建築士の通信講座おすすめ7選!一級・二級の費用やサポートを比較

建築士の資格取得を目指しているものの、どの通信講座を選べばよいか迷っていませんか。

一級建築士・二級建築士の試験は合格率が低く、独学だけでは限界を感じる人も多いのではないでしょうか。

通信講座の費用は講座によって大きく異なり、二級建築士コースでは約4万円台から、一級建築士コースでは約10万円以上のものまで幅広い選択肢があります。

サポート体制・教材の質・学習時間の柔軟性など、比較すべきポイントは多岐にわたります。

この記事では、建築士通信講座のおすすめをランキング形式で紹介します。費用対効果や合格実績を軸に、あなたに最適な一講座を見つけるヒントをお届けします。

この記事を読むとわかること
  • 一級・二級建築士の通信講座7社を費用・製図添削・合格実績・サポート体制など複数の観点から徹底比較した結果がわかります
  • 建築士試験の受験資格・試験スケジュール・過去の合格率・必要な勉強時間など、受験前に押さえておくべき基礎知識が一通り理解できます
  • 受講者80名へのアンケート調査をもとに、実際の受講者が重視したポイントや満足度・学習時間のリアルな傾向がわかります
  • スタディング・ハウジングインテリアカレッジ・総合資格学院・TAC・全日本建築士会・合格ロケット・教育的ウラ指導それぞれの特徴・料金・おすすめの人物像が具体的に把握できます
  • 通信講座の申し込みから学習開始・学科試験・製図試験・免許登録まで、資格取得の全プロセスを9つのステップで確認できます

建築士の通信講座おすすめ7選徹底比較表

比較項目スタディングハウジングインテリアカレッジ総合資格学院TAC全日本建築士会合格ロケット教育的ウラ指導
対応資格一級・二級建築士二級建築士のみ一級・二級建築士一級・二級建築士一級・二級建築士一級建築士のみ(学科)一級建築士のみ(製図)
学科対応ありあり(2024年〜)ありありありありなし(模試のみ)
製図対応ありありあり(一部対面)ありありなしあり
二級建築士 費用(学科+製図)88,000円138,900円(キャンペーン価格)869,000円〜相談時に確認156,000円〜176,000円非対応非対応
一級建築士 費用(学科+製図)99,000円非対応1,078,000円〜相談時に確認202,000円〜222,000円学科のみ69,300円製図のみ143,000円〜275,000円
受講形態スマホ・PC完結(Web通信)Web通信(通学は広島のみ)対面+Web通信教室・オンラインライブ・Web通信通信・通学(全国主要都市)Webアプリ通信(PDF中心)・一部通学
質問サポートなし(QAチケット制)メール1日1問・回数無制限対面で随時・メールメール(学科24回など)メール・FAX・回数無制限メール対応あり掲示板・メール対応あり
製図添削あり(添削サービス含む)6〜8題(コースにより異なる)あり(プロセス添削)4回〜10回〜なしあり(コースにより異なる)
合格実績非公表2024年度設計製図65.5%令和7年度ストレート合格占有率52.6%(直近10年)カリキュラム修了者45.5%令和7年度学科85.7%・製図86.2%〜86.9%非公表20年超・合格者2,800名以上
教育訓練給付金対象外製図コースが対象一部コースが対象Web通信・通学コースが対象長期製図通信コースが対象対象外対象外
不合格時のサポート再受講割引(41,800円〜)翌年無料(条件あり)一部コースで全額充当制度学科不合格時に製図受講料返金・充当完全再受講制度(条件あり)継続割引あり
スマホ対応完全対応(アプリあり)対応一部対応対応一部対応完全対応(Webアプリ)PDF閲覧のみ
特徴業界最安・AI学習ナビ・スキマ学習特化製図添削・合格率の高さ・コスパ合格実績日本一・対面指導・製図プロセス指導担任制・追っかけフォロー・返金制度公益法人・官公庁採用・質問無制限学科過去問20年分・LIVE講義40回無料他受講生の答案閲覧・製図特化・合格者2,800名超
こんな人におすすめ費用最優先・スキマ時間学習したい方二級建築士で製図重視・コスパを求める方確実に合格したい・実績最優先の方サポートと費用のバランスを求める方動画講義+質問無制限を低価格で求める方一級学科を過去問で徹底的に攻略したい方一級製図を専門的に鍛えたい方
公式サイトstudying.jpjdknet.co.jpshikaku.co.jptac-school.co.jpssl.kenchikukouza.org5569et.comura410.jp

建築士通信講座は費用・サポート体制・合格実績が三者三様です。

費用を最優先にするならスタディング(二級88,000円・一級99,000円)が群を抜いてリーズナブルです。

製図添削の充実度ではハウジングインテリアカレッジ・全日本建築士会が高評価で、合格実績なら総合資格学院が圧倒的です。

一級建築士の学科特化なら合格ロケット、製図特化なら教育的ウラ指導という組み合わせ活用も有効です。

自分の優先事項を明確にした上で、最適な一講座を選んでください。

スタディング 建築士講座 圧倒的コスパで学科から製図まで完結

一級建築士 費用(学科+製図)
99,000円
不合格時のサポート
再受講割引(41,800円〜)
運営会社
KIYOラーニング株式会社

スタディングは、KIYOラーニング株式会社が運営するオンライン完結型の資格取得講座です。

2008年に「通勤講座」という名称でスタートし、スマートフォンの普及とともに急成長を遂げ、2020年に東証グロース市場(当時マザーズ)に上場した信頼性の高い企業です。

建築士講座は2022年に開講し、開講から2年で100名以上の合格者を輩出するなど、急速に実績を積み上げています。

最大の特長は、業界最安水準の受講料です。

一級建築士の学科・製図総合コースが99,000円(税込)、二級建築士の学科・製図総合コースが88,000円(税込)と、大手資格学校の通学コースと比べて10分の1以下の費用で学科から製図まで一貫して学べます。

駅前教室や大勢の講師・在庫といった「合格に直接関係しないコスト」を徹底的に削減したオンライン完結型のビジネスモデルが、この価格を実現しています。

スタディング建築士講座のコース・料金
コース名料金(税込)分割例
1級建築士 学科・製図総合コース(2026年+2027年合格目標)99,000円月々8,500円×12回から
1級建築士 学科対策コース(2026年+2027年合格目標)79,800円月々6,900円×12回から
1級建築士 学科速習コース(2026年合格目標)49,800円月々4,300円×12回から
2級建築士 学科・製図総合コース(2026年+2027年合格目標)88,000円月々7,500円×12回から

学科・製図総合コースは2年分(当年+翌年)に対応しており、万が一当年度不合格でも翌年度の講座をそのまま継続して活用できる点が特長です。

また、合格後に合格体験談を提出すると10,000円の合格お祝い金がもらえる制度も設けられています。

再受講(更新版)の場合は41,800円(税込)と大幅割引で翌年版を購入できます。

スタディングの建築士講座はスマホ・タブレット・PCのいずれでも受講でき、アプリにも対応しています。

動画講義はすべてオンラインで配信されており、インターネット環境さえあればいつでもどこでも学習を進められます。

動画講義は1コマが短めに設計されており、通勤電車や昼休みなどの短いスキマ時間を有効活用できる構成です。

学習システムの充実度も特長の一つです。

AIを活用した「AI学習ナビ」機能が2025年9月にリリースされ、学習状況に応じた最適な学習順序や復習タイミングを自動でナビゲートしてくれます。

また、学習レポート機能で学習時間や進捗をグラフで可視化できるため、モチベーション維持にも役立ちます。

製図対策コースでは、「頭の中で描く」ことを重視した独自の製図学習メソッドを採用しています。

エスキスの基本形を19回の講義と課題演習を通じて反復習得し、試験本番で時間内に確実に図面を完成させるための実践力を養います。

注意点と向いている人・向かない人

スタディングには質問サポートおよび製図添削サービスがありません。

学習中の疑問は自力で解決するか、SNSや外部コミュニティを活用する必要があります。

製図試験に不安を感じる方は、スタディングで基礎を固めた上で教育的ウラ指導などの製図特化型講座を補助的に利用する方法も選択肢の一つです。

また、合格率・合格者数の具体的なデータは公式に開示されていないため、実績の透明性を重視する方は注意が必要です。

企業情報
項目内容
運営会社KIYOラーニング株式会社
設立2010年1月4日
代表者代表取締役社長 綾部貴淑
本社所在地東京都千代田区紀尾井町4-13
証券コード7353(東京証券取引所グロース市場)
事業内容オンライン資格取得講座「スタディング」および法人向け社員教育クラウド「エアコース」の運営
公式サイトhttps://studying.jp/kenchikushi/

