簿記3級の通信講座おすすめランキング!費用・合格率・サポート体制で徹底比較

簿記3級の取得を目指しているけれど、どの通信講座を選べばよいか迷っていませんか。

市場には数多くの講座が存在し、受講料も5,000円台のリーズナブルなものから50,000円を超えるものまで幅広く、初めて選ぶ方には判断が難しいのではないでしょうか。

簿記3級の通信講座は、テキスト・映像講義・添削指導・模擬試験などの内容によって品質や価格帯が大きく異なります。費用相場はおおむね8,000円〜30,000円程度で、合格保証制度や無制限質問サポートを備えた講座も登場しています。

この記事では、実際に各社の公式情報を調査し、費用・学習サポート・合格実績・使いやすさなどの観点からおすすめの簿記3級通信講座をランキング形式でご紹介します。どの講座が自分に合っているかを見極める参考にしてください。

この記事を読むとわかること
  • 人気10社の簿記3級通信講座を費用・教材・サポート体制・受講期限など11項目で一気に比較でき、自分に合った講座を見つけられます
  • 最安3,600円から最高39,000円まで幅広い価格帯の実態と、不合格時の返金保証・教育訓練給付制度など費用を抑える制度の活用方法がわかります
  • 日商簿記3級の試験概要・合格率の推移・統一試験とネット試験(CBT方式)の違いなど、受験前に知っておくべき基礎知識を網羅的に確認できます
  • 申し込みから合格・活用まで7つのSTEPで具体的な学習の流れを把握でき、初めて通信講座を選ぶ方でもスムーズにスタートを切れます
  • 受講者91名へのアンケート調査をもとに、講座選びで実際に重視されているポイントや満足度の実態を客観的なデータで確認できます

簿記3級通信講座おすすめ10社 徹底比較表

講座名3級受講料(税込)教材形式学習スタイル質問サポート標準学習期間受講期限ネット試験対応給付金対象3級単独コース合格返金保証
スタディング3,850円〜デジタルのみスマホ完結なし(3級単科)目安2〜3ヶ月約1年あり対象外ありなし
ユーキャン39,000円紙テキスト+Webテキスト+動画メール・郵便(1日3回)3ヶ月12ヶ月あり対象外(3級)ありなし
フォーサイト16,800円〜(3級スピード合格講座)※バリューセット1は37,800円〜紙テキスト+デジタルテキスト+映像メール(回数制限あり)約2〜3ヶ月試験前日までありあり(セット)ありなし
クレアール10,880円紙テキスト+Web映像+テキスト電話・メール・通話(無制限)約3〜4ヶ月1年間保証あり対象外(3級)ありなし
資格の大原17,600円(パススル3級)デジタル+紙オプションスマホ+Webメール・チャット約3ヶ月サービス期間内あり(模擬3セット)あり(3級+2級)ありなし
資格の学校TAC3,600円〜(スッキリパック)/6,300円〜(みん欲し!パック)紙テキスト+Webテキスト+映像メール・カード(5〜10回)目安2〜3ヶ月入学月の3ヶ月後末あり(ネット模試付)対象外(3級)ありなし
LEC東京リーガルマインド17,600円〜(3級パーフェクトコース)紙テキスト+Webスタンダード+ユニット2種メール(教えてチューター)目安2〜3ヶ月150日間あり(Web模試2種)対象外(3級)ありなし
ネットスクール11,000円(3級標準コース・教材込)紙テキスト+Webライブ+オンデマンド電話・メール・SNS(無制限)約4ヶ月受験目標月まであり(CBT無料体験公開)対象外(3級)ありなし
キャリカレ37,400円〜(WEB申込・3級2級セットのみ)紙テキスト+Webテキスト+映像無制限3ヶ月12ヶ月ありあり(セット)なし(セットのみ)あり(条件付き)
ヒューマンアカデミー34,100円〜(3級講座)DVD+紙テキストDVD+テキストメール・郵送・FAX(無制限)約3ヶ月在籍期間内あり対象外(3級)ありなし
主要サービス比較表

※価格はすべて税込・公式サイト掲載価格。キャンペーン・割引適用前の一般価格または最安コース価格を記載しています(2026年4月時点)。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

10社の受講料は最安3,600円(TAC・スッキリパック)から最高39,000円(ユーキャン)まで幅広く、教材形式・サポート内容も大きく異なります。

コスト最優先ならスタディング(3,850円)やTAC(3,600円〜)、教材品質と合格率を重視するならフォーサイト・クレアール、手厚いサポートと安心感を求めるならユーキャン・キャリカレ・ヒューマンアカデミーが候補となります。

3級のみか2級まで視野に入れるかでも最適な講座は変わるため、目的と予算に合わせて選ぶことが大切です。

スタディング(STUDYing)簿記3級講座

3級受講料(税込)
3,850円〜
受講期限
約1年
運営会社
KIYOラーニング株式会社

スタディング(STUDYing)の簿記3級講座は、業界最安水準の受講料3,850円(税込)でありながら、映像講義・デジタルテキスト・スマート問題集・模擬試験がすべてセットで提供されるオンライン完結型の通信講座です。

市販テキスト1冊と変わらない価格で動画講義まで手に入るという点は、コストを重視する方にとって非常に魅力的です。

低価格を実現できている背景には、駅前教室の運営費や大規模な人件費といった「合格に直接関係しないコスト」を徹底的に省き、オンライン販売に特化したビジネスモデルにあります。

このモデルによって、大手予備校の通信・通学コースと比べて大幅に低い価格設定を実現しています。

2024年度は1,200件以上の合格報告を公式サイトが受領しており、安価でありながら実績を着実に積み上げています。

受講生数は有料講座で20万人を突破しており、急成長するオンライン資格講座として注目を集めています。

スタディングの最大の強みは、スマートフォン1台で学習のすべてが完結する点です。

通勤・通学の電車内、昼休み、就寝前のわずかな時間を活用して学べるよう、1本あたり5〜15分程度の短い映像講義に分割されています。

1.5倍・2倍速の倍速再生にも対応しており、時間を効率よく使いたい方にも向いています。

スマート問題集は、学習した内容をすぐにアウトプットできる仕組みになっており、自分の正誤記録も自動で蓄積されます。

AIが理解度の低い分野を分析し、復習すべき内容を優先的に提示してくれる機能も搭載されており、やみくもな繰り返しを避けた効率的な学習が可能です。

また、SNSのような勉強仲間機能を通じて、同じ目標を持つ受講者とつながることもでき、孤独になりがちな通信講座の学習でモチベーションを維持しやすい環境が整っています。

コースラインナップと料金
コース名料金(税込)内容
簿記3級合格コース3,850円映像講義・デジタルテキスト・スマート問題集・模擬試験
簿記2級合格コース19,800円映像講義・Q&Aチケット付き
簿記3級・2級セットコース21,800円3級・2級の全コンテンツ+Q&Aチケット
簿記1級合格コース66,600円〜1級対応フルコンテンツ

簿記3級コースには質問サポートが含まれておらず、質問したい場合はQ&Aチケットが付属する上位コースへの申し込みが必要な点には注意が必要です。

初学者で疑問が多く出る可能性がある場合は、3級・2級セットコース(21,800円)を選ぶと質問対応を受けながら学習できるためおすすめです。

受講期限は合格目標年度の末日(2026年9月末など)までとなっており、前年度の講座を購入した方は再受講割引で更新版を安く入手できる制度も設けられています。

スタディングの最大のメリットは、圧倒的なコストパフォーマンスです。

テキスト代と変わらない費用で映像講義・問題集・模擬試験がセットで手に入り、いつでもどこでもスマホ一台で学習できる手軽さは他社に追随を許しません。

無料お試し登録で実際の映像講義・スマート問題集・学習システムを体験でき、また無料登録後に10%OFFクーポンが付与されるため、納得した上で申し込める点も安心です。

注意点と向いている人・向かない人

注意点としては、紙のテキストが付属しないことが挙げられます。

画面上での学習がすべてになるため、紙に書き込みながら学ぶスタイルを好む方や、長時間のデジタル画面に疲れを感じやすい方には向かない場合があります。

また、3級コースには質問サポートがないため、独自で疑問を解決する力が求められます。

受講期限が合格目標年度の末日までと定められているため、申し込みのタイミングによっては実質的な学習期間が短くなる点も考慮が必要です。

企業情報
項目内容
運営会社KIYOラーニング株式会社
設立2010年1月
代表者綾部 貴淑
所在地東京都千代田区永田町2丁目10番1号 永田町山王森ビル4階
上場東証グロース(証券コード:7353)
資本金約8億円(時期により変動あり)
事業内容オンライン資格講座「STUDYing(スタディング)」の開発・運営、法人向け学習管理システム「AirCourse」の提供
公式サイトhttps://studying.jp/boki/

スタディングは、簿記3級を最もコストを抑えて始めたい方にとって、現状で最有力の選択肢のひとつと考えています。

3,850円という価格は驚異的で、独学で市販のテキストと問題集を揃えるよりも安く、映像講義まで手に入る点は純粋に価値が高いといえます。

特に通勤・通学時間が長い方や、スマホで細切れ時間を学習に充てたい方にはこれ以上ないフィット感があるでしょう。

ただし、紙のテキストがないことや、3級コースに質問機能がない点は事前に理解しておく必要があります。

疑問が出るたびに立ち止まってしまうタイプの方は、質問サポートが付く3級・2級セットコース(21,800円)も検討してみると安心です。
無料体験でまず雰囲気を確認することを強くおすすめします。

ユーキャン 簿記3級講座

3級受講料(税込)
39,000円
受講期限
12ヶ月
運営会社
株式会社ユーキャン

生涯学習のユーキャンは、1954年の設立以来、資格・実用・趣味の3カテゴリで約150講座以上を展開する通信教育のパイオニアです。

年間約60万人が学ぶ圧倒的な規模と知名度を誇り、テレビCMでもおなじみの存在です。

簿記3級講座は40年以上の開講実績を持ち、過去10年間で11,047名(2025年時点・同社調査)の合格者を輩出しており、業界トップクラスの実績です。

ユーキャン最大の強みは「教材制作のプロフェッショナル」としての品質です。

フルカラーのテキストにはマンガ・図解・イラストが随所に盛り込まれており、簿記を初めて学ぶ方でも視覚的に内容を理解できる工夫が凝らされています。

文字だけでは伝わりにくい仕訳の概念や帳簿の構造も、豊富なビジュアルで直感的に把握できます。

最新の試験傾向を反映したテキスト改訂も定期的に行われており、現在のメインテキストは4冊から3冊へスリム化し、学習負担を抑えながら合格ラインを確保する設計になっています。

ユーキャン簿記3級講座の標準学習期間は3ヶ月で、1日30〜60分の学習を継続することで合格ラインを目指せます。

受講開始から12ヶ月間はサポートを受けられるため、仕事や育児で学習が遅れても焦らず取り組める点が評価されています。

教材は紙のテキスト中心でありながら、デジタル対応も充実しています。

スマートフォン・PCからアクセスできる合格デジタルサポートでは、受験目標日と学習進度に合わせた週次課題の提示・Webテスト・動画講義が利用でき、スキマ時間の活用も可能です。

