保育士の通信講座おすすめランキング!費用や合格実績も比較

保育士資格の取得を目指しているものの、どの通信講座を選べばよいか迷っていませんか。

講座によって受講費用は約3万円台から15万円以上と幅広く、学習期間やサポート内容もさまざまです。

保育士試験の全国合格率は例年20%前後と決して高くないため、自分に合った講座選びが合格への近道といえます。

筆記試験9科目と実技試験をどう攻略するかを考えると、テキストの質・添削指導の充実度・eラーニングの使いやすさといったポイントが合否を左右することも少なくありません。

この記事では費用・学習サポート・合格実績などの観点から主要な保育士通信講座を比較し、あなたの状況に合った一講座を選ぶための情報をまとめています。

この記事を読むとわかること
  • 保育士通信講座6社の受講料・合格率・サポート期間・実技対策の有無を一覧で比較できます
  • 費用・学習スタイル・サポート体制など、講座選びで失敗しないための5つのポイントがわかります
  • 保育士試験の最新日程・過去の合格率推移・試験の仕組みと効率的な勉強方法が理解できます
  • 受験資格の確認から申し込み・筆記試験・実技試験・保育士登録まで、合格に至る全体の流れが把握できます
  • 働きながら・育児中でも合格できるのかなど、受講者からよく寄せられる疑問15問への回答が確認できます

保育士通信講座 おすすめ6社 徹底比較表

比較項目ユーキャンヒューマンアカデミーキャリカレ四谷学院LEC東京リーガルマインドスタディング
受講料(税込)64,000円26,500円〜(筆記のみ)/29,500円(筆記+実技)通常価格68,800円〜78,800円(キャンペーン時19,800円〜)79,800円(全科目セット)/1科目15,800円〜46,200円(全科目Web講座)29,000円〜(ミニマム)/49,500円(レギュラー)/81,000円(フル)
教育訓練給付金対応(最大12,800円)非対応非対応対応(最大15,960円)非対応非対応
合格率(公表値)10年間で14,951名合格68.9%(全国平均の3.5倍・2018年実績)全国平均の3.0倍(令和6年度)71.7%(2024年度・全国平均の2.7倍)非公表非公表(2024年開講)
サポート期間12ヶ月12ヶ月(延長非対応)最長3年2ヶ月(Aコース)2027年度試験終了まで2026年4月までコースによる
質問対応メール(1日3問)メール・WEB(無制限)メール(無制限)メール(質問制度あり)あり(詳細は公式確認)Q&Aサービス(無制限)
添削指導全10回11〜13回全9回全9回なしレギュラー以上(無制限)
実技試験対策あり(対策セット付属)あり(添削・セミナー)あり(映像講義・添削)あり(動画+添削オプション)なし(筆記のみ)レギュラー以上(添削無制限)/フルは対面指導も無制限
学習スタイル紙テキスト+WEB紙テキスト+eラーニング紙テキスト+eラーニング紙テキスト+映像・演習Webテキスト+Web講義スマホ完結(WEBテキスト)
不合格保証なしなし全額返金保証あり(条件あり)なしなしなし
科目別受講なし(一括のみ)なしなしあり(1科目15,800円〜)あり(単科講座あり)なし
分割払いあり(月々4,980円×13回)ありあり(クレジットカード)あり(月々3,850円×24回)ありあり
合格特典なしなし2講座目無料(条件あり)なしなし合格お祝い5,000円(レギュラー・フル)
無料体験相性診断あり資料請求のみ資料請求のみ資料請求のみおためしWeb受講あり動画講義・問題集(無料体験あり)
就職サポートなしグループ保育園との連携あり(無料)なしなしなし
公式サイトu-can.co.jphaec.athuman.comc-c-j.comyotsuyagakuin-tsushin.comlec-jp.comstudying.jp

保育士通信講座を選ぶ際は、費用・合格率・サポート期間・実技対策の有無という4つの軸が特に重要です。

費用を抑えて高い合格率を目指すならヒューマンアカデミー(26,500円〜・合格率68.9%)、長期サポートと保証を重視するならキャリカレ(最長3年2ヶ月・全額返金保証)です。

教育訓練給付金を活用して体系的に学ぶなら四谷学院(71.7%の高合格率)、スマホでスキマ学習したいならスタディングが向いています。

自分のライフスタイルと目的に合わせて選びましょう。

ユーキャンの保育士講座 特徴・料金・口コミを徹底解説

受講料
64,000円(税込)
教育訓練給付金
受講料の20%/最大12,800円支給
運営会社
株式会社ユーキャン

ユーキャンの保育士講座は、通信教育業界で30年以上の開講実績を持ち、過去10年間で14,951名(2015〜2024年試験・自社アンケートによる)の合格者を輩出してきた、国内最大規模の保育士通信講座です。

受講生の89.1%が学習経験のない初学者であることが示すように、保育の知識がゼロの状態から合格を目指せるカリキュラム設計が最大の強みです。

また、受講生の8割以上が仕事をしながら学習しており、忙しいライフスタイルの方でも取り組みやすい設計となっています。

教材はフルカラーのメインテキスト9冊を中心に構成されており、イラストや図解を豊富に使用することで初学者でも直感的に理解が進む工夫がされています。

保育士試験の過去問から最新の出題傾向を徹底分析した内容となっており、合格に必要な知識を無駄なく習得できます。

筆記対策だけでなく、実技試験対策セット(実技試験対策BOOK・実技試験対策CD・楽譜)も付属しており、音楽・造形・言語の3分野すべてに対応している点も安心です。

学習サポートとして全10回の添削指導(添削課題9回+総合課題1回)があり、コンピュータ分析を活用した詳しい解説とともに弱点を可視化してもらえます。

1日3問まで質問できるサービスも提供されており、疑問点をその都度解消しながら学習を進められます。

デジタル学習サイト「学びオンラインプラス」ではWEBテストや弱点対策ポイント動画も利用でき、紙の教材とオンライン学習を組み合わせた複合的な学習スタイルが実現できます。

教育訓練給付金(一般教育訓練)の対象講座として認定されており、雇用保険の被保険者期間が1年以上ある方は受講料の20%(最大12,800円)が支給されます。

添削課題の提出やサポート利用は原則として標準学習期間(12ヶ月)内となっています。

キャリカレの最長3年2ヶ月と比べると、サポート期間は短めであり、また質問は1日3問までという回数制限があります。

ユーキャン保育士講座の料金
項目内容
受講料(一括払い)64,000円(税込・送料当社負担)
受講料(分割払い)月々4,980円×13回(総計64,740円・税込)
教育訓練給付金対応(受講料の20%・最大12,800円支給)
給付金適用後の実質費用約51,200円〜(給付条件を満たす場合)
企業情報
項目内容
運営会社株式会社ユーキャン
設立1954年
本社所在地東京都新宿区
事業内容通信教育講座の企画・販売
公式サイトhttps://www.u-can.co.jp/保育士/

ユーキャンの保育士講座は、通信講座の中でも特に「安心感」と「実績」の面で頭ひとつ抜けている印象があります。

10年間で約15,000名近い合格者を輩出してきた数字は他社を圧倒しており、初めて保育士を目指す方にとって大きな後ろ盾になるでしょう。

フルカラーテキストの見やすさと添削指導の丁寧さは受講生の口コミでも高く評価されており、独学に不安を感じる方やしっかりとした教材で学びたい方に特に向いています。

受講料64,000円は他の大手と比べてやや高めですが、教育訓練給付金を活用すれば実質5万円台前半に抑えられる点を考えると、コストパフォーマンスは十分高いと考えられます。
紙の教材でじっくり学習したい方には最も安心して選べる講座のひとつといえるでしょう。

ヒューマンアカデミー通信講座(たのまな)の保育士講座 特徴・料金・口コミを徹底解説

学習形式
eラーニング/スマホ完結
受講料
26,500円〜
運営会社
ヒューマンアカデミー株式会社

ヒューマンアカデミー通信講座(旧たのまな)の保育士講座は、全国平均合格率約19.7%に対して受講生の合格率68.9%(全国平均の3.5倍・2018年実績)という高い合格実績を誇る通信講座です。

さらに初めて保育士試験を受けた受講生の一発合格率は約27.5%(2018年実績)で、業界全体で2〜3%といわれる一発合格率を大きく上回っています。

最短6ヶ月での合格を目標に、試験合格に直結する知識だけを徹底的に絞り込んだカリキュラムが最大の特徴です。

学習の中核を担うのが、独自開発のeラーニングシステム「assist(アシスト)」です。

約5分間のショート動画で編集された映像講義はスマートフォンに最適化されており、通勤・家事・育児の合間などスキマ時間を活用して学習できます。

各セクションには確認テストが設置されており、合格点に達するまで何度でも繰り返しチャレンジできる設計になっています。

映像講義で使用する講義レジュメはダウンロード・プリントアウトに対応しており、書き込んで自分だけのオリジナルノートとして活用できます。

テキストには、業界の権威ある出版社である中央法規出版の「わかる!受かる!保育士試験合格テキスト」を採用しています。

このテキストはヒューマンアカデミーの映像講義を担当する講師陣が直接執筆しており、映像講義とテキストの内容がリンクしているため、インプットとアウトプットをスムーズに連動させられます。