スタディングは、費用を抑えながら学科から製図まで一貫して学びたい方に特にすすめたい講座です。

99,000円(一級)・88,000円(二級)という価格帯は、通学型の大手資格学校と比較すると圧倒的なコストパフォーマンスといえます。

スキマ時間を積み上げて学習したい社会人にとって、スマホ完結型の学習環境は非常に使いやすい設計です。

その反面、質問対応や製図添削がない点はデメリットとして認識しておく必要があります。

製図試験に自信がない方は、製図専門の講座と組み合わせて受講することを検討するとよいでしょう。

費用対効果を最優先に考えるなら、スタディングは建築士通信講座の中で最初に検討すべき選択肢の一つです。

ハウジングインテリアカレッジ 建築士講座 製図添削に強い二級特化の通信専門校

二級建築士 費用(学科+製図)
138,900円(キャンペーン価格)
不合格時のサポート
翌年無料(条件あり)
運営会社
株式会社住宅デザイン研究所

ハウジングインテリアカレッジ(HIC)は、二級建築士とインテリアコーディネーターの2資格に完全特化した通信教育専門校です。

1983年に通学講座を開講し、インテリアコーディネーター試験の第1回目から対策講座を提供してきた40年超の歴史を持ちます。

二級建築士の製図添削を通信講座としていち早くスタートさせた草分け的な存在であり、製図指導のノウハウとベテラン講師陣による手厚い個別指導が最大の強みです。

派手な広告宣伝や営業活動を一切行わず、その分のコストを受講料に還元しているため、大手資格学校の通学コースの半額以下という価格設定を実現しています。

2024年度の二級建築士設計製図試験では受講者の合格率65.5%を記録しており、全国平均の約46%を大きく上回る実績を誇ります。

2026年度向けに公式サイトで確認できる主なコースと料金は以下の通りです。

コース名通常価格(税込)キャンペーン価格(税込)
学科+設計製図合格通信講座(2026年度)167,000円138,900円
学科試験合格講座 -38,500円
設計製図合格通信講座(製図のみ) -108,900円前後

学科+設計製図セットコースはキャンペーン適用で138,900円(税込)となっており、万が一2026年度の学科試験が不合格だった場合、翌年分を無料(教材費16,500円のみ)で継続受講できる手厚い保証制度があります。

ただし無料継続の適用にはEラーニングの総学習時間が100時間以上であることが条件です。

製図合格通信講座は教育訓練給付金制度の対象講座であり、条件を満たす方は受講料の20%(上限10万円)の給付が受けられます。

申し込み前にハローワークで受給資格を確認しておくとよいでしょう。

製図指導の核となるのが、充実した添削課題です。

2026年度のセットコースでは、課題発表後に送付されるオリジナル予想問題6題を含む計8題の添削課題が設定されています。

毎年6月の課題発表と同時に的中率の高いオリジナル予想問題が作成され、その年の試験傾向に即した実践的な演習が可能です。

講師はすべて一級建築士の資格を持つプロで、通学コースと同じ講師陣が通信講座の添削も担当しています。

1枚の図面に対して細部まで丁寧にコメントを記入して返却するスタイルが受講者に高く評価されており、口コミでも「独学では気づけなかったミスを指摘してもらえた」「メールの返信が速くて助かった」という声が多く寄せられています。

学習サポートとして、学科・製図ともに1日1問のメール質問が回数無制限で利用できます。

返答は3〜5日程度が目安とされており、疑問を翌日に持ち越さず解消しながら学習を進められる環境が整っています。

学習スタイルはEラーニング中心で、スマホやPCから過去問解説動画(全約800本)や製図基礎動画をいつでも視聴できます。

8年間分の過去問題をスキマ時間に解ける機能も用意されており、仕事と両立しながら学習したい方にも対応しています。

注意点と向いている人・向かない人

ハウジングインテリアカレッジの建築士講座は二級建築士のみの対応で、一級建築士には対応していません。

また通学校は広島にのみ設置されており、通学を希望する方は地域が限られます。

受講者数は大手と比べて少なめで、SNS上の口コミ数も多くはありませんが、公式サイトに掲載される合格者の声は修正なしの生の声を掲載しているとのことで信頼性は高いといえます。

企業情報
項目内容
運営会社株式会社住宅デザイン研究所
設立1983年(通学講座開講)
所在地広島県広島市中区(本校)
対応資格二級建築士・インテリアコーディネーター・宅建士
公式サイトhttps://www.jdknet.co.jp/

ハウジングインテリアカレッジは、製図試験対策に特化した指導力と、大手と比べて圧倒的にリーズナブルな受講料が両立している点が最大の魅力です。

特に製図が初めてで不安な方や、独学ではフィードバックが得られずに伸び悩んでいる方に強くすすめたい講座です。

2024年度の合格率65.5%という数字は通信講座としては非常に高い水準であり、ベテラン講師の丁寧な添削が合格率を支えていることが伝わります。

一方で一級建築士には対応していないため、二級建築士の合格を目標とする方に特に向いている講座といえるでしょう。
コストを抑えながら製図指導の質を求める方には、最有力候補の一つです。

総合資格学院 建築士講座 合格実績日本一を誇る業界最高峰のスクール

一級建築士 費用(学科+製図)
1,078,000円〜
不合格時のサポート
一部コースで全額充当制度
運営会社
株式会社総合資格

総合資格学院は、一級・二級建築士試験において日本一の合格実績を誇る建築系資格専門スクールです。

令和7年度(2025年度)一級建築士設計製図試験では直近10年間で全国合格者の52.6%を当学院の受講生が占めており、令和6年度二級建築士設計製図試験でも全国合格者のおよそ58.7%が総合資格学院の受講生でした。

合格実績の圧倒的な高さが、講座品質と指導力の確かな証明となっています。

800名を超える選び抜かれた講師陣による対面指導・インタ・ライブ講義を核とした指導スタイルが最大の強みです。

講義中は受講生がその場で質問でき、製図試験対策では作図途中の手元まで講師が教室を巡回して個別にアドバイスするきめ細かい指導体制が整っています。

通信(WEB)コースも展開しており、映像講義とオンラインLIVE講義を組み合わせた学習スタイルが選択できます。

公式サイトで確認できる主な建築士コースの料金(令和7年度・令和8年度実績)は以下の通りです。

コース名受講料(税込)
1級建築士 学科合格必勝WEB(+LIVE)コース528,000円
1級建築士 設計製図コース385,000円〜
1級建築士 合格必勝WEB(+LIVE)コース(学科+製図セット)1,078,000円〜
1級建築士 学科オンラインLIVEコース605,000円
2級建築士 学科合格必勝コース473,000円
2級建築士 設計製図コース286,000円〜
2級建築士 ストレート合格必勝コース(学科+製図)869,000円〜

早期申込割引・学生割引・再受講割引・ステップアップ割引(二級合格者が一級を受講する場合)など複数の割引制度が用意されています。

一部コースは教育訓練給付金の対象となっており、条件を満たす方は受講料の20%の給付を受けられます。

ただしWEBコースでは教育訓練給付金の対象外となる場合があるため、申し込み前に各校へ確認するとよいでしょう。

総合資格学院の講座は、対面指導(インタ・ライブ講義)と豊富なオリジナル教材が二本柱となっています。

テキストは過去10年分以上の出題分析に基づいて毎年改訂されており、出題頻度の高い項目と新傾向問題を過不足なくカバーする精度の高い教材設計が受講者から高く評価されています。

延べ十万人以上の受講生の声を反映した受講生目線の教材は、合格に直結する実践的な内容が詰まっています。

製図試験の指導については、業界随一の充実度を誇ります。

完成図面の添削だけでなく、プロセス段階から講師が手元を確認しながら指導する「プロセス指導+巡回指導」のスタイルが採用されており、初学者でも合格図面を描き上げる力を着実に養成できます。

受講生サポートの充実も際立っています。

各受講生に担当スタッフがつき、学習の疑問点だけでなくモチベーション維持まで一貫してフォローします。

全国の教室で自習室が開放されており、仕事後や休日に教室を活用しながら学習することも可能です。

インターネット環境さえあれば自宅からでも受講できるWEBコースや、リアルタイムで講師とやり取りできるオンラインLIVEコースも整備されており、ライフスタイルに合わせた受講形態を選べます。

注意点と向いている人・向かない人

総合資格学院の受講料は建築士講座の中でも最高水準であり、スタディングやハウジングインテリアカレッジなどのコスト重視型と比較すると数倍〜10倍以上の差が生じるケースがあります。

費用対効果を重視する方にとってはハードルが高い選択肢ですが、合格実績と指導品質を最優先に考えるならば投資する価値のある講座といえます。

またWEBコースは学科が中心で、製図試験については対面での受講を基本とする点にも注意が必要です。

企業情報
項目内容
運営会社株式会社総合資格
本社所在地東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル22F
対応資格一級・二級・構造設計一級・設備設計一級建築士、施工管理技士、宅建士ほか
全国校舎数全国約100校以上
公式サイトhttps://www.shikaku.co.jp/

総合資格学院は、費用よりも確実な合格を最優先に考える方にとって最も頼りになる選択肢です。

直近10年間の一級建築士ストレート合格者の過半数を輩出しているという実績は、他のどの講座も太刀打ちできない圧倒的な数字です。

対面指導・プロセス添削・800名を超える講師陣という三拍子が揃った環境は、独学や低価格通信講座では得難いものです。

受講料の高さは確かに大きなハードルですが、長年の受験生活に終止符を打って確実に合格したいという方には、費用以上のリターンが見込める講座です。
費用を抑えたい方にはスタディングやハウジングインテリアカレッジが向いている一方、実績と安心感を最優先にするなら総合資格学院が最有力候補となるでしょう。

TAC 建築士講座 多彩なコース設計と充実したサポートが魅力の大手資格学校

受講形態
教室・オンラインライブ・Web通信
不合格時のサポート
学科不合格時に製図受講料返金・充当
運営会社
TAC株式会社

TACは、公認会計士・税理士・宅建士など多数の難関資格に対応する大手総合資格学校です。

建築士講座は一級・二級ともに対応しており、教室講座・オンラインライブ通信・Web通信・ビデオブース講座と複数の受講メディアを用意しているため、自分のライフスタイルや学習スタイルに合わせた柔軟な受講形態を選べます。

