基本情報技術者の通信講座おすすめランキング7選【2026年4月最新】

基本情報技術者試験の合格を目指して、通信講座を探しているのではないでしょうか。

独学では難しいと感じていたり、忙しい社会人や学生でも効率よく学びたいと考えている方にとって、通信講座は心強い選択肢です。

受講費用の相場はおよそ30,000円〜80,000円程度と講座によって幅があり、合格保証制度や返金制度を設けているサービスも存在します。

サポート体制・教材の質・学習スケジュールの柔軟性など、選び方のポイントは複数あるため、どの講座が自分に合っているかを比較することが大切です。

この記事では、基本情報技術者通信講座のおすすめランキングをはじめ、各講座の費用・特徴・合格実績・向いている人の特徴まで詳しく解説します。ぜひ講座選びの参考にしてください。

この記事を読むとわかること
  • スタディング・フォーサイト・BizLearn・ITEC・資格の大原・TAC・ユーキャンなど主要7社の受講費用・サポート体制・科目A免除対応の有無を一覧で比較できます
  • 費用・教材の質・質問サポート・学習スタイルなど、失敗しない通信講座選びの5つのポイントが具体的な比較表とともに理解できます
  • 基本情報技術者試験の試験概要・科目A試験と科目B試験の出題内容・合格率の推移・効果的な勉強法と必要な学習時間の目安がわかります
  • 通信講座の申し込みから受験日の予約・本試験受験・合格証書受領まで、基本情報技術者通信講座を活用した合格の流れをSTEP別に把握できます
  • 実際に通信講座を受講した方80名を対象としたアンケートをもとに、講座選びの重視ポイント・満足度・学習時間の実態など、リアルな受講者の声にもとづいた情報が得られます

基本情報技術者の通信講座おすすめ7社徹底比較表

主要サービス比較表
比較項目 スタディング フォーサイト BizLearn ITEC 資格の大原 資格の学校TAC ユーキャン
主要コース費用(税込)合格コース 24,800円/初学者コース 29,800円スピード合格講座 35,800円合格総合対策コース 36,300円〜47,300円プレミアムコース 37,950円〜合格コース 74,800円/科目A免除対応コース 86,900円本科生プラス(Web通信)74,000円〜※キャンペーン価格一括払い 35,000円
入学金なしなしなしなし初回6,000円なしなし
分割払いあり(月々2,269円×12回〜)あり(月々2,983円×12回〜)記載なし記載なし記載なしあり(TAC教育ローン)あり(2,980円×12回)
教育訓練給付金一部対応対応非対応非対応対応対応非対応
科目A免除制度非対応非対応対応(合格率93%)対応(合格率81.5%)対応(合格率81%)対応非対応
学習スタイルスマホ完結型ハイブリッド型(紙+eラーニング)eラーニング完結型ハイブリッド型(書籍+eラーニング)ハイブリッド型(書籍+Web通信)ハイブリッド型(書籍+Web/DVD)ハイブリッド型(書籍+スマホ動画)
紙テキストなし(印刷可)あり(フルカラー)なしありありありあり(FOM出版)
動画講義ありあり(1コマ最大15分)あり(22本)ありあり(2倍速対応)あり(Webフォロー無制限)あり(81レッスン/10〜15分)
質問サポートQ&Aチケット制(10〜30枚付属)メールサポート専任チューター・無制限・翌日回答問い合わせフォーム(講師対応)個別指導(コースにより異なる)メール質問50回までメールサポート(8ヶ月間)
模擬試験あり(直前対策模試)記載なしあり(無制限受験)あり(全国統一公開模擬試験)あり(Web模試 各科目2,100円〜)あり(Web模試・受講期間中無制限)あり(CBT本番同形式)
合格お祝いAmazonギフト券5,000円分eギフト1,500円分Amazonギフト券1,000円分15%割引クーポンなしなしeギフト3,000円分
返金・返品制度次年度版割引購入可記載なし7日以内・1/3未満で全額返金なしなしなし8日以内全額返金
自習室なしなしなしなし無料利用可(通信生も)無料利用可(通信生も)なし
最短合格目安最短2ヶ月最短2ヶ月記載なし記載なし記載なし約6ヶ月(本科生プラス)標準4ヶ月
無料体験あり(講座・問題集)あり(資料請求+クーポン)あり(YouTube動画)なしなしあり(体験Web受講)なし

基本情報技術者通信講座は、費用・学習スタイル・サポート体制の面で各社に大きな差があります。

コスパ重視のスキマ学習ならスタディング、フルカラーテキストと教育訓練給付金を活用したいならフォーサイト、科目A免除と無制限サポートを求めるならBizLearnが有力です。

老舗の実績と安心感を重視するならITEC・資格の大原・TACが候補に挙がります。ユーキャンは返金制度があり、通信教育初心者にも試しやすい選択肢です。

スタディング 基本情報技術者講座

主要コース料金
合格コース 24,800円/初学者コース 29,800円(各税込)
合格お祝い特典
Amazonギフト券5,000円分
運営会社
KIYOラーニング株式会社

スタディングの基本情報技術者講座は、「忙しい社会人でもスキマ時間で合格を目指せる」というコンセプトを軸に設計されたオンライン完結型の通信講座です。

動画講義・Webテキスト・問題演習・模擬試験・学習管理機能のすべてがスマートフォン1台で完結するため、通勤中・昼休み・就寝前といった細切れの時間を学習に充てられる点が最大の特徴です。

2025年12月時点での合格者の声の累計数は業界トップクラスの水準を誇り、動画満足度93%・教材満足度94%・継続実感度94.5%(2024年9月〜10月実施の受講生アンケートによる)という高い評価を獲得しています。

コースは現在2種類展開されています。科目A・科目B両方の対策教材がすべて含まれた「合格コース」(24,800円・税込)と、合格コースにITパスポートコースがセットになった「初学者コース」(29,800円・税込)です。

IT未経験でゼロから始める方には初学者コース、ITパスポートレベルの知識がある方には合格コースが推奨されています。

いずれも分割払いに対応しており、合格コースは月々2,269円×12回からの支払いが可能です。

スタディングの学習コンテンツは、インプットとアウトプットの反復サイクルを効率よく回せる構成になっています。

科目A対策では動画講義・Webテキスト・一問一答・過去問演習が揃っており、科目B対策では動画講義・解法講座・問題集が用意されています。

直前対策として模擬試験も含まれるため、本番と近い形式での演習が可能です。

2026年2月にリリースされたAI機能「AI学習プラン ウィズ」は、受講者の学習状況や弱点分野をAIが自動分析し、その日に取り組むべき学習コンテンツを提案する機能です。

自分では気づきにくい苦手分野を重点的に補強できるため、学習効率の底上げが期待できます。

AI実力スコアが毎日更新されるため、合格ラインまでの距離を数値で把握しながら学習を進められるのも継続のモチベーションにつながります。

質問については「学習Q&Aサービス」をチケット制で提供しています。

合格コースには10枚、初学者コースには30枚のチケットが付属しており、1チケットで1問の質問が可能です。

回答は7日以内に講師から届く仕組みになっています。

追加チケット(1,320円/1枚)の購入も可能なため、質問が多くなりそうな方も安心して利用できます。

合格した際にはAmazonギフト券5,000円分が受け取れる合格お祝い金制度も設けられています。

無料会員登録で10%OFFクーポンが取得できるため、申し込み前にまず無料登録から始めるのがおすすめです。

スタディングの最大のメリットは、業界最安水準の受講費用とスマホ完結型の学習設計の組み合わせです。

24,800円という価格は、他の主要講座の平均価格と比較しても圧倒的な安さを誇ります。

紙テキストを持ち歩く必要がなく、スマホさえあればいつでもどこでも学習を再開できる点は、時間の制約がある社会人に特に評価されています。

AI学習機能による個別最適化が充実しており、自分の弱点に集中した効率的な学習が可能です。

注意点としては、科目A免除制度には対応していない点が挙げられます。

科目Aと科目Bを同時に本番で受験したくない方や、科目A免除を前提に合格戦略を立てたい方には向いていません。

また、紙テキストは提供されていないため、紙に書き込みながら学習するスタイルを好む方には別途印刷が必要となります。

質問はチケット制のため、疑問が多い方は追加購入を視野に入れておくとよいでしょう。

注意点と向いている人・向かない人

費用をなるべく抑えながら質の高い講座で学びたい方、通勤や仕事の合間にスマホで学習を進めたい方、AIを活用した効率的な学習サポートを求める方に特に向いています。

また、基本情報技術者試験の後に応用情報技術者など上位資格の取得も視野に入れている方には、Wライセンス割引制度を活用して継続受講できるメリットもあります。

企業情報
項目内容
サービス名スタディング(STUDYing)
運営会社KIYOラーニング株式会社
本社所在地東京都千代田区紀尾井町
設立2010年1月
代表者代表取締役社長 綾部貴淑
上場市場東京証券取引所(グロース市場)
公式サイトhttps://studying.jp/kihonjoho/
主要コース料金合格コース 24,800円/初学者コース 29,800円(各税込)
科目A免除対応なし
質問サポート学習Q&Aチケット制(合格コース10枚・初学者コース30枚付属)
合格お祝い金Amazonギフト券5,000円分
無料体験あり(メールアドレス登録のみで講座・問題集を無料試用可)

スタディングは、費用と学習のしやすさのバランスが今の通信講座市場でもトップクラスの水準にあると感じています。

24,800円という価格帯で、AI学習プランや模擬試験・過去問演習まで網羅したコースが受けられるのは、他の講座にはなかなかない強みです。

特に、毎日のスキマ時間を積み重ねて合格を目指したい忙しい方には、スマホ完結型の設計が大きなアドバンテージになるでしょう。

その反面、科目A免除には非対応なので、確実性を高めるために科目Aから対策したい方は、免除制度対応の講座と比較した上で選ぶとよいと考えます。

まずは無料体験で講義のテイストと教材の見やすさを確認してから申し込むことを強くおすすめします。

フォーサイト 基本情報技術者講座

主要コース料金
スピード合格講座 35,800円(税込)
合格お祝い特典
1,500円分還元
運営会社
株式会社フォーサイト

フォーサイトの基本情報技術者講座は、「満点主義ではなく合格点主義」という独自の教育哲学を軸に設計された通信講座です。

試験に出るポイントを徹底的に絞り込んだカリキュラムで、最短2ヶ月での合格を目指せる設計になっています。

1993年の創業以来、宅建・行政書士・社会保険労務士などの難関国家資格で多数の合格者を輩出してきた実績を持つ株式会社フォーサイトが運営しており、累計受講者数は2023年11月時点で39万人を超えています。