全9科目の知識を1冊に凝縮した構成で、キーワード・重要度・出題実績・用語解説・〇×チェック問題も豊富に収載されています。

質問対応は受講期間中であれば回数無制限で利用でき、各科目の専門講師がメール・WEBで丁寧に対応してくれます。

試験直前(毎回4月・10月頃)にはオンライン試験対策セミナー(有料)も開催されており、出題頻度の高いポイントを直前に総復習できる機会が用意されています。

実技試験対策も筆記+実技試験対策コースで対応しており、eラーニング上で音声・動画データや絵画データを提出することで専門講師から添削・講評を受けられます。

また、グループ会社のスターチャイルドが運営する認可保育所(神奈川県を中心に38施設)との連携により、資格取得後の就職・キャリアサポートまで見据えた体制が整っていることも特徴のひとつです。

サポート期間は12ヶ月で、本講座はサポート延長の対象外となっています。

1回の試験で不合格になった場合、次の試験まで引き続きサポートを受けられるかどうかは受講開始時期によって異なるため、申し込み前に確認しておくことをおすすめします。

また、試験直前セミナーは有料オプションのため、受講料とは別に費用が発生します。

教育訓練給付金の対象外となっているため、給付制度を利用したい方はユーキャンや四谷学院を選ぶ必要があります。

ヒューマンアカデミー保育士講座の料金
コース受講料(税込)添削回数サポート期間
筆記試験対策コース26,500円(キャンペーン時25,175円〜)11回12ヶ月
筆記+実技試験対策コース29,500円13回12ヶ月
企業情報
項目内容
運営会社ヒューマンアカデミー株式会社
親会社ヒューマンホールディングス株式会社
本社所在地東京都新宿区
事業内容通信教育・資格取得支援講座の企画・販売
公式サイトhttps://haec.athuman.com/shop/pages/nursery-teacher.aspx

ヒューマンアカデミーの保育士講座は、受講料26,500円〜という業界最安水準のコスパと、全国平均の3.5倍という高い合格率を同時に実現している点が最大の魅力です。

「安いから質が低い」というイメージを覆す実績であり、費用を抑えながらも効率よく合格を目指したい方に特に向いています。

5分間のショート動画によるeラーニング中心の設計はスキマ学習に非常に適しており、仕事や育児で忙しい方にとって継続しやすい講座です。

質問無制限という点も独学に不安を持つ初学者にとって大きな安心材料です。

その反面、サポート期間が12ヶ月と短めで延長非対応のため、複数年計画で取得を目指す方にはやや注意が必要です。

実技試験対策を含めても29,500円という価格設定は業界トップクラスのコストパフォーマンスといえるでしょう。

キャリカレの保育士講座 特徴・料金・口コミを徹底解説

受講料
68,800円〜
特典
全額返金保証・2講座目無料
運営会社
株式会社キャリアカレッジジャパン

キャリカレの保育士受験対策講座は、業界随一の手厚いサポート体制と「不合格でも全額返金保証」という圧倒的な安心感で選ばれている通信講座です。

2024年度試験の合否アンケート回答者における合格割合は89.1%(自社調べ)を記録しており、令和6年度試験結果に基づく全国平均の約3.0倍の合格率を実現しています。

これまでの累計受講者数は3万5,000人以上(販売開始〜2025年5月時点)にのぼり、幅広い層から支持されている講座です。

最大の特徴は、「4大あんしん保証」と呼ばれる充実した保証制度です。

万が一、試験に不合格となった場合の全額返金保証、教材到着から8日以内であれば返品できる返品保証、最長3年2ヶ月(Aコース)の長期学習サポート保証。

そして合格後は、100講座以上の中から2講座目を無料で受講できる合格特典の4つが揃っています。

全額返金保証と2講座目無料にはそれぞれ所定の条件があるため、申し込み前に公式サイトで確認しておくとよいでしょう。

教材は、試験に出るポイントだけを徹底的に絞り込んだカラーテキスト9冊を中心に構成されています。

「覚えるトコ」「よく出るトコ」が視覚的に整理されており、重要箇所が一目でわかる設計です。

テキストには音声読み上げ機能が付いており、目を使わずに耳だけでインプットできる「ながら学習」にも対応しています。

移動中や家事の合間でも効率よく知識を積み上げられる点は、忙しい社会人や育児中の方にとって大きなメリットです。

サポート面では、質問回数が無制限(サポート期間内)という点が特に際立っています。

疑問が生じた際に何度でも専任講師に質問できるほか、学習が滞った際には定期的な状況確認と学習プランの提案も行ってもらえます。

添削課題は全9回で、専任講師が一つひとつに手書きでコメントを付けて返却してくれます。

実技試験対策の映像講義も含まれており、筆記から実技まで一貫して対策できる体制が整っています。

就職・転職サポートも受講料内に含まれており、履歴書の書き方から求人紹介まで無料で利用できます。

注意点と向いている人・向かない人

全額返金保証と2講座目無料にはそれぞれ条件があります。

全額返金保証は、所定の添削課題を全て提出した上で試験を受験し不合格だった場合に適用されるものであり、無条件での返金ではありません。

通常価格は78,800円〜と比較的高めに設定されており、キャンペーン外での申し込みでは費用負担が大きくなることがあります。

教育訓練給付金の対象外である点も注意が必要です。

キャリカレ保育士講座の料金
コース通常価格(税込)サポート期間備考
Aコース78,800円3年2ヶ月キャンペーン時19,800円〜
Bコース73,800円3年1ヶ月
Cコース68,800円3年

※キャンペーン価格は期間限定のため、申し込み前に公式サイトで最新情報をご確認ください。

企業情報
項目内容
運営会社株式会社キャリアカレッジジャパン
本社所在地広島県広島市
事業内容通信教育講座の企画・販売
公式サイトhttps://www.c-c-j.com/course/welfare/childminder/rn/

キャリカレの最大の魅力は、何といっても「万が一の保証が厚い」という安心感です。

不合格時の全額返金保証・最長3年2ヶ月のサポート・質問回数無制限・合格後の2講座目無料という4つの保証が揃っているため、初めて通信講座に挑戦する方や試験に対して不安を感じている方でも申し込みやすい設計になっています。

通常価格は他社より高めですが、頻繁にキャンペーンが実施されており、タイミング次第では大幅な割引価格で申し込める点も特徴です。

科目合格制度を活用して複数年かけて取得したい方にとって、最長3年2ヶ月という業界最長クラスのサポート期間は特に心強いでしょう。

ただし、保証制度には条件があるため、申し込み前に公式サイトで詳細を確認しておくことをおすすめします。

四谷学院の保育士講座 特徴・料金・口コミを徹底解説

受講料
9,800円〜
教育訓練給付金
受講料の20%を支給(条件あり)
運営会社
株式会社四谷学院

四谷学院の保育士講座は、長年にわたる大学受験予備校としての指導ノウハウをベースに開発された「55段階学習システム」を軸とした通信講座です。

2024年度の保育士試験において受講生合格率は71.7%を達成しており、3年連続で合格率7割超えを実現しています。

こども家庭庁が発表する全国平均合格率26.3%(2024年度)の約2.7倍にのぼる実績は、講座の実力を示す確かな指標といえるでしょう。

また、保育界の重鎮として知られる汐見稔幸教授(東京大学名誉教授)が教材を監修しており、内容の信頼性と深度において他社と一線を画しています。

四谷学院の最大の特徴が、独自に開発した「55段階学習システム」です。

保育士試験の全学習内容を55のステップに細分化し、1つのステップを完了するたびに次のステップへ進む設計になっています。

1章あたりの講義動画は約5分、テキスト学習は1章30分が目安で構成されており、「少しずつ確実に前進できる」という達成感がモチベーション維持につながります。

学習の流れは、講義動画でポイントを把握→テキストで内容を理解→演習トレーニング(スマホ・PCのソフトウェア)でアウトプットという三段階のサイクルです。

演習トレーニングには間違えた問題をデータ蓄積して効率よく復習できる「フォローアップシステム」が搭載されており、苦手な問題を集中的に繰り返し解ける設計になっています。

スケジュールナビ機能では自分の進捗状況と目標達成度が一目で確認でき、学習ペースの管理も行いやすい点が特長です。

全科目セットには筆記試験対策テキスト(各科目1冊)、資料集、過去問題集(解説付き)、実技試験対策テキストが含まれます。

特に過去問題集の解説は他社と比較してもわかりやすいという受講生の声が多く、「なぜその答えになるのか」「この選択肢が誤りである理由」まで丁寧に解説されている点が評価されています。

Web申込み特典として「どこでもチェックBOOK」(各科目1冊・最大8冊6,400円相当)が無料でプレゼントされ、スキマ時間の学習に活用できます。

実技試験対策も充実しており、音楽・造形・言語の3分野すべてに対応した動画講義が付属しています。

音楽ではオリジナル伴奏付き楽譜と模範動画、造形では人物練習シートと再現作品、言語では課題シナリオと模範動画が提供されており、初めて実技試験に臨む方でも対策が立てやすい構成です。