統一試験・ネット試験両方に対応した模擬試験(3回分)が付属しており、試験直前の仕上げにも役立ちます。

教材・サポートの内容
項目内容
受講料39,000円(税込)/分割:3,300円×12回
標準学習期間3ヶ月(サポート期間は受講開始から12ヶ月)
メインテキストフルカラー3冊(マンガ・図解・イラスト豊富)
副教材本試験対策トレーニング・一問一答集・模擬試験3回分など
添削指導全5回
質問サポートメール・郵便で1日3回まで
デジタル対応Webテスト・動画講義・スケジュール管理ツール
ネット試験対応あり

ユーキャンの最大のメリットは、40年以上の開講実績と11,047名という業界トップクラスの合格者数に裏打ちされた信頼性です。

全5回の添削指導と1日3回まで対応できる質問サポートの組み合わせは、他社と比較しても手厚い水準にあり、独学では解消しにくい疑問をフォローしてくれる体制が整っています。

紙のテキストとデジタルサポートを組み合わせて利用できるため、自分のペースと学習スタイルに合わせて柔軟に取り組める点も嬉しいポイントです。

注意点は受講料が39,000円(税込)と他社より高めである点です。

スタディング(3,850円)と比較すると約10倍の価格差があります。

また、映像講義の時間は他社より少ない傾向があるとする意見も一部あります。

価格重視ではなく、実績・教材品質・サポート充実度を優先する方に向いた講座といえます。

企業情報
項目内容
運営会社株式会社ユーキャン
設立1954年
所在地東京都新宿区西新宿1丁目11番1号
事業内容通信教育講座(資格・趣味・実用など約150講座)の企画・制作・販売
年間受講者数約60万人
簿記3級合格者数過去10年間で11,047名(2025年時点・同社調査)
公式サイトhttps://www.u-can.co.jp/

ユーキャンは「安心感と実績」を最優先に考える方にとって、簿記3級通信講座の最有力候補のひとつです。

40年以上の歴史と1万人超の合格者数は数字として明確であり、初めて資格勉強に取り組む方が選んで後悔しにくい根拠になります。

受講料の高さを懸念する声もありますが、添削5回・質問1日3回・12ヶ月サポートという体制を考えると、合格までの伴走コストとして価値は十分にあると考えています。

紙テキストへのこだわりがあり、じっくり丁寧に学びたい方や、「ユーキャンなら信頼できる」という安心感で学習を続けられる方には特に向いているでしょう。
費用よりも完走率・合格実績を重視するなら、積極的に検討してみてください。

フォーサイト 簿記3級講座

3級受講料(税込)
16,800円〜(3級スピード合格講座)
受講期限
試験前日まで
運営会社
株式会社フォーサイト

株式会社フォーサイトは1993年の創業以来、資格試験の通信講座を専門に手がけてきた老舗企業です。

累計受講者数は2023年11月時点で39万人を突破しており、宅建・行政書士・社労士・FP・簿記など幅広い資格に対応しています。

フォーサイト簿記3級講座の最大の特徴は、公式サイトが公表している合格率の高さです。

2024年度のフォーサイト受講生の簿記3級合格率は82.3%で、全国平均のネット試験38.6%・統一試験32.9%を大幅に上回る実績となっています。

この数値はハローワークへ提出する教育訓練給付制度の明示書にも反映される公的な根拠のある数値であり、他社の合格率と比較する際の信頼性が高い点は大きな強みです。

フォーサイトのコンセプトは「合格点主義」です。

試験範囲のすべてを網羅するのではなく、合格ラインに到達するために必要な知識に絞り込んで学習できるよう設計されており、忙しい社会人や初学者でも短期間での合格を目指せるカリキュラムになっています。

フォーサイトの簿記講座は3級と2級を中心に、単科コースとセットコースが用意されています。

3級のみを取得したい場合は簿記3級スピード合格講座を選び、2級まで見据えているなら2・3級セットのバリューセット2が費用効率の面でおすすめです。

教材はフルカラーの紙テキストと、専用スタジオで収録したハイビジョン映像講義、eラーニングシステム「ManaBun(マナブン)」の三本柱で構成されています。

ManaBunはスマートフォンやタブレット・PCから利用でき、学習スケジュールの自動作成・動画のダウンロード再生・確認テスト・進捗管理機能を搭載しています。

紙テキストとデジタル学習の両方を組み合わせて使えるため、学習スタイルを選ばない点が評価されています。

質問サポートは10回まで無料で受けられます。

多くの受講者が3回以内の利用にとどまると公式が説明しており、通常の学習範囲であれば不足することは少ないとされています。

受講期間は合格目標試験の前日まで設定されており、試験日から逆算して計画を立てやすい仕組みです。

バリューセット1・2は教育訓練給付制度の対象講座であり、条件を満たす受講者は受講料の20%をハローワークから受け取ることができます。

また、資料請求を行うと5,000円引きの割引が適用されるケースが多く、申し込み前に資料請求を済ませることをおすすめします。

コースラインナップと料金
コース名料金(税込・送料別)内容
バリューセット1(2級+過去問)37,800円2級講座+2級過去問解き方講座、給付金対象
バリューセット2(2・3級)41,800円〜上記+3級講座、給付金対象
簿記2級スピード合格講座31,800円2級単科
簿記3級スピード合格講座各試験対策ページで確認3級単科

最新の料金は公式サイト(https://www.foresight.jp/boki/price/)でご確認ください。

フォーサイトの最大のメリットは、公的根拠に基づく高い合格率と、フルカラーテキスト+映像講義+ManaBunの三位一体の学習システムです。

紙の教材でしっかり読み込みながら、スマホでスキマ時間も活用できるハイブリッド設計は、独学よりも効率よく、通学より手軽に学べるちょうどよいバランスです。

注意点としては、質問サポートが10回までと回数制限がある点です。

初学者で疑問が多く出る場合には、回数が物足りなくなる可能性もゼロではありません。

また、簿記1級には対応しておらず、将来的に1級や税理士・公認会計士を目指す方には別の講座が必要になります。

企業情報
項目内容
運営会社株式会社フォーサイト
設立1993年4月
代表者山田 浩司
所在地東京都文京区本郷6丁目16番2号 フォーサイトビル
資本金7,267万円(資本準備金2,767万円)
事業内容資格試験対策の通信教育講座(宅建・行政書士・社労士・FP・簿記など)
累計受講者数39万人以上(2023年11月時点)
公式サイトhttps://www.foresight.jp/boki/

フォーサイトは、合格率の高さを透明性のある形で公表している数少ない講座のひとつです。

82.3%という数値は全国平均の2倍以上であり、その根拠が公的機関提出書類にも反映されている点は他社と一線を画します。

紙テキストの品質・映像講義の見やすさ・ManaBunの使いやすさという三点のバランスが高水準でまとまっており、特に「紙でしっかり学びつつスマホでも学習したい」という方には非常に向いた構成です。

費用は中程度で、教育訓練給付制度を活用すれば実質負担を抑えることができます。
資料請求で5,000円引きも受けられるため、申し込みを検討する場合はまず資料請求から始めることをおすすめします。

クレアール 簿記3級講座 徹底解説

3級受講料(税込)
10,880円
受講期限
1年間保証
運営会社
株式会社クレアール

株式会社クレアールは、前身となる「東京商科学院」が1969年に日商簿記検定の受験指導を開始したことに端を発する、資格指導歴50年以上の老舗スクールです。

2001年に現在の社名に改称し、現在は公認会計士・税理士・社会保険労務士・司法書士など難関資格を中心に幅広い通信講座を展開しています。

クレアールの簿記3級講座の最大の特徴は、コストパフォーマンスの高さです。

3級パックは2026年1月時点で10,880円(税込)と、フォーサイトやユーキャンと比較してリーズナブルな価格設定ながら、製本テキスト・問題集・講義ノート・直前答練3回・公開模試1回がセットに含まれています。

さらに定期的に開催されるキャンペーン割引を活用すれば、1万円を下回る価格で受講できる場合もあります。

もう一つの特徴が「2年間受講保証制度」です。

申込月から1年間(3級パックは1年間、3・2級マスターは2年間)はWeb講義の視聴と質問サポートを利用できるため、仕事や家庭の都合で学習が遅れても安心して再挑戦できる体制が整っています。

クレアールの学習システムの核となるのが「Vラーニングシステム」です。

講義を単元ごとに細分化し、1単元を短時間で完結できる仕組みになっています。

従来の3時間ぶっ続け講義形式と異なり、単元ごとに区切ることで受講後すぐに復習でき、理解を深めてから次の単元に進むことができます。

講義はPC・スマートフォン・タブレットのいずれからでも視聴でき、教材のPDFもオンラインで閲覧可能なため、スマホ1台で学習を完結させることも可能です。

担当講師は公認会計士の山田和宗先生で、初学者でも理解しやすいわかりやすい解説が受講者から高く評価されています。

特に「なぜそうなるのか」という理由を掘り下げる講義スタイルは、暗記ではなく理解ベースで学習を進めたい方に向いています。

質問は電話・メール・インターネット通話で対応しており、複数の手段から疑問を解消できます。

製本教材が自宅に届く点も、画面だけの学習に不安を感じる方への安心材料になります。

主要コースと料金
コース名通常価格(税込)対象保証期間
3級パック10,880円初学者・3級のみ申込月から1年間
3・2級マスター要確認(キャンペーン価格あり)3級から2級まで目指す方申込月から2年間
3・2級講義パック要確認インプット重視・2級まで申込月から2年間

価格はキャンペーンにより変動します。最新情報は公式サイト(https://www.crear-ac.co.jp/boki/)でご確認ください。

クレアールの主なメリットは、50年以上の指導実績に裏打ちされた教材品質、業界水準より低めの価格設定、2年間の長期受講保証、そして電話・メール・通話と多様な質問対応手段の充実です。

3級パックには直前答練3回・公開模試1回が含まれており、アウトプット練習も十分にカバーされています。

また、一部コースは教育訓練給付制度の対象となっており、条件を満たす受講者は受講料の20%が支給されます。

注意点としては、テキストがモノクロ・コンパクトな構成のため、ユーキャンやフォーサイトのようなフルカラー教材に慣れている方には視覚的な華やかさが少なく感じられる場合があります。

また、知名度がスタディング・ユーキャン・フォーサイトほど高くないため、初めて名前を聞く方もいるかもしれませんが、創業から50年以上の歴史を持つ実績ある資格スクールです。

企業情報
項目内容
運営会社株式会社クレアール
設立1998年4月27日(資格指導歴は1969年から)
代表者竹内 陽一
所在地東京都千代田区神田三崎町1-1-17 ハヤシビル
資本金7,000万円
事業内容就職試験・資格試験指導、企業人材研修教育、大学就職支援など
公式サイトhttps://www.crear-ac.co.jp/boki/