基本情報技術者講座は比較的新しいコースですが、他資格で培われた教材開発・eラーニング運営のノウハウがそのまま活かされています。

現在提供されているコースは「スピード合格講座」の1種類のみで、受講料は35,800円(税込)です。

一般教育訓練給付金制度の対象講座となっており、条件を満たした方は受講費用の20%が支給されます。

資料請求で2,000円オフクーポン、合格時には1,500円分のギフト券還元制度もあり、実質的な負担額は最小で32,300円程度まで抑えられます。

分割払いには月々2,983円×12回(ペイディあと払い)から対応しています。

フォーサイト最大の強みは、フルカラーで制作された紙のテキストです。

図表・イラスト・フローチャートを豊富に盛り込みながら、必要最小限のページ数に絞り込んだ設計で、初学者でも内容をイメージしながら学習を進めやすい構成になっています。

他の多くの通信講座がWebテキストのみを採用している中、フォーサイトのフルカラー紙テキストは際立った差別化ポイントです。

eラーニングシステム「ManaBun(マナブン)」では、講義動画の視聴・Webテスト・問題演習・スケジュール管理・質問サポートがスマホやタブレットからいつでも利用できます。

1コマ最大15分の短い動画講義はスキマ時間に活用しやすく、ManaBunが学習スケジュールを自動で作成する機能も備えているため、何から手をつければいいかわからない初学者でも迷わず学習を進められます。

科目A免除制度への対応は現時点では行っていないため、本番で科目AとBを同時に受験する形になります。

フォーサイトの最大のメリットは、フルカラー紙テキストとeラーニングを組み合わせたハイブリッド学習の充実度です。

紙に書き込みながら学習したい方や、教材の読みやすさを重視する方にとって、他の主要講座にはない大きな価値があります。

教育訓練給付金の対象講座であることも費用面で有利な点です。

コースがスピード合格講座1種類のみのシンプルな構成なので、選択に迷わず申し込める点も初めての方には安心感があります。

注意点としては、基本情報技術者講座の開講歴がまだ浅く、合格実績データが少ない点が挙げられます。

科目A免除制度への非対応も、免除を活用したい方には選択肢から外れる要因になります。

また、紙テキストが郵送で届くため、申し込みから学習開始まで数日かかることもあります。

注意点と向いている人・向かない人

フルカラーのわかりやすい紙テキストで学びたい方、教育訓練給付金を使って費用を抑えたい方、短期集中で合格点を狙うコスパ重視の学習スタイルを好む方に向いています。

すでに他のフォーサイト講座を受講したことがある方にも、ManaBunとテキストのスタイルで継続しやすいでしょう。

企業情報
項目内容
サービス名フォーサイト 基本情報技術者講座
運営会社株式会社フォーサイト
本社所在地東京都文京区本郷6丁目16番2号
設立1990年8月
代表者代表取締役社長 山田浩司
公式サイトhttps://www.foresight.jp/fe/
主要コース料金スピード合格講座 35,800円(税込)
教育訓練給付金対応(一般教育訓練給付金)
科目A免除対応なし
質問サポートメールサポートあり
合格お祝い1,500円分還元
無料体験資料請求(2,000円オフクーポン付き)

フォーサイトは教材のクオリティと費用のバランスが際立った講座です。

フルカラーの紙テキストは他資格の講座でも受講者から高評価を受けており、35,800円という価格帯で教育訓練給付金も活用できる点はコスト面で非常に魅力的といえます。

ただし基本情報技術者講座としての実績データがまだ少ないため、合格率を数値で確認できないのは正直なところ気になる点です。

科目A免除を使わずに一発合格を目指す方、とにかく教材の質を重視したい方にはぜひ検討してほしい講座です。
申し込み前に資料請求でサンプル教材を確認してから決断するとよいでしょう。

BizLearn(ビズラーン)基本情報技術者講座

主要コース料金
合格総合対策コース 36,300円〜47,300円(税込)
合格お祝い特典
Amazonギフト券1,000円分
運営会社
株式会社ネットラーニング

BizLearn(ビズラーン)の基本情報技術者講座は、eラーニング業界最大手の株式会社ネットラーニングが運営するオンライン通信講座です。

2017年にサービスを開始し、2023年時点でグループ全体の累計学習者数は9,000万人を超える実績を持つ企業のノウハウが詰まっています。

BizLearnの基本情報技術者講座最大の特徴は、科目A免除制度への対応と専任チューターによる無制限の個別指導サポートを、比較的リーズナブルな価格帯で提供している点です。

コースは主に「合格総合対策コース」と「合格ナビ付 合格総合対策コース」の2種類が展開されており、2026年版のコースでは36,300円〜47,300円(税込)の価格帯で提供されています。

受講開始から7日以内かつ学習進捗が全体の1/3未満であれば全額返金に対応しており、申し込み後のリスクを抑えられる点も特徴的です。

BizLearnが他の通信講座と一線を画す最大のポイントは、担任チューター制度による無制限質問対応です。

受講者1人ひとりに専任の担任チューターが割り当てられ、学習上の疑問を営業日1日以内に回答してもらえます。

質問回数に上限がないため、疑問が生じるたびにすぐに解消できる環境が整っており、独学や他の通信講座では得られないきめ細かなサポートが魅力です。

科目A免除修了試験への対応も大きな強みです。

BizLearnの科目A免除修了試験合格率は93%と業界トップクラスの水準を誇っており、科目A対策の負担を事前に取り除いた上で本番の科目Bに専念できる環境が整っています。

科目A免除試験は年に複数回実施されており、申し込み時点で試験の受験申し込みが自動的に完了する仕組みのため、手続きの手間もかかりません。

学習コンテンツはオンライン完結型で、実力養成レッスン・科目A徹底対策演習・科目B徹底対策演習の3コースで構成されています。

合格ナビ付きコースでは、学習のペース配分と優先順位を整理する「合格ナビゲーション」も付属しており、何から手をつければいいか迷いやすい初学者でもスムーズに学習をスタートできます。

動画講義は22本用意されており、YouTubeで一部無料公開されているため、申し込み前に講義のクオリティを確認できる点も安心です。

模擬テストは何度でも繰り返し受験が可能で、毎回問題内容が異なるため、試験本番に向けた実践的な練習を十分に積めます。

受講満足度84%・平均修了率91%という数値もBizLearnの品質を裏付けています。

最大のメリットは担任チューターによる無制限サポートと、93%という高い科目A免除修了試験合格率の組み合わせです。

初学者や質問が多くなりそうな方にとって、質問回数の制限なく専任講師に相談できる環境は、他の講座にはなかなかない大きな安心感につながります。

全額返金制度が設けられている点も、初めて通信講座を申し込む方にとってリスクを抑えられる嬉しいポイントです。

注意点と向いている人・向かない人

科目A免除制度を活用して確実に合格を目指したい方、専任講師に無制限で質問できるサポート体制を重視する方、法人向けeラーニングの実績が豊富な安心感のある運営会社の講座を選びたい方に特に向いています。

初学者で「どう学習を進めればいいかわからない」という方には、合格ナビ付きコースでスタートするのが最適です。

注意点としては、紙テキストが提供されないオンライン完結型のため、紙に書き込みながら学びたい方には向いていない場合があります。

また、合格ナビ付きコースは標準コースより11,000円程度高くなるため、予算を重視する場合は慎重に比較が必要です。

科目A免除対応コースは通常より価格が上がるため、費用対効果をよく検討してから選ぶとよいでしょう。

企業情報
項目内容
サービス名BizLearn(ビズラーン)基本情報技術者講座
運営会社株式会社ネットラーニング
本社所在地東京都新宿区西新宿7-2-4 新宿喜楓ビル3階
設立1998年
代表者代表取締役会長 岸田徹(CEO & Founder)
公式サイトhttps://www.bizlearn.jp/
主要コース料金合格総合対策コース 36,300円〜47,300円(税込)
科目A免除対応あり(修了試験合格率93%)
質問サポート担任チューター制・無制限・営業日1日以内回答
返金制度受講開始7日以内・進捗1/3未満で全額返金
合格お祝いAmazonギフト券1,000円分
無料体験YouTube講義動画の一部無料公開あり

BizLearnは、科目A免除制度への対応と担任チューターによる手厚いサポートを36,000円台という価格帯で提供している点が、他の講座と比べても非常に際立っていると感じます。

科目A免除修了試験の合格率93%はデータとして明確に示されており、信頼性の高さがうかがえます。

初学者が一人でつまずかずに合格まで伴走してもらえる環境としては、現在の基本情報技術者通信講座の中でも最高水準のサポートといえるでしょう。

全額返金保証もあるため、申し込みへのハードルが低い点も高評価です。
費用を少し多めに出せる方で、確実性を高めたい方にはぜひ比較対象に加えてほしい講座です。

ITEC(アイテック)基本情報技術者講座 40年以上の実績に基づく高品質教材と26,000問超の問題データベース

主要コース料金
プレミアムコース 37,950円(税込)/スタンダードコース(価格は公式サイトで確認)
合格お祝い特典
合格体験談投稿で15%割引クーポン進呈
運営会社
株式会社アイテック

株式会社アイテック(iTEC)の基本情報技術者講座は、1983年(昭和58年)のIT人材育成事業開始以来40年以上にわたり、情報処理技術者試験に特化した教育サービスを提供してきた専業事業者の通信講座です。

延べ法人約11,000団体・130万人を超える受講実績を持ち、IT資格対策分野では国内民間事業者の中でも特に長い歴史と実績を誇ります。

26,000問以上の問題データベースを保有しており、そこから厳選された教材を用いた学習設計がITECの最大の強みです。

コースは学習者のITレベルに応じて選択できる構成になっています。

ITの基礎知識がある方向けの「スタンダードコース」、基礎知識がない初学者向けの「プレミアムコース」(37,950円・税込)、科目B対策に特化した「科目B試験対策コース」、さらに科目A免除制度を活用するための「科目A免除突破コース」など、受講者のニーズや学習段階に合わせた豊富なラインナップが用意されています。