さらに実技試験対策のオプション講座(添削付き)も別途申し込め、各分野16,800円で添削指導3回が受けられます。

1科目からの単科受講にも対応しており、科目合格制度を活用して残り数科目だけを受講したい方にも柔軟に対応できます。

受講サポート期間は現在申し込むと2026年度後期試験と2027年度の試験終了まで対応しており、複数年をまたいで受験する場合も安心して学習を継続できます。

注意点と向いている人・向かない人

全科目セット79,800円という受講料は、7社の中では最も高い価格帯です。

ただし教育訓練給付金(一般教育訓練)の対象講座であるため、条件を満たす方は受講料の20%(最大15,960円)が給付されます。

質問はメール制度で対応しており、回数に関しては公式サイト上に明確な記載がないため、申し込み前に確認しておくとよいでしょう。

四谷学院保育士講座の料金
コース・科目受講料(税込・送料無料)
全科目セット(8科目+実技試験対策)79,800円
1科目のみ15,800円
2科目27,800円
3科目39,800円
実技試験対策のみ9,800円
実技対策 添削オプション16,800円/分野(添削3回)
分割払い例(全科目セット)月々3,850円×24回(初月4,247円)
教育訓練給付金対応(20%・最大15,960円)
企業情報
項目内容
運営会社株式会社四谷学院
本社所在地東京都渋谷区
事業内容大学受験予備校・通信講座・個別指導・高認対策・発達支援など教育全般
公式サイトhttps://yotsuyagakuin-tsushin.com/hoiku/

四谷学院の保育士講座は、独自の55段階学習システムと汐見教授の監修という2点において、他社には代えがたい強みを持った講座です。

3年連続で受講生合格率7割超えという実績は、単なるキャッチコピーではなく本物の学習設計の成果といえるでしょう。

「少しずつ着実に前進できる」という設計は、挫折しがちな独学と比べて学習継続率を高める工夫が随所に施されており、初めて保育士試験に挑戦する方に特に向いていると感じます。

受講料79,800円は7社比較では最高水準ですが、教育訓練給付金を活用すれば実質6万円台前半まで抑えられます。

1科目から受講できる柔軟な仕組みも、科目合格制度をうまく活用したい方にとって使い勝手がよく、費用を抑えながら弱点科目だけを補強するという使い方も可能です。

高い合格率の実績と体系的な学習設計を重視する方には、最もおすすめできる講座のひとつです。

LEC東京リーガルマインドの保育士講座 特徴・料金・口コミを徹底解説

学習形式
Web講義(スマホ対応)
受講料
46,200円
運営会社
株式会社東京リーガルマインド

LEC東京リーガルマインドは、司法試験・司法書士・宅建など法律系難関資格の指導で長年の実績を持つ大手資格予備校です。

保育士講座においても「効率性の追求」をコンセプトに、独学では把握しにくい出題傾向や高得点を取るためのポイント。

暗記方法などを指導経験豊富な講師がコンパクトにまとめた、オリジナルテキストを使った講義を提供しています。

LECの保育士講座は、筆記試験9科目の対策に特化したWeb講座です。

各科目につき90分×4回の講義が用意されており、第1〜3回でインプット講義を行い、第4回(最終回)は一問一答式の問題演習回として知識の定着を確認する構成になっています。

Web講義はスマートフォンにも対応しており、スキマ時間でも場所を選ばず受講できます

LEC独自の学習システム「Online Study SP」ではToDoリスト機能・進捗管理・スケジュール管理なども活用でき、自己管理が苦手な方でも学習の見通しを立てやすい仕組みが整っています。

Web講義は2026年4月まで追加料金なしで視聴でき、2025年秋の試験で全科目合格できなかった場合でも2026年春試験の対策講座として活用できます。

「おためしWeb受講」制度も設けられており、講座を申し込む前に一部の講義を無料で体験できます。

科目別単科講座も用意されており、苦手科目だけを補強するという使い方にも対応しています。

最大50%OFFクーポンの発行・早期申込割引・再受講者割引など各種割引制度も充実しています。

LECの保育士講座は筆記試験対策に特化しており、実技試験対策が含まれていません。

教育訓練給付金の対象外のため、給付制度を活用したい方はユーキャンや四谷学院を検討するとよいでしょう。

LEC東京リーガルマインド保育士講座の料金
講座名受講料(税込)内容
保育士試験合格講座(全8科目一括・Web講座)46,200円筆記全9科目・Web講義2026年4月まで視聴可
科目別単科講座公式サイトで確認必要な科目のみ受講可能
企業情報
項目内容
運営会社株式会社東京リーガルマインド
設立1979年
本社所在地東京都千代田区
事業内容資格試験対策講座・通信講座・予備校の運営
公式サイトhttps://www.lec-jp.com/hoikushi/

LECの保育士講座の最大の魅力は、大手資格予備校ならではの信頼感と「おためしWeb受講制度」の2点です。

申し込む前に講義を無料体験できる仕組みは他社ではあまり見かけない制度で、講師との相性をあらかじめ確認できる点は非常に親切だと感じます。

Web講義を2026年4月まで視聴できる長めのサポート期間も、科目合格制度を活用する方には安心材料となるでしょう。

その反面、実技試験対策が含まれていない点は他社と比べると見劣りします。

筆記対策に集中したい方や、特定の苦手科目だけをLECで補強するという使い方をしたい方に向いている講座といえます。

スタディングの保育士講座 特徴・料金・口コミを徹底解説

学習形式
スマホ完結型オンライン学習
受講料
29,000円〜
運営会社
KIYOラーニング株式会社

スタディングの保育士講座は、2024年10月に開講した比較的新しい講座です。

KIYOラーニング株式会社が運営するスタディングは、多くの資格講座でスマホ完結型のオンライン学習を提供しており、「スキマ時間を最大限に活用する」という設計思想が保育士講座にも一貫して反映されています。

動画講義・WEBテキスト・問題集・添削サービス・対面指導のすべてがスマートフォン1台で完結する点が最大の特徴です。

講義はイラストや図表を豊富に使用したフルカラー設計で、専門的な保育用語や複雑な法律の内容も視覚的に理解しやすい工夫が施されています。

WEBテキストは科目間のつながりが明記されており、9科目にまたがる試験範囲を横断的に学習できます。

AI問題復習機能では、受講者が間違えた問題を自動的に収集してオリジナルの復習問題集を生成してくれるため、苦手分野の克服に効率よく取り組めます。

AI学習プランでは個人の進捗状況に応じて最適な学習計画を自動提案してもらえるため、「今日何を学べばいいかわからない」という迷いを解消できます。

全コースで、学習Q&Aサービスが無制限で利用できる点も大きな特徴です。

掲示板形式の質問システムで、他の受講者からの質問と講師の回答を全て閲覧できるため、自分では気づいていなかった疑問点の解消にも役立ちます。

実技試験対策については、コースによって対応内容が異なります。

ミニマムコースは筆記試験対策のみ、レギュラーコースは筆記対策に加えて実技試験の添削指導が無制限で付属します。

フルコースではさらにオンライン対面指導が無制限で含まれており、講師とリアルタイムでやりとりしながら実技の完成度を高められます。

音楽(弾き歌い)・造形(絵画)・言語(素話)それぞれに専門の担当講師が配置されており、実技試験に不安がある方にも対応できる体制が整っています。

スタディングの保育士講座には、学割制度も用意されています

大学生・専門学校生・高校生は20%OFFで受講でき、新規会員登録時に10%OFFクーポンも取得できるため、複数の割引を上手に組み合わせることでお得に申し込めます。

レギュラーコースとフルコースには合格お祝い金5,000円も用意されています。

注意点と向いている人・向かない人

スタディングの保育士講座は2024年10月開講と歴史が浅いため、他社と比べて合格実績の公表データが少ない点は事前に理解しておく必要があります。

紙のテキストは提供されないため、手書きでメモしながら学習したい方や紙の教材で学ぶ習慣がある方には不向きなことがあります。

また、教育訓練給付金の対象外のため、給付制度を活用したい方はユーキャンや四谷学院を検討するとよいでしょう。

スタディング保育士講座の料金
コース通常価格(税込)キャンペーン価格(税込)主な内容
ミニマムコース29,000円筆記試験対策・QA無制限
レギュラーコース55,000円49,500円(5,500円OFF)筆記+実技添削無制限・合格お祝い5,000円
フルコース92,000円81,000円(11,000円OFF)筆記+実技添削無制限+対面指導無制限・合格お祝い5,000円

※キャンペーン価格・新規会員登録10%OFFクーポン・学割(20%OFF)など各種割引あり。最新情報は公式サイトをご確認ください。

企業情報
項目内容
運営会社KIYOラーニング株式会社
設立2010年
本社所在地東京都千代田区
事業内容オンライン資格取得講座「スタディング」の運営
公式サイトhttps://studying.jp/hoikushi/

スタディングの保育士講座は、開講からまもない講座ですが、他の資格講座で培ったノウハウが随所に活かされており、特にAI学習プランとAI問題復習機能という先進的な学習支援機能が印象的です。