TACの建築士講座の最大の強みは、1人の担任講師が全科目を受け持つ「担任制」の採用です。

受講生一人ひとりの理解度を把握した上で講義が進むため、科目ごとに講師が変わる他校では起こりがちな「講師との相性のばらつき」が生まれにくく、安定した学習環境が確保されます。

メール質問は一定回数(学科コースで24回など)設定されており、疑問点をすぐに解消しながら学習を進められます。

公式サイトで確認できる主な建築士コースの料金(2026年合格目標)は以下の通りです。

コース名受講形態受講料(税込)
1級建築士 学科本科生Web通信・教室374,000円〜(キャンペーン前429,000円)
1級建築士 学科本科生オンラインライブ360,000円〜
1級建築士 設計製図本科生教室・オンラインライブ220,000円(教室)/176,000円(オンラインライブ)
1級建築士 設計製図本科生Web通信143,000円
2級建築士 総合学科本科生教室・オンラインライブ253,000円
2級建築士 学科本科生オンラインライブ176,000円〜(キャンペーン前198,000円)
2級建築士 設計製図本科生教室・オンラインライブ341,000円(教室)/264,000円(Web通信)

学科と設計製図を同時申込する場合、設計製図本科生の受講料が22,000円割引になるセット割引制度があります。

また、25歳以下または学生向けの「アンダー25」割引・他資格合格者割引・受験経験者割引・再受講割引(一級30%割引・二級40%割引)など複数の割引制度が充実しています。

一般教育訓練給付金については、Web通信講座と通学コースが対象です(2026年合格目標オンラインライブ通信講座は対象外となっているため注意が必要です)。

さらに学科試験が不合格だった場合に設計製図本科生の受講料が全額返金または特別返金される制度も設けられており、費用面でのリスクを抑えた受講が可能です。

TACの建築士講座は、多様な受講メディアと豊富なサポート制度が特長です。

Web通信講座はPC・スマホ・タブレットのいずれからでも視聴でき、事前にWi-Fi環境でダウンロードしておくことでオフライン再生も可能です。

さらに開講日を過ぎてしまった場合でも「追っかけフォロー」制度で無料で遅れを取り戻せるため、忙しい社会人でも途中から安心してスタートできます。

教材の質も高く評価されています。

TACのテキストはB5サイズで持ち運びやすく、全教科を1人の担任講師が受け持つ担任制の強みを活かして、科目横断的な視点で解説される講義スタイルが受講者に好評です。

スマホ対応の「Webトレーニング」機能では過去問を一問一答形式でスキマ時間に演習することができ、学習継続のしやすさが際立っています。

また、TAC校舎の自習室を利用できる点も、自宅学習だけでは集中しにくいという方にとっては大きなメリットです。

令和7年度の一級建築士設計製図試験では、TACの本科生カリキュラム修了者(条件あり)の合格率が45.5%という数値が公表されており、カリキュラムに沿って学習を進めた受講者の合格水準の高さが示されています。

注意点と向いている人・向かない人

TACの受講料は大手資格学校の中では比較的リーズナブルな位置づけですが、スタディングやハウジングインテリアカレッジなどの低価格通信講座と比較すると割高な水準です。

また、2026年合格目標のオンラインライブ通信講座は教育訓練給付金の対象外となっているため、給付金を活用したい方はWeb通信または通学コースを選ぶ必要があります。

学科と製図の講座が別々に設定されているため、受講前にどちらが必要かを明確にした上で申し込むとよいでしょう。

企業情報
項目内容
運営会社TAC株式会社
設立1980年(東京証券取引所プライム市場上場)
本社所在地東京都千代田区神田三崎町3-2-18
対応資格一級・二級建築士、公認会計士、税理士、宅建士ほか多数
全国校舎数全国約20校以上
公式サイトhttps://www.tac-school.co.jp/kouza_kenchiku.html

TACは、大手の安定した教材品質と充実したサポート体制を持ちながら、総合資格学院・日建学院と比べるとリーズナブルな価格帯で受講できる点が魅力です。

担任制による一貫した指導スタイルと、Web通信・オンラインライブ・教室講座を柔軟に組み合わせられる受講環境は、仕事と学習を両立させたい社会人に特に向いています。

学科が不合格だった場合の製図受講料返金制度は他社にはない手厚い保証であり、費用面のリスクを抑えながら受講できる安心感があります。

費用を抑えつつもサポート体制の充実した環境で学びたい方にとって、コストと品質のバランスが取れた選択肢といえるでしょう。

全日本建築士会 建築士講座 公益法人ならではの低価格と高実績が両立する講座

一級建築士 費用(学科+製図)
202,000円〜222,000円
不合格時のサポート
完全再受講制度(条件あり)
運営会社
一般社団法人 全日本建築士会

一般社団法人全日本建築士会は、50年以上にわたって建築技術者の育成に取り組んできた公益事業団体です。

建築士受験対策講座は中央省庁・県庁をはじめとする行政機関、国を代表する企業の研修、公立大学の社会人公開講座にも採用されており、官公庁からの高い信頼を得ている点が他の民間スクールとは一線を画す強みです。

公益事業の一環として運営されているため、派手な広告宣伝や営業コストをかけず、受講料を最小限に抑えた高品質な講座を提供しています。

一級建築士の学科・設計製図の両試験をカバーする総合コースが約198,000〜222,000円(当年度の構成により変動)という価格帯は、通信講座の平均相場の半分程度であり、費用対効果の高さが際立っています。

講座監修は元国土交通省室長が担当しており、試験傾向への対応力と内容の信頼性はきわめて高いといえます。

公式サイトで確認できる令和8年度(2026年度)向けの主な一級建築士講座と料金の目安は以下の通りです。

コース名受講形態受講料(税込・目安)
総合コース(学科+設計製図)通信・通学198,000円〜222,000円
学科徹底合格力養成講座通信・通学190,000円前後
設計製図徹底合格力養成講座通信・通学162,000円前後
長期設計製図必勝本格講座(通信)通信相談時に確認
2級建築士 セットコース通信・通学156,000円〜176,000円

受講料はテキスト・模擬試験費用等一式を含む税込価格となっています。

また長期設計製図通信講座などは教育訓練給付制度の対象講座に指定されており、条件を満たす方は受講料の20%の給付を受けられます。

25歳以下・学生向けの優待割引制度や学生特別支援制度も設けられており、若い受験者が学びやすい環境が整えられています。

全日本建築士会の講座は、通学と通信が同一内容・同一カリキュラムで提供されている点が大きな特長です。

通信で受講する場合も、教室で講義を収録したリアルな動画教材を用いて学習できるため、通学と同等の学習効果が期待できます。

教室講座と通信講座で受講形態の変更が可能なため、途中でスタイルを切り替えたい方にも柔軟に対応しています。

質疑応答はメールまたはFAXで受け付けており、回数は無制限です。

「質問対応が神」という受講者の声が複数確認されており、丁寧なサポートが高く評価されています。

製図試験の添削も充実しており、令和8年度向けの長期製図コースでは全36演習課題・26課題添削という手厚い内容が設定されています。

合格実績も際立っています。令和7年度の一級建築士学科試験合格率は85.7%(模擬試験基準点取得者)、長期設計製図講座受講生の合格率は86.9%、設計製図受験講座受講生の合格率は86.2%という高水準の結果が公式サイトに掲載されています。

また、万が一不合格になった場合に備えた「完全再受講制度」も設けられており、出席率80%以上かつ模擬試験得点率90%以上(通信講座の場合)を満たした受講生は翌年度の講座を無料で受講できます。

総合コースの受講者は学科不合格の場合、翌年度の設計製図講座を無料受講できる制度も別途用意されています。

注意点と向いている人・向かない人

全日本建築士会の講座は教材・動画のデザインや使い勝手が他社と比べてシンプルな傾向があり、スマホアプリによる学習機能などデジタル面の利便性はスタディングなどに劣るとの声もあります。

また通学教室は全国の主要都市に限られており、地方在住の方は通学利用が難しい場合があります。

通信講座での利用が基本となる方は、あらかじめ動画環境や学習サポートの詳細を公式サイトで確認しておくとよいでしょう。

企業情報
項目内容
運営団体一般社団法人 全日本建築士会
設立1959年(設立60周年記念事業あり)
所在地東京都新宿区高田馬場3-23-2 内藤ビル401
対応資格一級建築士・二級建築士(通信・通学)
公式サイトhttps://ssl.kenchikukouza.org/

全日本建築士会は、公益事業団体ならではの低価格と元国土交通省室長監修という高い信頼性が両立している点で唯一無二の存在感を持つ講座です。

一級建築士の学科・製図を合わせて約20万円以下で動画講義・添削・質問無制限をまとめて受けられる講座は、他にほとんど類を見ません。

官公庁採用という実績が示す通り、内容の確かさは折り紙付きです。

スタディングのようなスマホ特化型の手軽さや、ハウジングインテリアカレッジのような製図特化の手厚さとは違った価値がありますが、費用を抑えながら動画講義と添削・質問サポートを一通り受けたい方には特にすすめたい選択肢です。