クレアールは「名前はあまり聞かないが、調べると実は老舗で実力派」という講座の代表格だと感じています。

創業から半世紀以上の指導実績があり、難関の公認会計士講座でも高い合格実績を出している会社が提供する簿記3級講座は、教材品質への信頼感があります。

3級パックが1万円台前半という価格帯は、フォーサイト(16,800円)やユーキャン(39,000円)と比較してかなり良心的です。

1年間の受講保証と電話・メール・通話での質問対応は、初学者が安心して学ぶには十分な環境といえます。

フルカラー教材にこだわりがなく、コスト・品質・サポートのバランスを重視する方には、積極的におすすめしたい講座です。

資格の大原 簿記3級講座

3級受講料(税込)
17,600円(パススル3級)
受講期限
サービス期間内
運営会社
学校法人大原学園

資格の大原の母体である学校法人大原学園は、1957年に東京・水道橋に大原簿記学校を開校して以来、60年以上にわたって簿記教育を展開してきた業界最大級の教育機関です。

現在は全国120校以上のグループ校を運営し、公認会計士・税理士・公務員など幅広い資格対策を手がけています。

「本気になったら大原!」のキャッチフレーズで知名度は抜群で、2021年度の日商簿記試験では1〜3級合わせて3,407名の合格者を輩出した実績を持ちます。

資格の大原の最大の強みは、長年の簿記指導から生み出されたオリジナル教材と、全国レベルで均質化された高品質な講師陣です。

教材は毎年本試験を分析し出題傾向・配点を考慮して改訂されており、合格に必要な知識を効率よく習得できるよう設計されています。

通学・通信・オンラインなど複数の学習スタイルを用意している点も、忙しい社会人から学生まで幅広いニーズに対応できる強みです。

2024年に登場した「パススル(PASSTHRU)」は、資格の大原が新たに開発したスマートフォン完結型のWeb通信講座です。

簿記3級コースの受講料は17,600円(税込)で、大原の合格コース(通学)と比較して非常にリーズナブルな価格設定になっています。

パススルの最大の特徴は、総講義映像時間が約9時間というコンパクトさです。

従来の大原合格コースの講義時間の約半分に凝縮されており、テーマを細分化することで重要ポイントが明確になり、短い時間でも理解しながら知識を習得できる設計になっています。

各動画は数分単位で区切られているため、通勤時間や昼休みなどの細切れ時間を活用しやすい点が受講者から好評を得ています。

アウトプット面では、本試験と全く同じ環境で解答できるネット試験対応の模擬試験プログラム(3セット)が付属しています。

実際のPC画面操作に慣れながら本番形式での演習が積めるため、ネット試験の操作不安を解消できます。

質問対応・学習スケジュール作成などのサポートもすべてオンラインで完結します。

3級・2級セットのパススル(44,000円税込)は教育訓練給付制度の対象コースであり、条件を満たす方は受講料の20%がハローワークから支給されます。

通信講座のコースと料金
コース名受講料(税込)学習スタイル主な対象
パススル簿記(3級)17,600円Web通信(スマホ完結)初学者・最短合格狙い
パススル簿記(3級+2級)44,000円Web通信(給付金対象)2級まで目指す初学者
3級合格コース(Webライブ)公式サイトで確認ライブ配信講師とリアルタイムで学びたい方
3級・2級W合格コース(Web通信)公式サイトで確認Web通信3級から2級まで段階的に

通学コース(教室通学・映像通学)は別途料金設定です。

最新情報は公式サイトでご確認ください。

資格の大原の最大のメリットは、60年以上の実績に裏打ちされた教材・カリキュラムの質と、通学から通信まで選べる多様な学習スタイルです。

パススルは低価格・スマホ完結・ネット試験完全対応という3点が揃っており、新しい形の通信講座として完成度が高い評価を得ています。

大原オリジナルの模擬試験は「本試験に即した内容で定評がある」と受講者から高く評価されており、直前対策の質が高い点も強みです。

注意点としては、パススルは紙の教材が標準装備されておらず、デジタルテキスト中心の学習スタイルになる点です。

冊子版テキストは受講生向けの別購入となります。

また、合格コースなどの通学系コースは受講料が高額になるケースもあるため、自分の学習スタイルと予算に合わせてコース選択を慎重に行う必要があります。

企業情報
項目内容
運営法人学校法人大原学園
創立1957年(大原簿記学校開校)
法人認可1979年4月
理事長中本 毎彦
本部所在地東京都千代田区西神田1丁目2番10号
グループ校数全国120校以上(大原グループ)
従業員数約1,600〜1,800名(グループ全体)
事業内容専門学校・大学院・高等学校・通信講座の運営(簿記・公認会計士・公務員など)
公式サイトhttps://www.o-hara.jp/course/boki_03

資格の大原は「実績・知名度ともにトップクラスで、安定感のある王道講座」という印象を受けます。

長年にわたり簿記試験対策を行ってきた実績があり、通学・通信ともに多くの合格者を輩出している点は大きな安心材料です。

通信講座の価格はやや高めの水準ですが、その分カリキュラムの完成度や教材のわかりやすさ、サポート体制の充実度は非常に高く、初学者でも迷わず学習を進めやすい設計になっています。

特に、試験傾向を徹底分析した教材や、質問対応・添削指導などの手厚いフォローは、大手ならではの強みといえるでしょう。

多少コストがかかっても「確実に合格を目指したい」「安心できる環境で学びたい」という方には、非常におすすめできる講座です。

資格の学校TAC 簿記3級講座

3級受講料(税込)
3,600円〜(スッキリパック)/6,300円〜(みん欲し!パック)
受講期限
入学月の3ヶ月後末
運営会社
TAC株式会社

資格の学校TACは、1980年12月に東京・神田神保町で設立された資格専門予備校です。

公認会計士・税理士・社会保険労務士・行政書士・宅建など幅広い資格対策講座を展開し、開講約40年で延べ51万人以上の受験生が簿記講座を受講してきた実績を持ちます。

TACの最大の強みは、自社出版テキストの品質です。

全国書店売上No.1の「スッキリわかる」シリーズ、板書形式フルカラー図解の「みんなが欲しかった!」シリーズ、本科生向け「よくわかる簿記」シリーズと、3種類の人気テキストから自分に合ったものを選べる点は他社にない特徴です。

これらのテキストは市販書籍としても高い評価を得ており、講座の教材として使用することで書店の定番参考書とTACの講義解説を同時に活用できます。

通信・通学ともにサポートが充実しており、全国に直営校23校・提携校15校を有するため、通信受講者でも最寄りのTAC校舎の自習室を無料で利用できます。

TACの簿記3級通信講座は、価格帯と学習内容によって大きく3つのコースに分かれます。

最も低価格な「3級スッキリパック」は3,600円(税込)から受講できます。

全国書店売上No.1の「スッキリわかる」テキストを使った6回・1テーマ約30分のポイント解説Web講義に加え、ネット試験模擬プログラム6回・仕訳トレーニングが付属します。

質問はメール・カード計5回まで対応しており、コストを抑えながら映像講義を活用したい方に向いています。

「3級みん欲し!パック」は6,300円(税込)からで、「みんなが欲しかった!」シリーズを使用した全13回・計16時間の基本講義に加え、解法テクニック講義(全2回・計5時間)・ネット試験模擬プログラム11回・直前答練1回・仕訳トレーニングが含まれます。

質問はメール・カード計10回まで対応しており、直前対策まで含めた充実した内容を比較的低価格で受講できます。

さらに上を目指す場合は、「よくわかる簿記」シリーズを使用する「3級合格本科生」(通信:Web通信・DVD通信)が選択肢となります。

模擬試験・答練・解法テクニック講義まで含んだ本格コースで、将来的に2級・1級・公認会計士・税理士など上位資格への進学を考えている方に向いています。

コース名受講料(税込)講義時間質問回数ネット模試
3級スッキリパック3,600円〜6回・約3時間5回6回
3級みん欲し!パック6,300円〜15回・約21時間10回11回
3級合格本科生(Web通信)公式サイトで確認約80時間10回あり

※テキストなしコースは上記より低価格で提供。最新料金は公式サイトでご確認ください。

TACの最大のメリットは、市販テキストと講座を一体活用できる点です。

書店でも手に入る人気テキストを使うため、手元の教材に親しみやすく、書籍だけで予習・復習を進めることもできます。

全コースがネット試験・統一試験の両方に対応しており、受験形式を選ばず対策できる点も利点です。

全国のTAC自習室を通信受講者でも無料で利用できる点は、自宅以外で集中して学習したい方にとって大きなメリットとなります。

注意点としては、スッキリパック・みん欲し!パックはいずれも教育訓練給付制度の対象外である点です。

また、サービス受講期限が入学月を含む3ヶ月後の月末まであと設定されているため、申し込みタイミングによっては実質的な学習期間が短くなる場合があります。

長期間かけてじっくり学習したい方は、事前に受講期限を確認した上で申し込む時期を検討することをおすすめします。

企業情報
項目内容
運営会社TAC株式会社
設立1980年12月(前身:東京アカウンティング学院株式会社)
所在地東京都千代田区(本社)
事業内容資格取得専門予備校の運営・出版事業・人材サービス(公認会計士・税理士・簿記・宅建など)
有料講座受講生累計延べ51万人以上(簿記講座)
直営・提携校数直営校23校・提携校15校
公式サイトhttps://www.tac-school.co.jp/kouza_boki/

TACの簿記3級講座は、「市販No.1テキスト×予備校の講義」という組み合わせが最大の個性です。

3,600円のスッキリパックは、独学で市販テキストを買う感覚に近い価格帯でありながら映像講義まで付属するため、コストと品質のバランスが非常に優れています。

自習室が全国で使えることや、2級・1級・公認会計士・税理士など上位資格への連続した学習環境が整っている点は、将来的なキャリアアップを視野に入れる方に心強いポイントです。

スッキリパックの受講期限(3ヶ月)は短めなので、申し込む時期は試験日程から逆算して慎重に決めることをおすすめします。

LEC東京リーガルマインド 簿記3級講座

3級受講料(税込)
17,600円〜(3級パーフェクトコース)
受講期限
150日間
運営会社
株式会社東京リーガルマインド

LEC東京リーガルマインドは、1979年に弁護士の反町勝夫氏が設立した資格取得の総合スクールです。

司法試験・公認会計士・税理士・行政書士・宅建など幅広い国家資格の受験指導で40年以上の実績を誇り、全国に直営・提携校を展開しています。

LEC簿記3級講座の特徴は「2種類の講義スタイルを選べる」という独自のシステムにあります。

同じコースの中に、1講義25分前後でじっくり学

ぶ「スタンダード講義」と、1回15分の単元別に区切られた「ユニット講義」が両方含まれており、追加料金なしで2種類の講義を使い分けられます。

自宅での学習にはスタンダード講義でじっくり理解し、通勤中はユニット講義でスキマ復習するといった活用方法が可能で、このダブル講義システムは他社にはない大きな差別化ポイントです。

さらに、申込時期にかかわらずWeb講座は150日間配信される点も特徴です。

申込タイミングによって視聴期間が変わる他社と異なり、常に一定の学習期間が確保されているため、学習開始時期を柔軟に選べます。

「3級パーフェクトコース」は、テキスト・講義・答練・模試まで合格に必要な要素を一括したオールインワンコースで、受講料は17,600円(税込・一般価格・テキスト付き・通信Web)からです。