スマホ1台で筆記から実技まで完結できる設計は、通勤中や育児の合間など細切れの時間を学習に充てたい方にとって非常に相性がよいでしょう。

ミニマムコース29,000円という価格は業界最安水準に近く、筆記対策に特化してコストを抑えたい方にも向いています。

実技試験の対面指導が無制限で受けられるフルコース(81,000円)は、特に実技試験に苦手意識がある方に大きな安心感を与えてくれます。

合格実績の蓄積はこれからという段階ですが、スキマ時間を活用したスマートな学習を重視する方にとっては、検討する価値のある魅力的な講座といえるでしょう。

保育士通信講座を受講した人へのアンケート調査結果

保育士通信講座を実際に受講・修了した91名を対象に、講座の満足度や選び方に関するアンケート調査を実施しました。以下にその結果をまとめています。

受講した保育士通信講座の総合的な満足度を教えてください
評価回答数割合
非常に満足34名37.4%
満足43名47.3%
どちらともいえない9名9.9%
やや不満4名4.4%
不満1名1.1%

今回の調査では、受講者の84.6%が保育士通信講座の内容に満足していると回答しました。

非常に満足と答えた方だけで37.4%を占めており、講座への評価が全体的に高いことが読み取れます。

不満を感じた方は合わせて5.5%にとどまっており、通信講座を活用した学習スタイルは多くの受講者に合っていることがわかります。自分の生活リズムや学習ペースに合った講座を選ぶことが、高い満足度につながるポイントといえるでしょう。

保育士通信講座を選んだ際に最も重視したポイントはどれですか
選択項目回答数割合
受講費用・価格の安さ25名27.5%
テキスト・教材の充実度21名23.1%
合格実績・合格率18名19.8%
サポート体制(質問対応・添削指導)15名16.5%
学習スケジュールの柔軟さ12名13.2%

講座選びで最も重視したポイントとして、受講費用を挙げた方が27.5%と最多でした。
テキストの充実度や合格実績を重視する方を合わせると約43%に上ります。

費用だけに着目して選んだ場合、サポート体制や教材クオリティで後悔するケースもあります。複数の比較軸を持ちながら総合的に判断することで、より自分に合った講座を見つけやすくなるでしょう。

保育士通信講座の教材・テキストはわかりやすかったですか
評価回答数割合
非常にわかりやすかった27名29.7%
わかりやすかった47名51.6%
どちらともいえない12名13.2%
やや難しかった4名4.4%
難しかった1名1.1%

教材・テキストのわかりやすさについて、81.3%の受講者が肯定的な評価を示しています。
保育士試験は9科目にわたるため、テキストの構成や解説の丁寧さは学習の継続に大きく影響します。

難しかったと感じた方は5.5%にとどまっており、多くの通信講座が初学者にも配慮した教材設計をしていることが確認できました。申し込み前に無料の資料請求やサンプルを取り寄せ、実際の教材の読みやすさを確認しておくことをおすすめします。

受講中のサポート体制(質問対応・添削指導など)は充実していましたか
評価回答数割合
非常に充実していた20名22.0%
充実していた52名57.1%
どちらともいえない13名14.3%
やや不十分だった5名5.5%
不十分だった1名1.1%

サポート体制への満足度は79.1%と高く、通信講座でも手厚い支援を受けられると感じた受講者が多数を占めていることがわかりました。不十分と回答した方は合わせて6.6%で、一定数のニーズには応えられていない部分もあります。

質問回数の上限・返信スピード・添削の丁寧さは講座によって差があるため、申し込み前にサポート内容を公式サイトでしっかり確認しておくとよいでしょう。

保育士通信講座の受講費用は内容に見合っていましたか
評価回答数割合
十分に見合っていた30名33.0%
概ね見合っていた47名51.6%
どちらともいえない9名9.9%
やや割高に感じた4名4.4%
割高だった1名1.1%

受講費用の納得感については84.6%が肯定的な評価を示しており、多くの受講者が費用対効果に満足していることがわかりました。保育士通信講座の費用は3万円台から15万円以上まで幅があるため、価格だけでなく教材の質・サポートの充実度・合格率も含めて総合的に比較することが大切です。

割高と感じた方は5.5%にとどまっており、事前に十分な情報収集を行った上で申し込んだ方の多くが納得感を得ていることが読み取れます。

保育士通信講座の選び方|失敗しないための5つのポイント

保育士通信講座はどれも同じように見えて、実際には費用・学習スタイル・サポート内容において大きな差があります。

選び方を間違えると、途中でモチベーションが下がったり、試験本番に対応しきれなかったりするリスクがあります。以下の5つのポイントを軸に比較すると、自分に合った講座を見つけやすくなるでしょう。

受講費用と費用対効果で比較する

保育士通信講座の受講費用は、最安値のアガルート(単科講座9,680円〜)から四谷学院(79,800円)まで、講座によって約8倍以上の開きがあります。

「安ければよい」と飛びつくのではなく、その費用に見合ったサポートや教材が付いているかどうかを確認することが大切です。

たとえば、受講費用が安い講座ほどテキストの物量が少なく、質問対応も制限されている場合があります。

費用対効果を判断するには、受講料をサポート期間の月数で割った月額換算コストや、付属する添削回数・質問回数なども合わせて確認するとよいでしょう。

また、ユーキャンと四谷学院は教育訓練給付金の対象講座です。

雇用保険の被保険者期間が1年以上あれば受講料の20%(最大10万円)が給付されるため、実質的な負担をかなり抑えられます。

申し込み前に給付対象かどうかを確認しておくと、費用の判断がしやすくなるでしょう。

講座名受講料(税込)教育訓練給付金実質最低価格の目安
アガルート9,680円〜(単科)非対応9,680円〜
ヒューマンアカデミー26,500円〜非対応26,500円〜
スタディング29,000円〜非対応29,000円〜
LEC東京リーガルマインド46,200円〜非対応46,200円〜
ユーキャン59,000円対応約47,200円〜
キャリカレ78,800円(通常価格)非対応キャンペーン時19,800円〜
四谷学院79,800円対応約63,840円〜

費用が高い講座には手厚いサポートや豊富な教材が付属していることが多く、費用が安い講座はシンプルな構成でコスパを重視した設計になっている傾向があります。

自分がどこにコストをかけたいかを明確にした上で選ぶと後悔が少なくなるでしょう。

合格率・合格実績で選ぶ

保育士試験の全国平均合格率は例年20〜26%前後と決して高くありません。

通信講座を選ぶ際には、その講座の受講生が実際にどのくらいの割合で合格しているかを確認することが重要です。

ただし、各社の合格率の算出方法は異なるため、単純な数値比較だけでなく、「何を基準に算出したか」という点も確認しておくとよいでしょう。

こども家庭庁が発表する全国平均と各社の受講生合格率を比較すると、差が大きい講座ほど学習効果が高いと判断する一つの目安になります。

講座名受講生合格率(公表値)全国平均との比較
四谷学院71.7%(2024年度)全国平均の約2.7倍
ヒューマンアカデミー68.9%全国平均の約3.5倍
キャリカレ全国平均の約3.0倍(令和6年度)
ユーキャン10年間で14,951名が合格
スタディング開講まもなく非公表
アガルート非公表
LEC東京リーガルマインド非公表

合格率が高い講座は、四谷学院やヒューマンアカデミーが目立ちます。

その反面、実績を公表していない講座が費用面で優れている場合もあるため、合格率だけを絶対的な基準にするのではなく、他のポイントと合わせて総合的に判断することをおすすめします。

サポート体制(質問・添削・学習期間)で比較する

通信講座は自己管理が前提になるため、困ったときに頼れるサポートがあるかどうかが学習継続の鍵を握ります。

サポートの主な確認ポイントは、質問対応の方法・回数制限・返答スピード・添削指導の有無・学習サポート期間の3つです。

特に質問回数が無制限であることは、重要なポイントです。

保育士試験は9科目と出題範囲が広く、学習中に疑問点が生じやすい資格です。

質問回数に上限がある講座では、使い切ってしまった後の学習に不安が残ることがあります。

講座名質問対応添削指導学習サポート期間
ユーキャンメール(回数制限あり)全10回12ヶ月
ヒューマンアカデミーメール・WEB(無制限)あり12ヶ月
キャリカレメール(無制限)あり最長3年2ヶ月
四谷学院質問制度ありあり受講開始から本試験まで
アガルート制限ありなし(単科)コースによる
LEC東京リーガルマインドありなし2027年4月まで
スタディングQ&Aサービス(無制限)レギュラー以上対応コースによる