合格ロケット 建築士講座 一級建築士学科特化・過去問20年分を網羅するアプリ型学習サービス

一級建築士 費用
学科のみ69,300円
不合格時のサポート
継続割引あり
運営会社
合格ロケット運営事務局

合格ロケットは、一級建築士学科試験に特化したWEBアプリ型の学習サービスです。

「合格物語」という名称で平成17年(2005年)にスタートし、日本で最も長い運営実績を持つ一級建築士学科専門の学習ツールとして多くの受験者に利用されてきました。

2024年に「合格ロケット」としてリニューアルし、現在に至ります。

最大の特長は69,300円(税込)という低価格で、過去20年分・約7,000問の一級建築士学科試験の知識を体系的に学習できる点です。

インストール不要のWebアプリとして動作するため、PC・スマホ・タブレットのいずれからでもログインするだけで学習を開始できます。

公式サイト(5569et.com)で確認できる料金と主なサービス内容は以下の通りです。

サービス名料金(税込)内容
合格ロケット(アプリ本体)69,300円過去20年分の学科試験対策・アプリ学習
動画ライブラリー会員44,000円/年LIVE講義のアーカイブ動画を繰り返し視聴可能
教育的ウラ指導(製図)特別割引145,200円(通常156,200円)合格ロケットユーザー向け製図対策の特別割引
継続利用割引割引あり前年度から継続利用する場合に割引適用

アプリの利用期限は当該年度の学科試験日(8月末)までです。

合格ロケットのみの場合は学科対策のみですが、推奨されている教育的ウラ指導と組み合わせると学科69,300円+製図145,200円=214,500円という構成になり、一級建築士の通信講座の平均相場の半分以下で学科・製図両方の対策が可能です。

動画ライブラリー会員まで含めると258,500円となります。

合格ロケットの学習設計の根幹は「過去問の徹底マスター」です。

一級建築士試験は過去問に類似した問題が繰り返し出題される傾向が強く、過去20年分の問題と解説を一問一答形式で反復することが合格への最短ルートという考え方に基づいてカリキュラムが構成されています。

アプリには付箋・マーカー・自動再出題などの機能が搭載されており、2巡目以降は苦手問題に絞り込んだ学習サイクルを効率的に回せます。

学習履歴はクラウドで一元管理されるため、PC・スマホを切り替えながら学習しても進捗が途切れることなく継続できます。

合格ロケットのユーザーは年間約40回のLIVE講義に無料で参加できます。

講師から学習方法・過去問対策・試験傾向についての解説を直接聞ける機会であり、独学に近いスタイルで学習している受験者にとって大きなモチベーション維持の機会となっています。

また印刷物教材(A4約2,000ページ、電子ブック閲覧可能)と音声教材も提供されており、スキマ時間の音声インプットから机に向かった演習まで多様な学習スタイルに対応しています。

質問についても、メールによる問い合わせに対して丁寧に回答しているという口コミが多数確認されており、サポート体制への評価は高い水準にあります。

注意点と向いている人・向かない人

合格ロケットは一級建築士の学科試験に特化しており、二級建築士および製図試験には対応していません。

製図試験対策は別途、教育的ウラ指導などの製図専門サービスを組み合わせる必要があります。

また、スタディングのような動画講義は設けられておらず、過去問演習を中心とした学習スタイルが合わない方には不向きな面もあります。

合格者数・合格率の公式データは非公表のため、実績の透明性の面では他の大手講座に劣る点も把握しておく必要があります。

企業情報
項目内容
サービス名合格ロケット(旧:合格物語)
運営合格ロケット運営事務局
創業2005年(平成17年)
対応資格一級建築士(学科のみ)
公式サイトhttps://5569et.com/

合格ロケットは、69,300円という業界最安水準の価格で過去20年分の学科試験対策を網羅できる点が最大の魅力です。

製図は別途必要になりますが、教育的ウラ指導と組み合わせても20万円台という価格は他の通信講座と比べて大きな優位性があります。

特に独学ベースで学習を進めながら過去問演習を徹底的にこなしたいという方、またすでに実力はあるがアウトプットを強化したいという受験経験者に向いている学習ツールです。

動画講義を中心に学びたい初学者にはスタディングの方が向いていますが、地道な過去問反復で確実に知識を積み上げたい方にとっては合格ロケットは非常に有効な選択肢といえるでしょう。

教育的ウラ指導 建築士講座 一級建築士製図試験特化・20年超の実績を誇る専門サービス

一級建築士 費用
製図のみ143,000円〜275,000円
合格実績
20年超・合格者2,800名以上

教育的ウラ指導は、一級建築士の設計製図試験に特化した通信・通学対策サービスです。

書籍「製図試験のウラ指導」を基本教材として、製図試験対策を独学で進める受験者を強力にサポートすることを掲げた「独学受験者支援」のコンセプトで運営されています。

20年以上の指導実績があり、これまでに合格者を2,800名以上輩出したという実績を持つ一級建築士製図試験専門のサービスです。

合格ロケット(学科アプリ)と連携したサービスとしても知られており、合格ロケットユーザーには後半コースの受講料で割引が適用されます。

学科対策に合格ロケット、製図対策に教育的ウラ指導という組み合わせは、業界内でも定番の低コスト合格ルートとして広く認知されています。

公式サイトで確認できる令和8年度(2026年度)向けの主なコースと料金は以下の通りです。

コース名受講期間受講料(税込)
通学実践コース1月〜10月頃385,000円(早期)/418,000円(通常)
年間コース1月〜10月頃275,000円
前半コース1月〜7月頃154,000円
後半コース7月〜10月頃176,000円(通常)/154,000円(前半受講者割引)/143,000円(合格ロケットユーザー割引)
後半コース(添削なし)7月〜10月頃110,000円(通常)/88,000円(合格ロケットユーザー割引)

コースは前半戦(課題発表前)と後半戦(課題発表後)に分かれており、前半から通して学ぶ年間コース・前半コース単体・後半コース単体と、受験者のスケジュールや状況に合わせた柔軟な選択が可能です。

なお、令和8年度の通学実践コースは受付終了となっており、年間コース・前半コースが現在受付中です。

教育的ウラ指導の最大の特長は、通信講座でありながら他の受講生の添削課題を閲覧できる独自のシステムです。

自分の答案だけでなく、他者の多様なプランニングアプローチを参考にすることで、エスキスの引き出しが大幅に広がるという点が受講者から高く評価されています。

これは「合格者と受験生をつなぐ」というコンセプトを体現した仕組みであり、通信講座では珍しい学習環境です。

講師への質問対応も充実しており、課題に関する疑問点を掲示板や問い合わせを通じて解消できる体制が整っています。

通信添削課題は講師が丁寧に採点・コメントして返却されるため、自分の弱点と強化ポイントを客観的に把握しながら実力を積み上げられます。

また学科対策として「学科一発逆転模試」も提供しています。

毎年試験直前期に行われる通信形式の模擬試験で、過去問の出題傾向を徹底分析して作成されており、本番に近い形式での実力確認が可能です。

料金はコースによって異なるため公式サイトで確認する必要がありますが、学科直前対策として多くの受験者に活用されています。

さらに、製図試験の直前期にはZoom等を活用したモチベーションアップ交流会やオンラインイベントも開催されており、孤独になりがちな通信学習を仲間とともに進められる環境づくりが行われています。

注意点と向いている人・向かない人

教育的ウラ指導は一級建築士の製図試験に完全特化したサービスであり、二級建築士・学科試験(模試を除く)には対応していません。

年間コースや前半コースは1月頃から始まるため、学科試験に合格後から製図対策をスタートしたい方は後半コース(7月〜)を選ぶとよいでしょう。

受講形態はPDFダウンロードが中心で、テキスト等の郵送は基本的にありません。

教材を自身でダウンロード・印刷する形式に抵抗がある方は事前に確認しておくことをすすめます。

企業情報
項目内容
サービス名教育的ウラ指導
運営者荘司和樹(一級建築士)
対応資格一級建築士(製図試験・学科模試)
公式サイトhttps://ura410.jp/

教育的ウラ指導は、一級建築士製図試験対策に本気で取り組みたい方に特にすすめたいサービスです。

通常の通信講座では見られない「他の受講生の添削答案を閲覧できる」という独自の学習システムは、プランニング力を飛躍的に高める上で非常に有効です。

合格ロケットと組み合わせることで学科69,300円+製図143,000円(合格ロケットユーザー割引)という構成が実現でき、大手資格学校の5〜10分の1以下のコストで一級建築士の学科・製図を一通り対策できます。

20年超の指導実績と2,800名以上の合格者輩出という数字が示す通り、低価格ながら内容の充実度は業界内でも高い評価を得ており、費用を抑えながら質の高い製図指導を受けたい方の最有力選択肢の一つといえるでしょう。

建築士の通信講座を受講した人へのアンケート調査結果

実際に建築士通信講座を受講した80名を対象に、講座の満足度や選び方に関するアンケート調査を実施しました。受講者のリアルな声をもとに、講座選びに役立つポイントをまとめています。

受講した建築士通信講座の総合満足度を教えてください。
満足度回答数割合
非常に満足33名41.3%
やや満足35名43.8%
どちらともいえない7名8.8%
やや不満4名5.0%
非常に不満1名1.3%

今回の調査では、受講者の85.1%が建築士通信講座に対して満足と回答しました。

難関資格として知られる建築士試験に向けて、通信講座のカリキュラムや教材への信頼度が高いことが数字からも伝わります。

受講前に複数の講座を比較し、自分の学習スタイルや目標レベルに合ったものを選ぶことで、さらに満足度を高められるでしょう。

建築士通信講座を選ぶ際に最も重視したポイントはどれですか?
重視したポイント回答数割合
受講費用・コストパフォーマンス26名32.5%
合格実績・合格率22名27.5%
教材・テキストのわかりやすさ16名20.0%
講師・質問サポート体制10名12.5%
学習期間・カリキュラムの柔軟性6名7.5%