教材はLECオリジナルテキストと問題集で、図表やイラストを用いてポイントが明確に示されており、インプットとアウトプットが一体化した設計になっています。

ネット試験対策についても、「ネット試験対策Web模試」と「統一試験対策Web模試」の2種類がセットで含まれており、受験形式を問わない対策が可能です。

Web模試は何度でも繰り返し受験できます。

質問サポートは「教えてチューター」という24時間メール感覚で質問できるシステムが標準装備されており、講義や教材に関する質問を講師・専門スタッフが回答します。

合格後には合格お祝い金として5,000円が進呈される制度も設けられています。

また、3,000円台から始められる「3級マスターテキスト」シリーズを活用したよりリーズナブルな入門講座も設定されており、まず気軽にLECの講義スタイルを体験したい方には5,000円から受講できる「3級トライアル講座」(全25時間)も選択肢となります。

コース名受講料(税込)講義スタイル視聴期間特徴
3級パーフェクトコース17,600円〜スタンダード+ユニット(2種類)150日間答練・模試・質問込み
3級トライアル講座5,000円〜ユニット講義150日間気軽に学習開始

※テキストなしコースは上記より低価格。早期申込割引・キャンペーンにより変動あり。最新料金は公式サイトでご確認ください。

LECの最大のメリットは、スタンダード講義・ユニット講義の2種類を追加料金なしで使えるダブル講義システムです。

学習状況に応じて使い分けられるため、モチベーションや生活リズムの変化に対応しやすいといえます。

申込日から150日間という固定の視聴期間も、計画が立てやすく安心感があります。

また、3級・2級・1級まで一貫したカリキュラムが整備されており、将来的に上位資格へステップアップする際にも同じスクールで継続学習できる点が強みです。

注意点としては、3級パーフェクトコースは他の通信講座と比較すると価格が中〜高程度の水準に位置します。

また、電話・対面での質問受付は行っておらず、質問は「教えてチューター」のメール形式のみとなるため、即時回答が必要な場面には対応が限られる点は理解しておくことが必要です。

企業情報
項目内容
運営会社株式会社東京リーガルマインド
設立1979年1月20日
代表者反町 雄彦(代表取締役社長・弁護士)
所在地東京都千代田区神田三崎町2丁目2番12号
資本金9,000万円
事業内容各種国家資格・公務員試験受験指導、LEC会計大学院の運営、社会人向けキャリアアップ支援、人材派遣・紹介事業など
従業員数約950〜1,500名
公式サイトhttps://www.lec-jp.com/boki/class3/

LECの最大の個性は「2つの講義を1つの受講料で使える」という仕組みです。

スタンダード講義で理解を深め、ユニット講義で隙間時間に復習するという組み合わせは、学習効率という面で非常に合理的です。

受講料は中程度の水準ですが、150日間の視聴期間・ダブル講義・答練・Web模試(ネット試験・統一試験両対応)がセットになっていることを考えると、内容に対する価格のバランスは取れているといえます。

3,000〜5,000円台から試せる入門講座が用意されているため、まずはLECの講義スタイルを体験してから本講座へ進むという流れも検討してみてください。

ネットスクール 簿記3級講座

3級受講料(税込)
11,000円(3級標準コース・教材込)
受講期限
受験目標月まで
運営会社
ネットスクール株式会社

ネットスクール株式会社は、2000年2月に設立された会計・簿記系資格に特化したオンライン専門の教育機関です。

代表取締役の桑原知之氏は大手資格学校出身のカリスマ講師で、自ら執筆した「とおる簿記シリーズ」「サクッとうかるシリーズ」などの書籍は受験生の定番教材として広く知られています。

そのテキストの著者が直接講義を担当するという点は、他社にはない大きな強みです。

2007年よりライブ配信とチャットによる双方向コミュニケーションを取り入れたWEB講座を業界に先駆けて運営しており、「全国どこでも平等に学べる環境を提供する」という理念のもと、通学なし・完全オンラインで高品質な受験指導を続けています。

また、日本商工会議所の公式サイトにネットスクールのサンプル問題解説講義が掲載されるなど、業界からの信頼性も高い講座です。

社員全員が簿記1級を取得していることも、簿記教育への真摯な姿勢を示す特徴のひとつです。

ネットスクール簿記3級講座の学習設計の核となるのは、独自の「INPUT+OUTPUT反転学習法」です。

まずオンデマンド配信の「INPUT講義」で基礎内容を自分のペースで学習し、続いてライブ配信の「OUTPUT講義」で問題演習を中心に理解を深めるという流れで進みます。

ライブ講義では受講生がチャットを通じてリアルタイムで講師に質問できます。

講師から「わかった人は答えをチャットに書いてください」といった参加型の授業形式を取ることも多く、独学では得られない双方向のやりとりが学習意欲の維持に役立ちます。

ライブに参加できない場合も翌日以降にオンデマンドで視聴できるため、忙しい社会人でも安心して受講できます。

受講生専用SNS「学び舎」を通じて講義スケジュールの確認や質問ができるほか、過去に投稿された質問と回答も閲覧でき、よくある疑問をすぐに解消できる環境が整っています。

また、スマートフォン・タブレットでの動画ダウンロードにも対応しており、オフライン環境でもスキマ時間を活用した学習が可能です。

ネット試験(CBT方式)への対応も手厚く、公式サイトでは2級・3級のネット試験無料体験プログラムを公開しており、本番と同形式の画面操作を事前に体験できます。

これは受講生に限らず誰でも利用できる太っ腹なサービスで、ネット試験特有の画面操作への不安を解消するのに役立ちます。

コース名受講料(税込・教材込)受講期間特徴
日商簿記3級標準コース11,000円約4ヶ月INPUT+OUTPUT+解き方講義+直前答練まで一括
日商簿記3級速修コース4,000円〜約2ヶ月短期集中型・ネット試験特化

標準コースには基本講義全9回・総復習問題演習講義3回・解き方講義3回・直前答練4回・月1回の勉強会がセットで含まれており、直前対策を別途申し込む必要がない点も評価されています。

ネットスクールの最大のメリットは、テキスト著者が講師という一体感と、ライブ講義でのリアルタイム質問対応です。

チャット・電話・メール・SNSと多様な手段で質問できるため、疑問が生じてもすぐに解消できる環境は他社と比較しても手厚い水準です。

11,000円という標準コースの価格はクレアール(10,880円)と同程度の水準で、ライブ講義付きの講座としては非常にコストパフォーマンスが高いといえます。

注意点としては、ライブ講義があることから学習スケジュールがある程度決まっている点があります。

録画視聴で補完できるとはいえ、完全に自分のペースだけで進めたい方にとっては、スケジュールを把握した上で計画的に受講を開始する必要があります。

また、3級と2級のセットコースが設定されていないため、2級まで続けて受講する場合は個別に申し込むことになります。

企業情報
項目内容
運営会社ネットスクール株式会社
設立2000年2月21日
代表者桑原 知之(代表取締役)
所在地東京都千代田区神田錦町3丁目23番地
資本金6,008万円
事業内容簿記・会計系資格対策WEB講座の運営、書籍出版(とおる簿記シリーズ等)、企業・学校向け研修
公式サイトhttps://www.net-school.co.jp/web_school_course/nissyou/

ネットスクールは、「書いた人が教える」という一貫性が非常に魅力的な講座です。

市販教材の著者である桑原先生が直接ライブ講義を行い、チャットで質問に答えてくれるという学習環境は、通信講座でありながらまるで教室で学んでいるような臨場感があります。

11,000円で基礎から直前答練まですべてがセットになっている標準コースは、費用と内容のバランスという面で非常に優秀です。

ライブ講義のスケジュールがある程度決まっているため、学習の区切りと締め切りが自然と生まれ、独学では陥りがちな「なんとなく先延ばし」を防ぐ効果もあります。

ネット試験を受験予定の方は、公式サイトで無料公開されているネット試験体験プログラムも事前に必ず試しておくことをおすすめします。

キャリカレ 簿記3級・2級合格指導講座

3級受講料(税込)
37,400円〜(WEB申込・3級2級セットのみ)
受講期限
12ヶ月
運営会社
株式会社キャリカレ(旧:株式会社キャリアカレッジジャパン)

資格のキャリカレは、2008年に広島市で設立され、2023年に株式会社キャリカレへ社名変更した通信教育専門企業です。

心理学・食・ボディケア・国家資格など150以上の講座を展開しており、教材はすべて自社で制作しています。

キャリカレ簿記講座の最大の特徴は、業界でも突出したサポート体制の充実度です。

受講期間中の質問は無制限・無料で受け付けており、全8回の添削指導、不合格時の全額返金保証、合格後の2講座目無料、さらに就職・転職サポートまでがすべて受講料に含まれています。

これだけの内容が一括で提供される講座は他社では珍しく、「安心して始められる通信講座」としての評価を受けています。

キャリカレが提供する簿記講座は「簿記3級・2級合格指導講座」1種類のみです。

3級単独のコースは設けておらず、3級と2級を一貫したカリキュラムでまとめて学ぶ設計になっています。

標準学習期間は3ヶ月で、1日1時間の学習を続けることで3級・2級のダブル合格を目指せるよう組まれています。

3級では簿記の基礎・現金預金・商品売買・有形固定資産・決算整理まで全7章を学び、続いて2級の商業簿記・工業簿記へとシームレスに進む構成です。

2級合格に必要な知識を3級の段階から意識して関連づけながら教えるため、ステップアップがスムーズに感じられると受講者から好評を得ています。

テキストはフルカラーの紙教材で、ARマーカーにスマートフォンをかざすことで映像講義を視聴できます。

板書スタイルの映像講義は倍速再生にも対応しており、受講生専用ページからいつでもアクセス可能です。

副教材として3級50問・2級46問の問題集と、3級・2級各5回分の模擬試験問題がセットで付属しており、アウトプット練習も十分に確保されています。

受講料と含まれる内容
項目内容
通常価格(ハガキ申込)47,400円(税込)
WEB申込価格37,400円(税込)※1万円割引
分割払い月々1,800円×24回(WEB申込)
サポート期間受講開始から最長12ヶ月
質問サポート無制限・無料
添削指導全8回(郵送またはWEB)
不合格時全額返金保証(条件あり)
合格後2講座目無料サービス
その他就職・転職サポート、開業支援サービス(HP制作テンプレート)

WEB申込で1万円引きとなる割引は通年適用されており、さらに季節ごとのキャンペーンを活用することで、最安値24,800円程度まで下がるケースもあります。

また、教育訓練給付制度の対象コースに指定されており、条件を満たす方はハローワークから受講料の20%が支給されます。

キャリカレの最大のメリットは、サポートの手厚さと不合格時の全額返金保証です。

質問回数無制限・添削8回・12ヶ月サポートという体制は他社と比較しても非常に充実しており、初めての試験勉強に不安を感じる方でも安心して取り組める環境が整っています。