育児や仕事と両立しながら受講する場合、科目合格制度を活用して複数年かけて取得を目指す方も多くいます。

そのため、学習サポート期間が長い講座を選ぶことは、精神的な余裕にもつながるでしょう。

キャリカレの最長3年2ヶ月というサポート期間は、長期スパンでの学習を考えている方にとって心強いポイントといえます。

学習スタイル(紙テキスト vs スマホ完結)で選ぶ

保育士通信講座の学習スタイルは、大きく2種類に分かれます。

紙のテキストを中心に学ぶ従来型と、スマートフォン1台で動画・テキスト・問題集をすべて完結させるオンライン完結型です。

自分の生活習慣や学習の好みに合ったスタイルを選ぶことが、学習継続率の向上に直結します。

仕事の休憩中や通勤電車の中でコツコツ学びたい方には、スマホ完結型が向いています。

テキストに書き込みながら体系的に学習したい方や、紙の問題集で繰り返し演習したい方には、教材一式が届く従来型のほうが合っているでしょう。

講座名学習スタイル紙テキスト動画講義スマホ対応
ユーキャン紙テキスト中心あり(フルカラー)あり(補助)一部対応
ヒューマンアカデミー紙+eラーニングありあり(5分動画)対応
キャリカレ紙テキスト中心ありあり対応
四谷学院紙+映像ありあり対応
アガルートオンライン中心PDFのみあり(倍速対応)対応
LEC東京リーガルマインドオンライン中心あり(DVDコースも選択可)あり対応
スタディングスマホ完結型なし(WEBテキスト)あり(1〜5分)完全対応

スタディングはスマホだけで全ての学習を完結できる設計で、AI学習プランが個人の進捗に合わせて最適な学習計画を提案してくれます。

紙のテキストが不要な分、荷物が増えないという利点もあります。

その反面、手元に物理的な教材が残らないため、達成感や復習のしやすさに物足りなさを感じる方もいるかもしれません。

自分がどちらのスタイルで学習効果を出しやすいかを事前に考えておくとよいでしょう。

実技試験対策の有無と充実度で比較する

保育士試験は筆記試験(9科目)だけでなく、音楽・造形・言語の3分野から2分野を選ぶ実技試験も合格しなければなりません。

筆記対策に特化した講座では実技対策が手薄になるため、特に実技試験に不安を感じている方は実技対策の内容を必ず事前確認しておくことをおすすめします。

講座名実技試験対策対策内容の詳細
ユーキャンあり実技試験対策セット(BOOK・CD・楽譜)付属
ヒューマンアカデミーあり添削指導・試験対策セミナー
キャリカレあり添削指導・動画解説
四谷学院あり実技試験のみの受講も可能
アガルート単科のみ(単科講座)実技対策は別途購入
LEC東京リーガルマインドなし筆記対策のみ
スタディングあり(レギュラー以上)添削指導(レギュラー)・オンライン対面指導(フル)

LEC東京リーガルマインドは実技試験対策が含まれていないため、筆記試験の特定科目だけを補強したい方や、実技は別途独学で対策する予定の方に向いています。

実技試験に自信がない方は、添削指導やオンライン対面指導が付いているスタディングのフルコースや、実技対策セットが充実しているユーキャン・ヒューマンアカデミーを検討するとよいでしょう。

保育士通信講座を始める前に知っておきたい基礎知識

保育士資格とはどのような資格か

保育士とは、児童福祉法第18条の18第1項に基づく国家資格であり、登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識および技術をもって児童の保育および保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者と定義されています。

単に子どもを預かるだけでなく、子どもの発達を支援し、保護者への育児アドバイスも担う専門職です。

保育士資格を取得するルートは大きく2つに分かれます。1つは、厚生労働大臣が指定する指定保育士養成施設(大学・短大・専門学校など)を卒業するルートで、国家試験を受験せずに資格を取得できます。

もう1つが、保育士試験に合格するルートです。仕事や育児との両立で養成施設への通学が難しい社会人や主婦の方にとって、後者の試験合格ルートは現実的な選択肢となっており、通信講座はそのための主要な学習手段として広く利用されています。

保育士資格は全国共通の国家資格であるため、取得後は保育所・認定こども園・学童保育・児童養護施設・乳児院など、全国各地のさまざまな施設で活躍できます。

近年は共働き家庭の増加や待機児童問題への対応から保育士の需要は高く、厚生労働省が発表する保育士の有効求人倍率は全国平均を大きく上回る水準が続いており、取得後の就職・転職に強い資格といえます。

保育士試験の仕組みと出題科目
試験の全体構成

保育士試験は筆記試験と実技試験の2段階で構成されています。

筆記試験に全科目合格した者のみが実技試験に進める仕組みです。

また、筆記試験は科目合格制度が設けられており、一度合格した科目は3年間有効です。

そのため、1回の受験で全科目合格できなくても、次回以降の試験では不合格だった科目のみ受験し直すことができます。

さらに、特定の条件を満たした場合には合格科目の免除期間が最長5年まで延長できる制度もあります。

筆記試験の9科目と配点

筆記試験はマークシート方式で、各科目100点満点中60点以上の得点が合格基準です。

ただし「教育原理」と「社会的養護」の2科目は特別なルールが設けられており、各50点満点でそれぞれ30点以上得点した場合にのみ合格となります。

片方だけが30点以上でも、もう一方が不足していれば両科目とも不合格となるため、この2科目は特に注意が必要です。

試験は2日間にわたり行われ、1日目に4科目、2日目に5科目が実施されます。

科目名配点試験時間
保育原理100点60分
教育原理50点30分
社会的養護50点30分
子ども家庭福祉100点60分
社会福祉100点60分
保育の心理学100点60分
子どもの保健100点60分
子どもの食と栄養100点60分
保育実習理論100点60分
実技試験の3分野と選択方法

実技試験は「音楽に関する技術」「造形に関する技術」「言語に関する技術」の3分野のうち、受験者が任意の2分野を選択して受験します。

受験申請時に選択分野を決めるため、申請後の変更はできません。

各分野50点満点で、選択した2分野それぞれで30点以上(60%以上)得点することが合格基準です。

音楽では幼児に歌って聴かせることを想定し、指定された2曲をピアノ・ギター・アコーディオンのいずれかで弾き歌いします。

2026年(令和8年)の課題曲は「うれしいひなまつり」と「山の音楽家」です。

造形では保育の場面を想定した絵を色鉛筆等で描く試験で、当日まで課題が非公開のため事前の準備が難しいとされています。

言語では3歳児クラスの子どもに向けて3分間のお話を行う試験で、2026年の課題はももたろう・おむすびころりん・3びきのこぶたの3作品から当日指定されたものを語ります。

実技試験の合格率は概ね80〜90%と筆記試験より高く、しっかりと事前練習を積めば合格できる試験です。

受験資格の確認

保育士試験を受験するには一定の受験資格が必要であり、主な条件は最終学歴によって異なります。

4年制大学・短期大学・専門学校(修業年限2年以上)を卒業または在学中(年度内卒業見込み・62単位以上修得)の方は受験資格があります。

高等学校卒業の場合は、児童福祉施設等での2年以上かつ2,880時間以上の勤務経験が必要です。中学校卒業の場合は、5年以上かつ7,200時間以上の勤務経験が条件となります。

自分の学歴や経歴が受験資格を満たすかどうかは、一般社団法人全国保育士養成協議会の公式サイトで詳細を確認することをおすすめします。

2026年(令和8年)保育士試験の最新日程

2026年(令和8年)の保育士試験日程は、一般社団法人全国保育士養成協議会が2025年8月26日に公式発表した内容に基づいています。試験は前期と後期の年2回実施されます。

2026年度 試験スケジュール
区分試験種別日程
前期筆記試験2026年4月18日(土)・19日(日)
前期実技試験2026年6月28日(日)
後期筆記試験2026年10月24日(土)・25日(日)
後期実技試験2026年12月13日(日)

前期の受験申請期間はすでに終了(2026年1月8日〜1月28日)しています。

後期の受験申請期間は2026年6月中旬頃に詳細が公表される予定のため、後期受験を目指す方は同協議会の公式サイトを定期的に確認しておくとよいでしょう。

受験料は12,700円(税込)で、オンライン申請の場合は追加費用なし、郵送申請の場合は別途250円の手引き郵送料がかかります。

なお、前期筆記試験の合格発表(結果通知書送付)は2026年6月上旬〜中旬、前期実技試験の合格発表は2026年8月上旬が目安です。

後期については筆記試験の合格発表が11月〜12月頃、実技試験の合格発表が翌年1月中旬頃の予定となっています。

筆記試験終了後から実技試験当日まで期間があまりないため、筆記試験が終わり次第、合否に関わらず実技試験の練習を始めることをおすすめします。

保育士試験の合格率推移

保育士試験の合格率は、こども家庭庁が毎年公表する実施状況データをもとに確認できます。

近年の合格率は概ね20〜30%の間で推移しており、5人に1人から3人に1人程度が合格できる試験です。

年度受験者数合格者数合格率
令和6年(2024年)58,767人15,475人約26.3%
令和5年(2023年)66,625人17,955人約26.9%
令和4年(2022年)79,378人23,758人約29.9%
令和3年(2021年)83,175人16,600人約20.0%
令和2年(2020年)44,914人10,026人約22.3%

令和4年度の合格率が約30%と過去5年で最も高かった背景には、令和2年度前期試験がコロナ感染症の影響で中止となったことで受験者が翌年以降に集中し、試験機会の増加と相まって合格者数が増えたという事情があります。