受講者の約3人に1人が費用を最も重視しており、コストパフォーマンスへの意識の高さが明確に表れました。

合格実績を選定基準とする受講者も27.5%にのぼり、試験合格という具体的なゴールを持つ資格講座ならではの傾向といえます。

費用と合格率の両面から講座を比較した上で申し込むのがおすすめです。

1日あたりの平均学習時間はどのくらいでしたか?
1日の学習時間回答数割合
30分未満6名7.5%
30分〜1時間未満19名23.8%
1時間〜2時間未満33名41.3%
2時間〜3時間未満15名18.8%
3時間以上7名8.8%

最も多かったのは1〜2時間未満で、全体の41.3%を占める結果となりました。

仕事や育児と両立しながら受講している社会人が大半を占める中、1日1〜2時間というペースが現実的な学習スタイルとして定着していることがわかります。

動画講義や音声コンテンツなど、スキマ時間を活用できる教材形式を備えた講座を選ぶとよいでしょう。

通信講座を受講して合格または学力向上を実感できましたか?
実感度回答数割合
明確に実感できた29名36.3%
ある程度実感できた39名48.8%
あまり実感できなかった8名10.0%
まったく実感できなかった4名5.0%

受講者の85.1%が、通信講座を通じて合格への手応えや学力の向上を実感できたと回答しました。

試験範囲を網羅したカリキュラム設計や反復学習ができる教材が、受講者の実力アップに貢献していることが明らかになっています。

学習効果を最大化するためには、講座のカリキュラムに沿って計画的かつ継続的に取り組むことが重要です。

通信講座の受講費用に対して、費用対効果を感じましたか?
費用対効果の実感回答数割合
非常にコスパが良いと感じた27名33.8%
ある程度コスパが良いと感じた41名51.3%
どちらともいえない8名10.0%
あまりコスパが良いと感じなかった3名3.8%
コスパが悪いと感じた1名1.3%

費用対効果について、受講者の85.1%がポジティブな評価を下しました。

専門学校や通学型スクールと比較して受講費用を抑えられる通信講座は、コストパフォーマンスの面でも高く評価されています。

費用だけで判断せず、教材の質やサポート内容との総合的なバランスを確認した上で講座を選ぶと、より納得のいく選択ができるでしょう。

アンケートまとめ

今回の調査では、建築士通信講座を受講した80名のうち、総合満足度・学力向上の実感・費用対効果のいずれの設問でも85%前後の受講者がポジティブな評価を示しました。

講座選びの際に重視するポイントとしては費用と合格実績が上位を占め、1日1〜2時間を学習時間として確保している受講者が最多でした。

費用・合格率・サポート体制の3つを軸に、自分の生活リズムに合った講座を選ぶことが、建築士合格への最短ルートといえます。

建築士の通信講座の選び方|失敗しないための5つのポイント

建築士通信講座を選ぶ際、どの講座も一見同じように見えてしまうことがあるのではないでしょうか。

しかし、費用・対応資格・サポート体制・教材の質・学習スタイルの適合性など、比較すべきポイントは複数あり、自分に合った選び方を知っておくことが重要です。

ここでは、後悔しない講座選びのために押さえておきたい5つの観点を解説します。

対応資格と受験種別(学科・製図)を確認する

建築士には一級建築士・二級建築士・木造建築士の3種類があり、それぞれ難易度や試験内容が大きく異なります。

また試験は学科試験と設計製図試験の2段階で構成されており、両方に対応している講座とどちらか一方のみの講座が存在します。

まず自分が受験する資格の種別と、学科・製図のどちらを対策したいのかを明確にした上で講座を選ぶとよいでしょう。

特に一級建築士は難易度が高く、学科と製図の両方をカバーするセット講座を選ぶと学習の一貫性が保たれます。

講座名一級建築士二級建築士学科対応製図対応
スタディング対応対応ありあり
ハウジングインテリアカレッジ非対応対応ありあり
日建学院対応対応ありあり
総合資格学院対応対応ありあり(一部対面)
TAC対応対応ありあり
全日本建築士会対応対応ありあり
合格ロケット対応非対応ありなし(別途要)
教育的ウラ指導対応非対応なしあり
日本教育開発非対応対応ありあり

製図対策が必要な場合は学科と製図の両方が一つの講座でカバーできるかどうかを事前に確認しておくことが大切です。合格ロケットのように学科特化の講座では、製図は別の講座を組み合わせる必要があります。

受講費用とコストパフォーマンスを比較する

受講費用は講座によって大きな差があり、スタディングのような低価格のオンライン特化型から、日建学院・総合資格学院のような大手資格学校の通信コースまで、数万円から数十万円まで幅広い選択肢があります。

費用だけで判断するのではなく、教材の質やサポート体制とのバランスを見て総合的に評価することが重要です。

講座名二級建築士(学科+製図)一級建築士(学科+製図)
スタディング88,000円99,000円
ハウジングインテリアカレッジ108,900円~非対応
日建学院473,000円~(学科Webのみ)616,000円~
総合資格学院相談時に確認570,000円~
TAC相談時に確認370,000円~(学科のみ)
全日本建築士会156,000円~176,000円202,000円~222,000円
合格ロケット非対応69,300円(学科のみ)
教育的ウラ指導非対応156,200円前後(製図のみ)
日本教育開発約300,000円非対応

教育訓練給付金制度を活用すると、受講料の20%(上限10万円)が給付されるケースがあります。

雇用保険に1年以上加入している社会人の方は、対象講座かどうかを事前に確認しておくとよいでしょう。ハウジングインテリアカレッジ・日建学院・TACなどが対象講座として確認されています。

サポート体制と質問制度を確認する

通信講座は独学に近い環境になりがちなため、疑問点を解消できるサポート体制があるかどうかは学習継続率に大きく影響します。

質問対応の回数制限・返答速度・添削の回数と質は、講座ごとに大きく異なります。

サポート内容を比較する際は、以下の点を確認しておくとよいでしょう。

質問対応の回数制限があるかどうか、メール・チャット・電話など複数の手段が用意されているか、設計製図の添削回数はどの程度あるか、講師が一級建築士など有資格者かどうか、といった点が主なチェックポイントとなります。

全日本建築士会は質問回数が無制限で、メール・FAXによる対応を行っています。ハウジングインテリアカレッジは1日1回のメール質問が可能で、担当講師が一級建築士のプロフェッショナルによる添削指導を受けられます。TACはメール質問が一定回数設定されており(学科対策では24回)、TAC校舎の自習室も利用できる点が特徴です。

手厚いサポートを希望する場合は、添削回数が多く質問が無制限または十分な回数が設定されている講座を優先して選ぶとよいでしょう。

学習スタイルとデジタル対応を確認する

通信講座を受講する最大のメリットは、場所や時間を選ばずに学習できる点です。

しかし講座によってはDVD教材中心のものや、スマホ・タブレット完結型のものなど、学習スタイルが異なります。自分のライフスタイルに合った学習形式かどうかを確認することが大切です。

学習スタイル向いている人代表的な講座
スマホ完結型(動画+WEBテキスト)通勤・移動時間に学びたい社会人スタディング
DVD+テキスト中心まとまった時間に机で学習したい人日本教育開発
WEB動画+添削課題動画とフィードバックを両立したい人ハウジングインテリアカレッジ・TAC・全日本建築士会
アプリ型過去問演習過去問を繰り返し解いて合格を目指したい人合格ロケット
通信+対面選択制自宅学習に不安があり対面も活用したい人総合資格学院・日建学院

仕事や育児と並行して学習を進める場合、スキマ時間を有効活用できるスマホ対応型の講座は特に利便性が高いといえます。

アンケート調査でも1日の学習時間が1〜2時間以内の受講者が最多であったことからも、短時間で効率よく学べる学習環境を重視した選択が合格率向上につながりやすいでしょう。

合格実績と講座の信頼性を確認する

資格試験の通信講座である以上、合格者数・合格率の実績はその講座の信頼性を判断する重要な指標です。

公式サイトに合格率や合格者数が明記されているかどうか、また第三者機関による実績データが示されているかどうかも確認しておくとよいでしょう。

総合資格学院は令和6年度一級建築士ストレート合格者の64.3%を占めており、業界最高水準の合格実績を誇っています。日建学院も2025年度に1,938名の合格者を輩出しており、大手2社は実績面で圧倒的な存在感があります。その反面、費用は高めに設定されています。

スタディングは合格者数を非公表としていますが、急成長中の講座として受講者数20万人を突破しており、コストパフォーマンスの高さから口コミ評価も高い水準にあります。

ハウジングインテリアカレッジは2024年度に二級建築士の設計製図合格率65.5%を記録しており、特化型講座として高い信頼性があります。実績を重視するなら大手、費用を抑えつつ実力派を選ぶなら専門特化型の講座という観点で比較するとよいでしょう。

建築士の通信講座を選ぶ前に知っておきたい基礎知識

建築士とはどのような資格か

建築士は、建築物の設計や工事監理を行うための国家資格です。建築士法によって定められており、資格なしに一定規模以上の建築物の設計・工事監理を行うことは法律で禁じられています。

建築士資格は、建築の専門家として人命や安全に直結する職務を担うため、その取得には一定の学歴・実務経験・試験合格が必要とされています。

建築士資格には一級建築士・二級建築士・木造建築士の3種類があります。それぞれ扱える建築物の規模や構造が異なり、上位資格である一級建築士は面積・高さの制限なくすべての建築物を設計できる反面、試験の難易度も最も高い資格です。

一級建築士・二級建築士・木造建築士の違い

一級建築士は国土交通大臣が交付する免許で、設計や工事監理を行える建築物に制限がありません。超高層ビルや大規模な公共施設から戸建て住宅まで、あらゆる建築物に関わることができるため、大手ゼネコンや設計事務所をはじめ、官公庁など活躍の場が非常に広い資格です。