簿記2級の合格者アンケートでは全国平均の約2.8倍の合格率(同社調べ)を記録しており、サポート体制が合格実績につながっていることが伺えます。

注意点は、3級単独コースが存在せず、3・2級セットのみという点です。

3級だけを取得したい方や、すでに3級を持っていて2級のみ必要な方にはコースのバリエーションが合わない場合があります。

また、通常価格(37,400円〜)は他社の3級単独コースと比較するとやや高めの水準です。

全額返金の条件(添削問題の平均正答率70%以上など)は事前に必ず確認しておくことをおすすめします。

企業情報
項目内容
運営会社株式会社キャリカレ(旧:株式会社キャリアカレッジジャパン)
設立2008年(社名変更:2023年10月)
代表者横田 正隆(代表取締役)
所在地広島県広島市安佐南区八木1丁目15番5号
資本金9,000万円
事業内容通信教育講座の企画・開発・販売(150以上の講座)、就職・転職・開業支援
公式サイトhttps://www.c-c-j.com/course/status/boki/rn/

キャリカレは「受講後のサポートまで含めた総合的な価値」を重視する方に向いた講座です。

質問無制限・添削8回・不合格返金・合格後2講座目無料という太っ腹なサポートは、通信講座でありながらまるでマンツーマン指導を受けているような安心感があります。

ただし、3級のみを目的としている方には3・2級セット以外の選択肢がないため、そこは正直にお伝えしておく必要があります。

3級を取得した後に2級も視野に入れているのであれば、はじめからキャリカレで一括して学ぶ方が結果的に効率的なケースもあります。

キャンペーン活用で受講料を抑えられる時期を狙うのも、賢い選択といえるでしょう。

ヒューマンアカデミー(旧たのまな)簿記3級講座 徹底解説

対応地域
全国
利用料金(求職者)
無料
運営会社
ヒューマンアカデミー株式会社

ヒューマンアカデミー株式会社は、1985年創業のヒューマングループを母体とする教育専門企業です。

全国に通学校舎を展開する実績を持ち、通信講座部門は旧称「たのまな(楽しく学ぼうの略)」として長年親しまれてきました。

2024年以降は「ヒューマンアカデミー通信講座」として名称を統一しつつ運営されています。

ヒューマンアカデミーの簿記講座には重要な特徴があります。

本講座はクレアールとの提携講座として提供されており、クレアール独自の「Vラーニングシステム」や高品質な映像講義コンテンツをヒューマンアカデミーのサポート体制と組み合わせた形での提供となっています。

つまり、クレアールの教材品質とヒューマングループの通信講座サポートノウハウの両方を享受できる構成です。

3級・2級・2&3級セットと3つのコースが用意されており、自身の目的と学習状況に合わせてコースを選べる点はキャリカレとは異なる柔軟さです。

ヒューマンアカデミー簿記3級講座の学習スタイルは、DVD映像講義と紙のテキストを中心とした構成です。

講座では図解やイラストを多用し、身近な具体例で仕訳や帳簿の概念を解説するため、初めて簿記を学ぶ方でも視覚的に理解しやすい工夫が施されています。

各テキスト修了時には直前答練が用意されており、本試験形式に近い問題演習で実践力を高めながら学習を進められます。

学習管理サポートツール「assist(アシスト)」を活用することで、自分のライフスタイルに合わせた学習スケジュールを自動作成できます。

日々の学習進捗を記録・確認しながら無理のないペースで進められるため、仕事や育児と並行する社会人にとって頼りになる機能です。

質問サポートはメール・郵送・FAXの複数手段に対応しており、インターネット環境がない方でも質問票を郵送することで各分野の専門家から回答を得られます。

在籍期間中は質問回数に制限がない点も受講者から高く評価されています。

標準学習期間は3級が3ヶ月、2・3級セットは約6ヶ月が目安で、受講期間延長制度(有料)も設けられているため、合格まで余裕を持って取り組める体制があります。

コースと料金
コース名受講料(税込)標準学習期間特徴
簿記3級講座34,100円〜約3ヶ月3級単独・初学者向け
簿記2級講座82,500円〜約4ヶ月3級知識がある方向け
簿記2・3級セット講座参照:公式サイト約6ヶ月3級から2級まで一貫

※公式LINEクーポンや期間限定キャンペーンで割引される場合があります。最新料金は公式サイト(https://haec.athuman.com/shop/pages/boki.aspx)でご確認ください。

ヒューマンアカデミーの最大のメリットは、クレアール提携による教材品質と、ヒューマングループの手厚いサポート体制の組み合わせです。

3級・2級・セットの3コースから選べる柔軟さ、質問回数無制限・複数手段への対応、assistによる学習管理ツールの充実度は、他社と比較しても高い水準にあります。

通学講座と同じクオリティの映像講義がDVDで届くため、受講後もインターネット環境に依存せず繰り返し視聴できる点も安心材料です。

注意点は、3級講座の受講料が34,100円と他の低価格帯講座(スタディング3,850円・クレアール10,880円)と比較するとやや高めの水準である点です。

また、DVD中心の学習スタイルのため、スマホ完結・スキマ学習を重視する方にとってはマッチしない場合があります。

本講座はクレアールとの提携講座のため、クレアール直接受講と内容・価格を比較した上で選択するとよいでしょう。

企業情報
項目内容
運営会社ヒューマンアカデミー株式会社
設立2010年4月(グループ創業:1985年)
代表者今堀 健治(代表取締役)
所在地東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿プライムスクエア1F
資本金1,000万円
事業内容通信講座・通学スクール・キッズ教育・海外留学・社会人教育・企業研修など250以上の講座を展開
親会社ヒューマンホールディングス株式会社(東証上場)
簿記講座との提携株式会社クレアール(提携講座として提供)
公式サイトhttps://haec.athuman.com/shop/pages/boki.aspx

ヒューマンアカデミーの簿記講座は、クレアールとの提携という背景を理解した上で選ぶことが大切です。

クレアールの実績ある教材をベースに、ヒューマングループのサポート体制で包み込んだ構成は、教材品質とフォロー体制の両方を求める方には魅力的な選択肢です。

DVD学習スタイルは「スマホがなくても自宅でしっかり学べる」という安心感があり、デジタルツールへの苦手意識がある方や、画面に長時間向き合うことが難しい方にはとても向いています。

受講料は比較的高めですが、キャンペーン割引を活用することで費用を抑えられる場合もあるため、公式サイトで最新情報を確認してから申し込むことをおすすめします。

簿記3級通信講座を受講した方へのアンケート調査結果

今回は、簿記3級通信講座を受講したことがある方91名を対象にアンケートを実施しました。講座選びの参考になる生の声をまとめましたので、ぜひご覧ください。

受講した通信講座の総合的な満足度を教えてください。
評価回答数割合
非常に満足34名37.4%
やや満足43名47.3%
どちらでもない8名8.8%
やや不満4名4.4%
非常に不満2名2.2%

今回の調査では、受講した通信講座に対して満足と回答した方の合計は84.7%にのぼりました。

不満を感じた方は6.6%にとどまっており、多くの受講者が通信講座という学習スタイルに一定の成果を感じていることがわかります。

講座選びの際は、自分の学習ペースや目的に合ったカリキュラムかどうかを事前に確認しておくとよいでしょう。

通信講座を選ぶ際に最も重視したポイントはどれですか?
選択肢回答数割合
受講料・費用30名33.0%
合格実績・合格率21名23.1%
学習サポート体制(質問対応など)17名18.7%
テキストや映像講義のわかりやすさ15名16.5%
学習期間の柔軟さ8名8.8%

受講料を最重視した方が33.0%と最も多く、費用への関心の高さが浮き彫りになりました。

次いで合格実績を重視した方が23.1%、サポート体制を重視した方が18.7%と続きます。

価格だけでなく、質問への対応スピードや合格保証制度の有無も合わせて比較しておくと、納得できる講座に出会いやすいでしょう。

実際に簿記3級に合格するまでの学習期間はどのくらいでしたか?
学習期間回答数割合
1ヶ月未満7名7.7%
1〜2ヶ月31名34.1%
2〜3ヶ月35名38.5%
3〜4ヶ月13名14.3%
4ヶ月以上5名5.5%

調査の結果、1〜3ヶ月で合格した方が全体の72.6%を占めており、通信講座を活用することで比較的短期間での合格を実現している方が多い傾向にあります。

特に2〜3ヶ月が最多層となっており、毎日1〜2時間程度の学習時間を確保することが合格への近道といえます。

学習開始前にスケジュールを組んでおくことをおすすめします。

通信講座のサポート体制(質問・添削・フォロー)に満足しましたか?
評価回答数割合
非常に満足27名29.7%
やや満足49名53.8%
どちらでもない10名11.0%
やや不満4名4.4%
非常に不満1名1.1%

サポート体制への満足度は83.5%と高水準で、多くの受講者が講座のフォロー体制に安心感を持って学習を進められたことがわかりました。

独学では疑問点が解消されずに挫折するケースも少なくないため、メールや電話、チャットなどで質問できる環境が整っているかどうかは講座選びの重要な基準のひとつです。

通信講座の受講料は費用対効果として適切だったと思いますか?
評価回答数割合
非常に適切だった22名24.2%
まあ適切だった53名58.2%
どちらともいえない11名12.1%
やや高かった4名4.4%
高すぎた1名1.1%

受講料の費用対効果について満足した方の合計は82.4%となっており、大多数の受講者が料金に見合った価値を感じていることが確認できました。

合格後の就職・転職・昇給などのリターンを視野に入れると、通信講座への投資は十分に回収できる可能性が高いといえます。

無料体験や資料請求を活用して、内容を確認してから申し込むと安心です。

簿記3級通信講座の選び方|失敗しないための5つのポイント

簿記3級の通信講座は、価格帯も学習スタイルも会社によって大きく異なります。

なんとなく知名度だけで選んでしまうと、自分に合わない教材や学習ペースに悩んで途中で挫折してしまうケースも少なくありません。ここでは、後悔しない講座選びのために押さえておくべき5つのポイントを詳しく解説します。

受講料と費用対効果を比較する

簿記3級通信講座の受講料は、講座によって3,600円から39,000円以上まで幅広く設定されています。

単純に安さだけを追うのではなく、料金に含まれる内容をしっかり確認することが重要です。

たとえばスタディングは3,850円という破格の価格ながら映像講義・スマート問題集・AIによる復習機能がすべて含まれています。

その反面、紙のテキストや添削指導はなく、質問サポートも別途有料です。ユーキャンは39,000円と高めですが、フルカラーテキスト・4回の添削指導・1日3回までのメール質問が含まれており、手厚いサポートを求める方に向いています。

受講料の高低だけでなく、含まれるサービスの内容をセットで確認することが賢明です。

講座名簿記3級の受講料(税込)テキスト形式添削指導質問サポート
TAC(スッキリパック)3,600円〜市販書籍なしメール・カード5回
スタディング3,850円デジタルのみなし有料(Q&Aチケット)
ネットスクール(直前対策)4,000円付属なしSNS・メール
ネットスクール(標準)11,000円付属なしSNS・メール
クレアール16,000円程度付属なしメール・電話・通話
フォーサイト16,800円フルカラー紙なし10回まで無料
資格の大原(Web通信)18,300円付属ありメール
LEC東京リーガルマインド17,600円(Web)付属なしメール
ヒューマンアカデミー(たのまな)27,500円付属ありメール・FAX
ユーキャン39,000円フルカラー紙4回1日3回まで
キャリカレ(2・3級セット)61,800円付属8回無制限