すでにITEC書籍を保有している方には、重複教材を除いた上で書籍代の80%が割引される「重複教材割引制度」も利用できます。

ITEC最大の特徴は、長年の試験対策ノウハウが凝縮された自社刊行の書籍教材と、eラーニングを組み合わせたハイブリッド学習の質の高さです。

書籍はインプット学習の土台として活用し、eラーニングでアウトプット学習を繰り返すことで知識を定着させる設計になっています。

eラーニングは時間・場所を選ばず学習でき、書籍だけでは理解しにくい重要ポイントは動画解説でフォローされています。

直前対策として「全国統一公開模擬試験」を活用できる点もITECならではの強みです。

本番さながらの形式で実力を測り、即時採点で自分の得点と弱点分野を確認した後、残りの期間で重点的な補強学習ができます。

全国の受験者との比較ができるため、合格ラインに対して自分がどの位置にいるかを客観的に把握できるのは、独学ではなかなか得られない貴重な情報です。

質問サポートはコース受講者専用のサービスとして提供されており、書籍・eラーニング・模擬試験を問わず、経験豊富な講師陣に疑問点を問い合わせることができます。

また合格体験談を投稿した受講者には次回利用できる15%割引クーポンが進呈されるなど、合格後も継続的に学習を続けやすい仕組みが整っています。

科目A免除制度にも対応しており、ITECの特定企業向けデータに基づく科目A免除修了試験の合格率は81.5%と公表されています。

科目A免除対応コースは複数の試験日程に対応したものが用意されているため、受験タイミングに合わせたコース選択が可能です。

最大のメリットは40年以上の実績に裏打ちされた教材品質と、26,000問超の問題データベースを活用したきめ細かな弱点克服の仕組みです。

科目や学習段階に応じたコース選択の自由度が高く、自分の状況に合わせたコースをピンポイントで選べる点も初学者から受験経験者まで幅広い層に対応できます。

重複教材割引制度はITECの書籍を普段から利用している方にとって大きなコスト削減になります。

注意点としては、プレミアムコースの37,950円という価格は、スタディングやフォーサイトと比べると高めです。

また、書籍教材が郵送で届くため、申し込みから学習開始まで数日かかることも考慮が必要です。

スマホのみで完結したい方には教材の形式が合わないケースもあるため、eラーニングと書籍の両方を活用できる環境があるかどうか事前に確認しておくとよいでしょう。

注意点と向いている人・向かない人

IT資格試験対策に特化した専門事業者の信頼性と教材品質を重視する方、科目や学習レベルに応じてコースを細かく選びたい方、全国統一模擬試験で客観的な実力把握をしながら学習を進めたい方に向いています。

すでにITECの書籍を持っている方には重複教材割引制度の活用も大きなメリットになります。

企業情報
項目内容
サービス名ITEC(アイテック)基本情報技術者講座
運営会社株式会社アイテック
本社所在地東京都港区西新橋1-18-6 クロスオフィス内幸町6F
IT人材育成事業開始1983年(昭和58年)
代表者代表取締役社長 教育事業本部長 土元克則
公式サイトhttps://www.itec.co.jp/
主要コース料金プレミアムコース 37,950円(税込)/スタンダードコース(価格は公式サイトで確認)
科目A免除対応あり(特定企業向けデータ 修了試験合格率81.5%)
質問サポートコース受講者専用・講師陣が対応
重複教材割引あり(既存書籍の80%を割引)
合格お祝い合格体験談投稿で15%割引クーポン進呈
模擬試験全国統一公開模擬試験あり

ITECは40年以上の歴史を持つIT資格専業事業者という点で、他の通信講座とは一線を画す信頼性があります。

26,000問超の問題データベースと全国統一模擬試験という2つの強みは、ITECにしか提供できないサービスといえます。

特に全国統一模擬試験で合格ラインとの距離を客観的に把握できる点は、直前期の学習戦略を立てる上で非常に役立つでしょう。

コース選択の自由度が高く、基礎から科目B特化まで自分のニーズに合わせて選べる設計も評価できます。

書籍教材の持ち運びが負担になる方には向かない場合もありますが、IT資格対策の専業事業者として長年培ってきた教材品質は確かなものと感じます。

資格の大原 基本情報技術者講座

主要コース料金
合格コース 74,800円/合格コース(科目A免除対象)86,900円(各税込)
教育訓練給付金
対応コースあり(一般教育訓練給付金)
運営会社
学校法人大原学園

資格の大原は、1957年に東京・水道橋で大原簿記学校として創立された学校法人大原学園が運営する社会人向け通信講座です。

全国に専門学校を120校以上展開し、「本気になったら大原!!」のCMで広く知られる日本最大級の総合教育機関のノウハウを凝縮した資格対策講座として展開されています。

簿記・税理士・公認会計士などの難関資格で長年にわたり実績を積んできた大原の教育メソッドが、基本情報技術者講座にも活かされています。

現在提供されているコースは、目的・レベルに応じて複数のラインナップが用意されています。

科目A・科目B両方の対策と模擬試験を含む総合コース「合格コース」(74,800円・税込)のほか、科目A免除制度に対応した「合格コース(科目A免除制度対象)」(86,900円・税込)、科目Aのみに特化した「科目A対策講義」(47,000円・税込)、科目Bのアルゴリズム対策に特化した「科目Bアルゴリズム対策講義」(24,200円・税込)、そして模擬試験単体での受験が可能な「Web模試」(各科目2,100円・税込)と、ニーズに応じた細かな選択ができます。

なお、大原グループの講座に初めて申し込む方は、受講料に加えて入学金6,000円(税込)が別途必要です。

教育訓練給付金制度の対象コースも設けられており、条件を満たす方は受講費用の最大20%が支給されます。

資格の大原の講義設計は「説明→例題→演習→ミニテスト」の繰り返し学習法を採用しており、単なる知識インプットで終わらず、各項目ごとにアウトプットまで完結させる構成になっています。

講義の中で多くの問題演習を行うことで、早い段階から解答力を養い、知識を実践的に定着させることを重視しています。

受講生には板書まとめノートが配布されるため、板書に費やす時間を削減し、演習や復習に多くの時間を充てられます。

Web通信コースではすべての講義をオンラインで受講できるため、通学の負担なく自宅や外出先で学習を進めることができます。

通学形式(教室通学・映像通学)も選択できるため、通学しながら仲間と切磋琢磨したい方や自習室を活用したい方にはハイブリッド型の利用も可能です。

校舎の自習室はコースを問わず無料で利用できる点も特徴です。

科目A免除対象コースの修了試験合格率は81%と公表されています。

科目A免除試験の会場は東京・大阪・名古屋・福岡など主要都市で実施されており、地方在住の方でも受験しやすい会場展開になっています。

最大のメリットは、長年の教育実績に裏打ちされたカリキュラムの質と、科目ごとに細かく分かれたコース設計の自由度です。

アウトプット重視の繰り返し学習法は特に知識の定着に効果的で、ミニテストで都度理解度を確認しながら進められる点は独学にはない強みです。

Web模試を単体で購入できる点も、他の通信講座の教材と組み合わせて利用したい方にとって便利なサービスです。

注意点としては、科目A免除対応コースの86,900円という受講料は、主要講座の中でも高めの価格帯であることです。

加えて初回受講者には入学金6,000円が別途かかるため、総費用は92,900円になります。

スキマ時間のスマホ学習を重視する方には、他のオンライン完結型講座の方が利便性で上回るケースがあります。

注意点と向いている人・向かない人

長年の専門学校運営実績に基づく信頼性の高い教材で学びたい方、アウトプット重視のカリキュラムで実践力を養いたい方、科目A対策と科目B対策をそれぞれ独立して受講したい方に向いています。

また、地方在住で科目A免除試験を受験したい方にも、会場の選択肢が多い点でおすすめです。

教育訓練給付金を活用して費用を抑えたい方にも検討価値があります。

企業情報
項目内容
サービス名資格の大原 基本情報技術者講座
運営法人学校法人大原学園
本部所在地東京都千代田区西神田1-2-10
創立1957年(大原簿記学校として)
代表者理事長 中本毎彦
公式サイトhttps://www.o-hara.jp/
主要コース料金合格コース 74,800円/合格コース(科目A免除対象)86,900円(各税込)
入学金初回のみ6,000円(税込)別途必要
科目A免除対応あり(修了試験合格率81%)
教育訓練給付金対応コースあり(一般教育訓練給付金)
自習室校舎の自習室を無料利用可(通信生も利用可)
Web模試単体あり(各科目2,100円・税込)

資格の大原は、1957年創立の老舗教育機関として積み上げてきた教育メソッドの信頼性が際立っています。

「説明→例題→演習→ミニテスト」の繰り返し学習法とアウトプット重視のカリキュラムは、知識を定着させる上で理にかなった設計だと感じます。

科目A対策・科目B対策・模擬試験を単体でも購入できる柔軟性も評価できる点です。

受講費用は他の通信講座と比較すると高めですが、入学金込みで考えた上で費用対効果を検討するとよいでしょう。

専門学校の実績と安心感を重視する方や、アウトプット学習に重点を置きたい方には、ぜひ候補に加えてほしい講座です。

資格の学校TAC 基本情報技術者講座

主要コース料金
本科生プラス(Web通信)74,000円〜(税込・キャンペーン価格)
質問サポート
学習サポート(メール)・50回まで
運営会社
TAC株式会社

資格の学校TAC(タック)は、1980年の創業以来40年以上にわたり、年間20万人以上が受講する日本最大級の資格専門学校です。

会計・法律・IT・公務員など幅広い分野で難関資格の合格者を多数輩出してきた実績を持ち、1985年から情報処理技術者試験の講座を開講しています。

長年にわたる本試験問題の分析・データ蓄積に基づく「TACメソッド」が、基本情報技術者講座にも凝縮されています。

主要コースは「本科生プラス」(入門講義付き・初学者向け・全45回)と「本科生」(経験者向け・全35回)の2種類で、学習進捗や目的に応じて科目A特化の「科目Aマスターコース」、科目B特化の「科目Bマスターコース」も用意されています。

受講料は2026年春期合格目標のキャンペーン価格で74,000円〜から設定されており、教育訓練給付金制度の対象コースも展開しています。

TAC独自の「ステップアップ割」では、TACで別資格の講座を修了した方が次のコースを最大30%オフで受講できます。

TACの最大の強みは、教室講座・ビデオブース講座・Web通信講座・DVD通信講座という4種類の受講形態から自分のライフスタイルに合ったスタイルを選べる柔軟性です。