令和6年度は受験者数が減少しつつも合格率は26.3%と安定しており、試験の難易度自体に大きな変化はないと考えられます。

また、厚生労働省の調査によると、保育士試験の合格者のうち2回受験して合格した方が32.9%と最も多く、初回で合格した方の割合は全体の約15%にとどまっています。

このデータからも、1回で全科目合格することは難しく、科目合格制度を活用しながら複数回かけて合格を目指す方が主流であることがわかります。

焦らず計画的に取り組むことが、合格への現実的なアプローチといえるでしょう。

保育士試験の効果的な勉強方法
独学・通信講座・通学の3つの学習スタイル

保育士試験の勉強方法は、主に3つのスタイルがあります。

それぞれの特徴を理解した上で、自分のライフスタイルに合った方法を選ぶことが大切です。

独学は市販のテキストと過去問集を購入して、自分のペースで学習する方法です。

費用を最小限に抑えられる反面、学習計画の管理や疑問点の解消をすべて自分で行う必要があります。

出題範囲が広く科目数も多い保育士試験では、独学のみで合格を目指す場合に学習の抜け漏れが生じやすいという難点もあります。

通信講座は自宅で体系的なカリキュラムに沿って学習できる方法で、社会人や育児中の方に最も利用されているスタイルです。

プロが設計した教材で効率よく学べるほか、質問対応や添削指導などのサポートも受けられます。

費用は独学より高くなりますが、出題傾向に絞り込まれた教材と学習サポートにより、独学より合格率を高めやすいと考えられています。

通学講座は資格スクールに通学して授業を受ける方法です。

講師から直接指導を受けられる安心感がある反面、通学の時間的・費用的な負担が大きく、居住地によっては通えるスクールがない場合もあります。

9科目の優先順位と学習配分

保育士試験で合格するには、9科目すべてで60%以上を取る必要があります。

得意科目で稼いで苦手科目を補うことができないため、苦手科目をつくらないことが合格への鍵です。

学習配分を考える際には、各科目の出題数と難易度を考慮することが重要です。

特に難しいとされるのが「教育原理」「社会的養護」「社会福祉」の3科目です。

教育原理・社会的養護はニコイチ科目と呼ばれ、両科目とも30点以上(10問中6問以上正解)という条件がある上、1問の配点が大きいため緊張感のある科目です。

社会福祉は事業名・機関名・社会福祉六法など暗記すべき内容が多く、理解を伴った学習が必要になります。

「保育実習理論」は音楽理論や造形の知識も含まれるため、他科目とは異なるアプローチが必要です。

まず学習量が多く難易度の高い科目から着手し、試験直前期に苦手科目を重点的に復習するスケジュールを立てると効率よく準備できるでしょう。

実技試験対策のポイント

実技試験は早めの対策開始が重要であり、音楽を選択した場合はピアノ・ギター・アコーディオンの演奏技術が求められますが、初心者でも課題曲の弾き歌いができる程度の練習を積めば合格できるレベルとされています。

毎日の練習で、曲を安定させることが大切です。

造形は当日に題材が発表されるため、過去の出題例をもとに複数のシーンのデッサン練習を積んでおくことが有効です。

色鉛筆で45分以内に人物3名以上・背景ありの絵を描く練習を繰り返しましょう。

言語は選択した3作品のうち当日指定されたものを語るため、3作品すべてを3分間で自然に語れるよう練習することが求められます。

表情・声のトーン・視線など子どもに向けた語りかけを意識することが評価のポイントになります。

保育士試験合格までの学習時間・期間・ステップ

保育士試験の合格に必要な勉強時間は、一般的に筆記試験対策で100〜150時間程度が目安とされています。

1日2時間の学習を続けた場合、約2〜3ヶ月で目安時間に到達できます。

ただし保育の専門知識がまったくない方は、さらに追加の学習期間を想定しておくとよいでしょう。

実技試験の準備も含めると、試験本番まで最低でも4〜6ヶ月の準備期間を確保することをおすすめします。

以下のSTEPは、後期試験(10月)を目指して4月から学習を開始する場合を想定した標準的な学習フローです。

STEP1:受験資格の確認・申請書類の準備(学習開始前)

まず自分が受験資格を満たしているかを全国保育士養成協議会の公式サイトで確認します。学歴証明書や実務経験証明書など、申請に必要な書類によっては取得に時間がかかるものもあるため、申請期間の2〜3ヶ月前には準備を開始しましょう。

後期試験の受験申請期間は、例年7月上旬〜下旬です。

STEP2:全体像の把握と学習計画の作成(1〜2週目)

保育士試験の9科目全体の内容と出題傾向を把握し、試験日から逆算した学習スケジュールを作成します。通信講座を受講する場合はこのタイミングで申し込み、教材を受け取りましょう。

1日の学習時間と学習する科目を具体的にスケジュールに落とし込むことで、学習の抜け漏れを防げます。

STEP3:筆記試験対策(インプット)(1〜2ヶ月目)

各科目のテキストを読み込み、基礎知識を習得するインプット期間です。全9科目を順番に学習し、特に出題数が多い科目や自分が苦手とする科目に多めの時間を割り当てます。

1科目あたり1〜2週間を目安に進め、読み終えたら要点を整理することが定着への近道です。

STEP4:筆記試験対策(アウトプット・問題演習)(2〜3ヶ月目)

テキストでの学習が一通り終わったら、過去問や問題集でのアウトプット練習に移行します。間違えた問題は必ずテキストに戻って確認し、弱点を潰していきます。

特に教育原理・社会的養護・社会福祉は繰り返し演習することで得点力が安定します。模擬試験を活用して本番の時間配分感覚を養うことも重要です。

STEP5:弱点科目の集中強化(3〜4ヶ月目)

過去問演習で明確になった苦手科目・苦手分野を集中的に補強する期間です。試験日の1ヶ月前を目安に、全科目で安定して6割以上得点できる状態を目指します。

暗記ツールや一問一答を活用してスキマ時間も有効活用しましょう。

STEP6:実技試験対策の並行開始(4〜5ヶ月目)

筆記試験の学習が軌道に乗ってきたら、実技試験の練習も並行して開始します。選択する2分野を決め、音楽であれば毎日の弾き歌い練習、言語であれば3作品の素話練習を繰り返します。

造形は過去問を参考に45分間で完成させる練習を定期的に行いましょう。

STEP7:筆記試験の受験(5ヶ月目)

後期試験の場合、10月下旬に2日間の筆記試験が行われます。試験終了後は合否に関わらず実技試験の対策を継続することが大切です。

筆記試験の合格発表(11〜12月頃)を待たずに実技練習を続けましょう。

STEP8:実技試験の受験・合格(6ヶ月目以降)