教育訓練給付制度の対象講座であれば、条件を満たすことで受講料の20%が支給されます。フォーサイト・クレアール・ネットスクールなどが対象となっていることが多いため、雇用保険加入者の方はぜひ確認してみるとよいでしょう。

学習スタイルと教材の形式を確認する

通信講座を選ぶ際に見落としがちなのが、自分の学習スタイルに合った教材形式かどうかという点です。スマートフォンだけで完結するオンライン完結型と、紙テキストと映像講義を組み合わせる従来型では、学習の進め方がまったく異なります。

通勤・通学中のスキマ時間を最大限に活用したい方には、スマホ1台で講義・問題演習・復習が完結するスタディングが非常に使いやすいでしょう。スタディングの1本あたりの講義時間は5〜15分程度に収められており、細切れ時間でも無理なく続けられる設計になっています。

その反面、画面を長時間見続けることが苦手な方や、書き込みながら学習したい方にはフルカラーの紙テキストが付属するユーキャンやフォーサイトが向いています。ユーキャンはマンガやイラストを多用したテキストで、簿記が初めての方でも内容を視覚的に理解しやすい工夫が随所に見られます。

学習スタイルおすすめ講座理由
スマホのスキマ時間活用スタディング・TACアプリ完結・短時間講義
紙テキストでじっくり学習ユーキャン・フォーサイトフルカラー紙テキスト付属
通学感覚でしっかり学びたい資格の大原・TAC実績ある予備校ノウハウ
ネット試験に特化したいネットスクール・スタディングCBT対策コンテンツ充実
音声ながら学習をしたいキャリカレ・スタディング音声テキスト・音声講義対応
質問・サポート体制の充実度を確認する

簿記は概念の理解が重要な科目であり、独学で行き詰まった経験のある方も多いのではないでしょうか。通信講座を選ぶ際には、わからないことが出たときにどれだけ質問できるか、どれほど素早く回答が得られるかを必ず確認しておきましょう。

質問サポートの方式は講座によって大きく異なります。キャリカレはサポート期間内であれば質問回数が無制限で、不合格の場合の全額返金制度も備えています。フォーサイトは10回まで無料で質問でき、それ以上は有料となります。スタディングは基本プランに質問サポートが含まれておらず、Q&Aチケットを別途購入する必要があります。

また、クレアールはメール・電話・インターネット通話と複数の手段で質問に対応しており、テキストだけでは解消しきれない疑問をその場で解決したい方に向いています。

質問への回答スピードも重要な比較ポイントです。ネットスクールは受講生専用SNS上でやりとりができ、翌日には回答が届くとされています。講座を選ぶ前に、無料体験や資料請求を活用して実際のサポートの雰囲気を確認しておくことをおすすめします。

講座名質問サポート内容質問回数
スタディングQ&Aチケット(有料)チケット枚数による
ユーキャンメール・専用フォーム1日3回まで
フォーサイトメール10回まで無料
クレアールメール・電話・通話制限あり(詳細は公式で確認)
資格の大原メールコースにより異なる
LEC東京リーガルマインドメールコースにより異なる
ネットスクールSNS・メール翌日回答が目安
キャリカレメール無制限(期間内)
ヒューマンアカデミー(たのまな)メール・FAX・郵送制限あり(詳細は公式で確認)
TACメール・質問カード5〜10回(コースによる)
合格実績と合格保証制度の有無を確認する

通信講座を選ぶ上で合格実績は重要な判断材料のひとつです。ただし、各社が公表している合格率の計算方法は統一されていないため、数字だけを鵜呑みにするのではなく、実際の合格者数や第三者機関への提出データの有無もあわせて確認しておくことが大切です。

フォーサイトは教育訓練給付制度の明示書という公的な書類に合格率を記載しており、透明性の高い実績開示を行っています。簿記2級の全国平均合格率が20%前後のところ、フォーサイト受講生の合格率は75.7%という実績があります(公式サイト記載)。ユーキャンは過去10年間で10,365名の合格者を輩出しており(2025年8月時点・同社調査)、40年以上の開講実績が信頼の裏付けとなっています。

合格保証制度については、キャリカレが不合格時の全額返金制度を備えています。ただし返金には添削問題の平均得点率70%以上などの条件があるため、申し込み前に条件の詳細を確認しておくとよいでしょう。合格保証があること自体が、講座への自信の表れと捉えることもできます。

学習期間・受講期限の長さを確認する

簿記3級のネット試験は随時実施されており、自分のペースで受験日を設定できます。そのため、学習開始から合格まで、どれだけの期間サポートを受けられるかは非常に重要なポイントです。

受講期限が短いと、仕事や家庭の都合で学習が遅れた際に期限切れになってしまうリスクがあります。ユーキャンは受講期間が8ヶ月と設定されており、余裕を持って学習を進めやすい設計です。キャリカレは最長3年2ヶ月のサポートを提供しており、仮に一度の試験で合格できなくても再挑戦しやすい環境が整っています。

スタディングは受講期限が合格目標期間の末日までとなっているため、申し込む時期によっては実質的な受講可能期間が短くなる場合があります。申し込みのタイミングと試験日程を考慮した上で、十分な学習期間を確保できる講座を選ぶことが合格への近道といえるでしょう。

講座名受講期限・サポート期間
スタディング合格目標期間の末日まで
ユーキャン受講開始から8ヶ月
フォーサイト合格目標期間に応じて設定
キャリカレ(2・3級セット)最長3年2ヶ月
クレアールコースにより異なる
資格の大原コースにより異なる
LEC東京リーガルマインド配信期間の末日まで
ネットスクールコースにより異なる
TACコースにより異なる
ヒューマンアカデミー(たのまな)コースにより異なる

簿記3級の基礎知識|試験概要から勉強法・合格率まで完全解説

簿記3級は、日本商工会議所が主催する日商簿記検定試験の中で、最も多くの方が入門として受験する資格です。

年間の受験者数は数十万人規模に及び、ビジネスパーソンが身につけるべき会計の基礎として企業からも高い評価を受けています。ここでは、試験の概要から最新の日程・合格率・効率的な勉強法まで、簿記3級に関する情報を体系的にまとめます。

簿記3級とはどのような資格か

簿記3級は、小規模企業における経理事務に必要な基本的な商業簿記の知識と技能を証明する資格です。簿記とは、企業や個人事業主の経済活動を帳簿に記録・計算・整理し、経営成績や財政状態を明らかにする技術のことをいいます。この技術の習得度を測るのが日商簿記検定試験であり、1級・2級・3級・初級・原価計算初級の5段階に分かれています。

3級で問われる内容は商業簿記のみです。仕訳の基本から帳簿記入、補助簿の作成、決算整理、財務諸表の作成・読み取りまで、会計の基礎をひと通り学ぶことができます。

3級の合格者は、取引先企業の経営状況を数字から把握したり、経理関連書類を読み解いたりする力があると認められます。

受験資格に制限はなく、年齢・学歴・職業・国籍を問わず誰でも受験できます。また、いきなり2級や1級から受験することも制度上は可能ですが、上位級は下位級の知識を前提としているため、初学者は3級から順に学ぶことをおすすめします。

試験の出題形式と配点

試験は100点満点で構成され、合格基準は70点以上です。問題は第1問・第2問・第3問の3部構成となっています。

第1問は仕訳問題で、短文で示された取引を仕訳するものが15問出題され、45点満点です。第2問は補助簿の記入や勘定記入など個別論点に関する問題で20点満点、第3問は決算整理を含む総合問題(財務諸表・精算表の作成など)で35点満点となっています。試験時間は60分で、電卓の持ち込みが認められています。

合格ラインの70点は絶対評価であり、相対評価ではありません。そのため、問題の難易度によって合格率が大きく変動することがある一方、上位何%に入らなければならないというプレッシャーはなく、自分自身の実力を高めることに集中できます。

受験料について

2024年4月1日以降の受験料は以下の通りです。

統一試験(ペーパー形式)の受験料は3,300円(税込)で、各商工会議所ごとに別途事務手数料がかかる場合があります。ネット試験(CBT方式)の受験料は3,300円(税込)で、インターネット申込時にはさらに事務手数料550円(税込)が別途必要です。

2026年度の試験スケジュール・日程
統一試験(ペーパー形式)の日程

2026年度の日商簿記統一試験(ペーパー形式)は、第173回が2026年6月14日(日)、第174回が2026年11月15日(日)、第175回が2027年2月28日(日)に実施されます。試験日は毎年パターンが決まっており、6月は第2日曜日、11月は第3日曜日、2月は第4日曜日に設定されています。

申込受付期間や合格発表の時期は各地の商工会議所によって異なるため、受験を予定している商工会議所に試験日の約3ヶ月前を目安に確認することをおすすめします。なお、東京商工会議所では2023年度から2・3級の統一試験(ペーパー試験)を廃止し、ネット試験のみの実施に移行しています。お住まいの地域によって対応が異なるため、事前確認が不可欠です。

ネット試験(CBT方式)の概要と日程

ネット試験は2020年12月に導入された受験形式で、全国各地のテストセンターに設置されたパソコンを使って試験に臨む方式です。施行休止期間を除き、ほぼ毎日受験できるため、自分の学習進捗に合わせて受験タイミングを柔軟に選べます。

合否はその場で即日わかり、合格者にはデジタル合格証(PDF形式)が発行されます。統一試験での合格とまったく同等の扱いとなり、履歴書への記載も同様に行えます。

2026年度のネット試験施行休止期間は、2026年4月1日から4月13日、2026年6月8日から6月17日、2026年11月9日から11月18日、2027年2月22日から3月3日に設定されています。これらの休止期間は統一試験の前後に設けられており、受験を計画する際には注意が必要です。

ネット試験は試験問題が受験者ごとに異なる仕組みになっており、問題用紙・計算用紙の持ち帰りはできません。試験会場がA4サイズの計算用紙2枚とボールペンを用意しますが、自前のメモ用紙などの持ち込みは不可となっています。

過去の合格率の推移と難易度
統一試験の合格率推移

統一試験(ペーパー試験)の合格率は、直近5回で28.7%から40.7%の範囲で推移しており、やや低めの水準が続いています。過去を遡ると、第157回(2021年6月実施)では67.2%という高い合格率を記録した一方、第141回では26.1%まで落ち込んだ回もあります。

2021年度から試験時間が従来の2時間から60分に短縮され、問題構成も変更されました。第158回・第159回は出題形式の変更と計算量の多さが重なり、合格率が大幅に低下して受験者の間で話題になりました。第160回以降は問題量が安定し、合格率も30〜40%台に落ち着いています。