Web通信で申し込んでも、校舎の自習室を通信生も無料で利用できる点は、通学生と変わらない環境で学習したい方にとって大きなメリットです。

通信受講中に教室での補講(スクーリング)を利用できるハイブリッド活用も可能です。

質問サポートは「学習サポート」システムを通じたメール質問で対応しており、基本情報技術者・応用情報技術者コースの受講者は最大50回まで講師に直接質問できます。

デジタル教材(TAC WEB SCHOOL)ではスマホ・タブレット・PCからいつでもテキストを閲覧でき、紙テキストとデジタルを併用したハイブリッド学習が可能です。

Webフォロー機能により講義映像を受講期間中何度でも繰り返し視聴でき、欠席時のフォローも手厚く整っています。

科目A対策では「出るとこマスター」という確認テストを講義ごとに実施し、知識を定着させながらステップアップする設計です。

科目B対策は演習中心のカリキュラムで、問題を解く経験を積みながら解答力を養います。

本試験と同一形式のWeb模試が受講期間中に何度でも受験できる点も、直前期の仕上げに効果的です。

注意点と向いている人・向かない人

最大のメリットは、4種の受講形態と豊富なコース展開により自分の状況に最適な学習環境を選べる点です。

Web通信でも自習室や50回の質問サポートが使えるため、通信と通学の良いとこ取りが実現できます。

1985年からの情報処理試験データ蓄積に基づく教材の質も安心感があります。

ステップアップ割で関連資格講座を連続受講する際のコスト削減も見逃せない魅力です。

注意点としては、受講料が他の通信講座と比べて高めに設定されている点です。

コース展開が多い分、どのコースを選べばよいか迷うケースもあります。

また、科目A免除制度への対応は現行コースでは提供されていないため、免除制度を活用したい方は他の講座を検討する必要があります。

通信受講でありながら自習室も活用しつつ、通学に近い環境で学習を進めたい方、50回の質問サポートで疑問をしっかり解消しながら着実に合格を目指したい方、TACで別の資格講座を受講経験があり、ステップアップ割を活用してコスト削減を図りたい方に特に向いています。

また、Web・DVD・教室など学習スタイルの変更が必要になる可能性がある方にも、柔軟な受講形態の切り替えができる点でおすすめです。

企業情報
項目内容
サービス名資格の学校TAC 基本情報技術者講座
運営会社TAC株式会社
本社所在地東京都千代田区三崎町3-2-18
設立1980年
上場市場東京証券取引所(プライム市場)
公式サイトhttps://www.tac-school.co.jp/kouza_joho/
主要コース料金本科生プラス(Web通信)74,000円〜(税込・キャンペーン価格)
科目A免除対応なし
質問サポート学習サポート(メール)・50回まで
受講形態教室講座・ビデオブース・Web通信・DVD通信の4種
自習室TAC校舎の自習室を通信生も無料利用可
教育訓練給付金対応コースあり
ステップアップ割あり(他資格講座修了者向けに最大30%OFF)

資格の学校TACは、40年以上の実績と日本最大級の資格学校という信頼性が際立ちます。

通信受講でも自習室を無料利用できる点と50回の質問サポートが使える点は、他の通信講座にはなかなかない大きな強みです。

4種の受講形態から選べる柔軟性も、ライフスタイルの変化に対応しやすい設計だといえます。

受講料は高めですが、教育訓練給付金やステップアップ割をうまく活用すれば実質的な負担を抑えられる可能性があります。

科目A免除には非対応ですが、自習室や対面スクーリングも含めた充実したサポート環境を求める方には、十分に検討価値のある講座です。

ユーキャン 基本情報技術者講座

対応地域
全国
利用料金(求職者)
無料
運営会社
株式会社ユーキャン

ユーキャン(U-CAN)は、「学ぶよろこびをあなたに」をモットーに約160種の通信講座を展開する大手教育機関です。

年間約60万人が受講し、ビジネス系資格だけで20万人以上の合格者を輩出してきた実績を持ちます。

基本情報技術者講座は2024年4月に開講した比較的新しいコースですが、長年にわたる通信教育のノウハウを活かした教材設計と充実したサポート体制が特徴です。

受講料は一括払い35,000円・分割払い2,980円×12回(税込)とリーズナブルな価格設定です。

教材到着後8日以内であれば全額返金に対応しており、初めての通信講座でも安心して申し込めます。

合格時にはeギフト3,000円分が進呈される合格お祝い制度も設けられています。

ユーキャンの基本情報技術者講座の最大の特徴は、富士通ラーニングメディア(旧FOM出版)の人気テキストとオリジナル動画講義を組み合わせたハイブリッド学習設計です。

テキストは最新の試験に対応した市販でも高評価の書籍を採用しており、講義動画と併用することで理解が深まる仕組みになっています。

動画講義は81レッスン(1レッスンあたり10〜15分)用意されており、すべてのレッスンに動画が付属しているため、テキストだけでは理解しにくいポイントも動画で補いながら学習を進められます。

1レッスンが10分前後のコンパクトな設計のため、通勤・通学中や昼休みなどのスキマ時間を活用しやすい点も多くの受講者に好評です。

WEBテスト(科目Aの範囲60問)でインプットとアウトプットを繰り返した後、総仕上げとして本番と同形式のCBT模擬試験に取り組めます。

模擬試験はご自宅のパソコンから実際の試験画面や時間配分を体験できるため、試験当日の緊張感を事前に軽減できる設計です。

質問サポートはメール対応で、受講開始から8ヶ月間はすべてのサービスが利用可能です。

標準学習期間4ヶ月に対して8ヶ月間のサポート期間が確保されているため、仕事や育児で学習が思うように進まない時期が生じても安心して続けられます。

スマホ学習(デジタルサポート)では動画講義・WEBテスト・質問機能が一体となって利用でき、自宅ではテキスト、外出中はスマホと使い分けた効率的な学習が可能です。

最大のメリットは、市販でも評判の高いFOM出版テキストと動画講義を1セットで35,000円という価格帯で入手できるコストパフォーマンスです。

8日以内の返品制度があるため、届いた教材を実際に確認してから継続判断できる点も安心感があります。

ユーキャンブランドの認知度の高さと長年の通信教育実績が醸し出す信頼感も、初めて通信講座を受講する方には選びやすい要因になるでしょう。

注意点としては、2024年4月開講の新しい講座であるため、基本情報技術者試験の合格実績データが現時点では少ない点が挙げられます。

科目A免除制度への対応もなく、質問への回答速度についてもユーキャン全般の口コミでは「回答が遅い」という意見が見られます。

本試験に特化した上位講座と比べると講師の質問対応の専門性でやや差が生じる可能性もあるため、質問の頻度が多くなりそうな方はその点を考慮した上で検討するとよいでしょう。

注意点と向いている人・向かない人

通信教育の老舗ブランドへの信頼感を重視する方、テキストと動画のハイブリッド学習でバランスよく学びたい方、8日間の返品制度で安心して試してみたい方に向いています。

スキマ時間を活用した自分のペースでの学習スタイルを好む方にも、コンパクトな動画設計はマッチするでしょう。

企業情報
項目内容
サービス名ユーキャン 基本情報技術者合格指導講座
運営会社株式会社ユーキャン
本社所在地東京都新宿区西新宿7-8-10
公式サイトhttps://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/1852/
主要コース料金一括払い 35,000円(税込)/分割払い 2,980円×12回(税込)
科目A免除対応なし
質問サポートメールサポート(受講開始から8ヶ月間)
動画講義81レッスン(1レッスン10〜15分)
サポート期間受講開始から8ヶ月間
合格お祝いeギフト3,000円分
返品制度教材到着後8日以内は全額返金可(返送料のみ負担)
標準学習期間4ヶ月

ユーキャンは通信教育の老舗ブランドならではの安心感があり、FOM出版の人気テキストと動画講義をセットで35,000円という価格帯は、コスパ面でも十分評価できます。

8日間の返品制度があるため、届いた教材の質や使いやすさを確かめてから続けるかどうかを判断できるのは、初めて通信講座を申し込む方には大きなメリットです。

ただし開講から日が浅いため合格実績のデータがまだ少なく、科目A免除にも非対応なので、確実性を重視する方はその点を踏まえた上で選択するとよいでしょう。

ユーキャンのブランドへの信頼感やテキスト・動画のハイブリッド学習を重視する方には、まず資料請求で教材のクオリティを確認してから申し込みを判断することをおすすめします。

基本情報技術者の通信講座を利用した方へのアンケート調査結果

基本情報技術者通信講座を実際に受講した80名を対象に、講座の満足度や活用実態についてアンケート調査を実施しました。以下にその結果をご紹介します。

通信講座全体の満足度を教えてください。
評価回答数割合
非常に満足31名38.8%
やや満足37名46.3%
どちらともいえない8名10.0%
やや不満3名3.8%
非常に不満1名1.3%

満足と回答した方(非常に満足+やや満足)は合計68名で、全体の85.0%に達しました。受講者の大多数が講座内容やサポート体制に一定の満足感を感じていることがわかります。

講座を選ぶ際は口コミや合格実績だけでなく、無料体験や資料請求を活用して自分に合う講座かどうかを事前に確認しておくとよいでしょう。

通信講座を選ぶ際に最も重視したポイントはどれですか?
選択肢回答数割合
費用・価格25名31.3%
教材の分かりやすさ21名26.3%
学習サポート体制15名18.8%
合格実績・合格率12名15.0%
学習期間・スケジュールの柔軟性7名8.8%

費用を最重視する方が最も多く31.3%を占め、次いで教材の分かりやすさが26.3%でした。費用と教材品質のバランスを重視する傾向が見られます。

通信講座は価格帯が幅広いため、まず予算の上限を決めた上で、無料サンプル教材を活用して教材の質を実際に確かめてから申し込むのがおすすめです。

1日あたりの平均学習時間はどのくらいでしたか?
学習時間回答数割合
30分未満6名7.5%
30分〜1時間未満19名23.8%
1時間〜2時間未満32名40.0%
2時間〜3時間未満16名20.0%
3時間以上7名8.8%

1日あたり1時間〜2時間未満の学習が最多で40.0%を占めました。30分〜2時間の範囲に全体の63.8%が集中しており、無理なく継続できる時間を学習に充てている方が多いことがわかります。