12月に実技試験を受験します。筆記試験と実技試験の両方に合格した後、保育士登録の手続きを行うことで、正式に保育士資格を取得できます。

登録手続きには都道府県知事への申請と登録手数料(4,200円)が必要です。

参照情報

保育士通信講座の申し込みから資格登録まで|利用の流れ完全ガイド

保育士通信講座の利用は、申し込みから保育士資格の取得・登録まで複数のステップがあります。

各ステップで確認しておくべきポイントを順を追って解説します。

特に試験の申請期限や書類の準備には時間がかかるものもあるため、早めの行動が合格への大切な一歩となります。

STEP1
受験資格の確認と必要書類の準備
最初に行うべきことは、自分が保育士試験の受験資格を満たしているかの確認です。保育士試験には最終学歴によって条件が異なります。4年制大学・短期大学・専門学校(修業年限2年以上)の卒業者であれば受験資格がありますが、高卒の場合は児童福祉施設での2年以上かつ2,880時間以上の勤務経験が必要です。受験に必要な書類は卒業証明書・成績証明書・実務経験証明書などで、取得に数週間かかる場合もあります。一般社団法人全国保育士養成協議会の公式サイトで自分に必要な書類を確認し、余裕を持って準備を始めましょう。幼稚園教諭免許状を持っている方は特例制度により一部科目が免除されるため、免除制度の確認も合わせて行うとよいでしょう。
STEP2
通信講座の比較・資料請求・無料体験
受験資格の確認が済んだら、複数の通信講座を比較して自分に合った講座を選びます。費用・合格率・サポート期間・学習スタイル(紙テキスト中心かスマホ完結型か)・実技試験対策の有無という5つの軸で比較するとよいでしょう。多くの講座が無料の資料請求サービスや無料体験受講に対応しています。スタディングは新規会員登録後に動画講義と問題集を無料体験でき、LECはおためしWeb受講制度で講義の一部を申し込み前に視聴できます。複数社の教材を実際に確認した上で申し込むことで、途中での挫折リスクを減らせます。教育訓練給付金を利用したい方は、申し込みの前にハローワークで支給資格の確認と受講開始届の手続きを行う必要があるため、この段階で確認しておきましょう。
STEP3
通信講座への申し込みと教材の受け取り・学習開始
講座が決まったら公式サイトからオンラインで申し込み手続きを行います。クレジットカード・コンビニ払い・後払いなど支払い方法は複数用意されており、キャリカレ・四谷学院・ユーキャンなどはクレジットカードによる分割払いにも対応しています。申し込み後、1週間前後で教材が届きます(スタディングなどオンライン完結型は申し込み後すぐに受講開始が可能)。教材が届いたら全体のボリュームを確認し、試験日から逆算した学習スケジュールを作成しましょう。標準的な学習期間は6〜8ヶ月が目安です。9科目のうち難易度が高い「教育原理・社会的養護(ニコイチ科目)」「社会福祉」「保育実習理論」には重点的に時間を配分することをおすすめします。
STEP4
受験申請手続きと試験日程の確認
通信講座での学習と並行して、保育士試験の受験申請手続きを進めます。受験申請の期間は試験の約3ヶ月前に設定されており、前期試験(4月)の場合は1月上旬〜下旬、後期試験(10月)の場合は7月上旬〜下旬が申請受付期間の目安です。申請はオンラインと郵送の2種類があり、オンライン申請のほうが手続きが簡便で費用も抑えられます。申請時には実技試験で受験する2分野(音楽・造形・言語から2つ)を選択する必要があり、申請後は変更できないため慎重に選びましょう。受験料は12,700円(税込)です。申請が受理されると、試験日の1〜2週間前に受験票が送付されます。
STEP5
筆記試験の直前対策と本番受験
試験2〜3週間前には通信講座の過去問演習や総合課題を中心に仕上げに入ります。通信講座の添削課題は試験前日までに全て提出しておくと、フィードバックを受けた状態で試験に臨めます。筆記試験は2日間にわたって実施されます。1日目は保育の心理学・保育原理・子ども家庭福祉・社会福祉の4科目、2日目は教育原理・社会的養護・子どもの保健・子どもの食と栄養・保育実習理論の5科目です。各科目100点満点(教育原理・社会的養護は各50点満点)で60%以上の得点が合格基準となります。試験当日は受験票・HBまたはBの鉛筆・消しゴム・時計を持参しましょう。なお、教育原理と社会的養護は両科目とも30点以上でなければ合格にならないため、特に注意が必要です。
STEP6
筆記試験の合否確認と実技試験の準備
筆記試験の合格発表は前期が6月上旬〜中旬、後期が11月〜12月頃に行われます。一度合格した科目は3年間有効なため、不合格科目があった場合も次回以降の試験では合格済み科目の受験は免除されます。筆記試験の手ごたえがよかった場合は、合格発表を待たずに実技試験の練習を開始することを強くおすすめします。実技試験当日まで時間的な余裕が少ないためです。実技試験では選択した2分野を毎日練習することが合格への近道です。音楽を選択した方は課題曲の弾き歌いを繰り返し練習し、言語を選択した方は3つの課題話をすべて3分間で安定して語れるよう仕上げます。造形は過去の出題例をもとに45分間で絵を完成させる練習を積み重ねましょう。通信講座の添削サービス(スタディングのレギュラー・フルコース、ヒューマンアカデミーなど)を利用している方は、この段階で積極的に添削を依頼しましょう。
STEP7
実技試験の受験
実技試験は前期・後期それぞれ筆記試験から約2ヶ月後に実施されます。2026年度の日程は前期が6月28日(日)、後期が12月13日(日)です。音楽と言語は個別に試験室に入って試験が実施される方式で、造形は全員一斉に開始されます。実技試験の合格率は概ね80〜90%と高い水準にありますが、十分な練習なしに臨むと不合格となるケースもあります。試験前日には緊張を和らげるために通し練習を行い、落ち着いた状態で本番を迎えましょう。
STEP8
合格発表と保育士登録の手続き
筆記試験と実技試験の両方に合格すると「合格通知書」が届きます。保育士として就業するためには、合格後に都道府県知事への保育士登録の手続きが必要です。登録手続きは都道府県の指定登録機関(社会福祉法人日本保育協会など)を通じて行い、登録手数料4,200円が必要です。手続き後、保育士証が交付されることで正式に保育士として就業できるようになります。登録申請から保育士証の交付まで約1〜2ヶ月かかるため、就職活動と並行して早めに手続きを進めることをおすすめします。就職サポートを提供している通信講座(キャリカレなど)に受講中の方はこの時期に就職相談を活用するとよいでしょう。