ネット試験の合格率推移

ネット試験の合格率は、2022年度が41.2%、2023年度が37.1%、2024年度が38.6%と推移しており、統一試験とほぼ同水準で推移しています。日本商工会議所は両試験の難易度に差はないと発表していますが、ネット試験の方がやや高い合格率を示す傾向があります。

総じて、簿記3級の合格率はおおむね30〜45%の範囲で推移していると考えてよいでしょう。受験者の半数以上が不合格になるという現実は、しっかりとした準備の必要性を示しています。しかし、他の難関資格と比較すると合格しやすい部類に入り、計画的に学習を進めれば初心者でも十分に合格を狙える資格です。

試験回実施年月受験者数合格率
第167回2023年6月約19,000名約43%
第168回2023年11月約17,000名約40%
第169回2024年2月約18,000名約41%
第170回2024年6月約16,000名約33%
第171回2024年11月約16,000名約35%
第172回2025年2月約17,000名約38%

※数値は日本商工会議所の公表データをもとにした概算です。正確な数値は公式サイトでご確認ください。

簿記3級の学習内容と出題範囲
商業簿記の基礎:仕訳とは何か

簿記学習の出発点となるのが仕訳です。仕訳とは、企業が行うすべての取引を借方(左側)と貸方(右側)に分けて記録する作業のことです。この仕訳の考え方を理解することが、簿記3級合格への第一歩といえます。

たとえば商品を現金で仕入れた場合、借方に仕入れ(費用)、貸方に現金(資産)を記入するというルールに従います。

仕訳に使う勘定科目は資産・負債・純資産・収益・費用の5グループに分類され、それぞれの増減を借方・貸方のいずれに記録するかを覚えることが学習の核心です。第1問で45点分の仕訳問題が出題されるため、この分野の習熟度が合否を大きく左右します。

帳簿記入と補助簿

仕訳した内容は総勘定元帳に転記され、さらに現金出納帳・売掛金元帳・買掛金元帳・商品有高帳などの補助簿にも記録されます。第2問ではこれらの補助簿の作成や勘定記入が問われるため、各帳簿の役割と記入ルールを理解しておく必要があります。

決算整理と財務諸表

第3問は試験の中でも特に配点が高く(35点)、決算整理を行った上で財務諸表や精算表を完成させる総合問題が出題されます。決算整理とは、期末に棚卸資産の評価・減価償却費の計上・前払費用・未払費用などの調整を行い、正確な財務状況を把握するための作業です。

貸借対照表(資産・負債・純資産の一覧)と損益計算書(収益・費用・利益の一覧)という2つの財務諸表を正確に作成できるようになることが、簿記3級の最終目標といえます。

簿記3級の効果的な勉強方法
独学・通信講座・通学の比較

簿記3級の学習方法は大きく3つに分かれます。独学はテキストと問題集を自分で用意し、マイペースに進める方法です。費用が最も安く抑えられる半面、わからないことが出たときに行き詰まりやすく、挫折リスクがあります。

通信講座は自宅で映像講義とテキストを活用して学ぶスタイルです。費用は3,850円〜39,000円程度と幅広く、質問サポートや添削指導が付いているものもあります。スキマ時間を活用しながら計画的に学習を進めたい方に向いており、近年は多くの方が選択している学習スタイルです。

通学講座は資格スクールや予備校に通い、講師から直接指導を受ける方法です。費用は最も高くなりますが、講師にその場で質問でき、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境が整っています。

合格に向けた効率的な勉強のポイント

簿記3級合格に必要な学習時間の目安は、まったくの初学者で50〜100時間とされています。毎日1時間学習した場合は2〜3ヶ月、毎日2時間確保できれば1〜1.5ヶ月程度での合格が現実的な目標となります。

学習の大原則は、まずインプット(理解)、次にアウトプット(演習)という順序を守ることです。テキストを読んで知識を入れるだけでなく、問題を実際に手で解くことが理解の定着につながります。特に仕訳問題は反復練習が重要で、問題集を繰り返し解くことで正確さとスピードが身についていきます。

過去問の活用も欠かせません。試験の出題パターンを把握し、時間配分を体感しておくことで本番への準備が整います。ネット試験を受験する場合は、パソコン画面での解答操作に慣れておくことも重要です。

数字や計算が苦手でも合格できるか

簿記は数学の試験ではありません。試験中は電卓の使用が認められており、足し算・引き算・掛け算・割り算がわかれば問題なく対応できます。

高度な数式や複雑な数学的思考は必要ではなく、大切なのは簿記特有のルールを理解し、手を動かして演習を繰り返すことです。数字に苦手意識がある方でも、正しい方法で学習すれば合格できる可能性は十分にあります。

参照情報

簿記3級通信講座の利用の流れ

初めて簿記3級の通信講座を申し込む場合、どのような手順で進めればよいかわからない方も多いでしょう。ここでは申し込みから合格・活用まで、7つのSTEPで具体的な流れを解説します。

STEP1
目的と受験スタイルを決める
最初のステップは、「なぜ簿記3級を取得したいのか」「どの試験形式で受験するか」を決めることです。就職・転職のために経歴書に書きたいのか、業務で経理知識を活かしたいのか、将来2級以上を目指す土台づくりなのか、目的によって最適な講座や学習ペースが変わります。
受験形式は統一試験(年3回:2月・6月・11月)とネット試験(CBT方式・随時)の2種類があります。統一試験は試験日が決まっているため学習スケジュールが組みやすく、ネット試験は自分のペースで受験日を選べます。「いつまでに合格したいか」という目標日を先に設定しておくことで、逆算して講座選びや学習計画がスムーズになります。
STEP2
講座を比較・資料請求する
目標と受験形式が決まったら、複数の通信講座を比較して自分に合ったものを選びます。比較の主なポイントは価格・教材形式(紙テキスト中心か動画中心か)・質問サポートの充実度・受講期間・ネット試験対応の有無です。
多くの講座では無料資料請求や無料体験講義を提供しています。実際に教材のサンプルを手元で確認することで、テキストのわかりやすさや映像講義の雰囲気を申し込み前に体験できます。スタディング・LEC・TACなどは名前とメールアドレスだけで無料体験が可能です。フォーサイトは資料請求で5,000円引きの割引が受けられるなど、申し込み前に情報収集するほどお得になるケースもあります。
STEP3
申し込みと受験申請の準備
気に入った講座が決まったら申し込みを進めます。ほとんどの講座はWEB(インターネット)からの申し込みが最もお得で、キャリカレ・クレアールなどは1万円割引などのWEB特典があります。支払い方法はクレジットカード一括払いのほか、分割払い(教育ローン含む)も多くの講座で対応しています。教育訓練給付制度の対象コースの場合は、申し込み前にハローワークで受給資格を確認しておくと、後の手続きがスムーズです。
申し込みと並行して、受験申請の準備も進めておきましょう。統一試験は試験の約2〜3ヶ月前から願書受付が始まります。受験地の商工会議所のウェブサイトで申込期間・受験料(3,300円)・会場を確認し、余裕を持って申し込んでおくことが大切です。ネット試験の場合は受験日直前でも申し込めますが、会場によって空き状況が異なるため早めに確認しておくと安心です。
STEP4
教材が届いたら学習スタートの準備
紙テキスト付きの講座では申し込みから数日以内に教材一式が届きます。まず全体のボリュームを確認し、テキスト・問題集・模擬試験の構成を把握しましょう。映像講義中心の講座はIDとパスワードがメールで届き、受講生専用ページにアクセスすることで視聴を開始できます。
学習を始める前に、試験日から逆算して「週に何時間学習できるか」「いつ問題演習に入るか」「模擬試験はいつ実施するか」という大まかなスケジュールを立てます。簿記3級の合格に必要な目安学習時間は50〜100時間です。1日1時間なら約2〜3ヶ月、1日30分なら4〜5ヶ月が目安です。最初から詰め込み過ぎず、継続できる無理のないペースを設定することが合格への近道です。
STEP5
インプット学習からアウトプット演習へ
学習の流れは大きく「インプット(理解)」→「アウトプット(演習)」の繰り返しです。まずテキスト・映像講義で仕訳のルールや帳簿の仕組みを理解し、理解したらすぐに問題集でアウトプットして定着させます。
簿記3級は仕訳(第1問)が100点中45点と最重要ポイントです。仕訳をしっかりマスターすることが合格への最大のカギで、繰り返し解くことで正答率が上がっていきます。わからない点が出てきたら、各講座の質問サポートを積極的に活用しましょう。LEC・ネットスクールのようなチャット・メール質問、ユーキャン・クレアールの郵送・メール質問など、自分が使いやすい手段を選ぶことが学習継続のポイントです。
STEP6
直前対策・模擬試験で本番力を磨く
試験の2〜3週間前からは直前対策フェーズに入ります。苦手論点の集中復習と、本試験形式の模擬試験(時間を計って解く)に取り組みましょう。多くの講座にはオリジナルの模擬試験問題集が付属しており、本番と同じ形式・制限時間(60分)で解くことで時間配分の感覚を身につけられます。
ネット試験を受験予定の方は、PCの画面操作に慣れておくことも重要です。ネットスクールやTACなど多くの講座でネット試験模擬プログラムが提供されています。紙の答案を書くのとPC上でマウス・キーボードを使って解答するのとでは操作感が異なるため、事前のシミュレーションが本番の安心につながります。
STEP7
試験当日・合格後の活用とステップアップ
試験当日は計算用紙(統一試験では問題用紙の余白)と電卓(関数電卓は不可)を持参します。問題は全3問構成で制限時間は60分です。第1問(仕訳)から着手し、解けない問題に時間をかけすぎず全問に解答を書くことを意識しましょう。合格基準は70点以上です。
合格後は資格を積極的に活用しましょう。履歴書への記載、経理・事務・営業などでの日常業務への活用、さらには2級へのステップアップが一般的なルートです。多くの講座では合格者向けに「受講生割引」「次の講座を優遇価格で受講できる制度」を設けており、スタディングの合格お祝い金・フォーサイトのダブルライセンス割引・キャリカレの2講座目無料サービスなどを活用すれば、費用を抑えながら2級合格も目指せます。簿記3級の知識は2級の土台となるため、合格の勢いが残っているうちにステップアップの検討を始めることをおすすめします。