通信講座はスキマ時間を活用できる設計が多いため、1日1時間を目安にスケジュールを立てると継続しやすいでしょう。

通信講座を受講して合格できましたか(または合格見込みですか)?
回答回答数割合
合格した42名52.5%
合格見込み・現在学習中17名21.3%
不合格だったが再挑戦予定13名16.3%
受験を見送った8名10.0%

合格または合格見込みと回答した方は合計59名で73.8%に達しました。不合格でも再挑戦を予定している方が16.3%おり、通信講座への継続的な信頼感が読み取れます。

万が一不合格になった場合にも、再受験サポートや延長受講制度を設けている講座を選んでおくと安心して学習を続けられるでしょう。

通信講座のサポート体制(質問対応・添削など)には満足しましたか?
評価回答数割合
非常に満足23名28.8%
やや満足46名57.5%
どちらともいえない7名8.8%
やや不満3名3.8%
非常に不満1名1.3%

サポート体制に満足と回答した方(非常に満足+やや満足)は69名で、全体の86.3%に達しました。質問対応や添削サービスへの評価が高く、独学では得られないサポートが受講者の学習継続を後押ししていることがわかります。

講座を選ぶ際は質問回数の上限や回答スピードも事前に確認しておくと、より快適な環境で学習を進められるでしょう。

基本情報技術者通信講座の選び方|失敗しないための5つのポイント

基本情報技術者通信講座を選ぶ際は、価格だけに注目してしまいがちですが、実際には学習スタイル・サポート体制・科目A免除制度への対応など、複数の観点から比較することが大切です。

以下の5つのポイントを順番に確認しながら、自分に最適な講座を見つけていきましょう。

受講費用とコストパフォーマンスで選ぶ

基本情報技術者通信講座の受講費用は、最安値クラスで18,700円、最高値クラスでは80,000円を超えるものまで存在します。

単純に価格が安いから良いとは言い切れず、含まれるコンテンツの質・量・サポートの手厚さと費用のバランスを確認することが重要です。

費用を抑えたい方にはスタディング(24,800円~)やJTEX(18,700円)が選択肢になります。費用はやや高めでも手厚いサポートを求めるなら、資格の大原やTACが候補に挙がります。

合格お祝い金や教育訓練給付金の対象かどうかも、実質費用に大きく影響するため必ず確認しておくとよいでしょう。

講座名主要コース受講料(税込)教育訓練給付金対応合格お祝い金
JTEX18,700円非対応なし
スタディング24,800円~一部対応Amazonギフト券5,000円分
フォーサイト35,800円対応なし
BizLearn36,300円~47,300円非対応Amazonギフト券1,000円分
ITEC37,950円~非対応なし
TAC70,000円前後~対応なし
資格の大原80,800円~対応なし

教育訓練給付金制度を利用すると、受講費用の最大20%が国から支給されます。フォーサイト・TAC・資格の大原など対応している講座では、実質的な負担を大きく抑えられるでしょう。

費用の高低だけで判断するのではなく、割引や給付金も含めた実質費用で比較することをおすすめします。

科目A免除制度への対応有無で選ぶ

基本情報技術者試験には、特定の通信講座や予備校の修了試験に合格することで、本番の科目A試験が最大1年間免除される制度があります。科目Aと科目Bを同日に受験するプレッシャーを減らし、科目Bの学習に集中できる点が最大のメリットです。

科目A免除制度に対応している講座は限られており、対応していない講座では制度を利用できないため、活用を希望する方は講座選びの段階で必ず確認しておく必要があります。

講座名科目A免除対応科目A免除修了試験合格率
BizLearnあり93%
資格の大原あり81%
ITECあり公式非公開
独習ゼミ(SEプラス)あり公式非公開
スタディングなし
フォーサイトなし
JTEXなし
TACあり公式非公開

科目A免除を最優先に考えるなら、BizLearnか資格の大原が候補として挙がります。BizLearnの修了試験合格率93%は業界でもトップクラスの水準です。

その反面、科目A免除対応コースは通常より受講費用が高くなる傾向があります。費用と合格率のバランスを比較した上で判断するとよいでしょう。

学習スタイル・教材形式で選ぶ

通信講座の学習形式は、スマホ完結型のオンライン講座・紙テキスト中心の通信教材・ハイブリッド型(紙+eラーニング)の大きく3つに分類されます。自分の生活スタイルや学習習慣に合った形式を選ばないと、途中で続けられなくなるリスクがあります。

スキマ時間を最大限に活用したい社会人や移動中の学習を重視する方には、スマホ完結型のスタディングやBizLearnが向いています。

テキストを手元に置いてじっくり書き込みながら学びたい方には、フルカラーの紙テキストを提供するフォーサイトや資格の大原が適しているでしょう。

講座名学習スタイル紙テキスト動画講義アプリ学習
スタディングスマホ完結型なし(印刷可)ありあり
フォーサイトハイブリッド型あり(フルカラー)ありあり(ManaBun)
BizLearneラーニング完結型なしあり(22本)あり
ITECハイブリッド型ありありあり
資格の大原ハイブリッド型ありあり(2倍速対応)あり
TACハイブリッド型ありあり(Web・DVD選択可)あり
JTEXeラーニング中心あり(教材テキスト)なしあり

1回の動画講義の長さも重要な判断材料です。フォーサイトは1コマ最大15分、スタディングも短時間単位での学習設計を採用しています。まとまった時間が取りにくい方はこのような講義設計を重視するとよいでしょう。

質問・サポート体制の充実度で選ぶ

通信講座では、わからない箇所が出てきたときにすぐ質問できる環境が整っているかどうかが、学習継続のカギを握ります。質問回数・回答スピード・担任制の有無などを確認しておくことが大切です。

サポートが手厚い講座ほど受講費用は高くなる傾向がありますが、途中で挫折するリスクを下げるための投資と考えることもできます。

特に、IT未経験の方や独学で挫折した経験がある方にとって、サポートの質は講座選びの最重要ポイントの一つといえるでしょう。

講座名質問方法質問回数回答スピード目安担任制
スタディングQ&Aチケット制10~30回(コースにより異なる)7日以内なし
フォーサイトメール・eラーニング内回数制限あり数日以内なし
BizLearn専任チューター無制限営業日1日以内あり
ITEC問い合わせフォーム制限あり公式非公開なし
資格の大原個別指導コースにより異なる公式非公開あり(一部コース)
TACi-supportシステム50回まで公式非公開なし
JTEXコーチ制度コーチ2名体制公式非公開あり(コーチ制)

BizLearnの専任チューターによる無制限質問対応は、通信講座の中でも特に手厚いサポートといえます。初学者や質問が多くなりそうな方には、担任制・無制限質問が可能な講座を優先して検討するのがおすすめです。

学習期間・受講期間の柔軟性で選ぶ

基本情報技術者試験はCBT方式で通年受験が可能なため、自分のペースで受験日を設定できます。それに合わせて、受講期間の長さや延長制度の有無も重要な確認ポイントです。

仕事や育児で学習ペースが読めない方には、受講期間が長めに設定されている講座や、延長オプションが用意されている講座が向いています。短期集中で合格を目指す方には、最短2ヶ月合格を掲げているフォーサイトやスタディングが適しているでしょう。

講座名標準受講期間受講期間延長最短合格目安
スタディング制限なし(購入年度内)次年度版割引購入可最短2ヶ月
フォーサイト受験までなし(通年利用可)最短2ヶ月
BizLearn6ヶ月公式非公開公式非公開
ITECコースにより異なる公式非公開公式非公開
資格の大原コースにより異なるあり公式非公開
TACコースにより異なるあり公式非公開
JTEX公式非公開公式非公開公式非公開

受講期間が短すぎる講座は、忙しい時期に学習が滞った際に更新費用が発生するリスクがあります。申し込み前に受講有効期限とその後の対応を公式サイトや資料請求で確認しておくと安心です。

選び方まとめ:タイプ別おすすめの選択軸

5つのポイントを踏まえると、自分の状況に応じた選択軸は以下のようにまとめられます。

  • できるだけコストを抑えたい方 → スタディング・JTEX・フォーサイトが候補
  • 科目A免除を活用して確実に合格したい方 → BizLearn・資格の大原・ITECが候補
  • スキマ時間を活用してスマホで学びたい方 → スタディング・BizLearnが候補
  • 紙テキストでじっくり学びたい方 → フォーサイト・資格の大原・ITECが候補
  • 質問や個別サポートを重視する方 → BizLearn・資格の大原・TACが候補
  • 短期集中で最短合格を狙いたい方 → フォーサイト・スタディングが候補

どれか一つの条件だけで選ぶのではなく、自分の優先順位を2~3つに絞って比較すると、後悔のない講座選びができるでしょう。

基本情報技術者試験の基礎知識|試験概要から勉強法まで徹底解説

基本情報技術者試験とは何か

基本情報技術者試験(FE:Fundamental Information Technology Engineer Examination)は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験であり、経済産業省が認定する情報処理技術者試験の一区分です。

ITエンジニアとしてのキャリアをスタートするための登竜門的な資格として広く知られており、年間を通じて10万人以上が受験する国内最大規模のIT系国家試験の一つです。

試験のレベルはITスキル標準(ITSS)において「レベル2」に位置づけられています。

「基本」という名称から簡単そうに見えますが、ITパスポート試験(レベル1)よりも深く専門的な知識が問われるため、相応の学習時間と準備が必要です。

同等レベルのIT資格としては、CCNA・Ruby Gold・PHP準上級・ORACLE MASTER Silverなどが挙げられます。

対象者像としてIPAは「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者」と定義しており、これからITエンジニアを目指す学生や社会人、IT部門への転職・配属を検討している方、社内のDX推進担当者など、幅広い職種・立場の人が受験しています。