二級建築士は都道府県知事が交付する免許で、主に戸建て住宅など比較的小規模な建築物の設計・工事監理を行うことができます。扱える建物は木造の場合で高さ13m・軒高9m以内、延べ面積1,000㎡以下が目安となっており、木造以外の場合は延床面積300㎡以下という制限があります。

ハウスメーカーや工務店、住宅設計事務所への就職・転職で求められることが多い資格です。

木造建築士は木造建築物の専門家として認められる免許で、神社や仏閣などの伝統的な木造建築を扱う際に特に重宝されます。ただし活躍の場は比較的限定されるため、建築士を目指す多くの方は二級建築士から取得し、その後一級建築士へのステップアップを目指すルートをたどります。

令和2年の法改正による受験資格の変更

2020年(令和2年)3月1日に施行された改正建築士法により、建築士試験の受験資格が大きく変わりました。改正前は受験申込の時点で実務経験が審査されていたため、学校を卒業してすぐに試験を受けることができませんでした。

しかし改正後は、実務経験が受験要件から免許登録要件へと移行し、学歴要件を満たした方であれば卒業後すぐに受験することが可能になりました。

また、学科試験に合格した後に製図試験を受けられる有効期限も、改正前の3年から5年(3回の受験機会)へと延長されています。この制度変更により若い世代が受験しやすくなり、令和2年・3年の学科試験合格者のうち20代が2年連続で60%を超えるという結果が生まれています。

一級建築士の受験資格

一級建築士試験の受験資格は、以下のいずれかに該当する必要があります。大学・短期大学・高等専門学校・専修学校において、入学年が平成21年度以降の場合は指定科目を修めて卒業していることが条件です。

平成20年度以前の入学者は建築または土木の課程を修めての卒業が要件となります。また、二級建築士または建築設備士の資格を持つ者も受験資格があります。建築に関する学歴がない場合は7年以上の実務経験が必要です。

二級建築士の受験資格

二級建築士試験の受験資格は、一級建築士と同様に令和2年の改正により緩和されています。建築系の大学・短期大学・高等専門学校・専修学校の指定学科を卒業した方は実務経験なしで受験が可能です。

建築に関する学歴がない方でも、実務経験7年以上を積むことで受験資格を得られます。詳細な要件は公益財団法人建築技術教育普及センターの公式サイトで確認することが必要です。

建築士試験のスケジュール・日程(令和8年度)

一級建築士試験のスケジュール(令和8年度)

令和8年度(2026年度)の一級建築士試験の主なスケジュールは以下の通りです。令和8年3月2日に公益財団法人建築技術教育普及センターより試験日程が発表されています。

受験申込はインターネット受付のみで行われます。受験手数料は17,000円(非課税)で、別途事務手続き手数料が必要です。新規受験の場合、学歴で受験する方は申込書類を簡易書留で送付し、受験資格の判定を受ける必要があります。

スケジュール令和8年度(2026年度)日程
試験案内発表令和8年3月2日
受験申込受付令和8年4月1日(火)~4月17日(金)
学科試験令和8年7月26日(日)(予想日)
学科試験合格発表令和8年9月頃
設計製図課題発表令和8年7月頃
設計製図試験令和8年10月11日(日)(予想日)
最終合格発表令和8年12月頃
二級建築士試験のスケジュール(令和8年度)

二級建築士試験についても令和8年3月2日に試験案内が発表されています。学科試験は例年7月初旬の日曜日、設計製図試験は9月中旬の日曜日に実施されます。

スケジュール令和8年度(2026年度)日程
試験案内発表令和8年3月2日
受験申込受付4月上旬(予定)
設計製図の課題発表令和8年6月中旬(予定)
学科試験令和8年7月5日(日)(予想日)
学科試験合格発表令和8年8月下旬(予定)
設計製図試験令和8年9月13日(日)(予想日)
最終合格発表令和8年12月上旬(予定)

試験の正確な日程は公益財団法人建築技術教育普及センターの公式サイトで必ず確認してください。

建築士試験の合格率と難易度

一級建築士の合格率推移

一級建築士は合格率10%前後の超難関資格として知られています。学科試験の合格率は例年15〜20%前後で推移しており、令和7年度(2025年度)は受験者27,489名に対し合格者4,529名、合格率16.5%という結果でした。

設計製図試験の合格率は例年30〜35%前後で、令和7年度は合格率35.0%でした。学科・製図を通じたストレート合格率は約10%前後とされており、複数年かけて合格を目指す受験者も多い資格です。

年度学科合格率製図合格率総合合格率(目安)
令和3年約20%約35%約10%
令和4年約21%約33%約10%
令和5年約23%約34%約10%
令和6年約23%約35%約10%
令和7年16.5%35.0%約10%

学科試験では計画・環境設備・法規・構造・施工の5科目が出題され、各科目の合格基準点を満たしつつ総得点が一定点数以上であることが求められます。令和7年度の合格基準点は各科目で11〜16点、総合88点(125点満点)でした。

二級建築士の合格率推移

二級建築士は一級建築士に比べると難易度は下がりますが、それでも最終合格率は約21〜26%に留まる難関資格です。学科試験の合格率は例年40%前後、設計製図試験は46〜60%前後で推移しています。

令和7年度(2025年度)の学科試験合格率は40.9%(合格者6,698名)、設計製図試験合格率は46.4%(合格者4,645名)でした。

年度学科合格率製図合格率総合合格率
令和2年約40%約52%約26.4%
令和3年約38%約54%約23.6%
令和4年約41%約51%約25.0%
令和5年約41%約47%約22.3%
令和6年約41%約46%約21.8%
令和7年40.9%46.4%約21〜22%

二級建築士の学科試験は建築計画・建築法規・建築構造・建築施工の4科目で構成されており、各科目13点以上かつ総得点60点以上(100点満点)が合格基準とされています。設計製図試験は5時間の試験時間内に課題建築物の設計図書を作成するもので、評価はランク1〜4の4段階で行われ、ランク1が合格となります。

建築士試験の勉強方法

学科試験の勉強方法

建築士の学科試験に合格するためには、過去問の反復演習と各科目の体系的な理解が不可欠です。試験範囲は非常に広く、特に法規・構造・施工は暗記だけでなく理解を深める学習が求められます。

法規科目は建築基準法・建築士法・都市計画法など複数の法令が試験範囲となり、法令集を持ち込んで解答できる科目です。法令集の引き方に習熟することが高得点への近道となります。

構造科目では力学の基礎から各種建築材料の性質まで幅広い知識が問われるため、計算問題の解き方を繰り返し練習しておくことが大切です。

通信講座では動画講義でインプットを行い、問題演習でアウトプットを繰り返すという学習サイクルが基本です。特に直近10年分の過去問を繰り返し解くことが最も効果的な対策とされており、合格ロケットやスタディングのような過去問演習に特化した講座もこの考え方に基づいたカリキュラムを採用しています。

設計製図試験の勉強方法

設計製図試験は毎年6月頃に課題が発表され、その課題に基づいて建築物の図面を制限時間内に仕上げる実技試験です。通信講座を活用する際は、プロ講師による添削指導を受けることが合否を大きく左右します。

製図試験の対策では、まずエスキス(平面プランの構想)のスピードと精度を高めることが重要です。次に作図手順を標準化し、制限時間内に確実に図面を完成させる練習を積み重ねます。

添削課題を多くこなすことで自分の弱点を把握し、繰り返し修正することが合格への近道です。

ハウジングインテリアカレッジのように6回の添削課題があり、1日1回のメール質問が可能な講座は、通信でも手厚いフィードバックを受けながら製図スキルを高められるとして高く評価されています。

勉強に必要な時間・期間と学習の流れ

必要な学習時間の目安

一級建築士の合格に必要な学習時間は一般的に1,000〜1,500時間とされています。学科試験で500時間程度、設計製図試験で200〜500時間程度が目安です。

社会人が仕事と並行して学習する場合、1日2時間の学習を続けたとして1年半〜2年程度の学習期間が必要な計算になります。

二級建築士の場合は700〜1,000時間が目安とされており、学科試験で300時間程度、設計製図試験で150〜200時間程度です。1日1〜2時間のペースで学習を続けると、半年〜1年程度で合格レベルに到達できる可能性があります。

二級建築士の学習ステップ

二級建築士の学習を効率よく進めるための標準的なステップを以下に示します。

STEP1.受験資格の確認と申し込み(3〜4月)

まず自分の学歴や資格が受験資格を満たしているかを確認します。公益財団法人建築技術教育普及センターの公式サイトで受験資格の詳細を確認した上で、4月上旬に開始される受験申込期間内に申し込みを済ませます。

初めて受験する方は受験資格を証明する書類の郵送が必要なため、余裕を持って準備を始めるとよいでしょう。

STEP2.通信講座の受講開始・学科対策(4〜6月)

申し込みと並行して通信講座の受講を開始します。建築計画・建築法規・建築構造・建築施工の4科目について、動画講義でのインプットと過去問演習を繰り返します。

特に法規は法令集の使い方に慣れるための演習が重要です。1日1〜2時間のペースで学習を積み上げることを目標にしましょう。

STEP3.学科試験直前の総仕上げ(6〜7月)

6月中旬頃に設計製図試験の課題が発表されます。学科試験の直前期にあたるこの時期は、模擬試験や過去問の総復習に集中します。各科目の弱点分野を洗い出し、繰り返し解くことで得点力を底上げします。

STEP4.学科試験の受験(7月)

7月上旬に学科試験を受験します。4科目の合格基準点を満たしながら総得点60点以上を目指します。

STEP5.製図試験対策への切り替え(8〜9月)

