、工程別・組別総合原価計算の計算手順は混乱しやすい論点です。
2つ目は連結会計です。2級に連結会計が追加されて以来、多くの受験者が苦戦する難所となっています。親会社・子会社間の取引消去や非支配株主持分の計算は、理解に時間がかかる論点です。通信講座では図解や仕訳を用いた丁寧な解説が行われているため、独学より習熟しやすい環境が整っています。
3つ目は税効果会計と本支店会計です。これらは出題頻度は高くないものの、理解の浅い状態で出題されると得点が大きく下がります。苦手意識を持ちやすい論点ほど通信講座の動画解説を繰り返し活用し、理解を定着させることが大切です。
Q簿記2級の通信講座を選ぶとき、無料体験は活用すべきですか?
A無料体験や資料請求は積極的に活用することをおすすめします。通信講座は一度申し込むと数万円の費用が発生するため、テキストの見やすさや講師の解説スタイルが自分に合っているかどうかを事前に確認することが重要です。
TACでは名前とメールアドレスの登録だけで、2級対策コースのオンライン講義と使用教材を無料で試せるサービスを提供しています。フォーサイトでは無料資料請求時にフルカラーのテキストサンプルと割引クーポンが届きます。スタディングやネットスクールでも無料お試し視聴が可能です。実際に講義を視聴してみると、解説のテンポ・板書の見やすさ・講師の話し方が自分に合っているかどうかを体感できます。複数の講座を試してから最終判断することで、申込後のミスマッチを防げます。
Q簿記2級通信講座の受講中に途中でわからなくなったらどうすればいいですか?
Aわからない箇所が生じた場合の対処法は講座によって異なります。質問サポートが充実している講座(資格のキャリカレ・ヒューマンアカデミー・クレアール・TAC・ネットスクールなど)では、メールや専用フォーム・電話・ライブ講義のチャット機能を通じて講師や担当者に質問できます。
疑問が生じたらなるべく早く解決することが大切です。理解できないまま先に進むと、後の学習に影響が出て全体の理解が崩れていく可能性があります。質問サポートを使いながら、動画講義の繰り返し視聴・テキストの再読・問題集での類題演習を組み合わせることで、ほとんどの疑問は解消できます。また、通信講座の受講生コミュニティや学習仲間機能(スタディングなど)を活用して、同じ悩みを持つ受講者と情報交換するのも効果的な方法です。
Q簿記2級合格後のステップアップとしてどのような資格がありますか?
A簿記2級合格後のキャリアパスとして、いくつかの方向性が考えられます。まず上位資格として日商簿記1級があります。1級は会計学・商業簿記・工業簿記・原価計算の4科目で構成され、合格率は10%前後と難関資格ですが、公認会計士や税理士試験の登竜門として位置づけられています。
税務・会計の専門職を目指す場合は税理士資格の取得を検討するとよいでしょう。税理士試験の簿記論・財務諸表論は簿記2級の知識が大いに役立ちます。また、企業の財務分析スキルをさらに深めたい方にはビジネス会計検定(2級・1級)もおすすめです。財務諸表を読む・分析する力を体系的に学べる資格で、簿記2級と組み合わせることで経理・財務のプロフェッショナルとしての評価が高まります。いずれの資格も、簿記2級で培った知識がベースになるため、合格後はその勢いを活かして次のステップに進むことをおすすめします。