2023年のシラバス改訂以降は、対象者像がITエンジニアからDX人材へとさらに広がっており、IT業界に限らず一般企業での需要も年々高まっています。

試験制度の変遷と現行制度の概要
制度改革の歴史

基本情報技術者試験はこれまでに複数回の制度改革が実施されています。

平成21年度に現在の2部構成(午前・午後試験)が導入され、令和2年度にはCBT(Computer Based Testing)方式への移行が実施されました。

CBT方式の導入により受験日が柔軟に選択できるようになり、合格率も従来の20〜30%台から40%台へと上昇しました。

さらに令和5年度(2023年4月)には大規模な試験制度の改訂が行われました。

試験名称が「午前試験」「午後試験」から「科目A試験」「科目B試験」へと変更され、出題内容・問題数・試験時間もすべて刷新されています。

2026年1月には最新シラバスVer.9.2が公開されており、法規関連の一部項目も改訂されています。

現行試験の基本情報

現行制度における試験の基本情報は以下の通りです。

試験はCBT方式で通年実施されており、全国の試験会場から都合の良い日時と場所を選んで受験できます。

受験料は7,500円(税込)で、受験資格や前提となる条件は一切設けられていないため、年齢・学歴・IT経験を問わず誰でも申し込みが可能です。

申し込みは試験日の3日前まで受け付けており、3ヶ月先の月末までの試験日であればいつでも申し込むことができます。

なお、一度受験した場合は前回の受験日翌日から起算して30日を超えた日以降でなければ再受験できない「リテイクポリシー」が設けられています。

合格発表は受験月の翌月中旬から下旬に、IPAのウェブサイトおよび受験者マイページにて行われます。

合格者には経済産業大臣から「情報処理技術者試験合格証書」が簡易書留で送付されます。

項目内容
試験方式CBT(全国のテストセンター)
実施形式通年実施(随時)
受験料7,500円(税込)
受験資格なし(誰でも受験可能)
合格基準科目A・科目Bともに1,000点満点中600点以上
再受験前回受験日の翌日から30日超経過後
合格発表受験月翌月中旬〜下旬
科目A試験の詳細
科目A試験の概要と出題形式

科目A試験は、ITに関する幅広い基礎知識を問う試験です。

試験時間は90分で、四肢択一形式で60問が出題されます。

このうち4問は評価問題(採点対象外)のため、実質的には56問が採点されます。

合格基準は1,000点満点中600点以上で、採点にはIRT(項目応答理論)方式が採用されているため、各問題の配点は一律ではありません。

科目A試験の出題範囲

出題範囲はテクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の3分野に大別されています。

テクノロジ系が最も出題割合が高く、60問中41問程度を占めます。

マネジメント系は約8問、ストラテジ系は約11問の割合で出題されます。

テクノロジ系は、コンピュータの基礎理論・コンピュータシステム・技術要素・開発技術の4領域で構成されており、2進数・アルゴリズム・データ構造・ネットワーク・データベース・情報セキュリティなど、ITエンジニアが日常業務で必要とする幅広い知識が問われます。

マネジメント系ではプロジェクトマネジメントやサービスマネジメントに関する知識が、ストラテジ系では企業活動・法務・システム戦略・経営戦略に関する知識が出題されます。

科目A試験は過去問からの流用問題も一定数含まれており、過去問演習を積み重ねることで得点を伸ばしやすい傾向があります。

科目B試験の詳細
科目B試験の概要と出題形式

科目B試験は、プログラミング・アルゴリズム・情報セキュリティの実践的な理解力を問う試験です。

試験時間は100分で、20問すべてが必須解答となっています。

合格基準は科目A試験と同様に1,000点満点中600点以上です。

2023年4月の制度改訂で最も大きく変わったのが科目B試験です。

旧制度では大問形式で11問中5問を選択して解答していましたが、現行制度では小問形式の20問すべてを解答しなければなりません。

不得意な分野を避けることができなくなったため、科目B対策の重要性が旧制度よりも格段に高まっています。

科目B試験の出題内容

科目B試験の出題範囲は「アルゴリズムとプログラミング」と「情報セキュリティ」の2分野に限定されています。

20問のうち約16問(80%)がアルゴリズムとプログラミングに関する問題で、残り約4問が情報セキュリティに関する問題です。

アルゴリズムとプログラミングの問題では、擬似言語を使ったプログラムの読解・処理の流れの追跡・変数の変化の把握・デバッグなどが求められます。

旧制度では特定のプログラミング言語(C・Java・Python・アセンブラ言語・表計算ソフト)から選択解答する形式でしたが、現行制度ではすべて擬似言語に統一されています。

擬似言語は特定の言語に依存しない汎用的な記法であるため、プログラミング経験の有無よりも、論理的思考力とプログラムの読解力が問われます。

情報セキュリティの問題では、セキュリティに関する基礎的な概念・攻撃手法・対策の理解が問われます。

問題数は少ないですが、確実に得点しておきたい分野です。

合格率と難易度の推移
制度改革前後の合格率の変化

基本情報技術者試験の合格率は、試験制度の変遷とともに大きく変化してきました。

ペーパー試験で実施されていた時代(平成21年度〜令和元年度)の平均合格率はおよそ25%前後で推移しており、IT系の試験としても決して容易ではありませんでした。

令和2年度にCBT方式が導入されると合格率は約48%まで急上昇し、令和3年度・令和4年度も40%前後で推移しました。

令和5年度(2023年4月)の制度改訂直後は56.4%という高水準を記録しましたが、その後は難易度が調整され、令和6年度(2024年4月〜2025年3月)の合計合格率は40.8%となっています。

2025年12月時点の直近データでは35.1%と、やや落ち着いた水準で推移しています。

試験区分合格率の目安
ペーパー試験時代(〜令和元年度)平均約25%前後
CBT移行後(令和2年度〜令和4年度)平均約40〜48%
新制度移行直後(令和5年度4月)56.4%(最高水準)
令和6年度(2024年4月〜2025年3月)40.8%
2025年12月時点35.1%
受験者層と合格率の関係

IPA公開の統計によると、年間受験者数は10万人前後で推移しています。

業種別では、ソフトウェア・情報処理・提供サービス業が受験者全体の約34%を占めますが、製造業(合格率44%)やサービス業(合格率37%)など非IT系業種の合格率がIT系業種と同水準かそれ以上となっているケースも見られます。

これはIT知識がない分野の方でも、適切な試験対策をすれば十分に合格が狙えることを示しています。

また、勤務経験がない方(学生・未経験者)の合格率が2024年10月には55%に達したというデータも存在し、IT未経験者でも計画的に学習することで合格できる試験であることがわかります。

科目A免除制度の詳細
科目A免除制度とは

科目A免除制度とは、IPAが認定したeラーニング講座などを受講し、講座内の修了試験に合格することで、本番の科目A試験が最大1年間免除される制度です。

本試験の受験前に修了認定を取得しておけば、本番では科目B試験のみを受験すればよくなり、合格に必要な学習範囲を大幅に絞り込むことができます。

科目A免除修了試験は年に数回実施されており、最大2回の受験機会が設けられています。

IPAが認定した講座の受講が前提条件となるため、制度を利用したい方は事前に対応講座への申し込みが必要です。

科目A免除制度を利用するメリットと注意点

最大のメリットは、科目B試験のみに集中できる点です。

科目B試験はアルゴリズムとプログラミングに特化した内容で、初心者にとって最もハードルが高い部分でもあります。

科目A対策の負担を事前に取り除いておくことで、科目B対策に十分な時間を充てられます。

注意点としては、科目A免除修了試験に合格しても本番の科目B試験で600点を下回れば不合格となる点です。

また、免除期間は合格から最大1年間であるため、修了認定取得後は期限内に本試験を受験する計画を立てておく必要があります。

対応講座はIPAが認定した講座に限られており、費用も通常の講座より高くなる傾向があるため、費用対効果を十分に検討した上で利用を判断するとよいでしょう。

基本情報技術者試験の勉強方法
学習に必要な時間と期間の目安

基本情報技術者試験に合格するために必要な学習時間は、ITの予備知識量によって大きく異なります。

IT未経験の初学者の場合は200〜300時間程度が目安とされており、1日1〜2時間の学習ペースで3〜5ヶ月程度の準備期間が必要です。

ITパスポートを取得済みの方や、ITに関する一定の知識がある社会人・学生の場合は、100〜150時間程度で合格圏に届くケースもあります。

IT業界での実務経験があり、基礎知識が身についている方なら50〜80時間の集中学習で合格を狙えることもあります。

合格までの学習ステップ

合格までの流れはおおむね以下のような段階を踏むことになります。

まず学習の第1ステップとして、IPAが公式に公開しているシラバス(Ver.9.2)と試験要綱を確認し、試験の全体像と出題範囲を把握することが重要です。

科目Aの出題範囲は非常に広いため、テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系それぞれの割合を確認した上で学習計画を立てるとよいでしょう。

第2ステップは科目Aの基礎インプットです。

参考書や通信講座の動画講義を活用して、テクノロジ系の基礎用語・アルゴリズム・ネットワーク・データベース・情報セキュリティを順番に学習します。

一度で完全に理解しようとせず、全体を一周してから繰り返し復習するスタイルが効果的です。

第3ステップは科目Aの過去問演習です。

科目A試験は過去問の流用問題が一定数含まれるため、「基本情報技術者試験ドットコム(過去問道場)」などの無料学習サイトを活用して過去問を繰り返し解くことが合格への近道となります。

間違えた問題は参考書に戻って知識を補強するサイクルを繰り返しましょう。

第4ステップは科目Bの集中対策です。

擬似言語によるアルゴリズム問題は、知識のインプットだけでは対応できず、実際に問題を解きながら論理的思考力を鍛えることが不可欠です。

IPAが公開しているサンプル問題や公開問題を繰り返し解き、プログラムの処理の流れを正確にトレースできる力を養います。

同じ問題を複数回解き直して、確実に理解できていることを確認する学習法が有効です。

第5ステップは模擬試験による総仕上げです。

試験直前には本番と同形式の模擬試験を受験し、時間配分・解答ペース・弱点分野を最終確認します。

本番はCBT形式でパソコン画面を見ながら解答するため、事前にCBT形式に慣れておくことも重要です。

STEP内容目安期間
STEP1シラバス・試験要綱確認、学習計画の策定1〜3日
STEP2科目A基礎インプット(参考書・講義動画)1〜2ヶ月
STEP3科目A過去問演習・弱点補強2〜4週間
STEP4科目B擬似言語・アルゴリズム集中対策1〜2ヶ月
STEP5模擬試験・総仕上げ1〜2週間
科目A・科目B別の効果的な学習のコツ