8月下旬に学科試験の合格発表があります。合格した場合は9月中旬の製図試験に向けて、設計製図の集中対策を開始します。課題発表から試験日まで約3ヶ月という短い期間に、添削課題を繰り返し提出して実力を高めていきます。

STEP6.設計製図試験の受験(9月)

9月中旬に設計製図試験を受験します。5時間の試験時間内に課題に沿った図面を完成させます。エスキスから清書までの工程を一定の時間配分で進められるよう、本番を想定した練習を十分に行っておくことが重要です。

STEP7.合格発表・次年度へ向けた計画(12月〜)

12月上旬に最終合格発表があります。不合格の場合は学科試験免除期間内(5年間で3回)に再度製図試験を受験できます。通信講座によっては不合格者向けの再受講割引や合格保証制度が設けられているため、事前に確認しておくとよいでしょう。

一級建築士の学習ステップ

一級建築士の場合、二級建築士と比べて学習範囲が広く難易度も高いため、より長い準備期間が必要です。

STEP1.受験資格の確認と学習計画の策定(前年秋〜冬)

試験の約1年前から学習を開始することが理想的です。まず受験資格を確認し、学科・製図の両試験に対応した通信講座を選定します。学習計画を1年単位で立て、1日の学習時間の目標を設定しましょう。

STEP2.通信講座の受講開始・学科対策(前年11月〜翌4月)

計画・環境設備・法規・構造・施工の5科目について学習を進めます。スタディングのようなスマホ対応型の講座であれば、通勤時間や昼休みなどのスキマ時間を有効に活用できます。

まずは全科目を一通り学習し、理解度の低い分野を繰り返し強化することが大切です。

STEP3.過去問演習・模擬試験(5〜7月)

試験本番が迫る5〜7月は、過去問の総仕上げと模擬試験への参加が中心となります。10年以上分の過去問を繰り返し解くことで出題傾向をつかみ、時間内に得点できる解答力を養います。

法規は法令集の素早い引き方を徹底的に練習する時期でもあります。

STEP4.学科試験の受験(7月下旬)

7月下旬に学科試験を受験します。5科目すべての合格基準点を満たしつつ総得点で一定点数以上を確保する必要があります。

STEP5.製図試験対策への切り替え(9〜10月)

9月上旬の学科試験合格発表後、製図試験(10月中旬)まで約1ヶ月という非常にタイトな期間に製図対策を集中して行います。

通信講座での添削指導を最大限に活用し、課題に即したプランニングと作図スピードを高めることが求められます。

STEP6.設計製図試験の受験(10月)

10月第2日曜日に設計製図試験を受験します。6時間30分の試験時間内に条件を満たした建築物の設計図書を完成させます。

STEP7.合格発表・資格登録(12月〜翌年)

12月下旬に最終合格発表があります。合格後は所定の実務経験を満たした上で免許登録の申請を行い、晴れて一級建築士として登録されます。

参照情報

本セクションの作成にあたり、以下の公的機関および信頼性の高いサイトの情報を参照しました。

参照情報

建築士の通信講座を受講して合格するまでの流れ

建築士通信講座を活用して資格取得を目指す場合、申し込みから合格・免許登録まで複数のステップがあります。

ここでは一般的な二級建築士を例に、通信講座受講者が辿る標準的な流れをSTEP形式で解説します。一級建築士を目指す方も基本的な流れは共通していますので、ぜひ参考にしてください。

STEP1
受験資格の確認と学習開始時期の決定(前年10月〜12月)
建築士通信講座を申し込む前に、まず自分が試験の受験資格を満たしているかを確認します。令和2年の建築士法改正により、建築系の学歴要件を満たす方は実務経験がなくても受験が可能になりましたが、学歴・資格・入学年度によって条件が異なるため、公益財団法人建築技術教育普及センターの公式サイトで最新の受験資格を必ず確認しておきましょう。
受験資格が確認できたら、学習開始時期を決定します。二級建築士の学科試験は例年7月上旬に実施されるため、試験の6ヶ月〜1年前からの学習スタートが理想的です。1日1〜2時間のペースで学習を積み上げることを前提にすると、前年の秋〜冬から開始することで無理のない学習計画を立てられます。
STEP2
通信講座の比較・選定と申し込み(前年11月〜翌年2月)
受験資格と学習開始時期が決まったら、複数の通信講座を比較して自分に合った講座を選びます。比較するポイントは受講費用・学科と製図の対応範囲・質問サポート体制・教材形式(スマホ対応か否か)・添削回数などです。
費用を最優先にするならスタディング(二級:88,000円)、製図の添削指導を重視するならハウジングインテリアカレッジ、合格実績にこだわるなら総合資格学院・日建学院といった形で、自分の優先事項に合わせた選び方をするとよいでしょう。多くの講座では早期申込割引・アンダー25割引・他資格合格者割引なども設けられているため、申し込み前に公式サイトで割引の適用可能性を確認することをすすめます。
申し込みはオンライン(各講座の公式サイト)または電話・郵送で受け付けているのが一般的です。クレジットカードの分割払いにも多くの講座が対応しており、受講料の一括支払いが難しい場合は分割払いを活用するとよいでしょう。また、教育訓練給付金の対象講座を選ぶことで、条件を満たす方は受講料の20%(上限10万円)の給付を受けられます。
STEP3
教材受け取りと学習計画の策定(申し込み後〜3月)
講座申し込みが完了すると、数日〜2週間程度で教材が届きます(Webテキスト型の講座はアカウントログイン後すぐにアクセス可能)。教材が届いたら全体のボリュームを確認した上で、試験日から逆算した学習スケジュールを組み立てます。
スケジュール策定の際は、仕事や家庭の繁忙期なども考慮した上で、1日あたりの学習時間の現実的な目標を設定することが大切です。週のうちに1日は復習日を設けるなど、インプット(動画講義・テキスト)とアウトプット(問題演習・過去問)を交互に組み込んだ計画にするとバランスが取れます。スタディングのAI学習ナビやTACの学習管理機能など、学習進捗を可視化できる機能を積極的に活用することで、学習ペースの乱れを早期に察知して修正できます。
STEP4
学科対策の実施(3月〜6月)
学科試験に向けた本格的な学習期間です。二級建築士の学科試験は建築計画・建築法規・建築構造・建築施工の4科目で構成されており、各科目で13点以上かつ総得点60点以上が合格基準となっています。
まず動画講義や教材で各科目の基礎知識をインプットし、理解が深まったところで過去問演習に移ります。法規科目は法令集の引き方に習熟することが重要で、試験本番では法令集の持ち込みが認められているため、どこに何が書いてあるかを素早く見つける練習を繰り返しておくことが得点力アップにつながります。構造科目では力学の計算問題対策に特に時間をかけ、施工科目は現場のイメージを持ちながら学ぶことで記憶の定着が高まります。
通信講座の質問機能は遠慮なく活用しましょう。疑問点を溜め込んで先に進んでしまうと理解の土台が崩れる原因となるため、1問でもわからない箇所が出たら早めにメールやチャットで講師に質問する習慣をつけることが、通信学習を成功させる上で重要なポイントです。
STEP5
受験申し込みと直前対策(4月〜7月)
二級建築士の受験申し込みは例年4月上旬から中旬にかけて行われます。インターネット受付のみが原則となっているため、受付期間内に忘れずに申し込みを完了させます。初めて受験する方は受験資格を証明する書類の郵送も必要なため、早めに準備を始めておくことをすすめます。
試験1〜2ヶ月前の直前期は、模擬試験の受験と苦手科目の集中補強に充てます。多くの通信講座では全国公開模擬試験や模擬試験教材が提供されており、本番と同じ試験時間で問題を解くことで時間配分の感覚をつかんでおくことが大切です。模試の結果をもとに弱点科目を洗い出し、残り期間で重点的に復習します。
STEP6
学科試験の受験(7月)
7月上旬(日曜日)に学科試験を受験します。試験会場には受験票・法令集・鉛筆・消しゴムなどを持参します。法令集はインデックスや書き込みに関して細かいルールがあるため、事前に試験機関のガイドラインを確認しておくことが重要です。
試験終了後は各通信講座や受験機関が速報で解答例を公表するため、自己採点をして合格ラインに達しているかを確認します。合格の可能性が高い場合はすぐに製図試験対策へ切り替える準備を始めましょう。
STEP7
設計製図対策(8月〜9月)
例年6月中旬に設計製図試験の課題が発表されており、学科試験後から製図試験(9月中旬)まで約3〜4週間という短い期間に集中的に対策を行います。この時期こそ、添削回数の多い通信講座を事前に選んでおいた価値が最大限に発揮される段階です。
課題発表後に通信講座から送付されるオリジナル予想問題を繰り返し解き、講師の添削フィードバックを次の課題に確実に反映させていくことが合格図面を描き上げる実力を養います。エスキス(プランニング)から清書(作図)まで試験時間内に仕上げる時間配分も、本番を想定した繰り返し練習によって身につけていきます。
STEP8
設計製図試験の受験・合格発表(9月〜12月)
9月中旬に設計製図試験を受験します。5時間の試験時間内に課題に沿った図面を完成させます。試験終了後は結果を待ちながら、12月初旬の合格発表を確認します。
STEP9
免許登録申請と建築士資格の取得(合格後)
合格通知を受け取ったら、免許登録の手続きを行います。学歴に応じた所定の実務経験(大学卒業者は2年以上など)を満たしていることを証明する書類を準備し、各都道府県の建築士会を通じて免許登録申請を行います。登録が完了すれば晴れて二級建築士として業務に携わることができます。
免許登録後も建築士事務所に所属する場合は3年ごとの定期講習が義務付けられています。資格取得はゴールではなく、建築士としてのキャリアのスタートラインです。実務を積み重ねながら知識を深め、将来的な一級建築士へのステップアップも視野に入れた継続的な学習を続けていきましょう。