簿記3級通信講座に関するよくある質問

Q簿記3級は初心者でも独学で合格できますか?それとも通信講座の方がよいですか?
A簿記3級は初学者でも独学で合格できる可能性がある資格です。ただし、合格率はおおむね30〜45%で推移しており、受験者の半数以上が不合格になっているのも事実です。独学の最大のリスクは、わからない箇所が出たときに学習が止まってしまい、そのまま挫折してしまうことです。
通信講座を活用すると、映像講義でわかりやすく解説を受けられる上、質問サポートが付いているものであれば疑問をその場で解消できます。特に仕訳の考え方や借方・貸方の概念は最初につまずきやすいポイントで、ここを映像で学べるかどうかが学習効率に大きく影響します。スタディングのように3,850円(税込)という低価格でも映像講義が完備されている講座も存在するため、コスト面を理由に独学を選ぶ必要は必ずしもありません。独学に自信がない方は、まず無料体験や資料請求で通信講座の内容を試してみることをおすすめします。
Q簿記3級の勉強に必要な時間はどのくらいですか?
A簿記3級の合格に必要な学習時間は、一般的に50〜100時間が目安とされています。これはまったくの簿記未経験者が基礎から学ぶ場合の目安です。毎日1時間の学習であれば約2〜3ヶ月、毎日2時間確保できれば1〜1.5ヶ月での合格が現実的な目標となります。
ただし、学習時間はあくまでも目安であり、理解の速さや過去に会計・数字に触れた経験があるかどうかによって大きく変わります。経理の仕事をしている方や、学校で簿記を学んだことがある方は50時間以内で合格するケースも少なくありません。反対に、まったく初めての方は100時間以上かかることも珍しくないため、余裕を持ったスケジュールを立てることが重要です。
Qネット試験と統一試験(ペーパー試験)はどちらを受けるべきですか?
Aどちらを選ぶかは学習状況と目的に応じて判断することをおすすめします。ネット試験は全国のテストセンターで施行休止期間を除きほぼ毎日受験でき、合否がその場で即日わかる点が大きな利点です。学習の仕上がりに合わせて自分で受験日を設定できるため、仕事や育児で忙しい社会人に向いています。
統一試験は年3回(6月・11月・2月)と受験機会が限られる反面、紙の問題用紙・下書き用紙が手元にあるため、計算メモを書きながら解きやすい環境が整っています。パソコン操作に不慣れな方や、手書きで考えることに慣れている方には統一試験の方が本来の実力を発揮しやすいでしょう。合格の価値は両者まったく同等で、履歴書への記載も同様に行えます。
Q簿記3級に合格すると就職・転職でどのくらい有利になりますか?
A日商簿記3級は、経理・会計・財務分野への就職・転職において基礎スキルの証明として広く認知されています。経理事務や財務担当者の求人では応募条件に簿記3級以上と記載されているケースも多く、資格を持っていることが書類選考の通過率に影響することがあります。
また、簿記3級の知識は経理職だけでなく、営業やマーケティング、管理職など幅広いビジネスシーンで役立ちます。企業の財務諸表を読み解く力や、コストと利益の関係を理解する視点は、どの部署にいても評価される能力です。特に中小企業への就職や転職では、経理業務を兼務することも多いため、簿記3級の保有がプラスに働く場面は少なくありません。資格は生涯有効であるため、出産・育児後の再就職にも活用できます。
Q受講料が安い通信講座は品質が低いのですか?高い講座の方が合格しやすいですか?
A受講料の高低と合格しやすさは必ずしも比例しません。スタディングは3,850円(税込)という業界最安水準ながら、2024年度に合格者数1,200名以上という実績を公表しています。一方、ユーキャンは39,000円(税込)と高めですが、フルカラーテキストや添削指導、質問サポートなど手厚いサービスが充実しており、過去10年間で10,365名の合格者を輩出しています。
価格が高い講座はサポート体制や教材の充実度が高い傾向にあり、疑問が解消しやすい環境が整っています。価格が低い講座は必要最小限の内容に絞られているため、自己管理能力が高く、積極的に学習を進められる方に向いています。重要なのは受講料ではなく、自分の学習スタイルや必要なサポートの程度に合った講座を選ぶことです。
Q簿記3級の試験には数学の知識が必要ですか?数字が苦手でも合格できますか?
A簿記3級は数学の試験ではなく、数字を使ったルールベースの記録技術を問う試験です。試験中は電卓の使用が認められており、高度な計算能力は必要ありません。足し算・引き算・掛け算・割り算の基本的な四則演算ができれば、計算上の問題はほぼ生じないでしょう。
大切なのは計算力よりも、仕訳のルールや勘定科目の分類を理解し、正確に帳簿へ記録できるかどうかです。数字や計算に苦手意識がある方でも、問題演習を繰り返すことで簿記特有の思考パターンが身につき、合格できるようになります。実際に「数学が苦手だった」という方の合格体験談は非常に多く、苦手意識だけで受験を諦める必要はまったくありません。
Q社会人や主婦でも忙しい中で簿記3級の勉強を続けられますか?
A仕事や育児で忙しい方でも、通信講座を活用することで効率よく学習を続けることができます。スタディングのように1本あたり5〜15分の短い映像講義に分割されている講座であれば、通勤・通学の電車内や昼休み、就寝前のわずかな時間を学習に充てることができます。
実際に「子ども3人を育てながら家事・仕事の合間にスタディングを活用して合格した」という口コミが寄せられるなど、スキマ時間学習の有効性は多くの受講者が実感しています。1日にまとまった時間を取れなくても、1日30分〜1時間の継続学習を2〜3ヶ月続けることで合格ラインに到達することは十分可能です。無理のない学習ペースを設定し、受講期限に余裕がある講座を選ぶことがポイントです。
Q教育訓練給付制度は簿記3級の通信講座に使えますか?
A教育訓練給付制度とは、厚生労働省が定める制度で、対象の講座を修了した場合に受講料の一部(一般教育訓練給付金の場合は20%、上限10万円)が支給される仕組みです。簿記3級の通信講座の中にも、この制度の対象となっているものがあります。
代表的な対象講座としては、フォーサイト・クレアール・ネットスクールなどが挙げられます(対象講座は変更される場合があります)。対象となるには、雇用保険の加入期間が一定年数以上あること(初回利用の場合は1年以上が目安)などの条件を満たす必要があります。制度を利用することで実質的な受講料を大幅に抑えられるため、条件に該当するかどうかを事前にハローワークや各講座の公式サイトで確認しておくことをおすすめします。
Q簿記3級に合格した後、次は簿記2級を目指した方がよいですか?
A簿記3級合格後のステップとして、簿記2級の取得を目指す方は非常に多くいます。簿記2級は3級の商業簿記に加えて工業簿記が出題範囲に加わり、難易度は大きく上がります。合格率は例年20%前後と、3級と比較して大幅に低くなっています。
ただし、経理・財務の実務で評価される水準として、多くの企業が応募条件に簿記2級以上と設定しているケースが増えています。経理職への転職やキャリアアップを目指す方には、3級取得後に時間を空けずに2級の学習を続けることをおすすめします。3級の知識が記憶に新しいうちに2級の勉強を始めることで、効率的にステップアップできます。キャリカレやスタディングのように3級・2級セットのコースを設けている講座を最初から選ぶのも賢明な方法です。
Qネット試験で不合格になった場合、すぐに再受験できますか?
Aネット試験は施行休止期間を除きほぼ毎日受験できるため、不合格になっても短期間での再受験が可能です。ただし、同じ日に同じ級を複数回受験することはできず、同じ級を複数日で重複して予約することも不可となっています。不合格後に再受験する場合は、改めて試験の予約と受験料の支払いが必要です。
再受験までに間違えた箇所を徹底的に見直し、弱点を補強してから臨むことが重要です。ネット試験は試験問題が受験者ごとに異なるため、前回と同じ問題が出ることはありません。スコアレポートで大問ごとの得点を確認し、得点が低かった分野を集中的に復習するアプローチが効果的です。統一試験と異なり次の試験まで何ヶ月も待つ必要がないため、気持ちを切り替えて早めに再挑戦できる点はネット試験の大きな強みといえます。
Q簿記3級の通信講座を選ぶ際に、無料体験や資料請求は活用すべきですか?
A積極的に活用することをおすすめします。多くの通信講座では、申し込み前に無料体験講義の視聴や資料請求ができます。テキストのデザインや講師の話し方・解説スタイルは、受講してみないと実際の雰囲気がわかりにくいものです。無料体験を通じて、自分に合う学習スタイルかどうかを事前に確認できます。
たとえばスタディングは無料お試し講座を公開しており、実際の映像講義の品質や操作感を体験した上で申し込みを検討できます。フォーサイトも資料請求によりサンプルテキストを入手でき、教材の質を事前に確認できます。講座への申し込みは数千円〜数万円の投資になるため、複数の講座を体験した上で比較検討することが、後悔のない選択につながります。
Q簿記3級と簿記2級を同時に受験することはできますか?
A制度上は同日に3級と2級を併願受験することが可能です。統一試験では3級(午前)と2級(午後)を同じ日に受験するスケジュールが設定されており、同一会場での受験が原則となっています。ネット試験でも、時間が重複しない範囲で同日に3級と2級を予約することができます。
ただし、3級と2級では難易度に大きな差があります。2級には3級の商業簿記に加えて工業簿記が出題されるため、両方を同時に仕上げるには相当な学習時間と計画が必要です。はじめて簿記を学ぶ方が併願を選ぶと、両方の学習が中途半端になるリスクがあるため、まず3級を確実に合格してから2級に挑むステップアップ方式の方が無理のない選択といえるでしょう。
Q合格保証制度や返金制度がある講座は信頼できますか?注意点はありますか?
A合格保証制度や返金制度は、講座の品質への自信を示す指標のひとつとして参考になります。キャリカレでは不合格時に受講料を全額返金する制度を設けており、条件を満たせば金銭的リスクを抑えながら受講できます。
ただし返金制度には必ず適用条件があることに注意が必要です。キャリカレの場合、添削問題の平均得点率が70%以上であることなどの条件が設定されています。申し込み前に返金条件の詳細を公式サイトで確認し、自分が条件を満たせるかどうかを事前に把握しておくことが大切です。条件の内容が不明確だったり、確認しにくい構成になっている場合は注意が必要です。制度の存在に安心感を覚えるのは自然なことですが、内容の精査を怠らないようにしましょう。
Q簿記3級の試験当日に持参するものは何ですか?
A統一試験とネット試験で必要なものが一部異なります。共通して持参が必要なものは、受験票と身分証明書(運転免許証・パスポート・学生証など、氏名・生年月日・顔写真が確認できるもの)、そして電卓です。電卓は、印刷機能・音の出る機能・プログラム機能・辞書機能・通信機能がついていないものであれば使用できます。スマートフォンや携帯電話を電卓代わりに使用することはできません。
統一試験では鉛筆・シャープペンシルと消しゴムが必要です。筆記用具はHBまたはBのものを準備しましょう。問題用紙と下書用紙は試験会場で配布されます。ネット試験ではパソコン入力で解答するため、筆記用具は不要ですが、計算用紙(A4サイズ2枚)とボールペンが会場から配布されます。自前のメモ帳や計算用紙の持ち込みは不可のため、注意が必要です。
Q簿記3級の資格に有効期限はありますか?更新手続きは必要ですか?
A日商簿記3級には有効期限がなく、一度合格すれば資格は生涯にわたって有効です。更新手続きや継続教育の義務もありません。そのため、出産・育児・介護などで一時的にキャリアを離れた後の再就職にも、取得した資格をそのまま活用できます。
ただし、簿記の会計基準や出題区分は定期的に改定されることがあるため、実務で活用する際には最新の会計ルールへの理解を継続的に更新していくことが望ましいといえます。また、企業によっては簿記3級ではなく簿記2級以上を評価基準としているケースも増えているため、キャリアアップを見据えて上位資格にチャレンジする選択肢も検討してみるとよいでしょう。