科目A対策の核心は、用語の暗記と過去問演習の繰り返しにあります。

出題範囲が広いため、すべてを完璧に理解しようとするより、頻出テーマを中心に得点を積み上げる合格点主義の学習スタイルが効率的です。

特にネットワーク・データベース・情報セキュリティは出題頻度が高く、重点的に対策する価値があります。

科目B対策では、擬似言語のプログラムを一行ずつ手を動かしてトレースする習慣を身につけることが最重要です。

問題文が長くても焦らず、変数の値の変化を紙やメモに書き出しながら解答する練習を繰り返すとよいでしょう。

最初は時間がかかっても、問題数をこなすうちに読解スピードが上がってきます。

情報セキュリティの問題は知識問題として比較的得点しやすいため、基本的な攻撃手法と対策の用語は必ず押さえておきましょう。

資格取得のメリットと活用場面

基本情報技術者試験の合格がもたらすメリットは、就職・転職・キャリアアップの各場面で具体的に表れます。

IT系企業の多くが採用・昇格の基準資格として設定しており、企業によっては合格者に月額3,000〜10,000円程度の資格手当を支給するケースもあります。

IT系以外の一般企業でもDX推進の観点から評価されることが増えており、非IT職種の方でも取得する価値は十分にあるといえるでしょう。

また、基本情報技術者試験は上位試験への足がかりとしても重要です。

応用情報技術者試験(レベル3)・高度試験(レベル4)へのステップアップを目指す場合、基本情報技術者試験の合格で培った知識はそのまま上位試験の土台となります。

さらに、基本情報技術者試験の合格は弁理士試験・中小企業診断士試験の一部科目免除にも活用できるため、他資格とのシナジーも見逃せません。

参考・出典サイト一覧

基本情報技術者の試験の流れ

基本情報技術者通信講座を申し込んでから試験に合格するまでには、いくつかの重要なステップがあります。

通信講座ならではの特徴として、受験日を自分で設定できるCBT方式への対応や、科目A免除制度の活用など、事前に流れを把握しておくことが合格への近道となります。

STEP1
自分の学習レベルを把握して講座を選ぶ
まず取り組むべきは、自分のITに関する知識レベルを客観的に把握することです。ITパスポートを取得済みか、社内でIT関連業務の経験があるか、あるいは完全なゼロからのスタートなのかによって、最適な講座・コースの選択基準が変わります。
完全未経験の初学者には、ITの基礎知識から学べる入門講義付きのコース(TACの本科生プラス・BizLearnの合格総合対策コース)や、IT基礎からスムーズにつなげられる初学者コース(スタディング)が向いています。ITパスポート合格レベルの基礎知識がある方は、科目A・科目B両対策の標準コースから始めるとよいでしょう。
複数の候補をリストアップしたら、各社の公式サイトから資料請求や無料体験を活用することをおすすめします。スタディングやBizLearnはメール登録だけで講義の無料体験ができ、TACは体験Web受講が可能です。フォーサイトは資料請求で2,000円オフのクーポンを取得できます。実際の教材・講義を体験してから申し込む判断をすることで、受講後の後悔を防げます。
STEP2
科目A免除制度を活用するか検討する
申し込み前の重要な判断ポイントとして、科目A免除制度を活用するかどうかを検討します。BizLearn・資格の大原・ITEC・TACなど免除対応講座を選んで修了試験に合格すれば、本番では科目Bのみに集中できます。一方でスタディング・フォーサイト・ユーキャンは科目A免除には対応していません。
免除制度を使う場合は、修了試験の日程が年に数回しか設定されていないため、申し込み時点で試験日程を確認して逆算したスケジュールを立てる必要があります。修了試験の申し込みは講座申し込み時に自動完了する講座(BizLearnなど)と、別途手続きが必要な講座があるため、事前に確認しておくことが大切です。
STEP3
受講申し込みと教材受け取り・学習スタート
申し込みはクレジットカード・コンビニ払いなどオンラインで完結します。オンライン完結型(スタディング・BizLearn)はメールでアカウント情報が届き次第すぐに学習を開始できます。紙テキストが付属する講座(フォーサイト・ITEC・ユーキャン・資格の大原・TAC)は教材の郵送に通常5〜10日程度かかるため、学習開始まで少しの待機時間が生じます。
教材が届いたら、まずカリキュラム全体を見渡して学習計画を立てます。BizLearnの合格ナビゲーション・TACの学習サポートツールなど、各社が提供する学習スケジュール機能を積極的に活用しましょう。試験はいつでも受けられるCBT方式ですが、学習完了の目安日から逆算して受験日を仮設定しておくと、日々の学習ペースが明確になります。
STEP4
科目Aのインプット学習と過去問演習
学習の最初のフェーズは科目Aのインプットです。テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の3分野にわたる幅広い試験範囲を、動画講義や参考書を使って体系的に理解していきます。1レッスン10〜15分程度の短い講義が設計されているスタディング・ユーキャン・フォーサイトは、通勤中や昼休みのスキマ時間に1〜2レッスンを視聴するスタイルで継続しやすいでしょう。
インプットと並行してアウトプット(問題演習)を繰り返すことが科目A対策の核心です。各講座が提供するWEBテスト・セレクト過去問・一問一答を活用して、理解した知識をすぐに問題形式で確認する学習サイクルを習慣化しましょう。科目Aは過去問からの流用問題が一定数含まれるため、「基本情報技術者試験ドットコム(過去問道場)」などの無料サイトも組み合わせると効果的です。
STEP5
科目Bの擬似言語・アルゴリズム集中対策
科目A対策がある程度軌道に乗ったら、早めに科目B対策を並行してスタートすることを強くおすすめします。科目B試験では擬似言語によるアルゴリズムの読解力が問われるため、慣れるまでに時間を要する受験者が多く、後回しにすると直前に焦る原因となります。
各講座の科目B対策コンテンツを使って、まず擬似言語の基本的な構文(繰り返し・条件分岐・変数の変化)を正確に読めるようになることを目標とします。プログラムを一行ずつ手を動かしながらトレースする練習を繰り返し、処理の流れを正確に追う力を養いましょう。BizLearnの担任チューター・TACの質問サポート(50回)・スタディングのQ&Aチケットなど、疑問が生じたその都度サポートを活用することで、つまずきの解消が早まります。
STEP6
模擬試験で仕上げ、受験日を予約する
学習が一通り完了したら、各講座が提供するCBT形式の模擬試験で本番さながらの実力チェックを行います。ユーキャン・TACはパソコンから本番と同一形式の画面で模擬試験を受けられるため、試験当日の操作感や時間配分の感覚をリアルに掴めます。ITECの全国統一公開模擬試験では全国の受験者との相対比較もでき、合格ラインへの距離を客観的に把握できます。
模擬試験の結果をもとに弱点分野を最終確認したら、IPAの公式サイト(CBTS受験者専用サイト)から本試験の受験日・会場・時間帯を予約します。試験の申し込みは試験日の3日前まで受け付けており、3ヶ月先の月末までの日程で自由に選択できます。学習の仕上がりに自信がついたタイミングで受験日を設定することが、CBT方式ならではの大きなメリットです。
STEP7
本試験受験・合格発表・合格証書の受領
試験当日は最寄りのテストセンターに受験票・本人確認書類を持参して受験します。試験は科目Aと科目Bを同日(午前・午後)に受験し、両科目で1,000点満点中600点以上を獲得すれば合格です。
合格発表は受験月の翌月中旬〜下旬にIPAのウェブサイトおよびマイページで行われます。合格者には経済産業大臣名義の合格証書が簡易書留で郵送されます。合格後は各講座の合格お祝い制度(スタディングのAmazonギフト券5,000円分・フォーサイトの1,500円還元・ユーキャンのeギフト3,000円分など)の申請手続きも忘れずに行いましょう。
合格後は、資格手当の申請・上位資格(応用情報技術者)へのステップアップなど、次のキャリアアクションに向けた計画を立ててみてください。多くの通信講座では合格者向けの上位資格講座割引制度(スタディングのWライセンス割・TACのステップアップ割など)も用意されており、合格の勢いをそのままに継続学習に進めます。
基本情報技術者通信講座 利用から合格までの流れ(まとめ)
STEP内容目安期間
STEP1学習レベルの自己評価・講座選び・無料体験1〜2週間
STEP2科目A免除制度の活用判断・申し込み手続き数日
STEP3受講申し込み・教材受け取り・学習計画策定1〜10日
STEP4科目Aインプット・過去問演習1〜2ヶ月
STEP5科目B擬似言語・アルゴリズム集中対策1〜2ヶ月
STEP6模擬試験・弱点補強・受験日予約1〜2週間
STEP7本試験受験・合格発表・合格証書受領1ヶ月前後