建築士の通信講座に関するよくある質問

Q建築士通信講座だけで合格できますか?
A結論からいうと、通信講座だけで合格している方は多数います。特に二級建築士では通信講座のみで合格するケースが多く、一級建築士においても近年はスタディングやハウジングインテリアカレッジなどの通信講座受講者から合格者が多数輩出されています。
ただし、通信講座はあくまで学習環境を提供するものであり、合否を左右するのは受講者自身の学習の継続性と質です。仕事や育児と並行しながら1日1〜2時間の学習時間を確保し、動画講義でのインプットと過去問演習のアウトプットを繰り返すことが合格への基本的なサイクルとなります。
通学型の大手資格学校では総合資格学院や日建学院が圧倒的な合格実績を持っていますが、費用は数十万〜百万円を超えるケースもあります。コストを抑えながら自分のペースで学習を進めたい方には、通信講座は十分に有力な選択肢といえるでしょう。
Q通信講座と独学はどちらがよいですか?
A独学も不可能ではありませんが、特に設計製図試験については独学での対策は非常に難しいといえます。製図試験では毎年課題が変わり、プロ講師による添削と客観的なフィードバックなしに合格レベルに到達するのはハードルが高いためです。
学科試験については独学でも過去問を繰り返すことで合格している方もいます。その反面、通信講座を利用することで体系的なカリキュラム・解説動画・質問サポートが使えるため、学習の効率と継続性が大幅に向上します。費用と学習効率のバランスを考えると、通信講座の活用をまず検討するとよいでしょう。
Q働きながらでも建築士の資格取得は現実的ですか?
A十分に現実的です。建築士通信講座を受講している方の多くは、社会人として働きながら学習を続けています。アンケート調査でも1日の学習時間が1〜2時間の受講者が最多で、仕事・育児と両立しながら合格を達成している方が数多くいます。
重要なのは短時間でも毎日コンスタントに学習を続けることです。スタディングのようにスマホ1台で動画講義・問題演習が完結する講座であれば、通勤電車や昼休みなどのスキマ時間を有効活用できます。まとまった学習時間が取れない方ほど、学習効率を高めるための通信講座活用が有効といえます。
Q一級建築士と二級建築士はどちらから受験すべきですか?
A建築に関する学歴がある方で一級建築士を最終目標としている場合でも、まず二級建築士から受験することをすすめる専門家は多いです。理由は、二級建築士の学習内容が一級建築士の基礎となるため、二級合格後に一級へ進むことで学習の積み上げがスムーズになるからです。
ただし、令和2年の法改正後は学歴要件を満たす方であれば大学卒業直後から一級建築士の受験が可能になっています。在学中から学習を始め、卒業後すぐに一級建築士試験に挑戦するルートも現実的な選択肢です。自分の学歴・キャリアプラン・学習時間を踏まえた上で判断するとよいでしょう。
Q通信講座の受講費用に教育訓練給付金は使えますか?
A一部の建築士通信講座は教育訓練給付金制度の対象となっており、条件を満たす方は受講費用の20%(上限10万円)の給付を受けられます。雇用保険に1年以上加入している在職者・離職者が対象となる制度です。
2025年時点で教育訓練給付金の対象として確認されている建築士通信講座には、ハウジングインテリアカレッジ・日建学院・TACなどが挙げられます。スタディングや合格ロケットは対象外となっている場合があるため、申し込み前に各講座の公式サイトまたはハローワークで対象かどうかを確認しておくことが大切です。
Q学科試験に合格した後、製図試験は何回受けられますか?
A令和2年の建築士法改正により、学科試験合格後の製図試験受験機会は5年間で3回に拡大されています。改正前は3年間で2回でしたが、現在はより多くのチャンスが与えられています。
具体的には、学科試験合格年度の設計製図試験を含め、引き続き行われる4回の試験のうち2回が学科免除となります。学科試験合格年度の試験を欠席した場合は最大3回の免除が適用されます。製図試験は毎年課題が変わるため、3回のチャンスを計画的に活用する戦略が重要です。
Q通信講座の製図添削はどのように行われますか?
A通信講座の製図添削は、受講者が課題図面を郵送・画像送付・データ送付などの方法で提出し、講師が採点・コメントして返却するという流れが一般的です。添削の質は講座によって大きく異なります。
ハウジングインテリアカレッジでは、20年以上の製図指導経験を持つ一級建築士の講師が1図面ごとに丁寧な添削を行い、メールでの質問も受け付けています。全日本建築士会では通信添削が10回設定されており、回数の多さとベテラン講師による丁寧な指導が特徴です。添削を重ねるごとに自分の弱点が明確になるため、受講前に添削回数と講師の資格・実績を確認しておくことをすすめます。
Q建築士の資格取得後、どのようなキャリアが開けますか?
A二級建築士を取得すると、ハウスメーカー・工務店・住宅設計事務所での設計職や工事監理職として働きやすくなります。戸建て住宅を中心とした設計が主な業務となり、建築業界でのキャリアの入り口として広く認められている資格です。
一級建築士を取得すると、扱える建築物の規模に制限がなくなるため、大手ゼネコン・総合建設コンサルタント・官公庁・大規模施設の設計事務所など活躍の場が大幅に広がります。厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、一級建築士の年収は約702万円という統計データもあり、二級建築士と比較して高収入が期待できます。また、構造設計一級建築士・設備設計一級建築士といった上位資格への道も開かれます。
Q通信講座の途中で学習が続かなくなった場合、どうすればよいですか?
A通信講座は自己管理が必要なため、学習が続かなくなることはよくあることです。まずは学習習慣が途切れた原因を振り返り、1日の学習目標を下げることから再スタートすることをすすめます。5分だけ動画を見る、1問だけ問題を解くという小さな行動から再開することで、学習習慣を取り戻せるケースが多いです。
講座によっては学習進捗の管理機能や学習レポートを提供しているものがあります。スタディングは学習フロー機能・学習レポート機能を備えており、モチベーション維持のサポートが充実しています。また、質問サポートを積極的に活用して講師と対話することも、孤独になりがちな通信学習を続ける上で有効です。どうしても1人での継続が難しい場合は、勉強仲間を見つけたりSNSで学習記録を発信したりすることも継続の助けになります。
Q建築士通信講座はいつから始めるのがベストですか?
Aできるだけ早く始めることが理想ですが、目安としては試験の約1年前から学習をスタートさせるのが最も無理のないペースといえます。一級建築士の場合は前年の秋〜冬から学習を開始することで、試験本番までに1,000〜1,500時間の学習時間を確保しやすくなります。
二級建築士では試験の半年〜1年前を目安に開始すると、1日1〜2時間のペースで700〜1,000時間の学習を積み上げることができます。また、4月上旬から受験申込が始まるため、申込と同時に講座を開始するのも一つのタイミングです。早期申込キャンペーンを実施している講座も多く、1月〜3月に申し込むと割引が適用されるケースもあります。
Q通信講座の費用はどのくらいかかりますか?また分割払いはできますか?
A建築士通信講座の費用は受験する資格と対応範囲によって大きく異なります。二級建築士の場合、スタディングが88,000円、ハウジングインテリアカレッジが108,900円前後と、比較的リーズナブルな講座から始まります。全日本建築士会は156,000〜176,000円(二級セット)、日建学院は400,000円以上と高額になるケースもあります。
一級建築士の通信講座は総合資格学院・日建学院の通学ベースコースで60〜130万円前後と高額になる一方、スタディングであれば学科・製図セットで99,000円と大手の10分の1以下の費用で受講が可能です。多くの講座でクレジットカードによる分割払いに対応しており、月々の負担を抑えながら受講することができます。受講前に公式サイトで支払い方法の詳細を確認するとよいでしょう。
Q製図試験の課題はどのように発表されますか?また通信講座はどのように対応していますか?
A設計製図試験の課題は毎年6月中旬頃に公益財団法人建築技術教育普及センターの公式サイトで公表されます。二級建築士の場合、課題は例年6月18日前後に発表され、学科試験(7月初旬)の約3週間後に設計製図試験(9月中旬)が行われます。一級建築士の場合は学科試験(7月下旬)と同時期の7月下旬頃に製図試験の課題が発表されます。
各通信講座では課題発表後に素早くオリジナル予想問題や対策教材を作成・配布します。ハウジングインテリアカレッジは過去の出題傾向を徹底分析した予想問題を課題発表後に作成しており、本番に近い演習が可能です。全日本建築士会やTACも課題発表後に対応した製図添削課題を提供しています。課題発表から試験本番まで約3ヶ月という短い期間のため、講座の対応速度と添削回数の多さが重要な選定基準になります。
Q木造建築士の試験も通信講座で対応できますか?
A木造建築士の試験に対応した通信講座は、一級・二級建築士に比べると数が少ないのが現状です。木造建築士の試験は学科試験と設計製図試験の2段階で構成されており、出題範囲は木造建築に特化した内容となっています。
全日本建築士会では木造建築士向けの講座を提供しており、通信・通学の両方に対応しています。木造建築士を目指す方は、まず二級建築士の学習を通じて建築の基礎を固めた上で木造建築士の対策を行う方法もあります。神社・仏閣などの伝統的な木造建築に携わりたい方に特に有用な資格です。