保育士通信講座に関するよくある質問

Q保育士通信講座は働きながらでも合格できますか?
Aはい、働きながら合格している方は多くいます。実際にユーキャンの受講生の8割以上が仕事をしながら受講しており、フルタイムで働く方が保育士試験に合格している実績は豊富にあります。保育士試験は年2回実施される上、科目合格制度(一度合格した科目は3年間有効)があるため、1回で全科目合格できなくても段階的に取得を目指せる仕組みになっています。
合格するためのポイントは、スキマ時間を最大限に活用することです。通勤時間・昼休み・家事の合間といった細切れの時間でも学習できるよう、スマホで動画講義や一問一答を受講できるスタディングのようなオンライン完結型の講座や、5〜10分程度の短い動画で学べるヒューマンアカデミーのeラーニングを活用すると、忙しい方でも継続しやすくなります。1日の学習時間が30分程度でも、半年〜1年のスパンで継続できれば十分な準備が整う試験です。無理のないペースで学習計画を立てることが、仕事との両立には欠かせません。
Q子育て中の主婦でも保育士通信講座で資格が取れますか?
A取得できます。保育士試験に年齢制限はなく、子育ての経験は保育士として働く上でも大きな強みになります。子育て中の方が通信講座で学ぶ際に重要なのは、子どもが寝ている時間や幼稚園・保育園に行っている時間などを活用した学習習慣の確立です。
通信講座の中には、学習サポート期間が最長3年2ヶ月と長いキャリカレのように、育児の合間に少しずつ進めることを想定した設計の講座もあります。また、万が一試験に不合格となった場合の全額返金保証制度がある講座では、万が一のリスクへの不安を軽減した上で受講できます。子育て経験は特に「保育の心理学」や「子ども家庭福祉」「子どもの保健」といった科目の学習でも実感と結びつきやすく、知識の定着が早い方も多いです。育児と勉強の両立は簡単ではありませんが、科目合格制度を活用して2〜3年かけて取得するという長期計画を立てれば、着実に合格に近づけるでしょう。
Q保育士通信講座の費用相場はどのくらいですか?
A保育士通信講座の受講費用は、最安値クラスのアガルート(単科講座9,680円〜)から、四谷学院(79,800円)・キャリカレ(通常価格78,800円)といった高価格帯まで、講座によって大きな差があります。全科目をカバーするパッケージ講座の相場は約3万円〜8万円程度で、平均的には5〜6万円台の講座が多い印象です。
受講費用を抑えたい方に向いているのはヒューマンアカデミー(26,500円〜)やスタディング(29,000円〜)です。費用対効果を重視する場合は、教材の質・質問対応の充実度・サポート期間の長さをあわせて比較することが大切です。また、ユーキャンと四谷学院は教育訓練給付金の対象講座であり、雇用保険の被保険者期間が1年以上ある方は受講料の20%(最大10万円)が給付されます。この制度を活用すれば実質的な負担を大きく抑えられるため、申し込み前に対象かどうかをハローワークで確認しておくとよいでしょう。
Q保育士試験の難しい科目はどれですか?どう対策すればいいですか?
A保育士試験の筆記科目の中で特に難しいとされているのは、「教育原理」「社会的養護」「社会福祉」の3科目です。教育原理と社会的養護はニコイチ科目とも呼ばれており、両方が各30点以上(50点満点)でないと合格とならないルールがあります。各科目10問しか出題されないため、1問の失点が大きく影響し、片方だけが基準を超えていても不合格という厳しい設計です。
この2科目の対策は、まず過去問を繰り返し解いて出題パターンを把握することが有効です。教育原理では保育所保育指針や幼稚園教育要領の内容が頻繁に出題されるため、指針の原文に慣れておくことが重要です。社会福祉は法律名・事業名・制度の内容を幅広く覚える必要があり、語呂合わせや図解でビジュアル的に整理する方法が記憶定着に役立ちます。保育実習理論は楽典(音楽理論)が含まれる点で他科目と性質が異なります。音符の読み方・コードネーム・移調といった音楽の基礎知識を事前に確認しておくと得点しやすくなるでしょう。
Q保育士試験は独学と通信講座どちらが合格しやすいですか?
A通信講座を活用した方が合格しやすい傾向があります。保育士試験の全国平均合格率は約20〜26%前後ですが、主要な通信講座受講生の合格率はヒューマンアカデミー約68.9%、四谷学院約71.7%(2024年度)と全国平均を大きく上回っています。独学の場合、出題範囲が広い9科目のどこに重点を置くかの判断や、弱点の自己分析が難しく、学習の方向性を誤るリスクがあります。
通信講座には試験に頻出するポイントに絞り込まれたカリキュラム、添削指導による自分の実力客観視、質問制度による疑問解消といった独学にはないメリットがあります。費用を最小限にしたい方は、アガルートのように単科講座のみを独学の補助として使うという活用方法もあります。独学ベースで費用を抑えながら、苦手科目だけ通信講座の教材を取り入れるという組み合わせも現実的な選択肢といえるでしょう。
Q保育士試験の科目合格制度とはどのような制度ですか?
A科目合格制度とは、筆記試験において一度合格した科目は3年間再受験が免除される仕組みです。9科目すべてを1回の試験で合格しなくても、合格した科目は次回以降の試験では受験しなくてよいため、不合格だった科目だけに集中して勉強できます。たとえば1回目の試験で5科目合格・4科目不合格だった場合、次回以降は不合格だった4科目のみを受験すればよいということです。
さらに、2016年(平成28年)から「筆記試験合格科目免除期間延長制度」も設けられており、対象期間中に認可施設などで一定の勤務実績(勤務期間・勤務時間の基準を満たすこと)がある場合は、合格科目の有効期間を最長5年まで延長できます。この制度を活用することで、育児休業中や介護などで受験できない期間が生じた場合でも、これまでの合格科目を無駄にせず資格取得を継続できます。ただし延長申請には手続きが必要なため、全国保育士養成協議会への問い合わせまたは公式サイトで条件を確認しておくことをおすすめします。
Q通信講座の学習サポート期間はどのくらいあれば安心ですか?
A最低でも12ヶ月、できれば2年以上のサポート期間がある講座を選ぶと安心です。保育士試験は科目数が多く、仕事や育児との両立によって学習が思い通りに進まないこともあります。1回目の試験で全科目合格できなかった場合を想定すると、2回目・3回目の受験まで講座のサポートが受けられる環境があれば、継続的に学習を進めやすくなります。
キャリカレは最長3年2ヶ月と業界最長水準のサポート期間を提供しており、科目合格制度を活用して複数年かけて取得を目指す方に特に向いています。LECは2027年4月までのWeb講義視聴期間を設けており、2026年の試験で不合格となった科目を2027年に再挑戦する際にも講義を活用できます。一方でサポート期間が12ヶ月と短い講座では、学習開始が遅れた場合や一度の試験で全科目合格できなかった場合に、サポート切れになるリスクがある点も念頭に置いておくとよいでしょう。
Q保育士試験の実技試験はどの分野を選ぶのが合格しやすいですか?
A実技試験の合格率自体はどの分野も80〜90%程度と高く、選んだ分野によって合格難易度に大きな差はありません。そのため、自分が得意な分野や継続して練習しやすい分野を選ぶことが最も重要です。
ピアノの経験がある方は音楽を選ぶと有利ですが、楽器経験がない方は造形か言語を選ぶケースが多い傾向にあります。造形は当日まで課題が非公開のため事前練習の方向性が絞りにくい半面、絵を描くこと自体が得意な方であれば本番のアドリブにも対応しやすいです。言語は3分間のお話を正確に・表情豊かに語るという内容で、暗記と練習さえ積めば初心者でも安定して得点できる分野です。声を出した練習が自宅でも気軽にできる方には言語が向いているでしょう。通信講座の実技対策コンテンツを活用し、選択した分野を集中的に練習することが合格への最短ルートです。
Q教育訓練給付金を使って通信講座の受講料を安くできますか?
A対象講座に限り、活用できます。教育訓練給付金(一般教育訓練)は、雇用保険の被保険者期間が1年以上(初回受給の場合)ある方が対象の制度で、受講料の20%(上限10万円)が支給されます。保育士通信講座の中では、ユーキャンと四谷学院が教育訓練給付金の対象講座として認定されています。
たとえばユーキャンの受講料59,000円に適用すれば11,800円が給付され、実質47,200円で受講できます。四谷学院(79,800円)の場合は最大15,960円の給付となり、実質63,840円程度になります。給付申請は受講修了後にハローワークで手続きが必要です。受講開始前にハローワークで支給資格の確認と受講開始届の手続きを行う必要があるため、申し込み前に事前手続きを済ませておきましょう。スタディング・キャリカレ・LECは現時点で教育訓練給付金の対象外となっています。
Q通信講座を途中でやめてしまった場合、返金はされますか?
A講座によって対応が異なります。多くの通信講座は原則として受講料の返金に応じていませんが、一部の講座には独自の返金・保証制度が用意されています。
キャリカレは万が一保育士試験に不合格となった場合に受講料全額を返金する制度(全額返金保証)があります。これは途中でやめた場合ではなく、試験を受けた上で不合格となった場合が対象であり、所定の条件(全添削課題の提出・試験の受験など)を満たす必要があります。スタディングには独自の返品・返金制度がありますが、さまざまな条件があるため申し込み前に公式サイトで詳細を確認することが重要です。なお、いずれの講座も受講料の全額が無条件で返金される保証はないため、申し込み前に利用規約の返金条件をしっかり確認しておくことをおすすめします。
Q保育士試験に年齢制限はありますか?何歳からでも受験できますか?
A保育士試験に年齢制限はありません。受験資格を満たしていれば、20代から60代以上の方まで受験が可能です。実際に保育士資格取得者の中には40代・50代で試験に合格した方も多くいます。子育てが落ち着いた後にキャリアチェンジとして保育士を目指す方、定年後の第二の職場として保育施設で働くことを考えている方にとっても、保育士試験はオープンな資格試験です。
ただし、受験するための学歴要件や実務経験要件は存在します。原則として短大・大学・専門学校(修業年限2年以上)の卒業、または児童福祉施設での一定期間の勤務経験が必要です。高校卒業のみの場合は2年以上かつ2,880時間以上の実務経験が必要になるなど、最終学歴によって条件が異なります。自分の受験資格については、全国保育士養成協議会の公式サイトで確認するか、保育士試験事務センター(電話:0570-00-4194)に直接問い合わせることをおすすめします。
Q通信講座の資料請求は無料でできますか?複数社まとめて請求してもよいですか?
Aほとんどの講座は無料で資料請求できます。ユーキャン・ヒューマンアカデミー・キャリカレ・四谷学院・アガルートなど、主要な保育士通信講座はいずれも公式サイトから無料で資料請求が可能です。複数社まとめて資料請求することも問題なく、むしろ2〜3社以上の教材を比較してから申し込むことをおすすめします。
資料を取り寄せる際には、カリキュラム内容・受講料・キャンペーン情報・サポート体制の詳細を確認しましょう。テキストのサンプルや動画の無料体験を提供している講座もあります。スタディングは無料のアカウント登録を行うことで一部の講座を無料体験でき、動画講義やWEBテキストの使い勝手を申し込み前に確認できます。アガルートもYouTubeで一部講義を無料公開しており、講師の教え方や講義の雰囲気を確認してから検討できます。資料請求後に各社から電話やメールが届く場合がありますが、申し込みを急かされても自分のペースで比較・検討することが大切です。
Q保育士資格を取得した後の就職はスムーズにできますか?
A保育士は全国的に慢性的な人手不足が続いているため、資格取得後の就職はしやすい状況にあります。こども家庭庁の調査によると、保育士の有効求人倍率は全職種の平均を大きく上回る水準で推移しており、特に都市部では保育士1人に対して複数の求人が存在するケースも珍しくありません。
保育所・認定こども園はもちろん、学童保育・児童養護施設・乳児院・病院内保育室・企業内保育所など、保育士資格が活かせる職場は多岐にわたります。未経験者の採用にも積極的な施設が多く、資格取得後すぐに正社員として採用されるケースも少なくありません。就職サポートを提供している通信講座(キャリカレなど)では、資格取得後の就職活動を講座側がサポートする体制が整っている場合もあります。資格取得後の就職を見据えて、保育士向け求人サイトへの登録や保育施設の見学を事前に行っておくと、スムーズに就職活動を始められるでしょう。
Q保育士試験の過去問はどこで手に入りますか?無料で入手できますか?
A無料で入手できます。一般社団法人全国保育士養成協議会の公式サイトでは、過去の保育士試験問題と解答を無料で公開しています。数年分の過去問が掲載されており、出題形式や難易度の確認に活用できます。
全国保育士養成協議会の公式サイトではPDF形式でダウンロードできます。ただし公式サイトで公開されている過去問には詳細な解説が付いていないため、解説付きの問題集を別途用意すると学習効率が上がります。各通信講座の無料体験や資料請求でも、試験対策用の問題集サンプルが入手できる場合があります。独学で学習する場合でも、過去問への取り組みは必須です。過去3〜5年分の問題を繰り返し解くことで、頻出テーマや出題傾向が見えてきます。通信講座では過去問分析に基づいて作られた演習問題が付属しているため、効率よく出題パターンをつかめます。
Q保育士通信講座を申し込む際に注意すべき点はありますか?
A申し込み前に確認しておくべきポイントがいくつかあります。まず、公式サイトで現在の受講料とキャンペーン情報を確認することです。多くの講座が期間限定の割引キャンペーンを実施しており、通常価格より大幅に安くなっている時期もあります。特にキャリカレは季節ごとに70%以上の割引キャンペーンを実施することがあるため、申し込み前に最新情報を確認することをおすすめします。
次に、サポート期間の開始日と終了条件を確認しましょう。多くの講座は受講申し込み日や教材発送日からサポート期間が始まるため、申し込んでから長期間学習を開始しないとサポート期間が無駄になることがあります。教育訓練給付金を利用する場合は、受講開始前にハローワークでの手続きが必要です。申し込んだ後では給付を受けられない場合があるため、この順序を間違えないよう注意しましょう。また、複数科目の免除がある方(幼稚園教諭免許状保有者など)は、免除制度を活用できる講座の有無や対応状況も事前に確認しておくと、無駄な科目の学習コストを省けます。