基本情報技術者試験に関するよくある質問

Q基本情報技術者試験はIT未経験でも合格できますか?
AIT未経験の方でも合格は十分に目指せます。IPA公開のデータによると、勤務経験のない方の合格率が2024年10月には55%に達したケースもあり、対策次第では経験者と遜色ない結果を出せることがわかっています。ただし、IT未経験の場合は科目A試験の範囲だけでも2進数・アルゴリズム・ネットワーク・データベース・情報セキュリティと幅広く、科目B試験では擬似言語を使ったプログラムの読解力も求められるため、200〜300時間程度の学習時間を見込んでおくのが現実的です。
通信講座を活用する場合は、IT基礎から体系的に学べる初学者向けコースを選ぶと効率よく進められます。ITパスポートをまだ取得していない方は、先にITパスポートで基礎用語を固めてから挑む流れも有効です。
Q独学と通信講座、どちらがおすすめですか?
AITに関する一定の基礎知識がある方や、学習意欲と自己管理能力に自信がある方であれば独学も十分選択肢に入ります。市販の参考書と無料の過去問サイトを組み合わせれば、費用をかけずに合格レベルまで到達できます。その反面、挫折しやすいという点がデメリットです。特に科目B試験の擬似言語対策は独学では行き詰まりやすく、途中で諦めてしまう受験者も少なくありません。
通信講座は費用がかかる分、体系的なカリキュラム・質問対応・学習管理機能・科目A免除制度の活用など、独学では得られないサポートが揃っています。2回目・3回目の受験になると受験料(7,500円)が積み重なるため、一発合格を目指す観点からも通信講座への投資は費用対効果が高いと考えられます。
Q通信講座の受講費用はどのくらいかかりますか?
A基本情報技術者通信講座の費用相場は、最安値クラスのJTEX(18,700円)から最高値クラスの資格の大原(80,800円〜)まで幅広く存在します。主要講座の目安としては、スタディングが24,800円〜、フォーサイトが35,800円、BizLearnが36,300円〜、ITECが37,950円〜、TACが70,000円前後〜となっています。
フォーサイト・TAC・資格の大原の一部コースは教育訓練給付金制度の対象となっており、受講費用の最大20%が国から支給されるため、実質的な自己負担を抑えることができます。また、スタディングは合格お祝い金としてAmazonギフト券5,000円分が受け取れる制度があり、実質費用がさらに下がります。費用だけで選ぶのではなく、含まれるサポートの手厚さや科目A免除対応の有無も合わせて比較することをおすすめします。
Q科目A免除制度を使うと合格しやすくなりますか?
A科目A免除制度を上手に活用できれば、合格率を高める効果が期待できます。本番では科目B試験のみに集中すればよくなるため、試験当日のプレッシャーが軽減され、科目B対策に充てられる学習時間も増えます。科目A免除に対応した通信講座の中では、BizLearnの修了試験合格率93%・資格の大原の81%という実績が参考になります。
ただし、科目A免除修了試験自体にも合格する必要があり、対応講座の受講費用は通常コースより高くなることが多い点は注意が必要です。また、科目A免除の権利は取得から最大1年間有効であるため、修了認定取得後は期限内に本試験を受験する計画を立てておく必要があります。制度の利用可否にかかわらず、科目B試験の対策は必須であることを念頭に置いてください。
Q基本情報技術者試験に何ヶ月で合格できますか?
A合格に必要な期間は学習者のIT知識レベルによって異なります。IT未経験の初学者の場合、1日1〜2時間のペースで学習すると3〜5ヶ月程度が目安です。ITパスポートを取得済みか、ITに関する基礎知識がある方なら2〜3ヶ月程度で合格圏に近づけることもあります。IT業界での実務経験がある方は、1〜2ヶ月の集中学習で合格を狙えるケースもあります。
基本情報技術者試験はCBT方式で通年受験が可能なため、自分の学習ペースに合わせて受験日を設定できるのは大きなメリットです。ただし科目B試験の擬似言語対策は経験者でも時間を要することが多く、早い段階から科目B対策に着手することを強くおすすめします。通信講座の場合は最短2ヶ月での合格を謳う講座(フォーサイト・スタディングなど)もありますが、これはある程度の基礎知識を持つ方を前提とした数字と考えておくのが無難です。
Q通信講座の質問サポートはどの程度充実していますか?
A講座によってサポートの充実度は大きく異なります。最も手厚いのはBizLearnで、専任チューターによる無制限質問対応を行っており、営業日1日以内に回答が得られます。TACはi-supportシステムを通じて50回まで講師に質問できる点が強みです。スタディングはチケット制(合格コースに10枚、初学者コースに30枚付属)で1チケット1問の質問ができます。
フォーサイトはeラーニングシステム内からの質問に対応しており、回答まで数日程度かかります。資格の大原は個別指導を設けているコースがあり、丁寧なフォローが期待できます。JTEXはコーチ2名体制でモチベーション管理と学習アドバイスのサポートを提供しています。自分が質問したい頻度や、早急に回答が欲しいかどうかを事前に考慮した上で講座を選ぶとよいでしょう。
Qスマホだけで学習を完結できる講座はありますか?
AスタディングとBizLearnは、スマホのみで学習をほぼ完結できる設計になっています。スタディングは動画講義・Webテキスト・問題演習・学習管理機能のすべてがアプリ上で完結し、通勤中や休憩時間のスキマ時間を最大限活用できます。BizLearnもeラーニング完結型で、22本の動画講義・問題演習・担任チューターへの質問がすべてオンラインで行えます。
フォーサイトはeラーニングシステム「ManaBun」をスマホで利用でき、紙テキストとのハイブリッド学習も可能です。その反面、JTECや資格の大原・TACは紙テキストを中心とした学習設計のため、スマホのみでの完結には向いていません。移動中の学習や隙間時間の有効活用を重視する方には、スマホ完結型の講座を優先的に検討するとよいでしょう。
Q試験に落ちた場合、再受験に追加費用はかかりますか?
A本試験の再受験には受験料7,500円(税込)が都度かかります。通信講座側の再受験サポートについては講座によって対応が異なります。スタディングは次年度版コースを割引価格で購入できる制度を設けており、継続して学習しやすい環境が整っています。TACや資格の大原など大手講座は一定期間内の再受講や教材の更新サービスを提供しているケースがあります。
不合格になった際の対応を事前に確認しておくことが大切で、資料請求や問い合わせ段階で再受験サポートの有無・条件・追加費用を必ず確認しておくとよいでしょう。繰り返し受験のコストを抑えるためにも、最初から手厚いサポートのある講座を選ぶ判断も十分合理的です。
Q教育訓練給付金制度はどの講座で使えますか?
A基本情報技術者通信講座で教育訓練給付金制度(一般教育訓練)を利用できる主な講座は、フォーサイト・TAC・資格の大原などです。一般教育訓練給付金は受講費用の20%(最大10万円)が支給される制度で、雇用保険の加入期間が一定条件を満たした会社員などが対象となります。スタディングやBizLearn・JTEXは現時点で給付金対象外です。
給付金の受給には、ハローワークへの事前の手続き(受講前に受給資格の確認が必要)が必要なため、利用を検討する方は受講申し込みよりも前にハローワークへ相談・手続きを済ませておく必要があります。給付金を活用すれば実質的な受講費用を大幅に抑えられるため、対象者であれば積極的に利用を検討するとよいでしょう。最新の給付金対象講座はハローワークインターネットサービスで検索確認できます。
Q基本情報技術者の資格を取ると年収は上がりますか?
A基本情報技術者試験の合格が直接的に年収を引き上げるわけではありませんが、資格手当の支給・昇格条件の達成・転職市場での評価向上という3つの経路で年収改善につながるケースがあります。IT系企業では月額3,000〜10,000円程度の資格手当を設けている企業が多く、年間換算で36,000〜120,000円の収入増加が期待できます。
また、IT業界への転職を検討している非IT系の社会人にとっては、基本情報技術者合格がITリテラシーの証明として機能し、書類選考・面接で有利に働くことがあります。さらに、上位資格である応用情報技術者試験(レベル3)や高度試験(レベル4)へのステップアップを達成することで、専門性の高い業務へのアサインや給与アップにつながる可能性が高まります。資格取得の投資対効果を考えると、通信講座費用は早期に回収できる見込みが十分あるといえるでしょう。
Qプログラミング経験がなくても科目B試験は突破できますか?
Aプログラミング経験がなくても科目B試験を突破することは可能です。現行の科目B試験では特定のプログラミング言語の知識は問われず、すべて擬似言語に統一されています。擬似言語はIPA独自の汎用的な記法で、C言語やPythonなどを習得していなくても、問題文の指示に従って論理を読み解く力があれば対応できます。
ただし、プログラムのトレース(変数の値の変化を追うこと)に不慣れな方は最初から戸惑うことが多いため、早めに擬似言語の読み方と基本的なアルゴリズムのパターンを習得しておくことが重要です。通信講座の中には擬似言語の基礎から丁寧に解説している講座もあり、プログラミング未経験者でも動画講義を通じて段階的に理解を深められる設計になっています。IPAが公開しているサンプル問題を早期に確認し、どのような問題形式なのかを把握した上で対策を始めるとよいでしょう。
Q基本情報技術者と応用情報技術者の違いは何ですか?
A基本情報技術者試験(レベル2)と応用情報技術者試験(レベル3)は、同じIPA主催の情報処理技術者試験ですが、求められる知識の深さと範囲が大きく異なります。基本情報技術者はITエンジニアの登竜門として、ITに関する基礎的な知識・技能を幅広く問う試験です。応用情報技術者はその上位資格にあたり、ITの応用的な知識に加え、システム設計・プロジェクト管理・経営戦略まで踏み込んだ高い実践力が求められます。
合格率も応用情報技術者の方が低く、例年20%前後で推移しています。基本情報技術者に合格することで、応用情報技術者試験の科目B試験における一部の選択問題が解きやすくなるという連続性もあります。まず基本情報技術者でITの基礎を固めてから応用情報技術者を目指す流れが一般的で、多くの通信講座でも両資格をセットで学べるコース展開があります。
Q通信講座と予備校通学、どちらが合格しやすいですか?
A合格率の面では通学制の予備校が必ずしも有利とは言えず、受験者の学習スタイルや生活環境に合った方法を選ぶことの方が重要です。通学型の予備校は、講師との対面指導・自習室の利用・受講仲間との刺激といったメリットがあり、学習の強制力を求める方に向いています。一方、通信講座は自宅や通勤中など好きな場所・時間に学習できる柔軟性が最大の強みです。
CBT方式の導入以降は通年受験が可能になったことで、自分のペースで受験日を設定できる環境が整っており、通信講座での学習スタイルとの相性がさらに高まっています。TACなど一部の講座では通信受講生も教室スクーリングや自習室利用が可能なハイブリッド型のサービスも提供しており、通信と通学の両方の利点を活かす選択肢もあります。
Q基本情報技術者試験の合格証書はいつ届きますか?
A合格証書は、合格発表(受験月翌月中旬〜下旬)後にIPAから郵送されます。合格証書には経済産業大臣の氏名が記載されており、受験申込時に登録された氏名・生年月日が印字されます。発送方法は簡易書留で、配達時に本人確認が求められる場合があります。合格発表から証書が手元に届くまでには通常1〜2週間程度かかることが多いです。
合格証書の再発行は原則として対応していないため、大切に保管してください。なお、合否の確認はIPAのウェブサイトや受験者マイページ上でも可能なため、合格証書の到着を待たずに合否を確認できます。合格証書のコピーは就職活動・昇進・資格手当申請の際に提出を求められることがあるため、受け取り後に複数部コピーを取っておくと安心です。
Q基本情報技術者の資格に有効期限はありますか?
A基本情報技術者試験の合格には有効期限がありません。一度合格すれば、更新手続きや再試験なしに永続的に資格を保持できます。この点はCCNAなど更新が必要な民間資格とは大きく異なります。ただし、IT技術は急速に進化しているため、資格取得時に学んだ知識が実務や上位試験において常に最新とは限らない点には留意が必要です。
シラバスの改訂は定期的に行われており、取得後も継続的なスキルアップを図ることが、エンジニアとしての市場価値を維持・向上させる上で重要です。なお、資格証書の再発行は原則として受け付けていないため、合格証書は紛失しないよう大切に保管しておくことをおすすめします。将来的に上位資格(応用情報技術者・高度試験)の取得を目指す方にとっても、基本情報技術者試験の合格は有効な足がかりとなりますので、取得後もその知識を土台に継続的な学習を続けるとよいでしょう。